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[がらりと扉を開けると、かなり早めの登校だったせいか、教室に人はいない。]
ふふ、いちばんのりーっと。
[鼻歌交じりに席につく。場所は窓際後ろから2番目。授業を受けながら考え事をするにはちょうどいい立地。
加賀が現れてからは、余計に。]
[少し時間が経てば、ぽつぽつと教室にクラスメイトたちが入ってくる。おはよう、と挨拶をしながら、窓の側に立っている加賀に問いかける。]
(大丈夫?立ちっぱで辛くないの?)
[そんなちょっとした気遣いからくる問いかけに加賀は、]
『この程度で疲れるほど柔くは出来ていません』
[とばっさり切り捨てるのだった。]
(……あぁ、うん。なんか、ごめんね……)
[見た目が人間の姿をしているだけで、実際は人ではないのだ。
人(?)付き合いって難しいなぁとうぬうぬ悩む少女の横で、加賀は再び不思議そうな表情で首をかしげていた。]
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ご迷惑おかけしてしまって申し訳ありません……。
少々見た目の変更を入れてみました。
性格についても、原作をベースに少し二次創作的な雰囲気に調整を入れてます(つもりレベルかもしれませんが……orz)。
艦名に関しては、過去に実在した艦船ということでご容赦頂けると嬉しいですスミマセン……!
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いえいえ、こちらこそ口うるさくて申し訳ないです。
GMGはパロネタ自体は歓迎していますが、版権のキャラ・必殺技・魔法などをそのまま持ってくることは避けていただきたく思います。
艦名に関しては了解しました。
[HRではらしたまつりの話を聞かされ、午前の授業に入る。
まつりの準備には、受験の第一希望──防衛大学校までの偏差値が"少し"足りないと言われているのもあってか、母が自分の担当まで手伝うと言ってくれていた。
そんな母の心遣いを無碍にするわけにはいかない。それに、防衛大学校へ行きたいのは全くの本心で、そのために勉強をすることは苦ではない。
眠そうにする生徒がぽつぽつといる中、樹は真剣に授業を受けていた。それも、横にいる加賀の存在を忘れるくらいには。]
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科目単位の偏差値ー。
国語…4(10x1)+40
数学…9(10x1)+40
英語…6(10x1)+40
理科…8(10x1)+40
社会…2(10x1)+40
[一限目の授業が終わると、加賀がぽつりと話しかけてくる。
どうやら集中しているのを見て邪魔をしてはいけないと黙っていたらしい。]
『……昔の教育とは、かなり変わったのね』
[軍艦としての「加賀」が存在していたのは昭和初期の頃まで。
確かにその頃とは大きく違うかもしれない。日本史で出てくる当時の教科書はひらがなの部分がカタカナだったりしていたはず。]
(そうだね。だいぶ変わったかも。
義務教育だったり、高校や大学にも簡単に入れるようになっちゃったり。)
[さすがに東大とか京大とかはそう簡単に入れるところじゃないけどね、と笑えば、加賀は『あそこは我が国の最高学府ですから』と安心したように笑みを浮かべた。]
[大学という言葉でふと思い出す。
先日の模試で、国語の結果が芳しくなかったことを。
防衛大の受験科目は国・数・英・理または社。
勉強した甲斐もあってか、数学・英語・理科はそこそこ点数が取れたのだが、如何せん国語だけが伸び悩んでいる。
本来なら高校の国語担当教師に聞く方が早いのだが。]
……中学の会澤先生の方が教えるの上手だったんだよねぇ……。
[国語教師が聞いたらこっぴどく怒られそうな独り言をぼそり。午前の授業が終わったら、会澤の元を訪ねてみようか。会澤でもダメだったら、そっちに聞きに行こう。
そう結論づけて、次の授業の準備を始めた。**]
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度々ご迷惑おかけしていますスミマセン……。
現状、予定している魔法が「発射した矢が戦闘機に変わる」というものなのですが、放送予定のアニメ・準公式の漫画等のメディアミックスでは空母(先ほどまで問題になっていた加賀等)の攻撃方法が同じものでして……原作ゲームの方での描写はないのですが(その攻撃方法を示唆するような表現はあります)。
これはセーフでしょうか、アウトでしょうか……。
アウトならば新たに魔法考え直します。
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ちょうど国語の先生がいたのでエンカ+縁故振ってみる。
社会?……多分これなら理科で受験するんじゃないかな……(不知火先生すみません)。
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おはようございます。
オリジナルのつもりで考えていたものが版権ものと被るという事はある程度仕方のないことと思っておりますし、「魔法だけが被る」というのであれば気にならない範囲だと思うのですが……これまでにも度々同じ版権ものを思わせる描写が出てきているので、全体的に見た場合に、アウトになるかなぁ、と(微妙な表現で申し訳ないですが)。
なので、できましたら新たに考えていただけると助かります。
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おはようございます。迅速なご回答ありがとうございます。
魔法については了解しました。考え直してみます。
ただ、村開始までに新しい魔法が練れなかった場合は申し訳ありませんがそのまま予定通りの魔法になるかと……。本当にご迷惑ばかりおかけしてしまいすみません。
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なんというかもう、もう……土下座とかジャンピングとかそういうレベルを超えて五体投地で謝罪したい気分である。
すみませんうあああああああああああああ(ゴロゴロゴロゴロ
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うーん、新しい魔法……うーん……。
なんともぱっとしたのが思いつかないなぁ。村開始までに思いつければいいんだけど……ぐにゅにゅにゅ。
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色々考えてたら寮のお風呂の清掃時間入っちゃっててあにゃあああああああ!!!
病院……午後に行くかぁ……。
(そして何故か自衛隊の就職その他をググり始めるアスカ氏)
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そうですね、急な無茶振りなので、練れなかったと時はもう仕方がないですが、ギリギリまで「絶対に練る!」くらいの心持ちで考えていただけると嬉しいなと思います。
─中等部職員室─
[昼の授業を終えて、足が向かう先は高校ではなく、中学の方の職員室。
3年も経てば、ここに来るのも今は久しくなった。
物理的な距離は大したものではないけれども、なんとなく近寄りがたい。]
懐かしいなぁ……っとと、会澤先生はっと……。
[部屋の中を覗くと、目的の御仁がいる。ラッキーと思いながら座っている席まで近づいて、]
こんにちは。お久しぶりです、先生。
模試の問題について聞きたいんですけど……ちょっとお邪魔してもいいですか?
[ひょっこりと顔を出す。相手の頭にひよこ(?)が乗っかっていることなどいざ知らず。]
[あれやこれやと質問してはメモを取り。
いくつ聞いても嫌な顔一つしない会澤を見て思うのは。]
(やっぱりいい先生だなぁ……)
[しみじみと覚える感謝の念。
聞きたかったことを全部聞き終えれば「ありがとうございます」と言って立ち上がる。]
とっても参考になりました。
残り2〜3ヶ月のラストスパートで合格までこぎつけて見せます!
[宣言と共に敬礼をしてみる。
実際の現場で敬礼をするまでの道は、まだまだ遠い。]
[失礼しました、と言って職員室を出る。
ずっと隣に居た加賀がぽつりと言葉を漏らした。]
『善い人ですね。勉学を教える者の鑑のような人物です』
(えへへ、そうでしょ)
[自分が偉いわけではないのだが、なんだか誇らしくて胸を張る。『貴方が自慢することではないでしょう』とあっさり諌められるのだが。]
『試練は今日の日没から。それまで、最後の鍛錬に励むことをお勧めしておくわ』
(……うん、わかった。頑張るよ、加賀さん)
[お母さん勉強しなくてごめんね、と心の中で小さく呟いて。再び弓道場へと向かった。
程なくして、まつりの準備のせいか、閑散としたそこに矢が的に中る音が鳴り始める。**]
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