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俺達は見ていないですね。
お役に立てず、すみません。
[かの虹色を纏った竜は、すくすくと育った相棒よりも成長が遅い。
まだ騎乗する大きさでもないのにひとりで動き回っているのは、育てている者としては不安だろう。
そんな想像をした青年の顔は僅かに曇る。]
見かけたら、教官にすぐお報せしますね。
俺の屋台も甘いものを扱っているので、来るかもしれませんし。
[少しくらいつまみ食いをしていたとしても、無事を確認できる方が良い。
青年は誠意を籠めて応じた。*]
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仔竜ちゃんが多い。
そして教官の仔竜ちゃんと色が被っt(白目)
またうっかりか…。
濃藍や藍色だとイメージより濃い。
水属性という事で水色にしようかと思ったんだけど迷ったんだよな…。
白みの強めの子は他にもいるので群青色くらいにチェンジしよう、か。
/*
今年もミスコン誰だと思う?
俺はステーシー先輩かな?とか言いたかった。
(そんなキャラではない)
後お二人。
カップルになった子達は一緒に出店を回ってたりするのかな。
>>31
3年前だったらグレーテはいると思うので
「まぁ、素敵です(^―^❀)」って言ってる気がする。
― 中庭・綿菓子の屋台 ―
[>>45翼竜は綿菓子に夢中で視線には気付いておらず。
青年が相棒のおやつを購入すれば、セット割の話がされ。]
セット割……あ、いや。
欲しくなったら後程買いに行かせて貰う。
[金色の瞳が束の間揺らぐ。
祭りの喧騒の中で漂う甘い香りはそれだけ魅力的だった。
頭上から、お揃い?という気配がしたが、誘惑を振り払うように首を横に振った。
今は屋台に戻って荷物を運ばなければ。
そう心に念じる。]
[>>48有益な情報を渡す事はできなかったが、教官は気にするなと言ってくれた。
それには一つ肯いて。]
ありがとうございます。
はい、その時には保護しておきます。
[体の小さな仔竜だ。
つまみ食いの被害は相棒程ではないだろうとは思っている。
>>46店番の彼女も協力する姿勢を見せた。
その奥で彼女達の先輩の方は慣れた様子で話をしている様子。
どうやら仔竜が菓子に惹かれるのはそれなりに有名な話らしいと知る。
>>49教官の、ついで程度に、との言葉には首肯を返しつつ。]
それでも、目は多い方がいいかと。
俺も知り合いや先輩方達に通しておきます。
[そう伝えて一礼すると、翼竜と共に屋台を後にしようと。*]
― 中庭・鈴カステラの屋台 ―
[そうして、群青色の相棒と共にカステラの屋台に行けば]
先輩が特設ステージに行ったって……?
[青年は深い溜め息をついた。
>>24推しのステージがあるからと颯爽と出かけてしまったのだと。
青年とは真逆の性質を持った先輩も来年には卒業試験を受ける年だ。
この養成学校での思い出も多く作っておきたいところだろう。
>>36青年とて休憩時間に屋台を見て回ったり、知己の作っている氷像を鑑賞しに行こうと思っている。
けれど青年が屋台を離れてすぐというのは確信犯を疑ってしまうではないか。]
もう、あの人は。
……後で飲み物でも奢って貰うとしよう。全員分。
[それくらいなら許されるだろう。
青年は手を洗って屋台の裏方に立つ。
カステラの生地を作るべく、薄力粉の袋に手を掛けた。]
……悪いものではなかったな。
[ぽつりと零す。
ステージの盛り上がり具合は、近くを通りかかった青年にも感じられた。
桃色の幼い竜とステージに立つ、歌って踊れる騎竜師≠目指す修練生。
その存在については先輩から熱く語られた事があった。
それは騎竜師といえば領地を守るか王国騎竜師団に入るか、という二択しか見えていなかった青年の常識を覆す出来事で。
先輩は好きだから良く見えているのだろうと思っていた。
けれど大勢の前で堂々とパフォーマンスする姿は尊敬に値するものだった。
時間が合えば、きちんと席についてパフォーマンスを見てみたいと思う程には。]
[幸か不幸か、鈴カステラの屋台はステージから離れていた為、
何やら盛り上がっているらしい事は窺えても>>58コール&レスポンスの事は知らないまま。**]
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縁故のないシメオンさんちらっしてみたけど、どうかなぁ。
シメオンさんはお手伝いのようだし、取り仕切ってる人が友人でもいいかなと思ってる。
― 中庭・鈴カステラの屋台 ―
[屋台の裏で相棒は日光浴をしている。
先程まで修練生の幼竜にじゃれられて尻尾で応対していたが、寄り集まるように竜の塊が出来ていた。
正面ではカステラを焼く甘い香りが漂っている。
ボウルに生地の材料を入れて混ぜていると>>80騎竜師学科の教官が屋台に顔を出した。
白緑の相棒もその傍らにあっただろうか。
青年は背筋を正して一礼する。]
あ、教官。こんにちは。
「教官、いらっしゃい!」
「竜用もありますよー。」
「ノーマルと、四色カステラセットもいかがですか?」
「種類もあるんで沢山買ってって下さい!」
ちょ、ちょっと待て。
[口々に生徒達が話しかけ、売り込みを始めるのに目を白黒とさせたが、教官は慣れた様子で応じている。]
[この屋台のメインは、花蜜を使ったノーマルの鈴カステラ。
それを竜用に味を調整したものが竜のおやつ用。
緑、オレンジ、黄色をしたカステラはそれぞれ野菜をペースト状にして入れたものだ。
野菜の味は強くないので、野菜を好まない人でも楽しめるだろう。
これらはノーマルと合わせて四色セット≠ニして売っている。]
[>>81祭りが終われば、という言葉への反応は様々だ。
嬉々として肯くもの。
残念そうに眉尻を垂らすもの。]
……はい!
[青年は前者の方だ。
祭りは一時だから楽しいのだ。
ここには騎竜師や精霊師となるべく通っているのだから当然、学力に励むべき。
ローランド・アヴァンサルという教官の名前を知ったのは兄からだ。
騎竜師を輩出する家出身で、前任者だった兄の後を引き継いだ形となった教官。
彼は長らく放浪の身だったらしい。
二歳年上の兄は熟練の腕を持つ教官を高く評価していたので、早く授業を受けられるようになりたいと思っていた。
臨時教官だと彼は称しているので、いずれはまた何処かへ旅立ってしまうのかもしれない。
晴れて訓練を受けられるようになった身としては、最後まで教えを受けたいとは思っているのだが。*]
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緑→ほうれん草
オレンジ→ニンジン
黄色→カボチャ
バリエーションあったら面白いかなって。
調べると栗とかさくらんぼとかもあるらしい。
花蜜提供はプルファー家を想定しています。
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だけどキャロットケーキも意外と黄色いんだなぁ。
ニンジンはカラーバリエーションがあるから、赤いニンジンと馴染みのあるオレンジのを混ぜたらカボチャと色合いを変えられそう。
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参加者様が全員揃ったのでNPC。
カスパル:兄。二歳年上。ミヒャエルの時よりも早く卵が孵った。兄が身近なお手本なので、兄のようにならないと、と思いがち。
ダーフィト:例の先輩。噛みついてるけど、嫌いというわけではない。一種のコミュニケーション。
剣術同好会とかでもいいかな。
― 中庭・鈴カステラの屋台 ―
[>>97鈴カステラの屋台を開いているグループは剣を得意とする生徒が多い。
他の獲物を振るう者もいるが、便宜上、剣術同好会、という形になっている。
青年と同じように王国騎竜師団を目指す者もいて、彼らとの交流はいい刺激となっていた。]
あ、ありがとうございます。
[ローランドに声を掛けられれば、青年の顔に仄かに喜色が浮かぶ。
そうしてまた一度頭を下げた。]
「はい、四色セットですね。」
「竜用も、ありがとうございます!」
「綺麗でしょう。今年から色が増えたんですよー。」
[>>98教官は生徒の売込みに対しても怯む事はなく。
手前にいた生徒達が手際よく袋に色とりどりのカステラを詰めていく。
竜用には目印として、袋に手製の竜のスタンプが押してある。
四色セット≠ヘ今年から始めたもの。
元々あったカボチャの黄色に加え、
今年から青菜の緑と、赤とオレンジの人参を使ったオレンジが増えた事から設定された。]
ありがとうございます。
カルモも気に入ってくれると嬉しいです。
[姿の見えない彼の相棒は、別の場所で教官を待っているのだろうか。
メンバーの騎竜に試食を頼んで、概ね好評だが、喜んで貰えたら嬉しい。
頭を過ったのは、綿菓子の屋台の売込み文句。
混乱を生むといけないので今回は様子を見るが、騎竜とセット割も来年度は考えても良いかもしれないと思う。]
[>>99教官からの応えに一部から悲鳴が上がる。
お手柔らかにお願いしますよーという声が出る中、青年は真面目に頷いた。]
はい、ありがとうございます。
[そこには気負いも僅かに乗っている。
イシュケは親族の竜の仔だが、孵化が少し遅れた。
その関係で青年は兄の時よりも養成学校に入った時期が遅れている。
更に、訓練に入ってからイシュケとの意思疎通が思うように取れていない。
──兄は比較的問題なく進んだというのに。
頭では竜との相性や、成長具合は違うと分かっている。
けれど幼い頃から身近な手本は兄だった青年にとって、兄と同じように進まない事は焦りを生んでいた。*]
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最古の言語≪にくたいげんご≫笑っちゃう。
同好会という単語も見えたので、もちらっと。
同じ場所を使うかもなので、バルタザールさんのお顔を知れるかもしれない、と仄かに。
こちらが一方的に、というのもありかな。
― 中庭・鈴カステラの屋台 ―
「今年入ったメンバーで菓子作りが得意な奴がいて。」
「味は保証します!」
[>>111生徒達はわいわいと教官に話しかける。
剣術を好む者が集まる同好会故に、双剣を扱うローランドの事を慕っていた。]
はい、是非。
[彼の相棒にも感想を、と言われれば、青年は仄かに笑みを浮かべて肯いた。]
[>>112何事も地道に。
自分に合ったやり方、をという言葉にはっとした。
今の言葉の向けられた先は自身だと感じる。
孵化する前から面倒を見てきた故に、間違いなく情はある。
自分なりに原因を分析し、仲を深めようとなるべく共に過ごすようにもしてきたが、成果は上がらず。
悩みを教官に相談をした事はなかった。
けれど、青年と騎竜の様子を見ている教官の目は誤魔化せる筈がないのだ。
視線を真直ぐに教官に向ける。]
[ちらりと肩越しに群青色の竜に視線を送る。
どうかしたのか、と青褐色の瞳を向ける竜に仄かな笑みを向けた。]
はい、ありがとうございます。
[向き直って頷く青年の顔からは、気負いは消えていただろう。
これから先も迷うかもしれないが、教官の言葉を胸に刻んで頑張ろうと。*]
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