人狼物語−薔薇の下国


515 豪華客船の共存試験

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次男坊 カーク

― トレーニングルーム ―

[ 実戦準拠だ、と不意打ちを仕掛けたが、当たりは軽い。
シグルドは無様な倒れ方はしなかった。
というより、これは間合いを詰める動きだろう。
衣服を巻き込む動きは流れるようだ。 ]


 お…っ


[ やるな、という歓心が漏れる。]

(6) 2019/01/13(Sun) 23:35:18

次男坊 カーク

[ シグルドにとって惜しむらくは、二人が着ているのが伸縮性にすぐれた素材であったこと。
引っ張られても少しばかりの余裕がある。

シグルドの背に乗せられる形を取りながら、腕を彼の首に絡め、後ろへ引いた。
倒せたならば、喉を踏み抜く寸止めで終わりにしようという目論見だ。
堪えるならば引き手を切って離れたいところ。
さもないと、組み打ちになってしまう。
力で負けるとは思わなかったが、手足の長いシグルドは器用そうだ。

投げられたわけでもないのに、足元がふわりと揺れて、ここが海上であることを思い出させた。* ]

(11) 2019/01/13(Sun) 23:39:34

次男坊 カーク

[ シグルドの手が軸足を捉えていた。
後から気づいて、失点だな、と思う。
実戦であれば、危ういところ。

微笑のまま負けを認めたシグルドにはわかっていたか。
あえて確認はせず、彼を引き起こす。
彼のいるべき場所は、地べたではない。]

(32) 2019/01/14(Mon) 01:04:28

次男坊 カーク

 
 "充分に"、強くなければ意味がない。


[ また強くなった、と感想を述べたシグルドに吐露する。
そう思うのは僻みではないだろう。

だが、その話を続ける気はないと、首を巡らせた。]


 汽笛が鳴ってる。出航だな。
 部屋に戻る。


[ シャワーを浴びて着替えよう。*]

(34) 2019/01/14(Mon) 01:05:10

次男坊 カーク

― 部屋 ―

[ 先ほどと同じように、シグルドの介添えを受け入れて服を脱ぐ。
一人暮らしの間は、脱いだ服を洗濯機に放り込むまでが一連の動作だったが、シグルドの手にかかったとたんに、そういう無意識の動きも変わっている。

 彼がいない間、自分は何かを得ようとして逆に失っていた状態なのかもしれない。
 生まれたときからあったもうひとつの器官のようなものを。 ]

(56) 2019/01/14(Mon) 11:32:46

次男坊 カーク

[ シャワーの温度調整は彼に任せて、バスルームに置かれたシャンプー類を手にとってみたが、見事に自分が最近使っている銘柄だった。 ]


 ヒアシンスの香りだ。 知ってたか──


[ 言いさして、止める。
この香りはおまえを連想させたと、そんな、益体もないことは。 ]

(57) 2019/01/14(Mon) 11:34:58

次男坊 カーク

[ シグルドがシャワーヘッドを握って体を洗い流してくれる。
その逆はない。

健康状態のチェックも彼の仕事のうちだとわかっている。
大丈夫、傷痕などは増やしていない。
まともに一人暮らしもできるんだぞ、と言ってやりたいくらいだが、むろん黙っていた。

いちいち言わなくても用の済む相手といると、言葉は減るものじゃないか? *]

(58) 2019/01/14(Mon) 11:37:03

次男坊 カーク

[ ベッドで待つよう促され、続き部屋の奥の方に入った。
バスローブのまま、ベッドに腰掛け、サイドテーブルの資料を手に取る。
継承の儀式に関するものではなく、この船の案内だった。

ウェルカムパーティがあるとか書いてある。
喪中であるからお祭り騒ぎは遠慮しようと思うが、会っておかねばならない人物がいるとか事情があるかもしれない。
その辺りはシグルドが把握しているはずだ。

ちょうど、彼が来たので、資料をテーブルに戻した。 ]

(120) 2019/01/14(Mon) 17:03:38

次男坊 カーク

[ 彼の方もバスローブである。
存外にラフだな、と思った。

一人暮らしを始めた頃、風呂上がりに適当な格好をしていて風邪をひいたのを思い出す。
自分から暴露したりはしないけど。* ]

(121) 2019/01/14(Mon) 17:04:58

次男坊 カーク

[ 言われるがまま、ベッドにバスローブを敷いて横臥する。
シグルドが口にしたお偉いさんの名は記憶に留めておいたが、この場でコメントはしなかった。
まだピースが足りない。

背に触れてきたシグルドの掌は湯上りの温かさで、汗のひいた肌に心地よい。
自分がいない間に整体でも学んだか、体から読み取ったことを饒舌に伝えてくる。
確かに、以前より的確だった。 ]


 当たっている。


[ 猫が喉を鳴らすようなくぐもった声で端的に賞賛し、胸の奥から息を吐いた。 ]

(136) 2019/01/14(Mon) 21:45:42

次男坊 カーク

[ さすがに、家を出た後、ずっと見張っていたわけではないらしい。
嬉々として情報を集めてゆく様子に、そんな推測を抱く。

この調子では、兄を悼む時間もくれまい。
眠いわけではなかったが、少し意識のレベルを落として沈思に耽る。* ]

(137) 2019/01/14(Mon) 21:46:05

次男坊 カーク

[ むやみと話しかけて邪魔をしない、それもまた優秀な侍者の資質だ。
触れていながら空気のように存在を希薄化させたシグルドとは、呼吸の長さも鼓動の速さも一緒である。
それはきっと特別なこと。

ここまで言い訳のひとつも聞いていないが、彼が自分と離れたことはさておこう。
むしろ、この先は父との対峙が待っていようから。
その覚悟を決めるのに、ここでの時間は役立った。

終わりました、という声を受けて身体を起こす。]

(146) 2019/01/14(Mon) 23:53:49

次男坊 カーク

[ 軽く肩を回してみた。動きがとてもいい。 ]


 だいぶ違う。


[ 告げたのは事実であると同時に、彼の仕事ぶりを認めるもの。
マッサージオイルは洗い流さずともいいタイプだったから、そのままシグルドが手渡す順に服を着た。
サイズはどれもぴったりだ。オーダーメイドしたと言われても信じられる。
いくつか用意しておいて、これと判断したものを出したのかもしれないが、そこはどうでもよかった。 ]

(147) 2019/01/14(Mon) 23:54:44

次男坊 カーク

[ シグルドが身支度を整えている間に、スマートフォンを確認しておこうと思ったが、電源が入らなかった。
充電切れか? 仕方ない。*]

(148) 2019/01/14(Mon) 23:56:08

次男坊 カーク

[ シグルドも身支度を終えた。
彼の燕尾服姿は様になっているなどというレベルではなく、思わず見つめてしまうほどだ。
以前はあった、子供のおめかしという印象も今はまったくない。
彼を側におくだけで居住まいも変わるくらいだ。

胸の喪章にチラと視線をやって、頷いた。 ]


 行くぞ。


[ 後は振り返らず、足を踏み出す。会場は大広間らしい。
どんな人間が乗り込んでいるのやら。
うっかり知り合いがいたら驚くよな。*]

(170) 2019/01/15(Tue) 07:36:20

次男坊 カーク

― 大広間 ―

[ 一介の大学生には場違いな席であったが、気後れすることはなかった。
連れがいないため、やはりおひとりさまで来ていた老夫人の隣に案内されたが、幸い、夫人は抱きかかえた愛犬に夢中で、こちらに話し相手を求める気配はない。

シグルドのさりげない給仕を、気負いなく受けて、優雅な食事を楽しむ。量的には足りないけど!]

(199) 2019/01/15(Tue) 20:01:11

次男坊 カーク

[ そんな議員より面白そうなヤツがいた。
何やら挙動不審な視線を向けてくる若い男とその連れ。>>196>>197

霊でも見えるタチか?
女子の方が度胸というか気っ風というか、男の方より貫禄が上に見える。自分と同じくらいの歳だろうに。

ちょっとイタズラ心を起こして、シグルドに、「あの女性にカクテルを」と言いつけた。* ]

(200) 2019/01/15(Tue) 20:02:52

次男坊 カーク>>200「そんな議員」→「そんな老夫人」の間違い

2019/01/15(Tue) 20:07:26

次男坊 カーク

[ シグルドが何を言ったかここからでは聞こえないけれど、うまいことやったのだろう、お嬢さんからウインクが飛んでくる。

隣の男の出方を見つつ、こういうスリリングさは嫌いじゃないと微笑んだ。 ]

(214) 2019/01/15(Tue) 22:01:48

次男坊 カーク

[ 自分の手元においてあるのは白ワインによく似たストレート果汁だが、テーブル越しに乾杯の所作などしてみせる。

挑発ととられてもおかしくないことは計算のうち。
むしろ、赤い首輪(?)をした男が、「カードルームにでも行かないか意訳:ちょっとツラ貸せ」と誘ってきたら、二つ返事で受ける気分だった。 ]

(227) 2019/01/15(Tue) 22:28:56

次男坊 カーク

[ 武張った歩き方で若い男が挨拶にくる。
用件を告げられて、ひとつ瞬いた。

 え、お嬢とパシリなのか?
 いやいや、パシリにしておくにはちょっともったいないタイプだこいつ。化けるよ。

なんて評価は内心にとどめておく。]

(241) 2019/01/15(Tue) 23:41:52

次男坊 カーク

 
 カークライルだ。よしなに。


[ まずは、どこのどなたか知らねぇが、の部分に丁重に答える。]


 では、そちらの流儀に従おう。
 お邪魔するよ。


[ 返事はすぐにしたが、実際に席を立つのはシグルドが戻ってきて椅子を引いてからだ。 *]

(242) 2019/01/15(Tue) 23:43:40

次男坊 カーク

 
 カクさんでもいいけど。


[ 噛み砕きでもするかのように復唱されたので、提案してみる。]


 ありがとう、ツェーザル。


[ 名乗り返してくれた彼に屈託無く礼を言った。
何やら首筋をこすっている様子を見守る。
やっぱりナニカ勘の良さそうな男だ。
自分らは彼らの用語の範疇ではカタギであるが、電話帳に載るようなまっとうな稼業でないのは事実。]

(259) 2019/01/16(Wed) 00:22:26

次男坊 カーク

[ 奢り方については、肩をすくめてみせた。 ]


 君たちがとても美味しそうに料理を平らげるものだから、何か秘訣のようなものがあるのかと思って、お近づきになりたかったんだよ。


[ 椅子を引きに戻ってきたシグルドに会釈をひとつ。まあ、詫びのようなものだ。
お嬢サマのところへ案内してもらって、盃をかわしたら軽くしゃべって引き上げるつもり。**]

(260) 2019/01/16(Wed) 00:23:21

次男坊 カーク、メモを貼った。

2019/01/16(Wed) 00:25:48

次男坊 カーク

[ ツェーザルが語った美味しい食事の真実に、率直に言って感動した。
なかなかここまでストレートで打算のない告白もないだろう。>>261]


 ああ、 真理だな。


[ 道は険しそうだけど、頑張れよー、なんてエールをこめて親指を立てる。]

(289) 2019/01/16(Wed) 19:39:27

次男坊 カーク

[ そして、ツェーザルがまっしぐらであるところのミーネは、謎の貫禄を備えた女性だった。
ツェーザルを走らせて、自分を呼び寄せたのは事実だし。>>277
箱入りのお嬢様のような言葉遣いをしながら、どこか野性味があって、
ああこれは猫だなあ、背負ってるなあと、自分のことはさておいて思った。]


 出会いは旅の醍醐味でしょう。


[ 挨拶を受けて、微笑みひとつ。]

(290) 2019/01/16(Wed) 19:40:39

次男坊 カーク

 
 ここの料理も良かったけれど、


[ ミーネに近づいて、そっと耳打ちした。]


 あなたが手料理を作ってあげたら、彼はきっと一生、忘れないと思いますよ。


[ 外連味たっぷりに、おせっかいを。
後はシグルドを呼んで、風とともに去りぬ、だ。*]

(291) 2019/01/16(Wed) 19:44:52

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