
144 クルースニク、襲来!
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[サイキカル家は元々戦場で武功を立てた一門であった。
それが何時しか魔物討伐へ特化したのは、人を殺めるよりも、
魔を打ち滅ぼす術に秀でていたからだ。
人の世に生き、魔物を屠る術を磨く高貴なる義務を持つ一族。
己が次男として生まれた時から、我が道は決まっていた。
兄は嫁を迎えて血を練り、弟の己は使徒の開発に献じられる。
それが当然であり、貴族の義務であると認識していた。]
(@8) 2014/02/20(Thu) 20:15:26
[故に、幾ら仮面の偽りを貼り付けても、
彼女は己の正体を知っていただろう。
―――この男は同族を殺す血を引く、と。
微笑を向けて茶化した彼女が魔物と知らぬのは己だけ。
戦場に出ねば、気配の変化にも疎い。
もっと真実を見極めろと告げた彼女は聡明であった。>>@5
千里を見渡す眼を閉ざし、
目の前の彼女だけを見つめたのは愚行であった。
想いのままに従った素直な心が、やがて破滅を齎す。
己の運命を決めてしまうほど恐ろしい、愚かな人の性だった。]
(@9) 2014/02/20(Thu) 20:17:38
[この城で、彼女と出逢えば、
口を開くより先に互いの立場を理解するだろう。
魔物に口上述べて敵対する声を、蝶は拾うだろうか。
魔物殺しの血を持つ男は、
重責を背負い、彼女を気安く誘って見せた面影が遠い。]
(@10) 2014/02/20(Thu) 20:18:09
[きっと、心から笑ったのは、半年前のあれっきり。*]
(@11) 2014/02/20(Thu) 20:18:48
― 水浴室 ―
[足音が石畳を蹴る音が近づく。>>122
最初に覚えた光が徐々に大きくなり、
右腕が制する力も連動し、指先が震えた。]
―――アデル、
[魔物と対する男が神子の名を呼んだ。
場は茨と水に支配された領域。
傷を負う身が、安堵に胸を透かせたのも束の間。
――彼の瞳が驚愕を伴い、紅と銀を捉えていた。>>128]
(137) 2014/02/20(Thu) 20:58:46
/*
クレステッド、ソマリ、アデル、ユーリエ、ギィ、ヴィンセント。
六人かー。適度にぶちかましてバラけさせようかな。
週末に立てたいフラグある人も居そうですしね!
(-71) 2014/02/20(Thu) 21:01:32
[飛び込んできたのは神子だけではなかった。
血に惹かれたのか、魔に惹かれたのか。
冴えとした鋼色の髪が剣を構えて駆け出すのが見えた。>>140]
クレステッド、紅い方を狙え。
[口を開いて、声が彼の背を押す。
示唆するのは解毒叶えたヴィンセントではなく、城主の野茨公。
己が響かせた声に、魔物と―――アデルは、
どのような反応を見せただろうか。]
(145) 2014/02/20(Thu) 21:14:18
(-75) 2014/02/20(Thu) 21:15:09
[自分自身の魔力には限りがある。
幾ら制御に長けるとしても、その根源在る力は、
聖血流れる幼子等には遠く及ばない。
だが、結界を紡いだ今ならば、
二人と細く繋がる同調を辿り、干渉が可能だった。
聖女と神子の魔力を預かり受ければ、
最初に打ち込んだ風弾よりも広域に力を解き放つことが出来る。
ジワリ、と流れる風が、二人の幼子の魔力を擽った。]
(153) 2014/02/20(Thu) 21:29:20
野茨公は聡明だと聞いていたが、意外だな。
――…高貴は徳高きを要す、
矜持高く生きるとことは言うほど易くない。
そんな事は、君も知るところだろう。野茨公。
[そっと漏らす声がクレステッドの気迫に混じり。>>149
変容する紅と茨に、後方に備える身が腰を僅か落とす。
傍に寄るアデルに、微かに身を傾け>>156]
(162) 2014/02/20(Thu) 21:38:38
/*
誤字って削除間に合わず、床バンバンしてたら
アプサラスの囁きに癒されると言う上へ下への大騒ぎである。
(-78) 2014/02/20(Thu) 21:40:24
[彼の肩をそろりと撫でる熱い右手。
相手の眼差しを見れば、吸血鬼と縁が在るのは知れた。]
―――…俺は、君を使う。
矜持も、大儀も、力も、全てを使う。
俺の命だって使ってみせる。
………君は、アデル。
君は誰に祝われず、誰に誉めそやされずとも、
―――ただ、救世主に成れるか。
(-81) 2014/02/20(Thu) 21:45:47
名乗ったの俺とユーリエだけ…!?
名乗るの格好良いのになぁ…。(幼稚)
(-83) 2014/02/20(Thu) 21:51:06
[注意を引くがクレステッドの突進。
魔物と純に対峙するには、魔力量が圧倒的に不足する。
だが、此方には加護がある。
加護と言う鎖で繋いだ力が在る。
右手に限界まで吸い上げる聖なる力。
風精が右腕の内で変換され、大気が巡り出して、
氷化を免れた聖水がささやかな波を打ち始めた。]
(176) 2014/02/20(Thu) 21:53:04
…わからない……
[なぜ彼らが此処にいるのか――
なぜ、運命など呼ぶのか――]
…わからない
(-84) 2014/02/20(Thu) 21:53:45
誰に祝われなくても、誰に誉められなくてもいい――
でも、そうして僕のことを知っているのか…
分からないんだ――!
[ソマリの右手に自らの手を乗せる]
救世主になんて、なれない…
でも、みんなは救いたい――。
でも…どうしたらいいのか、分からないんです…
だから――
(-86) 2014/02/20(Thu) 21:57:53
[神子の力を借り受ける聖将―――、
拒絶を示せば、聖女に負担が増す。]
(-87) 2014/02/20(Thu) 21:57:56
[聖女の力を借り受ける聖将―――、
拒絶を示せば、神子に負担が増す。]
(-88) 2014/02/20(Thu) 21:58:21
僕のことは、お好きに使ってください――
[魔力の補給源でも、何でも。
もはや混乱したこの状態でクルースニクの面々とまともに手を携えることなど無理だった。]
(-89) 2014/02/20(Thu) 22:00:23
必要なだけ
お使いなさい。
[ 神力も。聖水も。 ]
(-90) 2014/02/20(Thu) 22:05:59
道を拓け、先駆者とは礎なりし者。
汝が真の救世主ならば、―――全てを煌と払え。
[呪を唱える唇に、震える右手が経路としての限界を迎える。
肌を伝う風が痺れを伴い、クレステッドの一撃に併せ、>>171
魔力の溜まる右手を地に着けた。]
(189) 2014/02/20(Thu) 22:07:56
(191) 2014/02/20(Thu) 22:09:35
[声と同時に水浴室の床に走る風刃。
縦横無尽に床を裂いて、足元を瓦解させる。
重い騒音が駆け抜け、支えを失った水平は奈落―――
城の地下へと向けて重力に従い崩落。
右腕以外は人のもので出来た身に過剰な負荷を掛け、
口腔に血の味が拡がって、臓器が悲鳴を上げた。。
世界はさかしま。
夜より深い魔城の底へと落ちていく。]
(192) 2014/02/20(Thu) 22:09:54
聖将軍 ソマリは、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 22:12:21
君が本当に救世主なら――、
[崩れゆく中で声を漏らす。
それは御伽噺のように胡散臭い言い伝え。
聖公教会は誰よりその人を探している。]
何もかも。
一つ残らず、救えるよ。*
(-95) 2014/02/20(Thu) 22:14:10
[床の抜けた水浴室に散るのは聖女が変質させた聖水の雨。
それに混じる紅き血の雨。>>196
水が視界で飛び散り、ある種幻想的な光景を造り上げる。
綺麗だ。と感じた男の右腕は既に指すら動かせない。
ヴィンセントの術>>186が発動しても、
己には最早止める術が無かった。]
(200) 2014/02/20(Thu) 22:19:43
聖将軍 ソマリは、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 22:23:32
無理です……、僕には…――
[救世主だなんて――
全部を救うだなんて――
…そんなの――……]
無理だよ……――
(-109) 2014/02/20(Thu) 22:54:16
― 地下の何処か ―
[水礫が舞い、右腕からは焔立つような痛み。
左手に握った剣が壁を打ち、減速を掛けるも、舞台は地下へ移る。
城の一部の崩落は派手な音を立て、下へ下へ。
落下の衝撃が止むのは、下層へ至った後。
城壁を壊した風刃は、音を背に乗せ、外の世界へ逃れていく。
冷たい石畳に伏せるよう落ちた長躯が、
微かに指先動かし、剣を手繰り寄せた。]
――…、
[聖水を撒き散らした風に、血の礫が乗っていた。
浮遊感の残る頭にこびり付くのは、落ち掛け聞いた聖女の声。>>222
存外頑丈に出来ている、と手元を見やれば、
アデルの微かな気配が己の身を護っていた。]
(231) 2014/02/20(Thu) 22:59:06
[何処か頭の隅に引っかかるものを覚えて、
片手をこめかみに宛がい、沈黙を落とす。
頭の回転率を挙げながら、ぶら下がるだけとなり、
じくじくとした痛みを齎す右腕に細い息を吐き出した。]
(235) 2014/02/20(Thu) 23:06:58
[崩落の刹那、己は確かに蝶を見た。
それが魔物の一だとは何故か思わなかった。
綺麗だ、と胸に留めたのは、純水と鮮血の飛び交う中を、
悠々と蝶が泳いでいたから。
その閃く様は、果たせなかった約束を己に突きつけているようだった。*]
(@14) 2014/02/20(Thu) 23:10:26
―――城主の他に、氷使いが一匹。
ああ、黒髪のも見えたな。
……前庭にもまだ居たとすると、
―――…そうだな、やはり多くない。
[呟きを漏らしながら敵の数を頭で数える。
赤に銀に、落ちる間際にチラと視界に入った黒。>>217
片手も居ないと聞いていたが、それよりは誤差がありそうだ。]
彼等もしぶといからな、一人で命を使う慎ましさは無いだろう。
[脚を引き寄せ、壁に左腕をついて身を起こす。
白の軍服に散った砂埃を指先で払いながら、男は目を細めた。]
(242) 2014/02/20(Thu) 23:19:23
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