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3人目、神将 レト が参加しました。
神将 レトは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 天上宮 ―
大将ー、お花さん捜索隊はいいんですけど、連れてくのは志願者だけなんですか?
[常日頃、天界のあちこちに妖魔の気配を追っている、未だ「新参」の自覚が抜けぬ神将は、珍しくもこの度は、玄武神の正規の供として天上宮に同行していた。
過日、朱雀神に率いられて妖魔討伐に向かった折の仲間や友に再会出来るかとの期待と、普段は近く事もない、朱雀神そのひとへの挨拶と、その他諸々、彼なりの目算や計画もあったのだが、それは一陣の邪風によって頓挫した形だ。
とはいえ、神将たる身に、天帝よりの命以上の優先事はあるはずもなく、主人たる玄武神に従うのも当然の道理だ。そこに否やは無かったが]
もしかしなくても、うっかり人が集まらなかったら、俺だけ連れて行こうとか思って......
[言いかけた言葉は、振り向いて口の端上げた玄武神の、その視線だけで封殺された]
...ま、いーですけど。
[はあ、と溜息混じりに肩を竦める。この主は、こういう神だ。それはとうに知っている。しかしそれを知る者は彼だけではないのもまた事実。それに本当に志願者が一人も居ない、とは、恐らく玄武神も考えてはいまい]
(地上、かあ...)
[己が生まれ、育った場所。そこを離れ天界へと引き上げられた経緯を思えば、思い出の地と呼ぶには余りに苦い記憶の残る場所ではあったが...懐かしくない、と言えば嘘になる。
もっとも、人としての彼が、そこに生きたのは、千年程も昔の話。
人から妖魔に変じ、玄武神の転生たる将に討ち取られた半妖の存在など、伝奇としてすら残ってはいないだろう**]
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今更気づいたけど、前回、前々回と、玄武とレトのIDころころ変わってるという事実。まあ仕方ないか。
さて、最終入村予定の妖魔の設定は、どうするかなあ...語り手アイコンにするか、PC充てるかすらまだ未定という...
まあ、開始までに考えよう、うん。
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わーい、戦友だー(しっぽぶんぶん)
そうか、もう後を継いだんだねえ。
霊亀神はノトカーから離れて地の護りに戻った感じかな?
えーっと、四神四瑞の眷属は、それぞれ八方の部屋割、だったよな…あー、でも、街に出てるかも。
[ 天帝との謁見の後、明朝までは供の用は無い、と半分追い払われるような形で、玄武神の側を離れた。
…それは、恐らく、時間のある内に、会いたい者の顔だけでも見ておけ、という、主なりの優しさ…だと、思う、事にして、天上宮の探索と相成ったのだが ]
…に、しても、前はあんまり良く見る暇なかったけど、広い上にややこしいな、天上宮ってやつは。
[ 方向を見誤る程、抜けてはいないから、迷子にこそなってはいなかったが、当ても無く、人を探すのは結構難儀だ ]
んー、気を辿れば、なんとか…なる、かな?
[ 探すのは、先に世話をかけた朱雀神、青龍神、そしてもう一人… ]
(…当主継いだって話だから、きっと来てる筈)
[ 戦友、と、互いを呼んだ無二の友に、祝いの一つも告げたいと、それは密かに、けれど大切に抱いている願いだった* ]
[ 天上宮の探索を初めてからしばらくの後、最初に行き着いたのは、天上において、最も強い陽気と火気を身に宿らせた神……ある意味、陰気に偏る半妖としてのレトにとっては、最も恐ろしい神であり、故にこそ、惹かれて止まない相手でもある ]
朱雀様。
[ 身内にある恐れはしかし、表には見せず、真っ直ぐに朱雀神に歩み寄り一礼する ]
先だっては、お世話になりました。同行させていただいたおかげで、俺も色々と学ばせて頂きました。
心より御礼申します。
[ 過日の妖魔退治では、天上宮に戻った後、朱雀神と玄武神は互いに同じ場に居合わすを避けていた。それは、互いの役目のために、双極たる二神が顔を合わせれば力の均衡が危うくなるという配慮のためだったが、そのとばっちりを受ける形で、レト自身、朱雀神への挨拶をせぬまま帰還することとなってしまっていたのだ ]
…で、あの、今回俺も大将に付いて地上に降りることになったんですけど、ひとつ御報告が。
[ 襟を正した礼の後、少しばかり口調が砕けたのは、朱雀神が基本的に形式ばった遣り取りを好まない神だと認識しているため ]
仙花の苗床に吹いたっていう怪しい暴風ですが、調べてみると、都の外れで、大きな鳥の影を見た者がいるようです。雲の上の高さに居たのに、大きいと感じるほどの大物だったとか。
[ いつのまに、そんな調べを済ませたのかと、もし問われれば、それが役目なんで、と、笑みを浮かべてみせるのだが ]
もしも、それが、苗床を襲った風と関わりあるとすれば……「大風」かもしれません。
[ 古来より、暴風によって家や建物を破壊すると知られる妖。天帝の威に守られた都に普段現れることはないはずの妖魔であったが ]
「大風」は、破壊の意志以外の目的を持たぬ妖ですが、それを利用した者が別に在るのかもしれない、と、大将も考えてるみたいで。
だとすれば、襲撃は一度とは限りません。
[ 声を潜めて伝えれば、最早それ以上の言葉は要らぬと、朱雀神には思われようか* ]
はい、朱雀様にお伝えしておけば大丈夫と大将も、て、ああっと……しまった、これは言うなって言われてたんだった。
[ 天の護りを請け負う朱雀神の力強い言葉に>>73破顔して、うっかりという口調で零した言葉が、本当に「うっかり」だったのかはともかくとして、安堵したのはまぎれもない事実だ ]
カスパル殿がですか、それは心強い限りです。
[ 朱雀のいとし子と呼ばれる当主のことは、玄武神も時折口にしていた。
大体が「あの主に振り回されながら、良く勤めている」という手合いの褒め方だったが、本気でその人柄と実力を買っているのは傍目にも明らかだった ]
この間は別行動でしたから、今度は腕前を見せていただく機会も…と、あんまりそういう機会があるのも考えものですけどね。
[ けら、と笑って冗談めかすが、地上行きが、ただの迷子の花探しだけで終わるとは、実のところ信じてはいなかった ]
内庭の水鏡を地上と繋げる算段だそうですから、地上で何か掴めば、またお知らせします。
[ 何かあれば、水鏡より生じた水の蛇が報せに向かうだろうと、そう伝えて、再び一礼する ]
では、失礼します。次は宴にてお会いしたく。
[ 繰り延べとなった祝宴で、必ず、と、微笑んだ* ]
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