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[ウサギに話しかけていた頃、ふと何かが落ちている事に気がつく]
これは……あの警備員が持っていたものだな。さっき落としていったのか。
名前は……なんと言ったかな。
[拾ったものは、連絡用のトランシーバーだった]
まあ良い。折角でもある、貰っておこう。
[そう呟くと、ふさふさのタテガミの中にトランシーバーを入れた]
今日で、終わってしまうのだな……
ああ、あの石がずっとここにあれば……
この日々が、いつまでも続くというのに……
[悲しい声は、どこへと響いただろうか?]
[ウサギと話している横をすり抜けて、オオカミ達がそそくさとフロアを抜けだしていく。誰もが起きてきたようで、まるで動物園のようになっていた]
夜が来た。吾輩たちの、夜が来たのだ。
[思いきり走りたい気持ちにかられて、そのままフロアの外へと飛び出した]
[大きな音と共に、見た事も無い異国の山車が変梃りんな衣装の者達によって運ばれ、通り過ぎていく。頭上には翼竜が飛び交う]
うむ、うむ。
[一体何を考えているのか納得したように頷いた。やがて、正面に鉄騎士の並んだ通路に差し掛かる]
な、何だ!?なぜこっちを見つめる?
[だんだんと不気味に思え、6(6x1)(A/B/C/D/E/中庭)へと急ぐ]
これは何だ?
[草の影に見覚えの無い装置がある事に気が付く。そしていかにも押してくださいというようなボタンが1つ。好奇心が湧いたのか、恐る恐る前脚で押してみる]
ビービー
な、何だ?何事だ?
[辺りに鳴り響く音に驚き、思わず後ずさり。装置はそのまま放置してその場を立ち去った]
[先程まで気持ち良さげにしていたのだが、なぜか慌てた様子で辺りを伺う]
うーむ、よし。
[何かを思いついたように建物内へ入っていく。一体彼は何を見つけたのだろうか?]
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