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[ヴェルナー達の会話に僅かに落ちた視線。
その事に気が付いて顔を上げると、フィオンのネズミが
こちらの様子を伺っているかのように見えた。>>43]
(またあのネズミさん。本当はとっても可愛いって知ってる。)
[その気持ちを代弁するように、今度はヒマワリを頭の両側に飾り
抜けるような青空色のドレスを身に纏った人形が、ネズミの近くまで
寄っては手を振って再び戻る。]
[未だにフィオンの真似を続けていた、様々な果実を飾った
黄色いドレスの人形がようやくその仕草を止める頃。
不意に差し出されたイェンスの左手に>>52少女は明らかに怯む。
彼の言う通り、離れすぎると危険だ。
足手まといになるな、と思われたのかも知れないと考えて]
……オーセ。
[呼ばれたオーセ(秋)が彼を小さな両手を掴み、
少女自身はその袖口を、くぃと掴んで歩き出した。]
(…火傷。)
[時折、袖口から覗く火傷痕。
基本は他人の事に一切首を突っ込まない性格だが、
気がかりなものは気がかりなのだ。
オーセにその火傷痕を撫でるようにと動かそうとするのだが、
その動作は拒否されたかどうか。]
/*
表では絶対ににぱー☆なんて笑う事はないので、
灰でめっさ笑わせる!
そして初めての演劇村、声を掛けて頂いた事に
感謝して、めいっぱい演じます!
さぁてさぁて、縁故は元々お願いするのが苦手なので
人が苦手設定でカバーして逃げておりましたよ!
でも案外なんとかなるかも知れない不思議。
ある意味孤独なこの娘が、どうしてゲオルグさんを
庇おうとするのかを初日で固めていかなくちゃー。
つっても、結構兄弟や親しい人を間近で見ているし、
その辺りから考えてみても良いかもしんない。
―谷への道―
[イェンスの袖口を掴んで歩く道程、その間に手は離れて
しまったかも知れない。
でも、今度は皆から離れて歩く事はしない。]
……。
[足元に鳴る枯枝の踏みしめるような音に加え、生の気配が
すっかり失われてしまった森の様相を見上げて、少女は眉間に
小さな皺を寄せた。]
[瘴気にやられた訳ではない。
一度に4体の人形を操る人形遣いであるから、それを抑え込む
だけの精神修養は重ねているつもりだからだ。**]
―少し前のお話>>72>>74―
[何故だろうか、イェンスが謝っている。
彼の言う事(思い込みによるものだが)は至極尤もで、
何一つ非はない筈だろうに。
少女は小さく首を横に振る事で自分の意思表示とし、
最後には彼の目を見てもう一度、首を横に振るのだった。]
[彼の火傷の痕を撫でようとする動きは阻まれず、
小さく固い人形の手が何度もその上を撫でて行く。]
……オーセが、きっと実りの加護をくれるから。
[癒しの力は無いけれど、実りの秋を示すこの人形で撫でた事が
せめてもの気持ちの浮上になればと、思うのだ。
だからこそ、ほんの少しだけ口を開いた。*]
―再び少し前のお話>>86―
―――――!!
[少女が見たのは、まさにあいきゃんふらーいの現場。
リェータ(夏)に捕まえさせようとしても、咄嗟の動作は
本人が落ち着いていないと難しい。
よって、悲しくもネズミは地面へと落ちて行く。
人形でちょっかいを出したせいだと、フィオンを見上げれば
怒っても良い所だろうに、彼は照れ笑いを浮かべている。]
……。
[そんな彼に、ごめんなさいが言いたいのにどんな風に言えば
いいのかと迷っている間に、その機会を完全に失った。*]
―現在・谷の入り口―
[いよいよに瘴気が色濃くなったのは、周囲の様子や
纏わり付くような気配で解る。
バルタザールの声掛けにも迷う事無く一つ頷き、人形達も全て
同様に大きく頷いた。]
おいで。
[小さく指示を出すと、浮遊していた4体の人形達が皆
少女の元へと集まり、適当な岩の上に腰掛けたその膝の上に
降り立った。
その後は黙々と人形達の手入れをしていた。
内蔵してある武器の確認、手足の関節が目詰まりしていないか。]
……。
[新たに加わった声に顔を上げ、更にその人物の名を呼ぶ
タチアナの明るい声>>124に「また始まった」と内心で思う。
顔には出なくとも、無意識に調整の終わった人形達が
肩を竦めているので、注意深く見た者がいたとすれば
バレるのも時間の問題だろう。**]
/*
ううう、イェンスさんがなんてことに…
そういう経緯で敵対するんだな…。
よし、昨日の分しっかり動くぞー!
なんとか体力は回復しました、ゐゑ〜ゐ。
[さて、一方ではヴェルナーの奇想天外な芸(?)>>122が
繰り広げられていたのだが、それを見ても少女は変わらず。
元は人だと解っていても、その仕草は人形のものだと思うから。
肩を竦めながら、グルグルと首を回し出した春(ヴェスナー)
は「大丈夫、怖くないよ」という少女の気持ちの表れだが、
果たしてそれがきちんと通じるかどうかは謎である。]
……。
[出来れば、その仕草は様子を見に行っているイェンスにも
見せてやりたいと思う。
あまりにも優しい、兄思いの彼に。]
ヴェス、戻って。
[人形達の調整が終わった頃、辺りに心地良い風の気配を感じて
目を細めて空を見上げた。
気配の主を見なくても、少女にはドロシーの恩恵>>147に
よるものだと理解出来ているから。]
……気持ち良い。
[純粋に風の通り抜ける感触に対する言葉だが、
平気とはいえ瘴気が払われた事への感謝の言葉でもあった。
人形達も風に乗って宙を舞う。]
/*
春:ヴェスナー
夏:リェータ
秋:オーセ(ニ)
冬:ジマ(ー)
なのだけれど、ようよう考えたらヴェルナーさんと
めっちゃ被りますよね…という事で、春子の場合
基本はヴェス呼び。
……?
[フィオンのネズミに、またもや夏(リェータ)をけしかけようと
思った、丁度人数の確認が行われていた頃のこと。
この列には加わらないらしいと覚えていた少年の
呼び止める声>>169に目を瞬かせ、人形達と共に顔を
そちらへと向けた。
何故後を追って来たのか?セルウィンの視線と合わせて
続けてカークへと首は動く。]
/*
ところで。
最初は虹色の人形遣いということで7体の人形を
扱う予定だったのですが、よう考えたらそれって
東方のアリスみたいですよね…彼女確か七色の人形遣いとか
言われていたはず。
そんなこんなで四季に変更したのですが、これくらいが
丁度良い数ですね!残り3体とかめんどくs
……あ…。
[呟きが聞こえたのか、それとも人形達が舞う姿が目に付いたか。
ドロシーの姿が近付いて来るのに、一瞬小さく身を震わせたが]
…は、ぃ。
[優しく諭すような温かい言葉>>187は胸に沁み渡り、身体の力は
程よく抜けた。
だから精一杯の返事をと思うが、上手く紡げない。]
[結局は、人形達に大きくお辞儀をさせるに留まった。]
/*
ちょっと時系列がズレちゃった艦(一発変換)
エレオノーレさんが来る前に、ゲオルグさん達の漫才が
始まっているのね。
んじゃ次は現在軸で回したほうがよさげやね。
[エレオノーレとカークとの再会を驚くやら喜ぶやら
どうしたら良いのかを迷う間。]
……。
…。
[その手前から始まっていた
ゲオルグとセルウィンの間に起こりつつある静かな
何か>>199>>201を感じて少女の目は右に左にうろうろ。
人形達の首も右に左にうろうろ。]
…タチアナ、なくてはならない人だから。
[ふと視界に入ったフレデリカの激しい首の動き>>224に
合わせて、しばらく右に左に首を振っていた人形達の動きも
激しくなる。
そうして彼女の言い分をフォローするかのように、
少女自身の短い言葉を乗せて、再び押し黙った。]
大丈夫。
[彼はきっとそんな事はしないと、信じているから。]
/*
最初はカークさんに突っかかろうとしたけれど(人形が)
口出し出来る立場ではないなと判断して、ちょっと
黙っていた夜。
縁故方面ではやり易いけれど、言葉出せないのが
ちょっと辛いな!
肝心要な所でしか喋らない予定なので、人形達に
めいっぱい頑張ってもらわなければ。
[大慌てでセルウィンの後を追い掛けて行くタチアナ>>226の
小さくなって行く姿を見送りながら、思う。
あれだけ敬遠されていても、折れないめげない心というものは
どんな場面に於いても大切なものだと。
…例えそれが何か違った解釈の仕方であるとしても。]
(出来れば、仲良くなれたらいいのにな。)
[未だに激しく首を横に振っている人形達はさておいて、
胸の内では密かにタチアナを応援するのだ。]
[カークとエレオノーレとの問題は解決したようだ。
おろおろするにはしていたが、人の言葉が怖いから
決して口を挟むことはしない。
特にカークの言葉の鋭さ、強さには他の皆以上に
警戒心を持っている。
団結しなければならない場である事は理解しているものの、
恐怖心には勝てず皆以上に距離を置いているのである。]
……。
[また、もうひとり理解し難いといえば
先ほどセルウィンと何かがあるかも知れない予感がした
ゲオルグで。
もっと真面目にして下さい、と時折人形が無言で
視線を送ることがある。]
[……丁度今行っているように、4体揃って。]
〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!?
[他人に近付く事も稀である、それが警戒している人物が
至近距離から頭を撫でて来る。>>288
ああ、整えた髪があちらこちらへと飛んでいる。]
ち、ちがっ、ちが…!!
[セルウィンがまだ戻らないのだし、親であるならば
せめて後を追うくらいしたらどうだと言いたいのだが、
案の定この調子である。
慌てて離れようともがいて、一定の距離を空ける。
人形達が再び首を横に振って見せるは明確な少女の意思。
ついでに少女の頬も少しばかり膨らんだ。]
[一旦飛び退ったは良いものの、その場の空気は
イェンスの帰還の後に一変したように思えた。
彼が無事に戻って来たことで、少しは表情も和らいだのだが]
……。
[突如上がった叫び声に人形達を呼び寄せ、警戒に当たる。
何者かの襲撃を受けたのかと思ったのだ。
その実は違ったがゲオルグの魔法も効き目が無いようで、>>301
何か他の影響を強く受けているのだろうかと、その辺りに
詳しそうな人々へと視線を向けた。]
/*
んむんむ、どう動いた方がいいかな。
PT分散の方向なら、ゾフィヤは多分残るかな。
積極的に動くって事をしないっぽい。
それにしても、ヴェルナーさんの表情って
変更しなくて良いから楽そうだ…表情選ぶのって
結構悩むんですよね、あれがいいかなこれがいいかな?と。
[皆の声をまとめると、谷の奥に何かがあるようだ。]
[先に駆けたバルタザール、高く抱き上げられて見上げる
フレデリカ。抱えるヴェルナーと、次々に移動の体勢を
取っている。
少女もまた後を追おうとしたものの、エレオノーレの容態も
気がかりで。
無理をおして歩もうとする姿に首を横に振ろうとしたのだが。]
―――…。
[カークが彼の手を掴む>>327のを見ると、振りかけた首は
それ以上動かすことが出来なかった。]
[エレオノーレも行くとなれば、共に行かない訳がない。
人形の警戒態勢を解き、自身の周囲に浮かべる。
フィオンからの問い掛け>>334には即座に首を縦に振って答えた。
恐らくは、戦力の目で見れば然程高くない位置に在るだろうが
決して足手まといにはなるまいと]
―――…行きます。
[決意新たに、声に出して告げた。]
[ドロシーの返答は如何なものか。
それでも温かな言葉を紡ぐ彼女の近くに居られるようにと、
付かず離れずで居るつもり。
同様にゲオルグに対しては、流石に今は空気を読まない指摘は
せずにとにかく彼の行動全てを良しとする事にした。]
……。
[…本当は]
[肝心な時には、先のエレオノーレへの魔法のように
きちんと対応する、責任感のある聖職者だと解っている。
それがずっと続けられたら良いのになと思うだけ。]
[ただ人形の遠隔操作が出来る、危険な場所での繊細な作業も
可能とする。そんな理由からこの旅に加わったが]
[その一方で、皆と共に並び進んで行けるようにとも
願っている少女だった。]
行くよ、ヴェス。
[そんな胸の内を明かす事無く、少女はその一歩を
踏み出した。**]
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