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つむじ風 シュテルンは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[その時、考え事をしていたのは事実だった。
色々と考えすぎていたかも知れないけど、それはそれ。
しかしだからと言って、道に迷うほどではない。
ない、はずだ。
いや、そもそも、この状況は]
……迷うとかそういうの、越えきっとるやん……。
はあ……また、みょーなとこに入り込んでしもたんかなぁ……。
[普通に街道を歩いていたつもりなのに、気が付いたら雪の中とかどういう事だ。
そんな愚痴をこぼしつつ、とりあえずは歩く]
あー、もう……。
[それでも、立ち止まってはいられないから、と歩いて行って]
……およ?
[ふと、歩みが止まったのは、静謐の中に音が響いたから]
この音……誰ぞ、戦っとるん?
[鋼が奏でる特有の音。
それに気をひかれ、とたとた、そちらへと歩き出した。**]
うわあ……。
[ひょこひょことやって来た先で繰り広げられる戦い。
なんでこんなとこでガチで仕合してんの? なんて疑問が浮かんだのは一瞬]
……ふえ?
[目の前の光景とは全く正反対な柔らかな呼びかけ>>21に、ひっくり返った声が上がる]
あー、えー、と。
ご、ごきげんよー?
ぼくは、シュテルン……シュテルン・シュトゥルムヴィント。
[とりあえず、ちょっとひっくり返った声で名乗りを返して]
いや、なんてゆーか。
……ぼく、さっきまで街道歩いてたはずなんに、気が付いたらここにいて……。
誰かに会えたら、ここどこか聞こうと思ってた……ん、です。
[どう言おうかちょっと悩んだけれど、結局把握している事をそのまま言葉にする。
語尾が無理のある敬語っぽくなったのは、何となく。*]
そっちは建物の中から?
なんや、ホントにわけわからんなぁ……。
[迷子がふたり、という言葉に、ホントにここなんなん? と思っていたら、思いがけない言葉が返ってきた。>>25]
ふえ……?
ともだち?
[なしてそうなるの? なんて思ったのは已む無しとしてほしい。
とはいえ、理由を言われると無碍にできるかと言えばそうもいかず。
何より]
『いーか、シュテルン。
命にかかわる大事でもない限り、女子の頼みを無碍にするのはやめとけ。
無暗に愛想ふりまく必要はないけどな、恨まれると後々辛くなるからな』
[これ、育ての親にして太刀の師が、いつもまがおで言っていた事である。
それを思うと断りにくい。ひじょーに断りにくい。故に]
……ん、まあ。
ぼくも、ひとりじゃちと心配ですし。
……構いません、よ。
[ちょっとへにゃりとしながら、返したのは肯定だった。*]
[なんか素直に喜ばれた。>>31
いや、ちょっと無警戒すぎない!? と思ったのは許されてほしい。
表には出さないように、頑張ったけど]
あー……そですねぇ。
あのお二人は気が済むまでは止まらないと思うんで。
ここら歩いて、他に誰かいないか何かないか、探してみるのがいいかも。
[こちらも戦いの場をちらりと見やって、提案する。
はっきり確認できてないけど、打ち合う二人が自分の知っているひとたちなら、止めるのは野暮と言うか自殺行為と言うかだし。
何より、立ち止まっていると、寒いから。*]
あ、そーですねぇ。
建物があるなら、誰かいそうですし。
[何より、多分ここより温かいから、と。
そんな思考も込みで、建物へ向けて歩き出す。
聞き返し>>33には、もう一度、ちら、と視線を組みあう二人に向けて]
……見間違いでなきゃ。
ぼくの
[これ、どこまで言っていいんだろうなー、と悩みつつ。
返した返事はちょっとだけぼかしたもの。*]
まー、縁があるのは
[てか、師父は惚れ込みすぎだろう、とちょっと思っていたりする。
言うとすごく複雑そうな顔されるから、言わないけれど]
んー、どーでしょね。
もしかしたら、縁ある人が同じように来てるかも、ですよー。
[何やら心細そうに誰かを呼ぶ姿>>40に、ちょっとあわあわしつつ]
強い縁は、呼び合うもんですし、ね。
[気休めと言えば気休めだけれど。
しょんぼりしている様子に、元気づけたくなって、こんな言葉を口走っていた。
なんか、後ろが賑やかだなー、というのは、ちょっと内心に置いといて。*]
[言ったこっちも、本当にいるなんて思いもよらないわけだが。
ともあれ、少しは気を晴らせたかな、なんて、返された言葉に思う。>>49]
あ、うん。
けっこ、好き勝手やってますけど。
ぼくはまだ修行中なんで仕官してないですけど、戦うのは、それなり、できるようになってきてます。
[向けられた問いには、素直に返す。
そこらを隠す必要はあんまり感じてないし、何より、旅装の下からひょっこり覗くもの――背負った太刀が何より端的に物語っている部分もあるから。*]
え?
えー……そ、そーかなぁ。
[強そう、とか言われた事はほとんどないため、ほんの少しテンションが上がる。>>55
師父に見られたら「ちょーしにのるなや」と言われること必至だがそれはそれとして。
己が言葉が思い起こさせたものなど知る由もないまま、とてとて、建物へと近づいて]
入って大丈夫やと思うんですけど……。
[鍵かかってる様子もないし、と思いつつ。
答えるより先、扉に手をかけて中へと呼びかける様子>>58に、ちょっと待ってもうちょっと警戒心ー! なんて思ったりもしたがそれはさておき]
あ、ひとがいてる……って、はい?
[呼びかけに応じるように現れたのは、身なりの整った人物で。
ようこそいらっしゃいましたとか、ご予約のお客様ですか、とか。
向けられた言葉の意味がつかめなくて、しばし、ぽかん、としてしまったのは多分、已む無し]
いや、予約もなんも、ぼくらここに迷い込んできてしもたんですけど……。
そもそも、ここって、どこですの?
[戸惑いながらも問い返したら、この場所の事を懇切丁寧に説明された、ものの。
地名やら何やら、覚えのない単語のオンパレードに結局きょとーん、とするしかできなかったりした。**]
むー……。
[意見を問われ、首こてし。>>68
不可解すぎる状況に、不安やら何やら、ないわけではないが]
……なんでぼくらがここに来たのかとか、そういうの、聞いても答え出そうにないしなあ……。
[不可解な事態に巻き込まれたら、無駄にじたばたするな、とは。
師父からの教えである。
なんでそんな実感籠ってんの、という突っ込みは最初は受け流され、後に納得する事態もあったりしたがそれはそれとして]
答え合わせに焦っても、ほしいモンに届きそうにないですし。
まずは、一休みして、ゆっくりここの事知るのもいいんじゃないですかねぇ。
[とりあえず、ここの事を知る、という答えを返しつつ。
説明された遊興施設に、好奇心がうずっとしているのは多分、隠せていない。
普段縁がないものだから、余計に気になる部分もあるし――なんやかや、まだ幼さは抜けきっていないお年頃。
故に、案内人に渡された案内図に見入る瞳は、好奇心できらっきらしていた。*]
あー、と。
なんていうか、こういう場所に来るのも初めてだから、一通り全部やってみたいてゆーか。
[なにか体験してみたいものでも、という問いに返したのは、実に素直な一言だった。>>74
そもそも雪遊びなんて縁がない環境だし、そもそも、修行が本格化してからは遊ぶどころじゃない。
それでも遊びたい気持ちが抜けないのは、10代半ばの少年としては普通の事。
師父もそこはわかっているから、たまに『お使い』と称した息抜きに出しているのだが。
ちなみに、微笑ましいと思われているとかは気づいていないし、仮に気づいてもそんなに機嫌を損ねたりはしない。
普段は年上のおっさん連中にもまれて、もっといぢられているから……というのが理由なのは、ちと情けないかもしれないが]
とりあえず、ここに落ち着けるなら、荷物置いて雪いじってみたいかなー、なんて思ってますけどー。
[師父に言われて、縁のある『にーさん』の所に行く途中だったから、色々荷物も向変えている。
だからまずは、身軽になって改めて雪遊び、とか考えていたりした。*]
[エントランスの隅っこにでも置かせてもらえばいっかなー、くらいに考えてたら、予想外に部屋も使わせてもらえるようで。>>79]
え、ほんとにいいの?
[ほんの一瞬、料金……とか過ったけど、とりあえずぽいして問いかける。
案内人から返ってきたのは肯定で、その合図に応じて出てきた違う案内人がこちらへどうぞ、と手招いてくれた]
んじゃあ、ちょい、行ってきまーす。
[なんてお気楽に言って、案内人についていく]
……っかし、ホント。
何がどーして、どーなってんやろ。
[案内された部屋で一先ず荷物を降ろしつつ、ぽそ、と呟く。
深く考えたら負けな気もするから、あんまり突っ込みはしないが。
ともあれ、背負っていたあれこれを降ろし、改めて太刀だけを背中に背負うとぱたぱたと玄関まで駆け戻り]
……おおっと。
[玄関に戻ってくれば、ちょうど毛皮のポンチョを羽織って嬉し気にする姿が見えて。>>80
あー、ちょっと元気になったんだなあ、なんてぼんやりと思いつつ]
んじゃ、とりあえず、ちょっとそこら見てみましょかー?
[なんて、軽い口調で呼びかける。
外に出るなり、近くの雪だまりに飛び込むのは、さすがに驚かせることになるか。*]
ひゃー、つっめたー!
[突然のダイビングが驚かせている>>84のは気にした様子もなく、白の中からぴょこん、と上体を起こしてはしゃいだ声を上げる。
そのまましばらく、雪の感触を確かめたりなんだり、と一通り白と戯れて。
それから、改めて周囲を見回した]
……ふわあ。
[なんかこう、一通り感心したあと、こういう場所での戦い方とか潜み方とかサバイバル術とかそっちの指南が始まりそうだなー、と思いつつ。
手元で雪玉を作って、ぽーん、と当てもなく投げてみたり。*]
……ぉ?
[雪と遊んでいたら、呼びかけてくる声。>>95
覚えのある声に振り返ったら、やっぱりそこには覚えのある人がいたりするわけで]
……ぇ、やっぱり?
なして、ここにいらっしゃるん……?
[いやまあ、ふらっと来て師父と仕合して帰る、って話は聞いてるし、こそっと見てた事もあるけど、とは。
とりあえず、言わずに飲み込んでおいた。*]
[怪訝な顔向けられた。>>101
とりあえず、突っ込んだ雪山からは立ち上がって、ぺこり、と一礼]
えーと、
[全然説明になってないとは思う。
けど、これ以外に説明のしようがないのも事実で]
……御大将こそ、ここで何してますの……?
[とりあえず、逆に問い返す。
ちなみに呼び方は、自然と師父からうつったものだったりする。*]
おまえもかー、って事は、御大将も?
[こてり、と首を傾いで問えば、遠乗り中に気が付いたらここへ、との返答。>>109
調子狂うの所以はぴんと来ないが、そこは突っ込まず]
んー、とりあえず、中で聞いた話だとここ、色々遊ぶためのあれこれがそろってるみたいなんで。
[言いつつ、見せるのは先ほどもらった案内図]
辺り確かめがてら、一通り回ってみよかなー、なんて思ってたんで。
ぼくはぼくで、ぐるっと見てきてみます。
[答える表情は、いつも以上に子供っぽく、好奇心できらきらしたもの。
何気にあんまり、見せたことのない表情だったりした。*]
[正直、自分も案内図に書いてある事は半分も理解できていないのだが。
理解できないが故に突っ込みたい、という好奇心がちょっと上回っていた]
はーい、いろいろ見てきまーす。
[向こうの内心知る由なく。>>121
返した返事は子供っぽさ全開だった]
そんなわけで、ぼくはぼくで動いてみますけど。
おねーさん、どうします?
[ついていきたいのか、と問うゾフィヤ>>118にこう問い返す。
問いへの答えがどうであっても、つむじ風は白の先へと走り出すつもりではあるのだが。**]
― 池 ―
[思われていた事を師父が聞いたら、
『いや、あれはあれで心配なんですわー』
とかぼやいであろう事は余談として置いて。>>137]
……お。
[雪だまりから飛び出して走り出した先にあったのは、氷に覆われた池。
何するとこだっけ、と思っていたら、元気のいい案内人から説明を受けた]
釣り……釣り、なぁ。
[副長さんの趣味だなあ、とかちらっと思い出したのも余談]
んー、釣りって難しい感じするんやけど、ぼくにもできるん?
[魚を取るなら釣るより突く方だったりするのだが、それはそれ。
説明を受けてひとまず挑んでみる事にした。
同じ場所にいる人>>127には、気づいていないというか。
釣りというのは邪魔すると怖いものである、という謎の刷り込みが師父の副官によってなされているため、気づいても会釈するくらいにとどめてしまうのだが。**]
― 池 ―
[氷の上に穴を開け、釣り糸を垂れる。
最初は外しまくったが、徐々にコツを掴めるようになってきた頃]
……んにゃっ!?
[通り過ぎて行った賑やかな音に、ひっくり返った声が上がる。
振り返った視界に入るのは、走り去る後ろ姿のみで。>>154]
な……なんなん、今の……。
[ぽかん、とした声が上がったのは束の間。
当たりの気配に慌てて穴へと向き直り、竿を上げた。*]
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