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5人目、緑蛋白の雷鳥竜 アデル が参加しました。
緑蛋白の雷鳥竜 アデルは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
[見上げる空には細かな輝きが幾万と散りばめられていて。
それは素直に美しいと思えるもの]
月下で眺めるも良いが、星灯も悪くはないのぅ。
[己が住まいを構えるこの地は、竜郷の中でも大きな山の頂。
地平は遥か遠く、けれどゆるり首を傾げて見上げた空はまだ遠い。
果てに届くにはどれ程飛べば良いかなど、考える幼さはとうに過ぎたものだが]
…悪くはない、が。
代わり映えの少なさは、如何ともしがたいのぅ。
[ぱちん。
手に持っていた扇を閉じた音に隠した溜息に、蓄積した退屈を吐き出した**]
― 竜郷・山上の館 ―
[どれ程深い溜息をついた所で、退屈な時間は変わらない。
竜郷という限られた世界の中では不便すら楽しみの内。
人の身を好んで用いているのも、竜身よりも不便だからが大きいが。
過去、何度かの交流で人界そのものが面白いと認識があった故]
…そういえば。
あれに喚ばれるのも、新月であったかの。
[退屈の中でもあの感覚を薄れさせぬよう、との意識が少なからずあって。
独り言ちたのは、彼らとの交流の機会について]
途絶えてはおらぬじゃろうが、暫く喚ばれてはおら…
[おらぬな、と。
呟くつもりだった言の葉は、唐突なそれに遮られた]
なっ…んじゃ、
[静やかな時を轟と破り、更にこちらをも飲み込まんと奔りくる。
加減無き力は、こちらを害そうとするものに見え。
即座立てたのは、逃れる算段。だったのだが]
……は ?
[>>18こちらの住処を飲み込んで尚収まらぬ力の氾濫から伝わった言霊、その願いに目を瞠った]
……は、ははは
あははははははは!
[思わず笑ってしまったのは、届いた願いと向けられた力があまりにもそぐわなかったから。
この力と願いの主は、一体どんな者なのか。単純に興味をそそられた]
どうやら、暫く退屈とはおさらばできそうじゃのぅ。
[楽し気な笑みのまま独り言ちると、未だ乱暴に溢れ続ける魔力の奔流へと身を投じた]
─ 月の舞台 ─
[己を導くというよりも、力任せに運ぶ魔力の奔流によって誘われたのは想像通りの場所だった。
ふるりと頭を振った視界に入るのは無機質な円形の床と、小さな舞台。
それと、何人かの竜ではない者の姿。
その中で、己を此処まで連れてきた者が誰か、などとは問わずとも魔力で分かったのだが]
…のぅ、
何故に下帯のみで立っておるのじゃ。
[見た目含めて上と下の防御力の差の意味が分からず、扇で顔を隠しながら首を傾げた**]
─ 月の舞台 ─
[扇で顔を隠したのは、召喚主の予想外な出で立ちの為。
声に応えて良かったのか、と内心の溜息を扇の内に隠したまま問いかけたのだが]
…なるほどの。
[不躾な視線はともかくも、>>57こちらを見ての言葉から趣は感じられる。
少なくとも、享楽的に力を振りまわすだけの男では無さそうだ。
そう思えたところで、顔を覆っていた扇をぱちりと閉じて]
あれを呼び声というなら、もうちぃと加減をして欲しかったのぅ。
一瞬儂を害しに来たかと思うてしもうたぞ。
[苦言めいた応答は、表情から見れば内心と裏腹と分かるだろう。
閉じた扇はそのまま口元を隠し、くすくすと笑みを零して。
>>58ディーターと名乗る男からの問いかけに、ゆるりとした動作で頷き返し]
あぁ、構わぬぞ。
主が竜の眼を持ち、皇玉たる儂を喚ぶ力を持っているのは確かじゃからな。
儂の名は…そうさな、これまでの舞闘会でも呼ばせた名が良いか。
儂のことはアデルと呼ぶが良い。
[微かな試案の後、告げた名と付け加えた言の葉でこの召喚が初めてではない事が周りにも知れようか。
ちらりと視線を巡らせた先、自分と同じように喚ばれた竜たちの姿も見止めて軽く目を細めた*]
─ 月の舞台 ─
[向けた視線に然したる意味は無く。
ただ此度はどんな顔ぶれか、確認する程度だったのだが。
片や未だ眠りの淵の只中で顔は見えず、となれば視線は自然と一方に。
興味をそそられたのは、自身が闘う相手のみならず]
(ほぅ…?)
[>>54背に翼を負う男から伝わる気配に、細めた瞳のまま瞬き。
けれど、思考は口に出さぬまま、その傍ら濡れた気配の竜へと視線を移して]
皇玉というても、この地においては座など飾りに過ぎぬ故。
この場を共にする同士、よしなに頼むぞ。
[>>64相手の面持に気付かぬ素振りで笑みを向けると、己が召喚主へと向き直り]
主もの。
皇玉を喚んだからといって胡坐をかくでない…と釘を刺す要は無さそうじゃが。
儂に遠慮も不要じゃとは言うておこうかの。
あぁ、気遣いは有り難く受け取るがの。
[>>69ディーターの言葉を受けて、声を返した]
[続けて、>>70こちらの言に慣れてないと返る声には微か瞬いた後]
なんじゃ、大きい形をしている割にはまだ加減を覚えぬ童であったか。
儂は子守までは請け負えぬぞ?
[閉じたままの扇で再度口元を隠すと、微か意地悪気に眉を歪め。
けれど、ディーターから続けられた言の葉には、確りと頷きを返した]
あぁ、
よしなにな。
[どうやらディーターも周囲を確認しているようだ。
視線はこちらを向かぬまま、>>71問われた疑問には浮かべていた笑みを微かな瞬きに変えて]
…そうさな。
この場に喚ばれること自体が、願いと言えるかの。
[浮かべ直した笑みは、この場に来て初めて見せるもの*]
[そういえばというようにお試しするのは、緑蛋白石に呼びかけるように]
意志を通じさせることができるとも聞くが、通じるかー。ディーターだー。
[気になったら素直に試す。流石に今回は乱暴なまでの魔力ではなく普通の通信であった]
─ 月の舞台 ─
[話しかけた先、>>79海のものらしい竜からはやはり緊張が伝わってくる。
どうやら舞闘会に慣れていないだけでなく若くもありそうだ、とは内心のみで呟いて]
うむ、素直で可愛らしい子じゃな。
…さて、あちらで其方と目見えた事はあったかのぅ。
儂の住処は山の上にある故、会うたことは無いと思うのじゃが。
[自身の住処を明らかにすることで、少なくとも水とは縁遠い身と明かす。
地か空かまでは推察できまいが、会が始まる前から答え合わせはつまらぬだろう]
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