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5人目、
― 狩人協会本部 ―
[『異形都市』に存在する対『異形』のために結成された協会、『狩人協会』。
滅多に近寄らぬその本部にディークの姿はあった]
……んで、本部にまで呼び出して何の用だ?
派閥の勧誘だったら帰るぞ。
[微かに嘲笑する雰囲気を含めての先制攻撃。
小馬鹿にしたディークの態度に眉を潜めつつ、相手は否定を返してきた。
そうして紡がれたのは、西五区への討伐要請]
……なんか厄介なのでも居るのか?
俺をわざわざ呼び出すくらいだ、ただの『異形種』じゃあねぇんだろう。
[瞳を細めて相手を見遣る。
苦々しい表情の相手から返るのは、是。
深い溜息に混じり紡がれる言葉は面子がどうたら等、全くくだらないものも含まれて居たが、どう言う状況なのかは理解出来た]
何だ、尻拭いか。
[話を聞いての印象をそのまま口にする。
相手の眉間の皺が更に増えた]
まぁいい。
”要請があった場合は必ず受ける”、それが契約だからな。
[その代わりに協会に縛られず自由に行動する。
それが、ディークが協会に入る際に突きつけた条件だった。
即戦力としてどうしても、と請われ協会に所属した経緯を知るのは、今ではだいぶ少なくなってしまっただろう。
協会に所属する前からダウンタウンに出入りし、降りかかる『異形』を撃退していたと言う噂は残っているだろうが]
それで、その厄介者の特徴は?
[事前に情報があるなら寄越せと言い放つと、複数の『融合体』の情報が挙げられた。
その中には元狩人の名もあったが、ディークが興味を持ったのは別の『融合体』]
『銀月の奏者』……ね。
天才ピアニストの容姿に瓜二つと噂の奴か。
[幾度か彼に対し狩人が送り込まれたが、誰一人として成果を上げられなかったと言うのはディークの耳にも入っていた。
手酷くやり返された、煙に撒かれた等状況は様々]
つまり俺はコイツに当たれと。
[ランクの低い者には任せられぬ、そんな相手の思考を読み取り、見透かすような素振りで相手を見、笑った。
そんなディークの態度に再び相手の眉間に皺が寄る]
遭遇したら考えておこう。
西五区だったな、行って来る。
[相手の様子は意に介せず、保留の言葉を返してディークは場を辞した]
…ピアニスト、ねぇ。
[ピアニスト、と言うよりはピアノに対して物思う。
脳裏に蘇るのは緩やかな旋律と力強い旋律を奏でるおとと、ややたどたどしい旋律を奏でるもの]
流石にねーとは思うが。
[否定はしたものの、縁者ならば面白いとは思考の内のみで思う。
『彼の人物』に遭遇してから、ピアノの音には妙に敏感になった。
最初の記憶に残る者の印象は強く根付いているらしい]
考えててもしょうがねぇ。
行くか。
[その言葉を最後に、ディークの姿はしゅるりと影へ溶けた**]
/*
キャラ設定見て中身割れた2人が先に入ってるって言うね。
くろねこさんは明らかに隠す気無かったろうけどww
[設定出た時点で分かった]
ジェフロイはキャラ選択と設定内容からさみぃさんと推測。
ト書き見て確信(
そんなわけで昨日の夜は寝落ちてました龍猫です。
お陰様でこんな朝早くから入村する羽目に…。
1時間ほど寝直そうそうしよう。
/*
次オンでは『封印区』についてもちょい触れてみたい。
東六区だったな。
なんかあったらしいよ!的な都市伝説。
異形が最初に出てきたとこだとか、天使と女神が寝てるだとか、入り込むと異世界に引き込まれるとかそんなん、らしい。
まぁディークはそんなに興味なかったりするんだけどwww
なのでさらっと終わらせる予定。
― 西五区 ―
[建物の影が盛り上がる。
水飛沫のような動きを見せた後、盛り上がった影は人の形を作り為した]
…………クラブエイス
[姿を現した直後、飛び掛ってくる獣型の存在にトランプのクラブを模した影を頭上から落とす。
生まれたてのそれは叩きつけの攻撃にあっけなく地に伏した]
雑魚はすっこんでろ。
[地に落ちたそれを踏み潰し、無に帰して。
ディークは隔離された地区の中へと歩みを進める]
[『異形都市』の裏側にあるダウンタウン。
秩序の保たれた都市である表向きの姿とは真逆の、ある意味では真の姿とも言える場所。
ここへはある人物の足取りを求めて幾度と無く訪れた。
協会へと請われたのはその最中のこと。
それ以降、ダウンタウンへと足を踏み入れるのは要請された時がほとんどとなったが、整備される様子は全くと言って良いほど無かった]
…相変わらずか。
[景色の変わらぬ光景を眺め、一つ呟く]
[『舞踏場』が確認されると隔離されるダウンタウンの地区。
その中には『封印区』と呼ばれ、一切の立ち入りが禁じられた場所がある。
東六区と区切られるその場所では様々な噂が立っていた。
『異形』が最初に現れた場所だとか、天使と女神が寝ているだとか、入り込むと異世界に引き込まれるだとか。
信憑性がありそうなものから眉唾物の噂まで様々だが、全ては憶測であり証明するものは無いに等しい。
厳重に封じられているため、ディーク自身も訪れたことは一度も無かった。
興味が薄いと言うのも多分にある]
…知ってる天使はいくつかあるが、流石にアイツらじゃあねぇだろ。
[思い浮かぶのは天使の二つ名を持つ女性達。
ここに関わりが深いとは思いにくい]
──…そういや、例のSSクラスも二つ名は天使だったか。
[協会に残る伝説的ハンターの存在。
今や残るのはいくつかの逸話と名前、二つ名程度か。
ディークが協会に所属した時には既に伝説的存在となっていたため、詳細など知る由も無い。
SSクラスに執着があるわけでも無いため、興味自体も薄かったが]
ま、どうでも良いわな。
[結果、思考は彼方へと投げ捨てられ、目の前のことに意識は戻る]
クラック、偵察。
[無造作に左腕を頭上へと投げ上げると、黒い影が空を舞った。
全身黒の中、嘴だけが赤い鴉。
影により生み出されたその存在は、しばらくの間上空を回遊し、ディークの目の代わりとなる**]
/*
うっかりくろねこさんのSS読んでてロール纏めるのが遅くなったなど(
いやちょっと狐狼が異形都市来たことがあるのか確認したくてw
結局無くても良いか、になったけど。
/*
唐突に今回の二つ名についての解説コーナー。
トランプを模した技を使うのでそこに絡めたのだけど。
どんなカードにもなる=自由 と当て嵌めたわけだ。
で、ワイルドカードを使ったポーカーの役は正規の同じ役とぶつかると負ける、と言う部分から、本物にはなれない影、と言う元々のコンセプトに掛けてみた。
とは言え、そろそろ影は影としての存在を確立しつつあるので、影自体も本物と言える気がしているのだけどね。
でも模倣だと本物には敵わないから間違ってはいない。
― 西五区 ―
[鴉は飛びながら眼下へと瞳を向ける。
ぎょろりと動く黒い目は他の狩人や何者かによって霧散させられる銀の粒子を捉えて]
元気なことだな。
[伝えられる光景に喉奥で笑った。
『融合体』が『異形獣』を潰す行為は珍しいことではない。
自らを強化する手段であるそれを行うのは自然とも言える。
尤も、あまり強化されては厄介になる一方であるためあまり見過ごせるものでもないが]
― 西五区 ―
[鴉が伝える光景の一つ>>58に意識を凝らす]
…ふぅん、どっかで見たことあるような力だな。
[だいぶ前に散々コケにした記憶があるが、その人物の縁者なのかどうか。
聞く気も無いためそれは刹那の思考に留まる]
1、2、3……ま、こんなもんか。
[集まったハンターの人数を数え、位置を確認。
一番近くに居るのは
この間Sクラスに上がった奴だな。
他の奴もAとAA……『舞踏場』に乗り込むとなれば妥当なところだな。
[『舞踏場』は『異形』が数多現れるとあって、A以上の実力あるハンターに要請が出される。
中には自ら志願する者も居るらしいが、許可が出るのはやはり高ランクハンターのみだろう]
念のため、合流はしておくか。
[そうして足を向けるのは近場に居るハンターの下]
/*
ハンターと表記するか狩人と表記するかどっちかにしろ!と自己突っ込みした結果、ハンターで統一することに。
秘話はスパイス程度、となっているがスパイスにする方法すら思いつかないので多分放置です(
だって表あれば事足りるし…。[隠す気無し]
― 西五区 ―
[鴉はディークの頭上まで戻って来ると、進路を90度下へと向け、垂直に身を落とす。
その動きだけでもただの鳥とは思えまい。
鴉を追うならば、落ちた先にディークの姿を見つけることが出来るだろう。
『異形』に見つかっていたならば居場所を晒すことになるが、その辺りはあまり頓着していない模様]
『舞踏場』はこの辺りには無いな。
次はもう少し範囲を広げるか。
[落ちてきた鴉を肩に乗せたまま、変わらず歩を進めて。
ややあって目的の姿>>69を見つけることが出来た]
翠緑の恒星。
[呼ぶのは相手の二つ名]
― 西五区 ―
[挨拶と共に投げかけられる問い>>72。
それには首をゆるりと横に振る]
いや、まだだ。
この辺りに無いことは確認した。
[碌に情報が集まっていないことを意味するが、消去法的な考えで行けばこの情報も無駄ではない]
もっと奥を探す必要があるだろうな。
[言いながら、視線は区画の奥の方へ]
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