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王子、例の騎馬隊もこちらに向かっているようだよ。
もしかしたら同時に仕掛けてくるかもしれない。
彼らの馬は、随分と良い脚をしているようだからね。
[開戦ギリギリのタイミングだが、突撃の危険があることは王子に伝えた。
そして虜囚となった者達の末路も同時に伝え置く]
…彼らの覚悟を、無駄には出来ないね。
……さて、と。
慣れないお仕事と行くかな。
[隊指揮の知識が無い者に指揮を任せるとは何たる無謀と思いつつ、任されたのならば全力で行うより他無い]
騎士隊と第一弓隊はオークの見える位置へ。
オークへは複数で当たるんだよ。
囲み切れないオークは私の術で牽制する。
第二弓隊は後方から援護を。
他の隊はゴブリンを狙うんだよ。
こちらの方が数は多いが、油断しないこと。
小隊単位で連携して当たっておくれ。
[知識が無ければこの程度が精一杯だ。
小隊には隊長として騎士や自衛団などの指揮経験のある者を据えている。
後は彼らに任せるしかない]
[開戦の直前、王子が敵軍に対して投降の宣>>204を出す。
魔の者達はそれに応じるべくもないが、人が居るならばその行動は間違いではない。
凛と通る声は違わず相手へと届いただろう。
その心にまで届くかは、定かではないが]
― ハールト近郊南 ―
!!
[唐突に騎兵達の居る地面が揺れ、隆起を始める>>207]
…不意打ちはあちらの十八番だったね。
[王子の宣が終わるを前後して起きたそれに、男は忌々しげに吐き捨てた。
騎兵らへの援護は間に合わない。
それならば、と男は右腕を振り上げ]
降り注げ 拒絶の念
鋭利たる氷塊 地に降りて迫る者を阻まん!
[呪が成ると同時、振り上げた右腕を左下へと振り下ろした。
敵オーク部隊の頭上に出現した人間程の大きさの氷錐が足元目掛け降り注ぐ。
交差するように突き刺さるそれは、何体かのオークの進路を阻まんと聳え立った]
騎馬隊! 落馬した者は一旦下がれ!!
他の者は迂回し敵側面からの突撃に転じよ!!
[騎馬隊へと指示を出し、男は隆起する地面を見据える]
打ち砕け 拒絶の念
堅固たる岩塊 貫き 弾け 流星となれ!
[腕を突き出すように動かし、呪を紡ぎ隆起した地面に岩塊をぶつけて。
地面を均すと同時、弾けた土塊も含め岩塊を弾けさせ突進する敵兵へと奔らせた]
[ペガサスに跨り宙を駆ける王子>>210を見る。
迷わず突撃する姿に後ろを任せる信を感じて、男は僅かに口許を緩めた]
無理だけはしないで欲しいけれど、ね。
[そうならないように補佐するのも、男の役目だろう]
[そうこうしているうちに、王子目掛けて矢が放たれた>>220。
呪を纏う矢へ対処するには、男の呪では間に合わない。
守護の呪を纏わせているため、直接的な被害は抑えることが出来るだろうが、どこまで被弾の数を減らせるかは王子次第か]
やれやれ、これは手が足りない。
[困ったことに今回、術が使えるのは男一人だ。
一人で繰る以上、対処には限界がある]
素養のある者に教えるのも考えなければいけないかな。
[戦の最中でありながらそんなことを呟いていると、唐突な魔力の発生>>222を感じた]
っ、
祈りの念は護りの力
清き壁 聳え立ちて 身を護れ!
[咄嗟に呪を紡ぎ、掌を翳すことで現れる薄桜の壁。
狙われた箇所に聳え立つも、複数放たれていたとは気付けず、壁から逸れた風塊が兵達を襲った]
このタイミングで来るとはね…!
[本当に手が足りない、と魔術が放たれた方を見て言う。
だがそちらに気を取られてばかりも居られなかった。
姿を消していたダークエルフが男に気付き迫り来る>>220]
あのようなことになって、おちおち死んでられないよ。
…その様子だと、私が魔人に会いに行ったのは知らないのだね。
[言葉を返しながら、男は相手の知らぬことに気付き小さく笑む。
続く問い>>221が耳に届けば、ファルカタへと右手を添えながら軽く瞳を細めた]
そうだねぇ……愛の前に種族は関係ない、と言ったところかな?
[笑む形はそのままに、おどけるような言葉を紡ぐ]
……あの後、エルフの里にお邪魔してね。
「白いダークエルフについて何か知らないか」と聞いたのさ。
はっきりとは答えを貰えなかったけれど、それらしい反応を貰った。
お陰でエルフの里には近付きにくくなったけれどね。
[はは、と軽い笑いが戦場の喧騒に溶けた**]
― ハールト近郊南 ―
[混戦となった戦線は弓隊を無力化し、已む無く義勇兵らは弓隊の援護無しで敵に当たることとなる。
ゴブリン相手にはまだ善戦しているが、オーク相手ではやはり騎士でも苦戦している模様。
そこに側撃をかけた騎馬隊とペガサスが加わり>>231、苦戦していた騎士達は一時的に持ち直したようだった]
(おおよそ作戦通りには行かないものだね。
戦場では臨機応変さが鍵か)
[騎士達と連携してオークを抑える予定だったが、それを完遂する前にダークエルフに会ってしまい、そちらへの援護が難しくなった。
それを見越しての邂逅だったとするなら、ダークエルフの方が一枚上手だったと言えよう。
全体の指揮は王子へと返し、男は眼前の壁に注力することにした]
(あの時は遅れを取った。
でも、今は)
[この2年、男はただ決起の準備をしていたわけではない。
己を知り、磨くことで技術の底上げを図った。
それらはこれまでも男を援け、導いている]
歓待なら、白い毛玉を連れた子にしてもらったよ。
3人も
[あの時の魔人の言葉も思い出しながら、拗ねるような口振りのダークエルフ>>234に言う。
相手との距離は物理攻撃が叶うものではない。
今は相手の方に利があると言って良いだろう。
男は物魔の手段を持ち得るが、それ故に特化した者には劣る。
相手の種族を思えば、物理に持ち込みたいところだ]
そうだね、彼らはとても排他的だ。
最初なんて弓を番えて囲まれたよ。
おや、推測は合っていたようだね。
無事正解したようで何よりだ。
お褒めの言葉もありがたく受け取っておこうか。
対立する種族の間で惹かれ合った者達。
身分の違いと置き換えるなら、
……でもね、その三文芝居は彼らの排他的な性質と相まって、
私に大きなチャンスをくれたよ。
[男の口端に挑発めいた笑みが乗る]
[会話は途切れぬまま、ダークエルフは呪を紡ぎ闇精霊を男へと嗾けてくる>>235]
包み込め 希望の念
我が
[呪を紡ぎ、ファルカタを抜き払い、切先を天へと突き上げた。
薄桜の光がファルカタ全体を覆い、聖なる力が付与される。
迫る3本の闇の矢に対し、突き上げたファルカタを一閃。
己の左へと振り下ろした後、返し刃で右へと払った。
軌道上にあった2本の矢は聖なる刃で弾き返すも、残る1本への対処は間に合わず。
左二の腕を抉るように駆けて行った]
くっ……!
[男の顔が歪む。
矢が抜けた左腕からは紅が一筋零れ、男の左手まで伝い落ちる。
指にはめていたピジョンブラッドの指輪から、地面へと紅が零れ落ちた]
渦巻け 怨みの念
其は汝ら虐げし悪鬼なり
怨み 恨めし 積もらせし想い
遍く広がり 悪鬼を捕らえよ
我 恨み晴らせし場を与えん!
[紅が滴る腕のまま、男は呪を紡ぎ左手を前方へと翳す。
詠唱が長いために隙も多いが、接近を試みるには適した呪。
男の足元から沸きあがる黒紅の靄が、ゆっくりとした動きながら扇状に前へと広がっていく。
意思を持った動きでうねるそれは、相手へと纏わり付き動きを鈍らせんとするもの。
黒紅の靄は周囲で戦っていたゴブリンやオーク達にも広がり行き、その動きを鈍らせて行った。
動きの鈍ったゴブリン達に民兵が斬りかかる中、男はダークエルフに近付こうと地を蹴る。
反動で零れる紅があちこちへと弾け飛んだ*]
/*
毎度言い直すシェットラント面白いw
王子が今日遅いとなると、シェットラントが落ちるために戦う人が足りないのだよねぇ…。
私が分裂出来るならやるのだけど。[分裂出来ません]
NPC動かしたところでやられるのが関の山…。
レトに来てもらうのが一番良さそうなのだよね。
はは、当たりだ。
彼もなかなか強情だね。
[>>265 揺らした手応えはあったけれど、結果には繋がらなかった。
そこまでは言わなかったが、ダークエルフの言葉に返して男は笑う。
エルフの話題には、浮かべた笑みを崩さず]
そう、彼らにとっては恥だ。
そして、その恥の象徴が魔人の封印を解いた。
彼らの恥はこの上ないものとなった。
私はね、本当は協力要請するために彼らの下へ行ったんだ。
君の事を聞いたのはそのついで。
私は、自分が封の鍵になったことも伝えたよ。
そうして約束を取り付けたんだ。
私が
一度だけ、我々に協力する、とね。
[これはまだ王子にも伝えていない
このダークエルフと会うことが出来なければ成立しないものであるため、成せれば重畳、と言う程度だったのだが。
この戦場での邂逅は取引を果たす大きなチャンスとなっていた]
[故にこのダークエルフをこの場から逃がす心算は無い。
接近のためと、逃亡を阻害するために発動させた呪がダークエルフを捕らえる>>266]
くっ……! はぁっ!!
[だが同時に眼前に鋭く細い錐が伸び上がり、男の脚を掠めて行った。
衣服の破片を先端に残し伸びた錐を右手に握るファルカタで打ち砕く。
刃により道を作り出したが、足の負傷で地を蹴る力が減じ、ダークエルフへ刃を届かせるにはまだ遠い]
[それでも駆ける足は止めず着実に距離を詰めながら、男は投げかけられた問いに声を返した]
私の望みは2年前から変わらないよ。
魔人の再封印、もしくは消滅。
それが封の術者の末裔である私の役目であり、
鍵となった者の責務だ。
だが私一人でそれを成すことは出来ない。
この国の祖の血を引く彼だからこそ、成し遂げられる。
古の伝承のように。
[紡がれる声は静かだ。
変わらぬ想いが男を突き動かし、自らを磨き、王子を支える。
支えたい想いの意味は今は少し変わったが、為すべきことは変わらない]
そうだね、それ以外で望みと言えば……。
彼の紡ぐ輝かしき
[言い切り、男は力強く地を蹴った。
跳躍の勢いを乗せ、振り被ったファルカタをダガーを構えるダークエルフへと振り下ろす。
狙うは一撃必殺も叶う彼の首]
/*
やって良いかな、とびくびくしつつ書いて、投げかけられた問いの返答に四苦八苦してたら1時間かかってたとかね…。
あ、あと1時間…!
[振り下ろしたファルカタが漆黒のダガーと打ち合い>>304、力による競り合いが始まる。
ここまで接近すれば男の方に分があるが、まだ気を抜くのは早い]
名前はちょっと長くてね…。
普段はローランド、と名乗っているよ。
[ギリギリと、ファルカタの柄に血塗れの左手も添え、押し込む力を更に加える]
君の名は?
[命のやり取りをする場でありながら、気安げな口調で相手>>305の名を問い返した]
[死の刹那の強い想い>>318。
男が何度も視てきたもの]
勝てない
喩えどんなに魔人が強力でも、私達は諦めない。
…ヴェルザンディ、我が宿敵よ。
さらばだ。
[彼の手から力が抜けると同時、男は渾身の力をファルカタに込めた。
遮るものの無くなった刃は、既に紅く染まったヴェルザンディの首へと食い込み]
[胴から離れた首が地面へと転がり落ちる。
重々しい音は戦の喧騒に掻き消されたが、強く漂う鉄錆の匂いは辺りへと広まった]
王子! ダークエルフは討ち取ったよ!!
[敵将討ち取りの名乗りなど知らない男は、敵騎馬隊と相対する王子へと声を張り上げる。
それは戦場へと広まり、敵軍の動揺を誘うには十分だった。
王子を狙っていたダークエルフも、ヴェルザンディの死を聞き即座に離脱へと移る]
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