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とりあえず弾かれはなし、と。
…人狼騒動RP村の役職者ってやったことない気がするから、興味はあるんだけどね。
― 集会場/広間 ―
[村はずれの老人>>0:90のことに話題が移れば視線を伏せる。
現場を直接は見ていないが、村の不穏な空気は間違いなくその件から来ているものだ。
それでなくても、純粋に知る顔が一人減ったという事実は、辛い]
[そうしてぽつぽつと言葉を交わしていた所に、新たな顔が訪れる。
わけもわからず呼び出されたのとは違う、明らかに自分たちとは一線を引いた――顔>>#1]
はい。……え?
何を言っているんですか?
[『人狼』、と。
噂かお伽噺でしか聞かないような言葉を、彼は言った。
それが元鉱山夫を襲った犯人であり、――この中に居るのだと]
待ってください!
そんなこと、あり得るはずないでしょう!!
[ありもしないものを見つけろと、彼は言った。
それが出来なければ死ぬのだと]
待って! せめて家族に……!
[思わずといった様子で飛び出した足は、やがて止めざるを得なくなる。
村へと戻る道は、既に壁と土嚢で閉ざされていた*]
……そんな……。
[板壁の前で崩れるように座り込む。
拳で一度板壁を叩くが、当然びくともしなかった。
出られなくなったことそのものよりも、ああして同じ村の住人から疑いの目を向けられたことが哀しい]
『人狼』だなんて……。
この中にいるなんて、そんなはずがありません。
――きっと、本物の狼がやったんでしょう。
そうに決まってます!
[この近くに本物の狼だっているはずだ。オクタヴィアはそう思っている。
5歳くらいの頃、うっかりと森に迷い込み、そこで一晩を過ごしたことがあるのだ。
遠くの方から狼のような遠吠えが聞こえて、震えながら体を縮こまらせていたのを覚えている]
[結局、その時は何事もないまま夜が明けて、探しに来た村の住人に連れられ帰ることが出来たのだけれど。
あの時ばかりはもう戻って来られないんじゃないかと思ったと、後に家族から聞かされた]
きっと……きっと、間違いだって、わかってもらえます。
[誰にともなく言い聞かせるように、そう口に出す。
けれどこうして建物ごと閉ざされた状況で、どうやってそれを証明すると言うのか]
[結局その場から立ち上がれないまま、しばらく項垂れていた**]
― 集会場 ―
[板壁の前、堪え切れず涙をこぼしていたところに、背後から足音が近づいてきた。
顔を上げれば、そこにあったのは木こりの青年の姿>>13]
イェンス、くん……。
[膝を着いて話し掛けられたのは、こちらを励ますような言葉。
けれど何らかの確信を持ったように語られる言葉に、ひくりと肩が震える]
『人狼』が、存在する?
あなたまで、そんなこと……。
[信じられない、という思いの方が強い。
けれどイェンスの表情や人柄から、嘘を言っているとも考えられず]
……そうですね。
ただ、ここで叫んでいるだけでは、先に進めないのかも。
[目元を拭い、膝の土を軽く払いながら立ち上がる]
ありがとう、イェンスくん。
[建物へ戻る意志を見せつつ、イェンスに礼を言う。
一方で、彼が『人狼』の存在を確信しているのは何故だろうと、微かな疑問も浮かんでいた**]
― 集会場 ―
いいえ。
声を掛けてくれてありがとう。
[寡黙な彼>>28が見せてくれた気遣いに、有難さと同時に少しばかりの驚きも感じていた。
幼くして木こり夫婦に引き取られ、その養母も亡くした彼を勝手に心配していたけれど、彼には年相応以上にしっかりとした一面があるようだった。
泣いてばかりもいられないと、自分を奮い立たせる]
ええ、きっとそうよね。
[早とちりの可能性の方を、まだ信じていたい。
それはそれとして、話を聞くことに否やはなかったから、イェンスと共に広間へと戻ることにした]
― 集会場/広間 ―
[そしてそこで語られたのは、イェンスの過去>>30>>31。
俄かに信じがたいことも多い。
そしてイェンスとその両親を襲った悲劇に胸を痛めもしたが、この時ばかりは口を挟まずに聞いていた]
……そんなことが……。
[十数人を巻き込んだ惨劇を思えば、村長が少数の隔離を決断したことも理解は出来る。
我が事として呑み込めるかは別としても。
それとイェンスの話の中には、新たな情報も含まれていた]
……人狼を見抜く、能力。
[正直、そんなものがあるなら、と飛びつきたくなる情報だった。
しかし能力者であった彼の両親の末路を聞けば、上向いた気分も沈んでしまう。
今はそのことに触れるべきではないと、イェンスからも告げられる]
……ここの2階が、確か個室になっていたはずです。
今日の所は、そこで部屋を決めて寝るべきと。
そういうことでしょうか?
[イェンスの提案を汲むように言って、彼や周囲の顔を見回す。
厨房や浴室もある集会場は、簡易的な宿泊施設として利用することもできるはずだった*]
― 集会場/広間 ―
……初めから、そこまで想定済みだったんですね。
[ぽんと手を打ち鳴らすアルビン>>35。
容疑者を集めて、一晩以上過ごさせる所まで、村の長たちは考えていたということか。
綺麗に掃除されていたことはせめてもの心遣いとも思えるが、突き放された感覚はやはり強い]
休むことしかできない、ですか……。
[それが全員の無実の証明となればいい。
しかしそうでなかった場合に起こることとは――。
想像したくもなくて、両腕で自身の身を抱いた*]
― 集会場/広間 ―
[人狼に関して噂話以上のことは知らないから、自分から話せるようなことは何もない]
私も……夕食の後、離れの小屋で作業していて、家族が先に寝ていることもありますから。
その間のことを疑われたら、証明は出来ないと思います。
[サシャ>>38の証言に合わせるように、自身もアリバイが不確かであることを告げる。
家族はもしかしたら、家に居た、と言ってくれるかもしれない。
しかしそんな家族であるからこそ、身内をかばっていると疑われる可能性もあった]
[それぞれが語り、情報を出し合う。
その流れの中で、細工師の青年が提案したのは>>40]
もう、オズワルドったら。
[冗談には小声でそう呟きつつ。
テーブルの上に置かれた銀の花びらに目を細める]
……綺麗。
[銀だから、というだけでない。
幼馴染が施した繊細な細工に胸を打たれる]
お守り代わりなんて言ったら、勿体ないくらいね。
――そうね、でも折角だから、預からせてもらいましょうか。
[狼が銀に弱いかどうかは、正直なところわからない。
それでも、彼が丹精込めた作品には、確かに力が宿っていそうな気がして。
一枚を預かろうと、手を伸ばす*]
― 集会場/広間 ―
[墓守が元鉱山夫の遺体について話し始めた>>50のは、イェンスと共に広間へ戻るのと前後してのことだった。
特に配慮もなく語られる痛ましい状況に血の気が引くが、たどたどしくも詳細に語るシメオンの邪魔をしないよう、口元を抑えるようにしながら最後まで聞き届けた]
そ、それは……。
確かに人間の仕業とは、考えにくい、ですね。
[人ではない、獣でもない。
ならば人に化けて潜む獣なら?
推測としては鋭いように思うけれど、それでも常識や感情的な部分ではまだ否定が勝っている*]
― 集会場/広間 ―
(サシャに先を越されてしまうのかしら……)
[オズワルドの過剰反応>>54に、内心そんなことを思ったのは内緒だ。
美しい銀細工へ手を伸ばせば、それを差し出すオズワルドは満面の笑みだった]
完成品も、是非見てみたいですね。
……でも、ありがとう。
[先への希望を繋げるようにそう口にして。
繊細な銀色を、そっと受け取った]
オズワルドさんったら、結構大胆ね。
[シメオンに対する発言>>55にはそんな感想を。
しかし彼の顔を覗き込む様子は、実際に心配や気になることがあるのだろう、とも思う。
それ以上は口を挟まず、視線の先を変えて]
私とサシャは、隣の部屋がいいと思うの。
何かあった時に、声を掛けやすいでしょう?
[何か、というのは主に体調面の話だった。
最近は大丈夫そうに見えるものの、こんな状況では急に調子を崩さないとも限らない。
どう? とサシャや周囲へ視線を送る*]
― 集会場/広間 ―
ふふ、そうね。
サシャがいいなら、そうしましょう。
[はにかむ様子のサシャ>>63に、微笑んで頷いた。
何かあったら、の部分に他意はなくて、目をさ迷わせる様子には小さく首を傾げる]
[状況を考えるなら、誰が訊ねてきたところで部屋に入れるべきではない――という辺りは意識の外だった]
イェンスくん……。
危ない役回りになりそうだけど、それはお願いするしかなさそうね。
[イェンスの申し出>>64にも反対はせず、部屋の割り振りは成り行きに任せる*]
― 集会場/広間 ―
(シメオンさんは大丈夫かしら……)
[厨房へ向かっていく彼>>72をなんとなく視線で見送って。
そこでアルビン>>73からの提案に意識を向ける]
ええ……有難いけれど、紅茶も淹れてもらった所なのに悪いですね。
手伝います、と言いたいところだけど、そんなに何人も入れるような厨房じゃなかったかしら。
[変に手を出すよりは、次の機会に回った方がいいのかも。
と考えたところで、思い出したように]
そうだ、少しだけですけど、香草を持って来ていたんです。
[お土産用に、というのは今更だから口にせず]
料理に使えそうだったら、是非。
[難しければ、自分が担当する時にでも、と考える。
当然、そう何度もここで食事したいとは思えないけれど**]
― 集会場/広間 ―
[提案に二つ返事だったサシャ。
けれど少しだけ真剣な顔になって、こちらへ助言をくれる>>80]
狼って……。そんな言い方失礼よ。
[逢引などという大人びた言い回しに、少しだけ赤くなってしまう。
けれどサシャの言葉には、本気の心配も含まれているのだろう。
だから少しだけ表情を引き締めて]
[耳打ちされた内容に、声には出さぬまま頷いた]
[頭を下げるイェンス>>82に向き直る。
彼が料理に手を出した際の顛末は知らなかったので、軽く首を傾げつつ]
そんなことはないと思うけど……。
そうね、それぞれ出来ることを、分担してやっていきましょう。
[苦手なことを無理にやるより、得意分野を担当するべきというのに異論はなかった。
共同生活のような雰囲気は、少しだけ気分を上向かせる]
ええ、では、そちらはよろしくお願いしますね。
[その後の申し出も有難くお願いすることにして。
各々が動き出した後、彼はオズワルドとどこかへ向かって行ったけれど、その先の動向を特に気に留めることはなかった*]
― 集会場/広間 ―
ええ、もちろん。
[厨房へ向かうアルビン>>91へ、是非ともう一度頷いてみせる。
声のトーンが上がる様子に、こちらも少しばかり嬉しくなった]
[アルビンは勿論、他にも使いたい人がいれば自由に使えるようにと、食用の香草は全て貯蔵庫に預けることにした。
他に観賞用の香草もあるけれど、こちらはどうするべきか決めかねてまだ荷物に入れたままだった。
楽しく寝泊まり出来る空間なら、迷わず部屋の飾りつけにと言えるのだけれど]
[テーブルを軽く拭いたりと出来そうな準備をしていれば、やがて厨房から食欲をくすぐる香りが漂ってくるか>>92*]
― 集会場/広間 ―
…………?
何か言いました?
[食事の時間が近くなり、一度その場を離れた者も戻って来つつある。
そんな中で耳に届いた呟き>>97。
その意味も、彼の視線の先にあるものも、その時はわからず仕舞いだった]
[テーブルの準備が整った所に、料理やらが運ばれてくる>>101。
香草農家として、料理の勉強もそれなりに頑張っているつもりだけど、アルビンの作った香草焼き>>92は舌を巻くほどだ。
スープ等を用意する手際もよく、感嘆する]
わあ……。
こんなに美味しそうな料理に仕立ててくれるなんて。
嬉しいけど、ちょっと悔しいくらいですね。
[密やかなライバル心も感じるけれど、それはそれとして。
今は彼に感謝しつつ、存分に舌鼓を打とうと思う。
ただ賑やかなだけの食卓とはいかないかもしれないけれど*]
― 集会場/広間 ―
[シメオンは食事を摂れていただろうか。
視線を送りはするが必要以上に声を掛けるのも緊張させてしまうかもしれない。
結局、アルビンの声掛けと提案>>111がベストに思えたので、彼に任せることにして]
保存食でも出汁代わりになるものはありますけど、どうしても素朴な味になりますからね。
一味加えるのも、工夫がいるところですけれど。
[素材に合う合わないや、個人の好みもある。
その点、アルビンは流石に手慣れたものだ]
いえいえ、こちらこそありがとうございます。
[そうして、束の間の和やかな食卓が過ぎ]
― 夕食後/自室 ―
[片付けも手分けして終えたところで、各々部屋に引き上げる流れとなる。
自身も寝る支度を整えつつ、扉の内側に飾ったのはローズマリー。
魔除けの香草なんて気休めもいいところだけれど、他に身を守る術を知らない。
――まして、武器を持つ発想なんて]
悪いものなんて、ここにはいないわ。
――きっとそう。
[懐からそっと取り出して眺めるのは、銀の花びら。
銀が狼を退ける伝承は信じなくても、誰かが丹精込めて作ったものに宿る力は信じられる]
……そういえば、さっきのあれはなんだったのでしょう?
[思い返すのは、銀細工師の声が耳に届いて、彼に聞き返した時のこと>>116。
慌てたようにそっぽを向かれたけれど、聞いてはいけないことだったのだろうか。
今となっては、何と言っていたかも定かに思い出せないけれど]
昔からあの人には、心配ばかりかけていますね……。
[5歳のころ。
森に迷い込んで、帰れなくなって、一晩を明かしてしまった時のこと。
2つ年上の彼が、随分心配してくれていたと聞いた]
『だいじょーぶ、おおかみとだって友達になれるもん!』
[当時は心配もお叱りもいろいろ受けたから、子供なりの強がりで、そんなことを主張していたかもしれない*]
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