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…どういたしまして、ウェルシュ王子!
[ ちらちらと。
辺りに目を遣ること、数舜。
聞いている誰かのいないことを確認してから
そっと耳打ちするように顔を近付け、囁いて
王宮へ続く道を先んじて歩いて行くのだった。* ]
― 王宮へ ―
[ 巨大な建物の屋根が見え始めた辺りで、
それじゃあ此処でとでも言って
王子(とその護衛)とは道を分かつ。
新しく買って来た絵筆の手入れもあれば、
茶飲み友達に食べられたかもしれない
茶菓子の補充という大役もあるのだった。 ]
…少しくらいは残っているといいけどねえ。
[ サボタージュの合間にやって来ては
片端から気持ちよく平らげていく人を思う。
自分が留守の間にやって来ていたとして、
遠慮などするわけもないのできっと跡形もない。
けれど、その彼と茶を嗜むのは嫌いではなかった。 ]
筆の使い心地も試してみないと…
[ 予定を一つ一つ口に出しながら歩く画家。
柱に強かに額をぶつけて呻くことになるのは少し先の話。** ]
/*
村建て様は何度か同村しているけど
絡んでない位置にいらっしゃるのかわからないなあ
ウェルシュ王子じゃないのだけは確か(かわいさ的に)
/*
こんなのボクがフェリクス王子でも溺愛するようになるわ!(机をばんばん叩く)
…これからどうしようか…
/*
とはいっても、
縁故そこそこ設けたしあとはどうしようかな〜といったところ
負縁故めいたものをフェリクス王子の方にこっそり繋げてはいるけど多分伝わっていない気がしているのでした
ウェルシュ王子→昔馴染みで憧れの人。
フェリクス王子→何かこわい。近寄り難い。
リーゼロッテ→お世話になった人のお孫さん
アレクシス→茶飲み友達
リヒャルト→苦労してそう
ソマリ→気安くお話し出来る相手
あとは、ドロシーにもつなげておきたいね?陣営的に。
― 王宮・廊下にて ―
[ 目の前に星が散るとはこういうことか、と。
身をもって体験するのは実は二度目。
考え半分で歩いていたせいで
目の前に柱があるのに気が付かなかった。
幸いがあれば不幸がある。
何ともまあバランスのいい世の中だと思う。 ]
おお、いたい…
王宮の改修がある頃になったら
柱の撤去を進言してみないと……
[ ぶつけた額を押さえて傷の有無を確認。
幸か不幸か目に見えた傷にはなっていないよう。
柱の撤去が受け入れられるかどうかは…
建築家の気分次第と言ったところ。
…聞き入れられるとも考えていないのだけれど。
そういえば。と痛む額の傍らに思い出す。
似たようなことがあった折に出会った人は
今どこで何をしているのやら――と。 ]
― 回想 ―
[ 石に頭をぶつければ痛いのが道理。
ならば何度繰り返しても痛いのもまた道理。
しかも当時に至っては、
王宮の柱と額を勢いよく突き合わせる
そんな羽目に陥ったのは初めて。
何を急いでいたのだか、
がつんと音のするほどの衝撃に
さながら死にかけた病人のように呻いていたら
ひらりと過ぎ行こうとする金色が目に留まる。 ]
ラメールの軍人さんは怪我人を見ても
放っておけと教えられているのかな?
…それともきみが特別薄情なだけ?
[ 高く結われた左右に揺れる髪を
呼び止めるように背後から声をかければ
歩みを止めてくれたのだったか。
もし振り向いてでもくれたなら
にっこりと微笑みを返してみせただろう。 ]
ドロシー・ブライアン尉官、で合っているかな。
[ もうひと押し、記憶に在る名前を呼んで
一先ず反応を窺ってみることにしたのだったか。* ]
― 東屋へ ―
[ 過去に耽りながらも、
幸運なことに今回は無様を誰にも見られず
しばらくして画家の姿は庭園の一角にあった。
長持ちするとの理由で
買い足してきた焼き菓子を小棚に仕舞う。
画材と同じ場所だけれど、不衛生だなんだと
特に何か文句を言われたこともない。
…その、習慣づいた所作に加えて
画材の隙間に一本の小瓶を挟む。
絵具ではない。透明の液体を湛えた容器を。
それは散策に出た目的の一つで
法外な値段のそれを手に入れた後には
持ち合わせが殆ど残っていなかった。>>57 ]
…使わないまま画材に紛れさせて
忘れてしまうことが出来たらいいんだろうけれど。
[ 養父が東屋へ来ることはない。
絵のことについて、後進に後を託した彼が
ローレルへ何かやと言うことはなかった。
養父なりのけじめなのだろう、と思う。
ともすれば、小瓶に触れる可能性があるのは――、 ]
画材には触れないように改めて言っておくべきか。
…いや。敢えて黙っておいた方がいいのかな。
[ かつて一度だけ目にした冷えた瞳の色。>>185
食えない人物だ、という印象を持っている
今では時折時間を共にする茶飲み友達の彼。
折に触れて引きずられていくところを見るに
思い当たる立場は複数あるけれども、
当人の口から聞こうとしたことは未だない。 ]
ほんに扱いづらいお人やなあ。
――… なんて、ね。
[ 特徴的な訛りを真似て声にしてみれば
ふふりと微笑んで冗談めかして終える。
小棚の戸はきっちりと閉め切って
入ってきたときのようにそっと東屋を後にした。** ]
/*
@3時間半だから
誰かとお話しするのはちょっと微妙だなあってとこで
養父に拳骨食らって涙目で〆るとこまで想定してる
― 回想 ―
[ 頭を強かにぶつけると記憶が飛ぶことがあるらしい。
そそっかしい人間が居れば注意したいものである。
……そんな閑話休題。
実際は…はてさて、いつのことだったやら。 ]
『 柱が喋った? 』>>395
[ 想定外の反応が返ってきたもので
宮廷画家は虚を突かれ、あんぐりと口を開けた。
なんだろう、うっかりさんなのだろうか。
子供向けに本の挿絵など描くことはあれど
喋る柱なんて聞いたことすらもない。
訝し気な表情を隠すでもなく、
近付いてくる人物に痛みを堪えつつ声を返そうと。 ]
喋る柱があるなら後学の為に見てみたいものだけど、
――…と、ありがとう。
[ 差し出された手を取るのに躊躇はしない。
自らの手より少しばかり大きな――、
けれど男性のものほど筋張っていない
柔らかな手のひらに体重を預けて立ち上がる。
名を聞けば是と返る>>396から、
間違えていなかったことに安堵の息を吐いた。 ]
なに、名前に覚えがあっただけだよ。
軍人にしては綺麗な髪の御仁がいると聞いたから
偶々見かけてそうじゃないかと思ってねえ。
[ 何処かで会ったかどうかについては
どうだっただろうと記憶を探り首を傾げるも
記憶になかったので大人しく名乗ることにする。 ]
ローレル・ロロンド。
一応は絵を描く仕事をしているよ。
…それと、そう畏まらないで欲しい。
ボクなんかより、きみたち軍人の方が
よほど偉大な職務についているんだからね。
[ 国を守るという、ね。そう付け加えたら、
果たして態度を和らげてくれただろうか。
変わらなくともそれ以上言うことはないけれど。 ]
急に呼び止めて悪かったね、
これから何処かへ行くところだったんだろう?
[ 世間話のような体で尋ねてみて、
行先を聞くことが出来たなら…あるいは
出来なくとも、何処かへ行くようだと知れるなら
もう一度礼を行って見送る心積もりでいた。* ]
― 王宮・廊下で ―
[ ブライアン尉官とそれから、
いくらか話をした後だっただろうか。
豪奢な柱が多いその廊下が
どこだったか、なんて
すっかりと失念していた画家だった。
奇しくもそこは執務室の傍であったらしい。>>404
いつかぶりに見かける第一王子その人の顔が
唐突に現れれば再び口を開く羽目になる。 ]
…ボクが少々粗相をして
助けて頂いたところ、ですよ。
ブロイアン尉官…そちらの女性の
顔にどんな事故が起きたのかは生憎存じませんが。
[ この廊下で起きたことは簡潔に説明をして、
此方に向けられる視線の行方を追えば
付け足すように言葉をつないだ。
怪我は日常茶飯事と彼女の口から聞いた故>>396
画家が尋ねることはなかったけれど、
答えが返るようならば聞き届けようかと。* ]
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