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あ、 ああああ…あ──ぁ…っ
[ついに男の剛直を迎え入れて、堪えていたものが堰を切る。
たちまち奥まで埋め尽くされる媚道。
求めていた位置がまさしく突き上げられ、肉襞が抉られ、意識が紅の閃光に塗りつぶされた。]
[二人でひとつになる。 この感覚を知っている。
咥えこんだこの形、弾力、
往還するリズム、速度、熱、 なにもかも
俺は、 この人を知っている──! ]
[肉の刃は焦がれ求めていた鞘に収まり、その内部を満たす。
啜り泣き震える隘路も、食いついて離そうとしない入り口も、よく知っている。
いくつもの夜を繋がって過ごした身体だ。]
なにも考えなくていい。
達っておしまい。
[深く突き上げた内奥が急激に甘く融けていく。
気づかれた、と知り、気づいた瞬間に全てを許して受け入れる身体を知る。
互いに愛しいと、求めあって繋がり合う歓びはやはり格別だと思い知る。]
[我が子の足を己の腰に絡ませ、その体を片腕で支えながら抽送を繰り返す。
今この時を共有する。その愛しさに、熱がせり上がる。
この子を攫い、監禁し、責め苛み、酒を酌み交わした。
その果てに、いまこの時がある。
もっと深く触れたいと、甘く言葉を掛けたいと思い焦がれる自制の果てに、ようやく交わる時を得て、世界はどこまでも白くはじけ飛んだ。]
愛しているよ。
おまえを、愛している───っ
[これまで口にすること叶わなかった愛の言葉と共に、快楽の極みへと己と我が子を解き放つ。]
[心地よい疲労を感じて瞼を開いたときには、すでに東の空が白み始めていた。
腕の中に抱いた子の質量を感じ、企みごとが終わったのを感じる。]
ふふ … はは…
はははははっ !
[こみあげる衝動のまま、珍しくも声を立てて笑った]
[普段とは似ても似つかぬ姿だ。
だが、もはや見誤るはずもなかった。]
師父──!
[腕を投げかけ、身体を預けた。
苛烈で深い愛を注がれて忘我の境地に舞う。
肩口に歯形を残したのは、ささやかな自己主張だ。]
納得いくまで、口をききません。
[どうして、を問うだけ無駄だとわかっていた。
いつもとは違うシチュエーシュンで楽しんでみたかったのだ、とか、おまえのそんな顔が見られて幸せだとか、悪びれる風もなく言うに決まってる。
どのみち、問う余裕もなかった。
夜明けまでの短くも濃密な時間を愛し愛されて、何もかも至福に昇華されてしまう。
満悦至極の態で笑い出す人の後頭部に手を回し、接吻けで塞いだ。
なんて甘い。
ご褒美の代わりに、慰謝料を要求していいだろうか。
とりあえずは、一緒に、スライム風呂でも? *]
[今宵の夢が幻でなかった証に、肩口には跡がある。
微かに疼く痛みまで愛おしい。
納得いくまで口をきかないと宣言されてしまったので、納得するまで啼かせてみようかと思う。
今はとりあえず、口を塞いできた唇を心行くまで堪能しよう。
偶にはこんな楽しみもいい。
ちゃんとした
日頃の鍛錬の成果を見たいとか、対尋問訓練を抜き打ちでしたのだとか。
けれどもそんなことは、もう関係なかった。
腕の中に我が子がいる。この距離では、愛しさが全てに優先する。]
[完全に夜が明ける前に、地下の部屋へと降りた。
先ほど我が子をひとり残した時に寛いでいた部屋。
一角を占める水鏡には、吊られ悶える子の痴態が映されている。]
さて。
任務に失敗したのは間違いないのだから、
私はおまえにお仕置きをしても構わないね?
[口をきかないと言ったのをいいことに、にこやかに宣言した。]
[月が沈む。
陽光を避ける一族の習いで、白みはじめた空を背に、建物の中へと移動することになった。
繋がり合ったまま腰を抱える手は緩む気配がない。
下ろしてください、と言おうにも、この企みに抗議すべく「口をきかない」と児戯めいた宣言をしたのは自分だ。
早まったか、と思ったが、自分の言葉は責任をもって守ろうとする、そんな真面目さで、身をよじって意志を伝えんとするのみ。
むろん、いいようにあしらわれ、階段をおりるだけで与えられる刺激に呻いて拳を握りしめることになる。
自分の中で暴れていた質量は少し大人しくなっていたが、これではまた起き出してしまうではないか。]
[窓のない通路を渡って、地下へと至る。
朝風呂(?)で身を清めて、帰還するのだと思っていたのに、まだ終わりではないらしかった。
任務に失敗、については、慚愧のいろを走らせて項垂れる。
標的に手を触れることすら叶わなかった。
その責めはあまんじて受けよう。(せっかくのカラクリ仕掛けが発動しなかったのは知らぬが仏)
ただ、お仕置という言い方に反応して、濡れている場所が不随意に脈搏ち締めつけてしまう。
部屋に置かれた水鏡が映し出している、あれ以上のものが用意されていると?]
[お仕置きと口にした瞬間に、未だ繋がったままの場所がくちゅりと音を立てた。
締め付けられる刺激に小さく息を吐いて、微笑みながら我が子の背を寝台に付ける。]
城に帰るまでは、私はソマリでおまえはレトだ。
だからこれはお仕置きではなくおまえを支配する企みの続き。
屈してしまったら、お仕置きは追加だよ。
[甘い罠を仕掛けてから、子の両手をベッドの柵へ繋いでしまう。
両足もまた同じ所へ繋いだから、身体を二つ折りにされた体勢で秘部を全て晒す姿になった。]
[一度は小さくなっていた己のものも、階段を下りるたび、廊下を歩くたびに身を捩る愛しい子のおかげですっかりと質量を取り戻している。
脈打つそれを、惜しく思いながら子の中から引きだした。]
あなたのものをもう一度入れてくださいと言うまで、おまえを責めるよ。
[口をきかないと言った相手に対して残酷な宣言をする。
寝台の上に手を付けば、横たえられた子の影から無数の闇の触手が蠢き伸びた。
身体を癒すために漬けたスライムたちとは違う。
細く繊細な闇の触手たちは、指揮者の意のままに獲物の肌をまさぐり、敏感な場所を好んで擦り立てた。]
[先ほどまで熱い質量で埋められていた場所にも触手は入り込んだが、犯すためではない。
入り口から内壁まで、何本もの触手が張り付いて広げ、閉じないようにして固定した。]
ほら。
おまえの恥ずかしい場所が奥までよく見える。
[顔を近づけて息を吹きかけ、触れることなく観察する。]
[本来の姿に戻らぬままで、”親”は調略のロールプレイを続けると宣言する。
とてもとても楽しそうな顔をしていた。
寝台に繋がれる前に暴れたのは、虜囚という役割を演じたのではなく、本気で、ちょっと待て!と思ったからだ。
正体がバレているのに、撥ねつけ続けるなんて、さらに難易度が高い。
その後に待っているというお仕置にはときめくのだけれど、すぐに屈してしまうのは矜持が許さず。
柔軟な身体を折り敷かれ、見られている場所はヒクヒクと息衝くように蠢いた。]
[暴れられようと、たとえ待てと言われていたとしても、止めるわけなど無いことは当人もよくわかっているはずだ。]
さあ、ひとこと言えば解放してあげよう。
あなたが欲しい、と言えばいい。
このあさましく求めている場所を埋めて欲しい、と。
先ほどは言えたのだから、言えるだろう?
あなたに満たされないと身体が疼いて止められません、とでも?
[いくつも懇願の言葉を並べておきながら、先ほどの意趣返しのように唇を奪う。
容赦なく息を奪っておきながら、片手では手慰みのように胸の飾りを弄っていた。]
[言ってはいけない言葉をソマリが例示する。
彼の声でそんな風に囁かれるだけで、腰がざわめいた。
そうでなくとも、敵のふりして尋問するなんて手の込んだ陰謀に納得するまで口をきかないと宣言してしまった身である。
懇願はおろか、文句を言うことすら叶わない。
表情から充分に読み取れるはずではあるが。]
──…ひぅっ
[身体の下から伸びてきた触手が肌を這い回る。
曝け出された奥処にもそれは入り込み、だが、刺激を与えることなく拓いたのみ。
先程、受けとめた白濁が流れ出すのがわかった。
その匂いがまた官能を揺らす。]
く…、
[懸命に感覚を遮断しようとするが、舌と唇を嬲られ、乳首を摘まれながらでは無理というものだ。
四肢を封じられているから、振り払うことも、自分で触れることもできない。
それなのに水鏡の中では、先程の自分が乱れた声を零して、挿入された楔を外そうと悶えている。
あの質量を思い出すだけで、焦れた。]
[たっぷりと口腔内を蹂躙した後、ようやく解放して体を起こす。
広げられた箇所から流れ出す白を見て、大げさに嘆いてみせた。]
せっかく注いで上げたものを零してしまうなんて。
気に入らなかったのかい?
仕方ない。では代わりにこれをあげよう。
[取り出したのは、透明な液体が入った小瓶だ。
ふたを開ければ先ほどと同じ香油の香りがあたりに広がる。
それを一滴、一滴、暴かれた内奥へと垂らした。]
これがどんなものかは、もう知っているね?
ほら、ごらん。おまえがあんな風に啼いて喜ぶものだよ。
[香油の香りと成分がもたらす効果は、水鏡の中の彼が示している。
それをさらに一滴ずつ、胸の尖りに垂らした。]
あの時は香油を染み込ませた布でおまえを拭っただけだ。
それを直接粘膜に吸わせたら───どうなるか想像できるかい?
[微笑みながら、胸の香油を塗り広げていく。
闇の触手たちが嬉々としてその跡に群がってさらに刷り込み、狂乱してのたうった。]
[取り出された小瓶の中身はトロリとした透明な香油だ。
ひとたび蓋が開けられれば、刺激されるのは嗅覚のみならず。
先程、玩弄の最初に使われたその媚薬の
ほんの一滴ずつ。されど、その効果はてきめんだった。
強い香りに頭の芯が、ぼーっとしてくる。
こうしていることが、恥ずかしいと思う気持ちが遠のいていった。]
あ、 ああ… あああ──っ あーっ
[クチュリ… ネチャリ…
触手が群がり寄って、肌の上で、隙間で、のたうつ。
その様を嫌悪したのではなかった。
熱く滾る快感が駆け回り、自分がどれほど敏感になっているのか思い知らされる。]
や ぅ、 い、 や、
あっ あ… んぁぁ
[熱に潤んだ目は、瞳孔が大きく広がり、常よりもしどけない印象を与える。
血が一巡りするうちに、触手に抗う色も消え、むしろ肌を擦り合わせるように腰をくねらせてゆく。]
[香油の効果は、劇的に現れた。
刺激を拒否し耐えるだけだった子の声が上擦り、たちまちに音程を上げる。]
ああ。ずいぶん良くなった。
可愛がってあげよう。
[触手の刺激を貪るようにくねり始めた腰へ手を置き、中心に勃ち上がる徴へと指を添える。
触手たちには触れさせない、己だけの直轄地を指先で、時に掌で柔らかく刺激する。合間には親指を伸ばして、開かれたままの秘庭を訪うように、軽く入り口をノックした。
息を読み声を聴き肌に感じながら、決して最後までは上り詰めないように快楽を支配する。
湿った髪に指を差しいれて、潤んだ瞳と視線を合わせた。]
ほら、言ってごらん。
私はおまえが望むようにしてきただろう?
だから今回も、そうしてあげよう。
おまえが素直に言いさえすれば、
全部、叶えてあげるよ。
[知覚狂わせる香りに侵された意識へ、甘い毒をそっと差し込む。]
[ソマリの指が淫靡な踊りの中心に塔を立てる。
弾は出し切ってもう無理だと思っていたのに、瞬く間に血が集まって屹立し、随喜の雫を滴らせた。]
ひ、 はぁ… あぁん くぅっ
[全身が快楽のために研ぎ澄まされてゆく。
怜悧な眼差しを注ぎ、何をすればいいかを教えるソマリの優しいげな声に涙が止まらない。
幾度も絶頂の手前まで追いやられては突き放され、満たされないまま膨張する渇望に悶え、思考能力はズタズタだ。
湿疹を患った者が、後で苦しむと知りつつを身体を掻きむしるように、何でもいいから今すぐそこへ突っ込んで無茶苦茶に蹂躙して欲しいとさえ妄想してしまう。
ただ一言、求めれば、ソマリはあの楔や鞭や、それ以上のものをもって狂おしいほどの快楽に沈めてくれるだろう。]
あ、 ああ…
[理性など、脆いものだ。
だけれど、その一言を口にするのを躊躇わせるものが、まだ残っていた。
ソマリが”親”だと気づいたあの瞬間、すべての知覚がめくるめく喜びに変わった。
それはもう、次元の違う体験だった。
「愛している」と囁きながらひとつになったあの充足に比べれば、媚薬のもたらす強烈な肉欲も色褪せてしまう。
あの幸せを知った身は、ただの快楽では虜にし続けておくことはできない。]
[身体はもうとっくに堕ちている。
けれども、双眸に宿るのは、別の
愛 しか、 いりません
[それが、望みだ。]
[媚薬の狂熱が我が子の身体を思う様に崩し、爛れさせ、蹂躙していく。
理性などとっくに焼き切れていてもおかしくない暴力的なまでの快感に揉まれながら、開き切った瞳の中にはまだ一筋の光が宿っていた。
快楽という名の沼に沈みながら、ただ一本の細い糸を手繰るようにして岸へ這い上がろうとする。それは意地や義務感や、そのほかの硬い意志とは別種のもの。
もっと柔軟で、深く、心の隅々までをも満たすもの。]
───ああ …
[ 愛を。
望まれたそれは、彼自身を構築する最も根源的で強いものだ。]
愛しい子。
私はおまえにそれを与えよう。
おまえのその言葉だけで、私の中に満ち満ちて溢れてくるものだ。
おまえは私の大切でかけがえのない息子だよ。
[手の一振りで蠢く触手は影の中に引いた。
香油の香りでさえ、風の中へ霧散していった。
全ての拘束は解け、横たわった我が子の上へ覆いかぶさる。
柔らかなマットレスが、二人分の体重を受けてしなやかに撓んだ。]
[抱き合う。繋がり合う。
激しく動くこともない。
ただ、互いの存在を感じるだけの時間を、幸福のうちに分かち合う。
偽りの仮面をかぶる時間は終わり。
ここからは我が子との蜜なる時だ。
愛しい子。
おまえは、私の企みをただ愛によって打ち破ったのだ。]
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