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砦と、北の山道もチェックしておいた方が良いか。
それから丘陵とその先の街道沿い。
後は ───
[斥候先をピックアップしつつ、後でローランドにも意見を聞こうと考えた辺りで、天幕の外から声がかかった]
― 連邦軍野営地・天幕 ―
[天幕へとやってきたナネッテ>>132は、歳を感じさせない凛とした様子で現れた。
その姿に思わずクリフも背筋が伸びる]
遠路の行軍、ご苦労様でした。
ナネッテ殿に参戦頂けて心強いです。
直、各国の兵が集まります。
それまでしっかりと休息を取ってください。
[柔らかい笑みと共に向けるのは労いの言葉]
[ローランドから紹介してもらったこの騎士との付き合いはそう長くはない。
しかしその短い付き合いの中で、用兵や実力については合同訓練の中で身を持って知った。
小手先の技では彼女を抜くことなど到底難しい]
頼りにしてます。
[それを知るが故に、朗らかに笑って言った*]
― 連邦軍野営地・天幕 ―
[一つ伺いたい、と前置いて>>140紡がれる言葉。
笑みを消し、こちらを見据えるナネッテを見返した]
最終目標はブリュノー王都・アマンドの解放。
それに対する妨害があるならばその排除。
主な目的はこの2つになります。
アマンドを解放する際には、騎士団領で保護・待機しているブリュノーの第一王子を呼び寄せた上で、と考えています。
[後に全軍へ発布する予定でいる内容を先んじてナネッテへと伝える]
[そうした会話をしていた辺りか、追加の取次ぎ願い>>141がクリフの下へと届く]
通してくれ。
[先客がいるからと待たせなかったのは、相手がローランドであるため。
元よりナネッテと既知である彼ならば、同席しても問題無いと考えたためだ]
ラルス、良いところに来たね。
[出直そうとするローランド>>142に引き止める心算で言葉を向ける。
ナネッテからの視線>>143にも、同意の首肯を向けた]
良ければナネッテ殿の意見も聞きたいです。
[メレディスが同行していたなら、同様に意見を求める旨を伝えた*]
/*
うむ、ナネッテはやっぱS.Kさんだな。
メレディスはるなうぇいさんかこれ…?
いやでもでぃあさん感もある。
ふかさんはラルス?ナイジェル?どっちだろw
ダメだな、中身当て精度は相変わらずよろしくない。
― 連邦軍野営地・天幕 ―
目的はあくまでブリュノーの事態収拾ですから。
戦火を広げる心算はありません。
その途中にマルール軍が立ちはだかるのであれば、退去頂く。
ただ、それは穏便に、とは行かないでしょう。
[そのための武力行使は辞さない、と言外に言う]
”落としどころ”は……必要でしょうね。
その決定が出来るよう、今回に限りの指揮・交渉の権限は委譲してもらっています。
『必ず益を持ち帰る』という条件付きですけれどね。
[この辺りの話はナネッテ>>151らにも伝えても良いだろう、と口にする。
ローランドには会議直後に伝達済みだ]
はい?
[失礼するよ、と近付いて来たナネッテ>152に目を円くしていると、突然両手で頬を挟まれた。
パシッと軽妙な音が耳に届く。
その行動に驚いて、円くした目を何度か瞬いた]
[向けられた激励は忠告としても心に響く]
──── はい。
心に留めます。
[王や領主、地位の高い者が陥りがちな執着。
歳を経るごとに凝り固まりもするそれらに囚われぬよう、ナネッテの言葉を心に刻む]
[が、真面目な表情は直後のナネッテの行動>>153で崩れた]
ちょ、ナネッテ殿……
[掌で頬をぐにぐにされてしまい困り顔。
直ぐに離れたために振り解くまではいかなかったが、何かちょっと恥ずかしかった]
全面戦争に発展するのは、俺としても本意ではありません。
兵力もそうですが、長期化による民への負担が計り知れない。
それは避けたい。
[表情を戻し、続いた言葉に対しては同意を向け、ナネッテの意見を耳にする]
名誉、ですか…厄介なものですね。
あちらの主な将兵を把握する必要がありますね。
ブリュノーの属国化は厳禁。
これは元より解放後に王子へ明け渡す心算でしたので、問題無いでしょう。
マルールを交えてのことも視野に入れてあります。
[権限委譲を求めたのはそのためでもある。
ナネッテの言うように難しいものとなるだろう。
それを成しえたとて、上層部が何か言ってくるかもしれない。
そう言う意味でも難しいものだと考えていた]
流石はドゥーハン王、商人としての先見をお持ちであられる。
[ぼやいていた、と言うのにはそんな言葉を向けて。
贈り物、と机に置かれたのを見ると目を瞬いた]
……はは、これも先見の明、ですかね。
[そう言って苦笑しながらも、胃薬はありがたく頂いた*]
/*
タイガへの 振りを したいが 上手く纏まらん!
騎馬か剣の大会で争った、をしたい気がしつつ。
観光訪問だけでもいけんじゃね、となっている。
観光訪問は確実にやりたい。
― 連邦軍野営地・天幕 ―
[どうやらナネッテの懸念は晴れた模様>>177。
子供扱いは若輩故に仕方ないと割り切って]
はは、ナネッテ殿にかかれば上層部の方々も形無しですね。
[豪快に笑う様子>>182はクリフを大いに勇気付けた]
はい、頼りにします。
[胃薬の流れ>>188には、先程とは少しだけニュアンスを変えて紡ぐ。
教育してやった、との言にはドゥーハン王の苦労を思って苦笑するしか出来なかった]
効きそうな気がするね……。
[ローランドの言葉>>183にもしみじみ言いながら頷いた]
最小限で最大効率か…。
いや、理想であれ、そう言う目的があるとないとでは実現への働きかけが変わってくる。
理想だからと切り捨てる必要はない。
[メレディス>>185が紡いだ言葉を拾い上げる。
理想を完璧に実現することはそれこそ難しい話だろうけれど、理想に近づけることは出来るはずだ。
続く名誉に関して>>187を聞くと、僅かに考える間が空く]
──…やはりそうなるか。
あちらがどう言うスタンスで来るかにもよるが……そこを目指すのが得策かな。
[マルールの意思を確認する必要もありそうだ、とも思う]
海路による交易の拡大がどれ程の恩恵を得られるかは、俺も知っている。
その最たる場所を見たこともあるしね。
だから、ラルスや商人の人達が焦がれるのも理解はしてるよ。
海路が使えるよう、最大限の努力はしてみせるさ。
[思い起こすのは3年前、ブリュノーに滞在していた時のこと。
その時クリフは兄に連れられマルールのある領地へと訪れていたのだった**]
― 連邦軍野営地 ―
流石ラルス。
俺もそれについて意見を聞こうと思ってたんだ。
[偵察について>>195を聞けば、先ずそんなことを言って]
そうだな。
始まる前に怪我されても困るし。
[メレディスに早駆けさせるわけにはいかない、というのにも同意を示した]
偵察はラルス、君が行ってくれ。
何か分かったら連絡を。
[互いを繋ぐ声でも願う。
離れていても会話出来るというのは、偵察や索敵の際に非常に便利だった]
そうか、初陣になるんだったね。
[メレディスからの申告>>210を受けて、一つ頷く]
出陣を決意してくれてありがとう。
フォローは任せてくれ。
[緩やかに頭を下げるメレディス>>211に笑みかけた*]
― 連邦軍野営地 ―
[4人での会話からしばらく後、野営地周辺を巡回していた兵からある報せが齎される]
マルール軍司令官の使いだって?
川を遡上……ロンジーから来たと考えるのが妥当か。
[西からではなく南からというのが不思議に思ったものの、門前払いする理由も無く]
軍議用の天幕へ通せ。
……ラーシュ・ユリハルシラ。
ユリハルシラ家の者か。
[告げられた家名には覚えがある。
3年前に観光で訪れたマルールのある領地を治めているのが、彼の家だったはずだ。
しかしあの時知った嗣子の名はラーシュではなかったはずで。
縁者なのだろう、という推測だけが意識に残った]
[巡回兵を送り出した後、クリフは軍議用の天幕へと向かう。
個人用のものより広く、十数人は入れる天幕。
中には簡易的な机と椅子が並んでいた]
[ローランド達が同席を望むのならば許可を出し、クリフは椅子の一つへと座して待つ*]
― 連邦軍野営地・軍議用天幕 ―
[ナネッテの激励>>254を受け、メレディス>>265を伴い座した天幕の中。
入口からやってきた使者>>251はこちらを認識すると軽く頭を下げてくる。
互いに武器は持たず、身一つでの対面。
出迎えにあたり、クリフは椅子から一度立ち上がった]
わざわざの訪問、痛み入る。
手土産もありがたく。
[土産というのはあの樽のことだろう。
マルールの特産と言えば、魚介の類か]
立ち話というのもなんだ、どうぞ席へ。
[着席を促し、こちらの名乗りを、と口を開きかけた時。
先んじて相手から自分の名が零れ落ちた>>253]
へ?
[思わず呆けた声が出る。
次いで、マジマジと相手を見遣れば、その顔に残る面影に気付いた]
──── レト?
[相手と同じように、確認の声が出る]
え、何で。
だって、ラーシュ・ユリハルシラって……。
え?
[混乱は続く*]
― 連邦軍野営地・軍議用天幕 ―
いや、踊る機会は減った……って、そうじゃなく!
レトの親父さん、マルールの人間だったのか。
[先に立ち直ったレト>>270が笑うのを眺めながら、噛み締めるように呟く]
そう、連邦軍司令官。
それが今の俺の立場だ。
1年前、父が他界した折に領主を継いでね。
国防に関わることは一通り請け負ってる。
[ぽろ、と身の上を零し、一人納得の顔をするレトを見詰めて。
呼吸を整えるように短く息を吐いた]
もう12年も前になるかな。
子供の頃にレトが母親と共に騎士団領を訪れてね。
その時知り合った。
あの時は放浪の民として会ったから、まさかマルールの人間だとは思ってもいなかったよ。
[メレディスからの確認>>269にはそんな風に返していた**]
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