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5人目、絵本に夢みる エレオノーレ が参加しました。
絵本に夢みる エレオノーレは、共鳴者 を希望しました(他の人には見えません)。
― 召喚の儀 ―
[ついにこの日がやって来た。
私は今日のために全てを注いで来た。
私は災厄のために召喚士を目指したのではない。
私はネイバーに会いたくて召喚士になりたかった。
始まりは小さい頃に読んだ絵本。
そこにはネイバーと召喚士が手を取り合い災厄を討ち。
仲睦まじく過ごす姿が描かれていた。
種族も世界も違うのに、わかり合うその関係に。
胸を打たれた気持ちは今も忘れていない。]
[ネイバーへの想いを整理しながら息も整える。
片手で開くのは必死で解読した最上級の魔道書。
目の前にあるのは魔道書に従って手を加えた魔法陣。
私に出来る事は全てやりきった、残るは呼ぶだけ。]
私はエレオノーレ・クロウリー
[息を吸って魔道書の一節を指先でなぞる。]
闇夜を統べる妖艶なる悪魔よ…
我の名をしかと刻め…飴色の瞳に!
血と魂の契約に従い、永遠の力を…!
[最後に私の言葉を1つだけ付け加える。]
私は、貴方の友人になりたいの!
[詠唱に応じて、魔法陣が紅く輝く。
妖気を纏う光を食い入るように見つめる。]
綺麗…
[光が止むとともに現れるシルエット。
一糸纏わぬその姿の可憐さと美貌に見惚れてしまい。
顔は高揚して、上擦った声を上げてしまう。]
クイーン・オブ・ナイトメア…
[名乗り、背中に見えた翼、魔法のように現れた服。
それらは彼女がネイバーであることを強調して。
私の胸は夢が叶った歓喜でいっぱいになった。]
うん、よろしくね!
アイリ!
[彼女から握手を求めてくれた事はもっと嬉しくて。
満面の笑みで彼女の手を握った。]
[アイリにはどこか困惑した様子が伺える。
急に呼び出されたのだから、当然か、と。
私なりに解釈をして話を続けた。]
呼び方は好きに呼んでくれていいよ
マスターでも、なんでも
あ、私はアイリのこと、アイリって呼ぶけど
それでいいよね?
[私と繋いだ手を確認するような仕草に。
もつとぎゅっと彼女の手を包み込んで。]
そうだよ、私が召喚してアイリを呼んだの
災厄に対抗するために力を貸して欲しくて
だけど、私は契約だけの関係じゃなくて
仲良くなれたらな、とも思ってる
昔、絵本で読んだ盟友みたいな関係に憧れているの
[災厄に対抗するのが一番の目的ではないけれど。
勿論、みんなの助けになりたいという気持ちも。
人並みには持っている。]
本当に…!?ありがとう!
そう言ってくれると嬉しいよ
私の召喚に応えてくれたのがアイリでよかった
[仲良く出来るか、不安になることもあったけど。
彼女は快く受け入れてくれて、胸が熱くなる。]
ん…確かに召喚以外に力は持ってないけど…
[撫でられる手に心地よさを覚えて、うっとりと。
伺うように彼女の顔を覗き込む。]
そもそも、貴方の種族は…夢…?
行ってみたいけど
…ふぇっ、えぇぇ!?
[困惑の中、現れた黒い球体にさらに混乱して。
空間に飲み込まれて行った。]
― 異空間 ―
ようこそ、私の世界へ。
わかりやすく言えば、ここは私が魔法で作り出した空間で、私の部屋。
時間の流れもゆっくりだから心配しないで、寛いでね。
[一瞬、視界が闇色に染まり、浮遊感を感じる。
次の瞬間には彼女には見覚えのない部屋にいる事がわかるだろう。
部屋には調度品が飾られて、一国の姫の部屋のよう。
ソファに腰掛け、隣に座って、と手で促す。小テーブルの上には香り立つ紅茶が用意されている。
そして紅茶を手に取って、口を湿らせると話し始める。]
紹介がまだだったわね。私はサキュバス。
人間には夢魔とか淫魔とかも言われてるわ。知ってるかしら?
そして、サキュバスと契約した者には、刻印を授けるの。
刻印は、マスターと私を繋ぐ魔力回路のようなものよ。
私とマスターが魔力で繋がって、お互いの位置がわかるし、魔力を融通できたり、マスターも私の与えた力を行使する事ができるの。
刻印は、見せた方が早いわね……こういうのよ。
[彼女と向き合い、指を立てて契約の刻印の説明をする。
その過程で実物を見せようとおもむろに立ち上がるとスカートをたくし上げて彼女の前へ。
腹部を見れば、臍の下――丹田と言われる辺りに紋章のようなものが淡く光っている。
更に下も見れば下着を履いておらず、その秘められた箇所には毛も生えていないのが見えてしまっただろう。]
これがさっき言ってた力の事ね。
あ、心配しなくても刻印は普段は消えてて、見えないからね。
マスターの承諾があれば、刻印を授けられるから…いいかしら?
[スカートを戻した後も、特に恥ずかし気もなく説明を終えて、彼女の返答を待った。*]
― 異空間 ―
[視界が暗転して、身体の上下が分からない。
そして、目を覚ますと、私は煌びやかな部屋にいた。]
わぁ、すごいね!
改めてなんだけど、本当にネイバーなんだなー…
[遠慮がちにアイリの横に腰をかけると。
勧められた紅茶を傾けてアイリの話を聞く。]
ぐふっ…アイリ…サキュバスなんだ…
し、知ってるけど…そっかー…
[サキュバスといえば、淫魔の代名詞。
彼女の正体を聞くと途端に顔は赤くなって。
彼女をまっすぐ見れなくなってしまう。]
刻印かー…
サキュバスにとっての契約の証みたいなものかな
それがあるとアイリの力が借りられるんだね
うん、みせて…ぇぇえっ!?
[言われるがまま、刻印に目を向けてしまい。
刻印よりも彼女の剥き出しの秘部が目に入ってしまう。
一瞬で沸騰した私は恥ずかしいのに魅了されたように。
彼女の中心から目を離せずにばくばくと心臓が鳴る。]
もう、いい!もうおろしていいからぁ!!
心配なのはそっちじゃなくて………
そっかー、サキュバスなんだもんね…うぅ……
でも、刻印がないと力貸してもらえないんだよね…
[真っ赤になって唸りながら考えることしばらく。]
……せめて、腕とかにつけられない?
[せめてもの抵抗に聞いてみた。]
あら、顔が真っ赤で可愛いね。
[腰掛け真っ赤になって唸る彼女にくすくすと笑って頭を撫でてあげる。
反応が小動物のようで可愛らしい。もう一度スカートを捲ったらどんな顔をするだろうか、などと好奇心が擽られるが先に彼女の問いかけに答えよう。
彼女の下腹部を指差しながら]
んー、サキュバスが得る力の源はここで練られるのよね。
腕だと効果は悪いかな、お腹と腕の両方につけて繋げれば良いけど……それって何か意味があるのかしら?
[悪魔たる自分には彼女の意図する事が掴めない、といった感じに首を傾げる。]
何が心配なのかよくわからないけど、大丈夫よ。
サッと脱いでくれたら、刻印をつけるのはすぐ済むわ。
[じっと見つめて根拠の無い気休めの言葉をかけた。]
[まるであやすように撫でられているのに。
嬉しく感じてしまうのが悔しい。]
なるほど…
それは確かにそうかもだけど…
[ごもっともというか。
サキュバスの力の源がそこにあるのは何となくわかる。
誰もいないか周りを確認すると。]
…本当にすぐ終わるんだよね?
私、アイリを信じるからね
[私のネイバーを信じなくてどうする。
そんな絵本の言葉に勇気をもらって、意を決する。
ソファの裏手に回り込むとごそごそと動いて服を脱ぎ。]
これで、いい…?
[恥ずかしそうに手で体を隠しながら下着姿で戻って来た。]
そうねー。仲良くなるにはまず信頼関係よね。
まっかせて!
[やたら念を押してくる彼女を安心させるように陽気に答える。
わざわざ裏手に回って服を脱がなくてもいいのに、なんて思いながら待っていると、どうやら脱ぎ終わったようだ。]
ふふ。マスターの肌、とっても綺麗よ。隠す事ないんじゃない?
じゃあ、私の前に立って…。
[そう、露わになった陶磁器のような白い肌に目を細めながら褒めて。
自分の前に立たせると、膝立ちして、お腹へと顔を近付けていく。]
――ん、
[彼女の下腹部に、そっと鼻先が触れて―――口付ける。
ほんの数秒、触れ合った唇を離すと、そこには紋様が燐光を放ち浮かび上がっていた。
その光は熱を感じないが、仄かに温かみを感じられたかもしれない。]
…うん。成功したわ。これで私とマスターの間に繋がりができたわ。
ほんのりと感覚や感情も共有するんだけど、わかるかしら?
試しに、魔力を流してみるわね?
[満足げに頷くと、掌を刻印に当てて魔力を流し込んでみようとして]
…あ、マスター、
[ふと、思い出したように上目で彼女を見て]
ちょっと、気持ちよくなるけど――我慢してね?
[にっこり微笑むと返答も待たずに魔力を流し込む。
その力は微弱な快感を伴って渦を描くように回転していった。*]
自信ないとかじゃなくて、恥ずかしいの!
…これでいい?
[褒められるのも嬉しい以上に恥ずかしい。
アイリの前に気をつけの姿勢で立つと早く終われと。
願いながら彼女をじっと見つめる。]
んっ…くすぐったくて…
あたたかい…
[彼女の唇が触れた箇所から暖かさが漏れてくる。
くすぐったいのに、心地よさも溢れてくる。
彼女に撫でられている時と同じ気持ち。]
本当にすぐ終わった…ありがとう、アイリ…
暖かいけど、共有する感覚はまだ分からないかな
[興味深げにお腹の紋章を撫でてみる。
彼女が試すといえば、すっかり信じきった私は。
何も考えずに身体を差し出して。]
ふぇ…ひゃあっ…
ひゃぁんっ…あいりぃ…ぁっ…
これ…なにぃ…?
[私の中に渦巻き始めた性的快感に腰が砕けてしまった。]
[腰が砕けてしまった彼女を抱きしめソファに寝かして]
ふふ。可愛い。バッチリ感じ取れてるわね。それが私の魔力よ。
もう少しだけ頑張ってね。
…今度は逆回転、急停止からのー、急発進。
[ゆったりとした魔力の流れは徐々に奔流となって、当然、快感も膨れ上がる。
一頻り確認を終えると彼女から手を離す。すると下腹部の刻印もスッと消えて見えなくなった。
初めての魔力の稼働は、その場から一歩も動いてはいないが、それなりの距離を走ったかのような疲労感も感じるかもしれない。
そっと彼女を起き上がらせてソファに座らせると肩を抱いて頭を撫でる。]
ん。お疲れ様ね。
これで私の魔力を通じて、マスターにも私の力の一部を使う事ができるわ。具体的には、「私と同じような存在になる」、と言えばいいかしら?身体強化して人間には出せない怪力を使えるし、勿論、ある程度の魔法も使える。マスターが望むなら魔眼や翼、尻尾すらその身に出現させる事も可能よ。
使い方は何でもいいから「魔力を使う」と念じるだけ。格好よく「変身!」と唱えるでも何かを詠唱しても、気持ちさえ乗れば自在に使えるわ。
[指を立てながら説明をして、最後に。]
あくまでマスターの持つ魔力の分だけだからね、魔力を使い切れば補給しないとダメよ。
そして、魔力の一番の補給方法は、
私がサキュバス、と言えば――わかるかしら?
[気が付けば身体が向き合い、吐息が触れる程の距離。
重心を前に傾ければ、身体も触れ合いそうなほど、近い。]
マスターは…私と、仲良くしたいと言ってくれたわ。
私は、それをとても嬉しく思ったの。
私はマスターとなら一緒にやっていけるかも、と思ってる。
…でも。マスターは。
私が、サキュバスと知った後でも、同じ事を言える覚悟は……ある?
[此処までは、サキュバスとの契約のほんの触り部分。
そして此処からは、彼女にとって、引き返せない領域なのかもしれない。だから――
じっと彼女の目を見つめて、その覚悟を問う。
その瞳の奥は妖艶に揺らめきながらも、どこか懇願の色を宿して。*]
ふぇ…ぇ…
まだ…するの…?
[ソファに寝かされて安堵したのも束の間。
続きの言葉に身体は固まり、身構える。]
んぁぁっ…くうっ……
はぁはぁ……んっ…ぁ…ぁぁぁぁぁっ…!!!
[身構えた所で与えられた快楽に抗う術はなく。
ただ矯声をあげながら、彼女の魔力を受け入れ続けた。
終わった頃には息も絶え絶えで。
下着は快感で使い物にならなくなっていた。]
本当にアイリの力を分けてもらう、って感じなんだ…
そのまま使えるのは、すごいな…
[力の入らない体をアイリに支えてもらって寄りかかり。
少しづつ息を整えながらも、能力の説明を聞く。]
補給…うん、多分、分かる…
だから、今もあんな風になっちゃって…
[補給の言葉にさっきまでの性的快感が思い起こされる。
間近に迫るアイリの顔にドキドキして心臓がうるさい。
目を逸らさぬように彼女の真剣な言葉を受け止める。]
うん、私は今でもアイリと仲良くしたいって思ってる
そりゃあ、さっきのとかはその、ドキドキして
全く困らなかったってわけじゃないけど…
でも、アイリは私のためにやってくれたんだって
アイリは私のこと気を使ってくれてたもん
貴方は優しくて、可愛くて、綺麗で、いい子だって
分かったから、大丈夫
私は貴方が来てくれて良かったって心から思ってるよ
[言い終わると同時、間近に迫った彼女の唇にキスをした。]
[意を決して覚悟を問うた緊張は、彼女の言葉にゆっくりと絆されていって、安堵と喜びの感情が湧き上がる。
それも束の間に、彼女の唇が、触れる――胸が、ドクンと高鳴った。]
…嬉しい。ありがとう!
やっぱりマスターは私が見込んだ通りの人だったわ!
[先程までの雰囲気とは一転、少女のような可憐な笑みを見せて、彼女を抱きしめる。嬉しさを滲ませ、頬ずりまでして彼女を愛でた。
ようやく感情が落ち着いた頃に]
あ、これで契約と説明は終わりよ。
そろそろ元の世界に戻る? それとも…補給、してみる?
[そう、忘れていたが彼女は下着姿で、今は柔らかいソファの上で抱き合う形で密着していて――脳裏に先ほどまで快感に身悶えていた彼女の姿が過る。
急に意識しだしたように頬を染めながら聞いてみる。
彼女が承諾しても事が済めば、彼女の望む場所に転移して戻らせるつもり。]
[唇を離してから、瞬時に沸騰する。
彼女を受けいれる気持ちを伝えるために選んだ方法。
一番に思い浮かんだそれを試したけど。
これは私の初めてのキスだった。]
ひゃあっ!?
う、うん…喜んでもらえて良かった…
私こそ、末長くよろしくね
[喜びを身体ごとぶつけてくるのには驚くけど。
それ以上に嬉しくて、力強く抱きしめ返すと微笑んだ。]
あー…うん…補給か…
えと、どっちみちいつかはしないといけないもんね…
[刻印を刻まれた時の身体の熱を意識してしまう。
与えられた快感は未だ発散することなく。
身体に残っていて、思わずもじりと内股を擦る。]
えっと、アイリはサキュバスだから
その、そういうことするとアイリも元気になるのかな?
だから、その、アイリが…したいなら…
[身体は欲してるのに心はどうしたって恥ずかしい。
だから、色々言い訳を並べてから彼女を伺うように。]
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