情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[元いた国と階級を小さく呟いたのは、相手が亡霊であっても、そうすべきだと感じたからだ。]
……ふむ、狙い甘かった筈なんだが。
[それでも、しっかり仕留めることが出来たのは重畳で。]
それはそれとして──まずは一体!!
[出来るだけ後方に控えている相手へ敵が向かわぬよう、声を張り上げ前線へと。]
チッ、ヴェルナー殿が言ってたのはこういうことか。
[突き刺そうとした相手にすり抜かれ、感情を隠さずに舌打ちする。
仕留め損ねた相手に、馬体も含めて体を向け。]
いい加減眠っとけ!
[相手の馬目掛けて、槍を突き出した]
うーん、悉く避けやがるな。
[ガリ、と首後ろを掻くと馬上から降り、元いた方へ馬の尻を叩いて走らせて]
馬が死んだりするより、ずっといいし、こっちのが気楽でいいな!
[呑気な事を口にして、槍を構え直し。]
仕切り直し、行くぜ!!
[三度目の正直で、相手の馬へと攻撃が当たり、掻き消えていく]
あー、確かにコレはめんどくさいな。
[しみじみと口にした**]
/*
ダーフィトに合うかは別として個人的によく聴いてるのはこれ
https://nico.ms/sm35440701
[自分の周りを新たに巡る風>>71に、眼を瞬かせるものの]
適正ないのが辛いが、やっぱり、こういうの使えるのはいいねぇ!
[持たざる者のぼやきを口にしながら、別の敵へと接敵し。]
死者は英霊扱いされてないなら、とっとと寝とけよ……な!
[槍を振るった先にいた騎馬兵へと、しっかりと当たり、霧散する。]
……ったく、しっかり寝ててくれよなぁ。
[ボヤいても仕方がないこととは言え、大きな息を吐きながら左手で頭を掻いた。]
……と、馬回収しねぇと。
[少し落ち着いた頃合いに、男は借りた馬(黒毛)を回収した。*]
― 少し前 ―
んっ?
[無事に借り受けた馬を確保出来たことに、胸を撫で下ろしていると、精霊師の女性>>96に声をかけられ。]
ぁー、ないわけじゃないが、深手や致命傷はないし、
落ち着いた頃に、まとめて治療、じゃダメだろうか。
[手を煩わせるのが申し訳ない気持ちが先行し、やんわりと断ろうとして。
軽く押し問答になりかかると、大人しくこちらが折れて、治療を受けることとなる。]
ヴィルへルミネ、ヴィルへルミネ……うん、覚えた。
よろしくな、ヴィルへルミネ殿。
[数度、相手の名>>102を、口で転がし覚えた後、にぱっと笑いかけたのだった*]
……デケェ的。
[幽鬼の大将と思われるものに一つ感想を述べ。]
露払いなら任せなァ!!
[ひらりと黒毛へと飛び乗ると、再び前線へと駆けたのだった*]
やっぱり、術が扱えるっていうのはいいなぁ。
[などと、虹色の龍>>134を横目に少々、見当違いな感想を口にし。
動きが止まった相手側を油断なく見回していた。]
やれやれ、何か秘密があるにしろ、お疲れ様のことだ。
[黒衣の剣士>>120に短く息を吐くと、とりあえず王の元へと向かい。]
まぁ、そうだな。
これから先の休憩場が怪しいなら、しっかり休んだ方がいい。
無理に突っ込んで自滅したんじゃ、笑い話にすらならん。
[男は、しみじみ口にした。]
お、お疲れさん。
それはこちらこそ、だ。
次も頑張ろうぜ?
[今回、一番の立役者>>161に、軽く返し。]
さーて、俺も休むかねー?
[少し離れた所に、槍を抱え込むように座ると、男は軽く目を閉じた。**]
― 銀星平原・北部 ―
……ん、もう行くのか。
[ヒースの声>>189にパチリと、目を開けて大きく伸びて。]
ま、ここまできて油断する、って奴は、軍人でそういないだろ。
[ケローンと、男はどこまでも軽い軽口を叩いた。]
― 神域への門 ―
[徐々に足場が悪くなる平原に、]
あ゛ーー、なるほど。
確かに、これは徒歩でここまで来るのは危ないな。
[と、馬の貸し出しに納得し。
先を阻む門と、先が見えない霧が、壁のように左右に立ち昇っている>>191のを見て]
ふぅん?
この壁、一体、どういう原理になってるんだろうな?
[素朴な疑問を口にしながらも、ぼやく黒衣>>192と、遠吠えの後に現れた黒狼の群れ>>193の説明>>194に]
色々と説明が大味すぎやしねぇか!?
[面と向かって苦情を述べる。]
よっし、まずは一頭!
[黒狼が消えた後に残った中くらいの石を拾い上げる。]
ま、地道にコツコツ集めますかね。
[慣れているとは言え、それはそれ、これはこれ。
男は、石を持ち歩き用の袋に押し込んだ。]
なるほどなるほど。
ヴェルナー殿が言っていたのはこういうことだな?
[大きい石を残す狼と、ただ霧散していく狼を見ながら、納得する言葉を発する。
襲いかかってくる狼をいなしつつ]
これだけ多いと、剣も使った方が早い、かっ……!!
[そう言うと、帯びていた剣を抜いて、槍と剣の二刀(?)流となり。]
守護ならしっかりしろよ!!
[飛びかかってくる狼には剣で攻撃し、足元を狙う相手には距離をとるように槍を振るっていく]
……ったく。
[飛びかかってきた方の狼が残した石を、
上手くキャッチし、袋へと仕舞い。]
もっと遊ぼうぜ、犬っころ。
遊べんだろ?
[片手で剣を弄びながら、挑発するようにニヤリと笑った。*]
― 少し前 ―
[舞うように剣と槍を振るうが、そこには一分の隙はない。
日々の修練と経験が織り成す賜物であろう。]
……
[弟子の間で、神出鬼没の妖精の類い、と言われていた相手を思いだし、遠い目になり。]
うちの師匠、槍弓剣なんでもござれだし、修行で、いきなり断崖絶壁から突き落とすとか普通にやるから、辞めた方がいーぞー。
[チラチラと此方を見るジル>>268に、そう警告を出した。
最後に会った時には「二つの槍を使うとか面白くなーい?」と、ワクワクした顔で言っていたのも、思い出していた。]
……ん、ここでの治療は有難いな。
[黒狼が落ち着いた頃、ヴィルへルミネ>>276の風が届く。
細かな傷が癒えた事に、小さく息を吐いた。]
はぁはぁ、なるほどなるほど?
[ヴェルナーより、もたらされる情報>>279〜>>282に軽く相槌を打っていたが。]
……俺にしてみれば、だから何だ、って話なんだが。
[たまたま知り合った奴が神様とか、酒の肴にしかならん、とでも言いたげであった。]
俺が行くのも面白いんだが、
[ひらり、と手を振って、ツッコミを受けそうな事を軽く言った。]
……あいつ、『鏡』か『反射』の属性持ってねぇ?
[愛憎含めた感情を糧にしているとは知らぬため、個人的な疑問を口にした。]
[ヴィルへルミネとヴェルナーの一対一はとてもワクワクソワソワした顔で見ていたが]
……最後はステゴロかぁ。
[妙な所で、ヴィルへルミネに逆らわんとこ、の意思を固めるのだった。]
……ん?
[ヴェルへルミネとヴェルナーの一対一の間、
こちらへ近付いてきたメレディス>>348の問いに、少々警戒度を上げる。]
ここからめちゃくちゃ遠い、一年の大半が雪の北国だよ。
[いいたくない、とばかりに少しズラした返答に、相手はどう思ったか。]
……聞いた所で、もう
思い出させようとするのは、やめてくれ。
[追求を受ければ、苦い表情で男は、ぎりり、と槍が軋む音がするほど、強く握り込んだ。]
……ぉー。
[石が集まる様子>>389に、小さく感嘆の声を上げ。]
ま、先に進めるのは、いい事だ。
[呑気な言葉>>390に、先程の硬い声なんてなかったように、軽い声をあげたのだった。**]
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新