情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
あはは、ありがとうございます。
相場以下は流石に無いと思いますけど
後で調べてみよっかなー……。
まあ、俺達が生活出来る分稼ぐのが目的だから
そう損した訳でも無いですし。
[ああ何だか良心が痛い!ごめん、ごめんねアイリさん!!
むしろ相場超えてるとか言い辛い!>>0:228
心配そうな顔と反応に罪悪感がハンパない!>>4
ピュアピュアしそうな感情や反応
そういうのに慣れてない俺は、この時ばかりは
妙に視線が逸れてしまったせいで
挙動不審に見えても仕方無いかもしれない。
「アイリさんピュアだ!ピュアすぎない!?」と
内心叫びたくなるような気持ちをぐっと堪えつつ思う。
聖女かな?聖女なのかな??]
[こうして話がスイーツに切り替わると
買うなら小遣いを渡してくれると言う。
ソマリ様も店の味とかで勉強したいんだろうな。
>>0:218>>0:235
秋菓子の品評会>>0:236を提案するソマリ様と
嬉しそうに茶もこだわって選んでみてと話すアイリさん。>>5
無邪気そうなアイリさんの様子が微笑ましくて
余程楽しみなのかな、何て思って。
(夢のまた夢のことは、未だ知らず)>>5]
じゃあ俺も買い出し係兼
リサーチ役として張り切りますか!
[そう言う自分も品評会そのものは楽しみだから
ノリノリでその話には乗った。
珈琲用意しようかと思ったけど、
この日ばかりは紅茶と一緒に楽しもうか。]
……言われてみればそうですね。
「そういうものか」と思ってましたけど、
普通に考えて金銀宝石生み出す吸血鬼って
やってること半端ねえや。
夢?あー、それを元手に一攫千金とか。
[アイリさんに言われて気付いたけど、そうだった。
金銀宝石を自在に生み出す能力って
人間からすれば垂涎ものだろう。]
あれ?もうそんな経ってましたっけ?
14年……あれ、あー。そうだ。
俺今32だから……そっか、14年か。
[俺が過ごした時期は奇しくも
アイリさんの人生の6割以上の時期。>>6
あと4年も経てば人として生きてた年数に追いつくんだな、
そう気付けば何だか感慨深くなる。]
[今日も最後に食べ終わるのはソマリ様のようだ。>>0:240
食後の過ごし方について聞かれれば]
俺は珈琲飲んで少し休んだら
自分の部屋戻って休もうかと。
あ、その前に風呂掃除……
まあいいや、珈琲飲んでからにしよっと。
[そう言って珈琲を用意しに立ち上がる。
アイリさんは先に片付けを済ませるらしい。>>8
ミルク多めのカフェオレは二つ返事で引き受けて>>2>>8
中煎りのブレンド豆を挽いて出そう。
戻って来た頃には白いマグカップに
ミルク多めのカフェオレを入れ、
グラニュー糖のシュガーポットとともに
本人の前へ差し出されることだろう。]**
[食べっぷりをアイリさんに微笑ましそうに眺められ>>18
ソマリ様には呆れたような顔をされ>>23
ブラックホール発言には「そんなことないですー」と
軽口で返しご飯を食べる。
血縁としての繋がりは確かに無いけれど
俺自身も此処を第二の家族同然だと誇りに思う。
それには俺も胸を張って言えること。]
いいでしょー!鍋!
白菜とか小松菜とか沢山入れちゃって!
きのこ入れても美味しそうですよね!
あ、アイリさんは鍋の締めお米派でした?
今日出てきたのがうどんだったから
その延長線上で考えちゃってました……。
[豆乳坦々うどんを鍋にした場合で考えてたので
米を締めにするという発想が
丸っと頭から抜けてしまっていた。>>18]
[別段損した訳じゃ無いと話せば
安心したのかアイリさんの表情が
ほっとしたようなものに変わった。>>19]
そうそう、仕入れは実質タダですしね。
アイリさんは優しいなあ……。
[「騙されてるのは嫌」という言葉に>>19
騙されること前提で物事を考えてこなくて良い、
そんな環境で生きてきたのかなと思い浮かぶも
すぐに頭から振り払い、穏やかに微笑む。
俺は最後、大きく裏切られた人生だったけど
アイリさんもまた誰かを失くした人なのだと
知っても知らずとも>>0:14>>0:15
当時の俺は願っていた。
アイリさん、あんたは知らないままでいい。
その心をどうか失わないでいて──と。]
―回想・俺が人間だった頃―
[時は遡ること2桁の時分。
父と身重の母二人、貧しいながらも
笑顔が絶えない幸せな時代を過ごしていた。
生まれてきた妹もそれはそれは可愛くて。
俺達家族3人、この平凡だけど幸せな生活が
ずっと続くと思ってたんだ。]
[その日々は、唐突に終わりを迎えた。
母の悲鳴と激しい物音、妹の鳴き声に飛び起きて
音の元へ向かった先には
血だらけで倒れ臥す父の骸。
骸に縋り泣き、何度も父の名を呼ぶ母の声。
ベッドで泣き喚く妹、見知らぬ大勢の男達。
その内の一人は下卑た笑みで父の骸を見下ろしていた。
その光景に足も竦み声も出なくて、
現実味のない光景を呆然と眺めていた刹那。
鈍い痛みとともに俺の意識は刈り取られた。]
[幼い俺が目を覚ますと、そこは独房のような場所。
そこで俺はあの下卑た男が昔から父を憎んでいたこと。
父に無実の罪を被せ、大勢を騙して父を殺させたこと。
今……その血を引いた幼い妹と母を殺すところだと。
当然俺は反抗した、何故二人を殺すんだって。
父と父の血が憎いなら俺だけ殺せばいいだろって。
妹もその血を引いてると分かっていても
当時の俺は男の気を二人から逸らすのに必死だった。
すると男は取引を持ちかける。
もし俺がこれから先、男の言う奴らを一定数殺せたら。
母と妹のことは自由にしてやると。
俺はそれに乗った、その選択が過ちであるとも知らずに。
いや……何れにせよ。
幼い俺に出来たことは、何も無かったのかもしれない。]
[それからは休む間も無く殺しの術を叩き込まれた。
俺は男が抱える組織に暗殺者として仕込まれた。
殺しの生々しさに初めは苦しみもした。
だが、回数を重ねていけばそれも無くなり
いつしか無の境地で人を殺せるようになる。
クソッタレな人生だとは思ったさ。
それでも二人のためならと必死に耐えた。
時折許される二人への面会日が何よりの希望だった。
他の暗殺者達が訓練の最中や実践のヘマで
次々に死んだり、処分されていく中で
俺は地道に生き延び、実績を重ねていった。
気付けば組織の中でもベテラン扱いだ。
時は過ぎ、俺が18になった時。
男に言われた規定の人数まで、あと二人。]
[次が最後だと、連れてこられた標的は
────解放されるはずの母と妹二人。
どういうことだと詰った。
二人は解放されるはずだ、約束が違うと。
男は『解放すると約束しただろ?』と笑う。
その瞬間、俺は即座に理解した。
・・・
生きて解放する気なんか、
最初から微塵も無かったんだと。
取り囲む暗殺者の面々を見て、即座に悟った。
俺は────俺達は、最初から裏切られていたんだ。]
[理解した瞬間、暗殺者としてのスイッチが入る。
囲まれた総勢40名の奴らを即座に始末して
二人を連れて逃げようと動いた。
だが、その時思わぬ反撃とその手際に焦った男の部下が
俺を撃とうとして────動揺のあまり手元が狂って、
5発のうちの3発が二人に命中してしまった。
妹は即死、母はかろうじて息があるものの
頭部を撃たれたせいで瀕死。
慌てる部下の声も、それをなじる男の声も聞こえない。
俺は慌てて二人の元へ駆け寄る。
『……生きて』と最期に呟き、母は静かに事切れた。]
[心は荒れ狂う暴風のようだった。
俺達を裏切り、最初から殺すつもりだった男と
それに加担した男の組織への怒り
己の甘さで二人を殺したことによる、自身への怒り。
俺は無言で男達に近寄った。
反射で振るったナイフは致命打にはならないものの
男の利き手を一時的に封じるには十分過ぎた。
男と部下に反撃の隙を与え、
己も腹部や肩に複数の傷を負いはした。
だが、途中で呼ばれた蟻のような応援へは多勢に無勢。
荒れ狂う大雨にも厭わず3階の窓から飛び降り
バルコニーや建物、木々の合間を飛び抜けて
俺はあの組織から逃走を図った。]
[けれどまあ、報いってもんは巡るらしい。
深夜の逃走劇はとうとう橋まで追い詰められて
両橋から袋の鼠。
橋伝いに逃げようにも大雨の影響で川は増水。
濁流となって激しく木々や土石を押し流す。
あの男に一矢報えないのが悔しかった。
何も出来ない自分が酷く悔しかった。
それでも、諦めるには往生際が悪過ぎて。
痛んだ傷と失血で目は霞み
雨で濡れた体は体力を確実に奪っていく。]
[それでも一縷の望みをかけて、俺は橋の手すりから
茶色く濁るへ濁流勢い良く飛び込んだ。
運が良ければ生き延びるだろう、
駄目なら怨霊にでもなって
あいつら祟っちまえばいいやと思い込んで。]
―根城・夕―
あー……俺どうしましょうね?
ソマリ様が気合い入れて茶葉探すなら、
偶にはお相伴しようかな、と思ったんですけど。
[アイリさんに俺は?と聞かれ>>20
最初は紅茶をお相伴しようかとも思ったけれど>>14
(ソマリ様も茶葉にこだわる気満々だし>>26)]
そうですね……珈琲に合うやつなんかも
あったら探してみましょうか。
そしたらアイリさんも珈琲飲みます?
飲むなら豆とか煎り具合だとか、
淹れ方変えたやつ幾らか用意しますけど。
何なら飲み方もお菓子に合わせて変えてみるとか。
[珈琲も紅茶も飲むアイリさんだ。>>20
それぞれの違いを味わいながら楽しむ趣向は
どうだろうかと思案して]
[宝石の話には黙って耳を傾ける。>>21>>27
その間に飛ばされた念話のことなど知る由もない。
出どころを嗅ぎ回る連中には頷いて、
今後も量は調整しようと心で誓った。>>31]
ソマリ様、アイリさんのドレス
まだ仕立ててなかったんですか!?
アクセサリーも!?えぇっ!?
[まさかの爆弾発言に思わず二人を振り返る。
その目は驚きで見開かれた。
耳元で囁くソマリ様の様子には>>32
「助け舟要ります?」と
アイリさんへ念話とともに目配せて。
吸血鬼の方々が集まる夜会や会合。>>33
回避することは出来ても本人が向き合おうとするなら
必要なものをまだ渡していないことに酷く驚いた。]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新