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5人目、香草農家 オクタヴィア が参加しました。
香草農家 オクタヴィアは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 香草畑 ―
[村に点在する畑のひとつ。
見慣れぬ草花が揺れ、不思議な香り漂う一角が、オクタヴィアの管理する畑だった]
[村の一員として農業に携わることとなり。
それでも他とは少しだけ違うことがしたくて、両親から分け与えられた土地で始めたのが香草の農園だった。
薬草から日々の食事のアクセントとなるものまで、少しずつ種類を増やしつつある]
……そこに植えた種も、上手く育つといいんですけど。
[そう言って視線を向けたのは、数日前に種を埋めたばかりの場所。
行商人に頼んで仕入れてきてもらった、未知の香草だ]
[そうして水やりや手入れをしていたところに、後ろから声を掛けられる。
立っていた人物は、村長の使いを名乗りつつ、少し前に亡くなった鉱山夫について尋ねてきた]
……え? あの方ですか?
腰が痛いとおっしゃっていましたから、薬草を届けに行ったりはしましたけど……。
[まさかこんなことになるなんて、と沈んだ心持ちで視線を落とす。
しかし、彼は一体何を言いたいのだろう。
怪訝さ混じりに顔を上げれば、告げられたのは集会場へ向かうようにという言葉]
それは一体どういう……。
…………。
……今日の水やりだけ、全部終わらせてからでもいいですか?
[有無を言わさぬ空気を、使いの者から感じる。
自分の仕事に切りをつける時間だけもらって、集会場へ向かうことにした]
[役場の住民票には、以下のように記されている**]
――――――――
■名前:オクタヴィア・リール(Oktavia Riehl)
■年齢:23
■職業:農家
■経歴:村生まれ村育ち。実家住まい。
幼い頃から家や周囲の農家の手伝いをしてきたが、18歳頃から両親から分け与えられた土地で香草を育てている。
――――――――
― 集会場/広間 ―
[今日の分の作業を終えた後、簡単に荷物を纏めて家を出た。
顔を合わせた家族には、村長さんの使いに呼ばれたから、とだけ伝えて。
いってらっしゃいと笑顔で送り出す家族に、言外に滲んでいた不穏な空気のことは告げられなかった]
……さて、と。
[軽く深呼吸した後、集会場の扉を潜って広間へと。
そこにはすでに、幾つかの顔触れがあって]
ええと、こんにち、は?
アルビンさんに、オズワルドさん……あら、ローゼンハイムさんもいらしていたの。
[職業柄、一番関わりが多いのは園芸家のローゼンハイムだが、アルビンとオズワルドの顔も当然ながら知っている。
しかし――と視線を向けたのは]
墓守さん……ですよね?
あの、あなたも、呼ばれて……?
[住まいである小屋から滅多に出て来ない彼が、このような場に居ることに驚きがあった。
どこかアルビンの影に隠れているような様子に、深く追及するのは控えておくけれど*]
― 集会場/広間 ―
[ひとまず腰を落ち着けようとしたところで、聞こえたのは行商人の声>>36]
ええ……そうなんです。
[問い掛けにそう答える。
基準がわからない、というのはこちらも同意できるところで、無言で頷いて]
あっ……はい。
折角ですし頂きますね。
お菓子も楽しみです。
[冗談めかした口調にこちらも笑顔を向けつつ、適当な場所へ腰を下ろした*]
/*
今後どうなるかわからないけど、女一人になっちゃうなら男キャラを選ぶべきだったかしら、な感じが...。
疑う隙的にも微妙な感じになっちゃうし、当初案で入っておけばよかったかしら。
― 集会場/広間 ―
[アルビンが厨房へ向かった後]
……あ、そうだ。
[折角集会所へ行くのだからと、必要な手荷物とは別に用意したものがあった。
それは香草を使って作ったリースで、まだ青く香りもしっかりと残っている。
正面の壁に飾り付けると、少し満足げな顔をしてひとつ頷いた]
これでちょっとでも、みんなの気持ちが穏やかになればいいのだけれど。
[あまり明るくない話題が続いている。
ここを訪れた人の気持ちを少しでも癒せればと、先に待つものもわからないままに思い]
あ、はい、ありがとうございます。
[そこに戻ってきたアルビンから、振る舞われるのは茜色の茶>>42]
わあ、綺麗な色!
これ、珍しいお茶じゃないですか?
[まずはしっかりと香りを楽しんだあと、一口を含んで顔を綻ばせる]
― 集会場/広間 ―
オズワルドさんも、こんにちは。
[それと前後して、オズワルド>>43とも挨拶を交わす。
彼は一時村を出ていたことがあったものの、かつても今も年近い村の住人であることに変わりはない。
ここに来たばかりのこと>>17を知らないので、彼から感じるのはいつも通りの軽快さだけだった*]
― 集会場/広間 ―
サシャ?
どうしたの、その格好……。
[と、そこに現れた新顔>>51に思わず目を円くする。
何故この子が呼ばれたのだろう、という疑問より先に、びしょ濡れの格好が目についた。
しかしそこで口にされた言葉に流石に視線を細めて]
もう、なんてこと言うのよ。
[冗談、ということにしておいていいのか。
続く言葉を見つけられないまま話題は有耶無耶になり]
とにかく、風邪を引かないうちに着替えていらっしゃい。
確か浴室もあったはずだけど……。
[その辺の施設が今も使えるのかはわからない。
広間を離れていくサシャを、心配半分怪訝半分で見送った*]
― 集会場/広間 ―
謝らなくてもいいのだけれど……。
[墓守へ向けた問いへは肯定と、居心地悪そうな様子が返ってきた>>53。
どう接していいものかと、困惑が顔に浮かぶ。
村を離れたことがある人たちと比べれば、彼と接する機会は多かった、はずだけれど]
[そこに紅茶が運ばれてきたので、一旦会話は切り上げる。
紅茶に顔を和らげる>>54のを見て、少しだけ安心したりもしつつ]
あら、それなら是非お願いしたいです。
私なら毎日でも頂きたいもの。
[アルビンの言葉>>56にそちらへ視線を向ける。
雑貨屋に紅茶を卸す話には賛成の意志を示した。
香草から茶を作ることも出来るけれど、知らぬ地で生まれた茶にはまた格別の美味しさがあった]
― 集会場/広間 ―
ええ……そうですね。
早いところ、済ませてしまいたいですね。
[場に慣れない者もいるし、自分にだって自分の仕事がある。
早く帰りたいという思い>>64はこちらも同様で]
ああ、でも。
美味しいお菓子と紅茶を頂けたと思えば、悪くはない、かしら……。
[宣伝も兼ねてのことだろうが、もらえるものはもらっておこうの精神だった。
少しでも明るく聞こえるように声を出しつつ、焼き菓子に手を伸ばした**]
― 集会場/広間 ―
もう、犯人だなんて……。
[サシャ>>70の言葉に溜息はつくけれど、手を振り出ていく様子にそれ以上は言葉を重ねず見送った。
彼女の言葉は意地悪というより、どこか強がっているようにも見える。
かつては体が弱く、都会で入院していた時期もあったようだけれど、近頃の態度の理由はそれだけではないように思えた]
こんな子まで呼び出すなんて、何を考えているのかしら。
[去っていった彼女には聞こえない声で呟いて、息を吐いた]
――ごちそうさま、アルビンさん。
[それからしばらく後。
紅茶を飲み終え、お菓子にも満足したところで、行商人へ声を掛けた]
(あれを配るのは……話が終わってからでいいかしら)
[荷物の中には、リースの他にも少量の香草を袋に詰めて持って来ていた。
料理に入れたり、部屋に飾って香りを楽しむタイプのものだったから、用事が終わったらお土産代わりに皆へ配るつもりでいるのだ。
そう長く掛かるような用ではあるまい――そう思っている*]
― 集会場/広間 ―
[アルビンから向けられた笑顔>>78に、子供の頃と変わらない素の表情を見た気がしてほっとする。
村を出て行商という仕事に就いた彼は、単に年上というだけでなく、ずっと大人になってしまったような気がしていたから。
商売人と客という新たな関係が生まれたからといって、急に他人になるわけでもないのだけれど]
[そこでオズワルドからもアルビンへと声が掛かる>>79。
なんとなくそちらへ視線を向けたところで、問いが投げ掛けられる]
崖崩れ……って、村の外へ行く道を塞いだやつのことですよね?
危ないから近寄るなと言われてて、しっかりとは確認していませんけれど……。
[復旧するにも女子供が手を出せるようなものではないからと、近所の人や家族経由で聞いている。
自分よりもアルビンの方が詳しいだろうか、と視線を向けて。
彼が首を傾ぐ様子>>80に、目を瞬いた*]
― 集会場/広間 ―
[会話の最中、新たな人影が集会場に現れた>>84]
あ……え。
[すぐに広間を辞してしまったので、声を掛ける暇もなかった。
自分たちと比べて随分と大荷物な彼は]
イェンスくん……?
[年若い木こりの名を口に出す。
単に仕事に来ただけなのだろうか、寡黙な彼から読み取れることは少ない]
[オズワルドの方は、アルビンとの会話で状況を把握したようだった>>87。
彼の方からも、事態に気付かなかった理由が説明される]
そういえば……しばらく家から出て来ないってこと、ありましたね。
そんなに長く寝ていたなんて。
[内情を聞いて理解はしたが、少し心配にもなってしまう。
2、3日寝ている間は何も食べないのだろうか]
わけがわからないのは私もですけど……災難でしたね。
[寝起きかつここ2、3日の出来事もわからないのでは尚更だろうと、同情の視線を向けた*]
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