人狼物語−薔薇の下国


541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時

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【秘】 魔法学園生 リヒャルト > 魔法学園後輩 フレデリカ

[下がる、という言葉に、滲むのは安堵の気配]

 そっか、なら、いい。

 ……無理すんなよ。

[言ってる自分は全力で無茶している、というのは棚に上げてそう告げて]

(_15) 2020/11/14(Sat) 00:15:53

魔法学園後輩 フレデリカ

[背後を突いた敵軍が何者なのか。
 その時点ではまだ、"動いている"とまでしか把握できていなかった]

[ただ、逃げ道を探すように振り向いた視線の先。
 軽々と飛び上がり屋根上に立ったシルエット>>81に、思い出すものがあった。
 学園の中で一際目を引いていた、ひらひらできらきらのその姿]

 ドロシー……ちゃん……?

[思わずそう名を呼んで、見詰めてしまっていた。
 "彼"の立場が何であるのか、もう明白であるというのに*]

(85) 2020/11/14(Sat) 00:28:40

魔法学園後輩 フレデリカ、メモを貼った。

2020/11/14(Sat) 00:30:40

【秘】 魔法学園生 リヒャルト > 魔法学園後輩 フレデリカ

 って、後ろから!?

[齎された報せに、上ずった声が上がる]

 一体、どこから入って来たんだよ、それ……!

[よもや水中からとは思いも寄らず。
また、それを率いる者が誰かも、今は気づく余地はなく。

この状況をどうするべきか。
今はそちらに意識が向くものの、すぐに答えは見つからない]

(_16) 2020/11/14(Sat) 00:33:53

【秘】 魔法学園後輩 フレデリカ > 魔法学園生 リヒャルト

 わかんない……でも……。

[どこから、の問いには首を横に振るしかない。
 ただ一つ、自分が確かに見たものがあった]

 ドロシーちゃんだった。

[彼も知っているはずの――短期間とはいえ、この学園に在籍していた人物の名を口にする]

(_17) 2020/11/14(Sat) 00:54:26

【秘】 魔法学園後輩 フレデリカ > 魔法学園生 リヒャルト

 逃げよう、リト……?

[恐らくロヴィン先生が告げているであろう言葉を、自分からも伝える。
 1年前のあの時と同じように、自分はそれをしなければいけない]

 もう、十分時間は稼いだから……きっと……。

[背後から来た一団に、完全に挟まれる前に。
 彼に動いてもらわなければと、必死に念じる*]

(_18) 2020/11/14(Sat) 00:55:08

魔法学園後輩 フレデリカ

[ロヴィンの懸念>>86通り、リヒャルトを置いては下がれないまま、互いだけに通じる声を彼に向ける。
 一方で視線は、彼らより後方に位置していたからだろうか、既に認識できる距離にあったドロシーに向けられていた。
 そちらからもじりじりと距離を取りつつ、使うべき呪歌を思案する*]

(92) 2020/11/14(Sat) 01:05:11

魔法学園後輩 フレデリカ

― 回想 ―

 おとーさん!
 わたしも魔法、使えた!

[不思議な"声"を聞いたあの日、喜び勇んで父に報告したことを覚えている]

[父親は魔導師で、魔法の力で人々を災害から守ったり、街の便利な仕組みを作っている人だと聞かされていた。
 そんな父が小さい頃からの憧れで、ずっと同じような力を使いたいと願っていた。
 それが特別な力だということも、同時に聞かされていたけれど]

[だからその"声"が兆しなのではないかと、拙い言葉で父に伝えようとしたのだけれど]

『残念だけど、それは魔法とは違うものだよ』

[優しく頭を撫でて、父はそう言った]

『けれどきっと、魔法よりずっと大事な力だ。
 だからその力と相手との縁を、大切にしなさい』

(93) 2020/11/14(Sat) 01:05:46

魔法学園後輩 フレデリカ

[本当の魔法の力が確認できたのは、それからもう少し大きくなってからだった。
 "声"の相手は先んじて魔法を使えるようになっていて、色々あって今は学園にいるらしかった。
 自分は魔法の力をどう伸ばすか――例えば父の伝手で専門的な魔法を学ぶなんて道も、自分の前にはあったのだけれど]

 ――うん。
 いつか魔法が使えるってわかったら、絶対に行くよ。

[そんな約束>>59が胸の内にあったから、父親に頭を下げて学園に入りたいことを告げた。
 勿論、より高度で世の役に立つ魔法を学びたいというのも、嘘ではなかったけれど――]

(94) 2020/11/14(Sat) 01:09:02

魔法学園後輩 フレデリカ

― 5年前/ロンリコ湖畔 ―

[自分の名を呼ぶ声>>60がして、はっと顔を上げた。
 対岸は遠く、顔を知らない相手を見分ける術もないのだけれど――確かに、そこに居る、と感じられた。
 いつもより弾んだ響きに、こちらも緊張より高揚が上回る]

 今からそっち、行くね……!

[声と共に手を振った後、大きく息を吸い込んだ]

 天を翔けるもの 吹き渡る風よ
 我が身を運べ 眼差し導くままに――!

[父に教わった少し古い呪歌で、己が身を対岸へ飛ばす]

(95) 2020/11/14(Sat) 01:14:22

魔法学園後輩 フレデリカ

[――ところで、呪歌の発現には抑揚も重要な要素となる。
 思いのままに逸るテンポで歌い切れば――]

 って……きゃあっ!?

[予想外に高い軌道で、少女の身は対岸へと飛んでいった*]

(96) 2020/11/14(Sat) 01:15:13

【秘】 魔法学園生 リヒャルト > 魔法学園後輩 フレデリカ

 ……ドロシー……って。

 いや、あいつなら何やっても不思議ないけど。

[どこから、という疑問に答えが得られるとは思ってはいなかった。
ただ、告げられた名――忘れたくとも忘れられないそれは、思わず、こんな呟きを落とさせる。

続けて紡がれた願い。
答えるには少し、間が開いた]

 …………ん。
 わかっ、た。

(_21) 2020/11/14(Sat) 01:21:32

魔法学園後輩 フレデリカ、メモを貼った。

2020/11/14(Sat) 01:21:32

魔法学園後輩 フレデリカ、メモを貼った。

2020/11/14(Sat) 01:41:18

【独】 魔法学園後輩 フレデリカ

/*
皇帝こわー。こわかっこいい。
15歳でこれやったんですよね…?

(-16) 2020/11/14(Sat) 14:57:36

魔法学園後輩 フレデリカ

― 5年前/魔法学園都市 ―

[魔法の飛翔力は予想外に強く、体は対岸よりもっと先の、どこかの建物へ向けて飛んでいく]

 いやっ――

[制動のための呪歌を歌い直すとか、そういう考えも浮かばぬまま、衝撃に耐えるために身を縮めて。
 しかし激突するはずだった身に受けたのは、予想外にやわらかな衝撃だった>>103]

(131) 2020/11/14(Sat) 15:05:46

魔法学園後輩 フレデリカ

 あ……。

[どうやら、受け止めてもらえたらしい。
 恥じらいや申し訳なさもありつつそろそろと目を開くと、自分より少し年上と見える少年の顔が間近にあった>>104]

 は、い……。

[名を――限られた人しか知らぬ愛称を呼ばれて、少しぽかんとした顔をしながら頷く]

 フレデリカ、です。
 それじゃ、あなたが……リト……?

[お礼とか色々をすっ飛ばしたまま、こちらからも思わず確かめていた]

(132) 2020/11/14(Sat) 15:08:03

魔法学園後輩 フレデリカ

― 現在/魔法学園都市 ―

[投石が城壁へ打ち付けられる音が響き>>89、説得に応じたリヒャルトはこちら側へ飛んでくるようだった>>101
 しかしこの状況で、自身はつい名を呼んでしまった相手――今目の合った相手>>118から、視線を外せずにいる]

 う、ん……。

[懐かしい、と言う声は本当に喜んでいるように聞こえた。
 けれどそれで素直に笑顔を返せるはずもなく、強張った顔を向けてじり、と一歩を引いた]

(133) 2020/11/14(Sat) 15:09:17

魔法学園後輩 フレデリカ

 私は……これでいいの。
 今はおしゃれよりも、やりたいことがあるから。

[入学して間もなく目にした"彼"のことは、強く印象に残っている。
 その華やかさに惹かれて思わず声を掛けて、男の子だとわかってからもどこか憧れのような気持ちがあって。
 髪のことを褒められた時も、素直に嬉しいと思った]

[その服飾費の出所や、その他諸々の所業を知ってからは、そんな見方も変わってしまったけれど]

(134) 2020/11/14(Sat) 15:10:19

魔法学園後輩 フレデリカ

 それは……出来ないよ。

[ティータイムのお誘いに、首を大きく横に振る]

 私、いかなきゃ……みんなのところに。

[また一歩を後退しながら、息を吸う]

 天より降り注ぐもの 地を固める雨水よ
 其に願うは縛りの力 彼の者を地へ繋ぎ止めよ――!

[紡いだのは粘性の雨を降らせ、相手の動きを鈍らせるための呪歌。
 真っ当にやり合う心算はなく、すぐにも離脱する体勢であることは相手にも見て取れるか**]

(135) 2020/11/14(Sat) 15:12:30

魔法学園後輩 フレデリカ、メモを貼った。

2020/11/14(Sat) 15:17:45

魔法学園後輩 フレデリカ

― 学園都市 ―

 それは……っ!

[主に教員たちが、前線に出ていったのは知っている。
 それでも生徒たちの多くは脱出に成功したはずと。
 反論の言葉は飲み込んだまま、ドロシー>>139への呪歌を唱えた]

(147) 2020/11/14(Sat) 19:49:42

魔法学園後輩 フレデリカ

[足止め程度の効果は期待したかったが、相手の対処は早かった。
 振り回す上着を傘代わりにして、全身への被害を避けている>>141
 お褒めの言葉に返すだけの余裕はないけれど、ただ真っ直ぐな眼差しを相手に向け]

 私は――

[次に唱えるべき呪歌のことは、脳裏に思い描いていた。
 だからそれを為そうと開いた口に、予想もしなかったものが飛び込んでくる>>142]

(148) 2020/11/14(Sat) 19:50:35

魔法学園後輩 フレデリカ

 ――――!!

[自らが放った魔法の粘液だった。
 顔全面に張り付いたそれを咄嗟に拭いはするが、動きが止まるのは避けられない]

[よく知る声が、耳とそれ以外の両方に届いたのは、その時のこと>>138]

 リト……!

[声は出せない。
 だからこそ胸中にて強く、その名を呼んでいた*]

(149) 2020/11/14(Sat) 19:51:41

魔法学園後輩 フレデリカ

― 5年前/魔法学園都市 ―

[ようやく会えた、その言葉と、満面の笑み>>136に]

 はい……!

[こちらも同じ表情を浮かべ、たのだけれど]

 って、ちょ、リト……!?

[まるで抱き締められているような体勢に気付いて真っ赤になる。
 勢いで同じことをしかけた手は、慌てて引っ込めた]

 あ、あの、もう大丈夫ですから……。

[周囲を気にするように視線を彷徨わせつつ、そっと身を離そうとする*]

(150) 2020/11/14(Sat) 20:02:26

【秘】 魔法学園後輩 フレデリカ > 魔法学園生 リヒャルト

[もちろん、その動きは拒絶などではなく]

 ――助けてくれて、ありがとう。

[この状況でも、言いそびれたその言葉を伝えられたのは、絆持つものの特権であったかもしれない*]

(_22) 2020/11/14(Sat) 20:02:58

魔法学園後輩 フレデリカ、メモを貼った。

2020/11/14(Sat) 20:09:12

【秘】 魔法学園生 リヒャルト > 魔法学園後輩 フレデリカ

 ……ん、どういたしまして。

 届いて、よかった。

[交わしなれた声で告げられる、感謝の言葉。
それに返す声音には、はっきりそれとわかる安堵が滲んでいた。**]

(_23) 2020/11/14(Sat) 21:13:01

魔法学園後輩 フレデリカ

― 対ドロシー ―

[雨雲はドロシーの周囲にも広がってはいたが、彼の率いる兵については視認していなかったこともあり、狙って巻き込むことは出来なかった。
 動きを止めていたらしい彼らが、ドロシーの命令に従い足場を作る>>151]

 …………!

[魔法が使えぬなら肉体をも踏み台にする。
 その様に抱く感情は驚愕に近いが、黙って見ているわけにはいかない。
 こちらに迫る様子に、咄嗟に喉を守るように両腕を交差させ、地を蹴って後方に飛ぼうとする。
 肉体強化したドロシーから見れば、それはあまりに緩慢な動作であっただろう*]

(153) 2020/11/14(Sat) 21:27:39

魔法学園後輩 フレデリカ

― 5年前/魔法学園都市 ―

[どぎまぎするこちらに対し、リヒャルトはまるで理解していないような表情を向けていた>>152
 もー、と怒りたい気分だったが、この状況でそれをやれば更に墓穴を深くする。
 それに、と、下を見下ろせば少しだけ頭が冷えた。
 リヒャルトの魔法がしっかり支えてくれているとはいえ、危険な位置にいることに変わりはない]

 はい……。
 よろしく、お願いします。

[大人しく身を預けると、あとはリヒャルトが魔法を操るのに任せた]

[対岸についた後は歓迎の言葉と同時に、慣れない魔法を使う時の心得についてもたっぷり聞かされた。
 リヒャルトみたいな無茶はしちゃ駄目、なんて言には、苦笑を浮かべるしかなかったけれど**]

(159) 2020/11/14(Sat) 21:42:25

魔法学園後輩 フレデリカ、メモを貼った。

2020/11/14(Sat) 21:46:28

魔法学園後輩 フレデリカ

― 回想/1年前 ―

[戦いの仕方を教えて欲しい。
 そうロヴィンに志願したのは、首都陥落やそれに伴う避難民受け入れが一段落した頃合いだった。
 家族が戦火に巻き込まれた者も多く、学園内の空気は重苦しい悲しみに満ちていた。
 ロヴィンもまた、家族を亡くした一人だとは、囁かれる噂の中にもあったけれど]

 ――はい。
 戦いに向いてないことは、自分でもわかっています。

[それは才能というより、心構えの問題だった。
 フレデリカが戦闘系魔法をほとんど学んでいないことは、その習熟度を知る立場であれば知れたことだろう]

(167) 2020/11/14(Sat) 22:44:18

魔法学園後輩 フレデリカ

 でも……このまま何もしないでいることは、どうしても出来なくて。
 誰かが戦わなきゃいけない時に、そこに居る資格すらないのは――やっぱり、嫌なんです。

[言いながら、体側にある両手をぎゅ、と握る。
 その胸中にあるのが誰の姿なのかは、もう既に知られたことかもしれない]

 強く――は、なれないかもしれないけど。
 せめて、背中を向けないでいられる自分で、いたい……。

[こんな時に何を、と思われるかもしれない。
 それでも、状況に流されるばかりの自分より、一歩でも前に進みたかった*]

(168) 2020/11/14(Sat) 22:45:31

魔法学園後輩 フレデリカ、メモを貼った。

2020/11/14(Sat) 22:48:45

【独】 魔法学園後輩 フレデリカ

/*
ドロシーちゃん、何を言い出すのかな!?

(-21) 2020/11/14(Sat) 23:23:04

魔法学園後輩 フレデリカ

― 対ドロシー ―

[こちらの姿にドロシーは何を思うのか。
 獲物を見る目は炯々と輝いているように見えた>>169]

 ――や、

[ようやく開いた口だが、歌を紡ぐ暇があるはずもなく]

 やめ、……

[代わりに零れたのは懇願めいた声。
 喉が潰れる痛みはなかったが、それを幸いと言っていいのかどうか。
 的確な圧迫に、視界はあっという間に暗くなる*]

(178) 2020/11/14(Sat) 23:25:09

魔法学園後輩 フレデリカ

[――しかし、その刹那]

[声が聞こえた気がした。
 それは、絆により繋がった、音ならぬ声でなく>>177]

 ――――!!

[数瞬でも長く、意識が保つことを願いながら、その声の先へ必死に手を伸ばす*]

(179) 2020/11/14(Sat) 23:28:08

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

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生存者 (3)

リヒャルト
76回 残15099pt(8)
フレデリカ
43回 残17158pt(8)
デメララ南方オフ
ドロシー
14回 残18849pt(8)
決闘立会中オフ

犠牲者 (2)

(2d)
0回 残20000pt(8)
ロヴィン(5d)
23回 残16720pt(8)
デメララ

処刑者 (3)

(4d)
1回 残19954pt(8)
レオンハルト(5d)
29回 残16881pt(8)
その辺
ファミル(6d)
39回 残16639pt(8)

突然死者 (0)

発言種別

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独り言
囁き/共鳴/念話
死者のうめき

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