情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
説明せよ。トール
[少しの沈黙した後、使い魔からの手紙を流し読みしかしていなかった...はどうなるのか覚えていなかったため、偉そうにトールへと説明を丸投げた**]
素直に喜ぶそなたの顔は我にとっても不快ではない。時を過ごすのに価値のある会話を期待しているぞ。
[邪なことなく笑うトール>>207にやはり偉そうに頷いて返し、今後のことについて丸投げた説明>>208を聞いたところで、もう一人のチャイルド>>210が崩れ落ちる
手を伸べるトール>>215との二人のやり取りを見て、目を細める]
どのような親から生まれたことであれ、赤子に罪はなく選択肢もない。
どうせやつらのことだ。誰ぞ適当に里親にでも出すのだろう。それまでそこの者も我が供物もその身を誰かに自由にさせることは我とトール…それに先にいたコンラートなども許さぬ。
我が観察した限り、人間は好奇心を持ち、適度に怠惰で傲慢な生き物だ。それを続けておればよい。
殉死のつもりか、くだらぬ。
[奪い去ったままの短剣と十字架を影の中にしまう]
貴様の命は我が手放すまでは我のものだ。
太陽にも月にもくれてやるものは何一つない。
この世の余すことなく我が理の中で、赦し、許すことはない。
[覚束ない足取りで外へとむかおうとする供物>>277の背後より歩み寄り抱きしめた。
闇夜に煌めく銀の暗幕が彼の首から下をすっぽりと包み込んだ]
誰に命じておる供物。
[蚊が刺すような憎悪>>287に返すのは、空気を震わせる怒気]
自身に吸血鬼としての自信がないからこそ、吸血鬼らしくありたい。自尊心を満たさんとする評議会の行動については、供物の言は一考に値するが――今はそんな些末なことなどよい。
[大別すれば、自分とそれ以外。としか考えない...にとっては自身こその在り方が全てであり、評議会の意思などその実、微塵も興味がない]
我が殺すと決めたものは、須らく殺す。
我が生かすと決めたものは、須らく生かす。
そこに凡愚の雑念が介入する余地はなく我の恣にあることこと全て。
[抱きしめるように動かしていた片手で顎を掴むようにしてこちらに向かせる。
青ざめた表情。硬く引き結ぶ唇をかぶりつくように唇を重ねた]
これは我の決定だ。
それが憎く怒りを覚えるならば覚えればよい。
感情を破裂させることもせずして生きる価値などない。興じ、愛でる価値すらない。
[数秒の後、離れた唇は嘲るように歪められた]
トールよ。そやつはそれていけ。
よもや我に二人も運ばせようなどとはいうまいな。
[言いつけ通り、我のことを見ることなくいたもうひとりのチャイルドのことを差しながら、呪を紡ぐことすらしない。
意志一つで事象に触れ、供物を包み込んだまま、城館へと転移した]
[>>298 "そやつはつれていけ"
そう告げる銀髪の純血種に、心得ています――と、
目線で頷いて、伝えた。]
[了解を示したトールに、純血種の鷹揚な態度は変わらず、あたえた任を変わらず果たすことを疑いもしないで、呆気なく...はその場から転移した]
[感情を押し殺すわけではなく、むしろ睨みつけ、怒気を露わにする>>312>>313様子に哂い、力尽きぐったりとする供物を抱えたまま、世界へと溶けていく]
― 城館 ホール ―
[何一つの予兆もなく現れた...は気絶している供物をソファーへと置く。
執行者の姿>>267も近くにはあったが一瞥をくれた後、供物の体を横向き…ロザリオをさした場所を上向きにさせ、親指を噛みちぎると、傷口に血を一滴垂らす。
後は、体が勝手に怪我を再生させていく。その様を見守ること仰向けにしてしまう]
フン…おい、貴様だ貴様。
[城館にいた遣いのものの一人へと命じ]
我自ら連れてきたのだ。くだらぬ扱いをするな。
[殉死しようとしていたそれをくだらぬ。といったが、城のものはどう思ったかは知らず、何事もなければ個室へと運ばれていくだろう]
[一瞬>>333視線が合い、しかしそれはすぐに会話へと結びつくことなく消える。いつものことだ。
似ている>>334そういわれたのはいつの頃だったか。
…は鼻で笑うだけで特に否定も肯定もしなかった。論ずるに値せぬという態度により、元より傲慢なる吸血鬼の前ではその話をするものはいなくなった。
ただ、執行人を個別で認識する切欠とはなった。]
― 回想 ―
おい、そこの執行者。名を何という。
[とある任務で、ともにすることになった執行者にて、噂だけでいえば己の息子らしきもの名を問うた。事実として息子であるということはないのは互いに知っている]
人の世であたえられた名だけでは不自由するだろう。どれ…気まぐれに我が名をくれてやろう。
[相手が拒絶しようと、勝手に与えた名。そうすることで余計に噂は、彼の執行者にとって嫌な方向に進んだかもしれないが...はそれだけで満足した。
その名が、名乗る名前として扱われたか、称号のようなものとして扱うことにしたか。彼にとってすでに忘れたか…
だが真祖が名を与えるということは他にも意味がある
名誉や地位ではなく、もっと根源的に存在としての力が増す一種の儀式。それが呆気なく行われたことだけは事実であった*]
― 城館・ホール ―
[執行者が話している赤子の視線>>343を感じはしたが、小動物の好奇心を意に介さずに身を翻し、ホールを後にした]
― バルコニー ―
[少し後、この地域名産の果実を机に乗せ、優雅に果実を頬張る真祖の姿があった。]
―――真祖は果実で釣れるのであった**]
― 回想 ―
ロー。か、成程。お前に相応しい名であるな。
[それが血親にもらった名であると知らず勘違いしたままの...簡潔な紹介>>377をうけて頷く。彼の吸血鬼の別の姿を考えればぴたりと嵌る
感心の声とともに、鷹揚にうなずきながら、思考そこに加えるべき字を選ぶことに傾ける。]
だが足らぬ。
[噂では隠し子らしい彼。
もしそれが彼個人が自称するような高慢なる思い違いをするものであれば生かす価値もないが、余所から言われているとなれば、それをとがめだてするのは筋違いであるという見識は持っていた。
その彼に名を与えるのは、噂なれど己に連なるものならば、その程度の存在で満足してもらっては困る。という自分勝手な思考]
[思考の沈黙は数瞬。]
シェン…ロー・シェンだ。良い名だろう。
[『狼(ロー)・神(シェン)』よい名だ。と自画自賛。それに伴う彼の労苦>>380など知る由もないのがこの時点でまるわかりともいえる態度であり、名付けという儀式は終わる。
その後の腹の内に眠る照れ隠しの殺意など、可愛らしいものだと笑みを浮かべていた**]
[恥かしげに体を朱にそめ、薄布を纏いを力づくで剥けば、酔うほどに甘い芳香が漂い身誰にも穢されたことのない乙女の柔肌が露わになる。
まずは、視覚で、嗅覚で楽しんだ。そして最後に味覚で楽しむべく、牙を突き立てた]
― バルコニー ―
[使い魔の白と黒の蛇とともに桃を咀嚼する真祖。味わうものは目いっぱい味わう。何もかも無味乾燥なものしか抱けなくなっては生きている価値はない。]
あやつには、今度褒美にブラッシングしてやるのもよいかもしれな。
[桃を食べ終えた後、浮かんだのは先の執行者のこと、聞かれれば悪態>>470どころか新たな殺意を抱かれそうなことをひそかに思うではなく堂々と口にする。『格の違う存在となれ。』こちらが施した呪にこめた意志はそれだけ、己から行動を束縛したことはないが、立場に変化が生じてしまったのは...にとっては大きな問題ではないことであった]
― バルコニー ―
[使い魔の白と黒の蛇とともに桃を咀嚼する真祖。味わうものは目いっぱい味わう。何もかも無味乾燥なものしか抱けなくなっては生きている価値はない。]
あやつには今度褒美にブラッシングしてやるのもよいかもしれぬな。
[聞かれれば悪態>>470どころか新たな殺意を抱かれそうなことをひそかに思うではなく堂々と口にする。『格の違う存在となれ。』こちらが施した呪にこめた意志はそれだけ、己から行動を束縛したことはないが、立場に変化が生じてしまったのは...にとっては大きな問題ではないことであった]
― 屋上庭園・洞窟近く ―
[他より偉いものは高いところが好きだ。
決してなんとかではない。
天に仰ぎ見るべき己と、地にあるべきものと差があるのは当然のこと]
ポラーシュターン。オスカー。好きにせよ
[気に入りの深い偽りの人口(?)森へと、ロー・シェンの兄と姉にもなる蛇二匹を離す。
使い魔といえども真祖の血を飲み、千を越える年月を生き名をつけたため...の中では二匹の蛇はロー・シェンの兄姉となっていた。
そして自分はといえば、歩がて散ら彷徨い。一つの音>>532に導かれるように洞窟の近くまで足を運んだ]
ほう…
[耳にするには懐かしい曲が洞窟の奥より響く。
音が反響し、音の波に揺られる洞窟の中は、さぞ音色が魂に響くことだろう。
そして盗み聞きなど卑しいもののするものだ。迷うことなく洞窟に入るのが自身の在り方だ。]
おい、そこにいる楽師よ。我がために曲を続けよ
[勝手にやってきて邪魔をしていても気にせずにいう]
我が耳に入った雑音を洗い流せ。うまくできたならば飴を与えよう。
[初めて口を聞くにもかかわらず尊大な態度でいう。薄暗い中、石に座りリュートを奏でるものはホールにいた執行者がつれてきたチャイルドであったが、気にもせず、洞窟の壁に背を預け腕を組み聞く姿勢にはいった]
[闇を吸いこむマントに煌めく銀が月光を煌めかせ、月光よりも存在感のある銀の吸血鬼は在る]
…桃を望みか?我に対し先に要求するとは無礼なやつだ。
未だ生まれたての赤子でなければ許しおかぬことだ。
[香り>>555を口にしたこととは思わず、己の器量を疑うように問いを投げたと勘違いした吸血鬼は、傲然とした態度でいう。とはいえ戦闘中のような殺意も冷気も持つわけではなく。]
己で考え選別せよ。我の願う音を聞くのではない、楽師が奏でる音を聞くことよ。
[聞く姿勢のまま>>556リクエストについては、楽師に任せることとした]
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新