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6人目、ならず者 ディーター が参加しました。
ならず者 ディーターは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
―森のどこか ―
[湖そばの木陰で仰向けになって、眠る男が1人。]
この、 ジャッキ 泥棒っっっ!!
[がばりと上半身を起こして叫んだかと思うと、またバタリと倒れて寝息を立て始めた。
どうやら寝ぼけていただけのようだ。**]
―森―
あぢい…
[心地よい木陰も時間が経つと、日向に晒される。
先程、自分が寝ぼけてた事など知るよしもなく、むくりと起き上がるとボリボリ頭を掻いた。]
腹減ったな…。
[こうやってゴロゴロ昼寝出来るのも、村が平和だからこそだろう。
この村で生まれ育ったが、両親を喪ってからは村を出て傭兵として生計を立てていた。
たまにフラリと村に戻ってきては、また村を出て行くディーターを見て、村人達の中には後ろ指を指す者も少なくない。]
レジーナんとこにでも行くか。
[簡単なものなら自分でも出来るが、今から戻って作るのは面倒くさい。
ズボンについた汚れを適当に叩いて立ち上がると、宿屋兼酒場であるレジーナの店へと足を向けた。**]
[>>78宿に向かう途中、村の外へ続く山道をこちらに向かって歩いてくる青年に気がつく。
旅慣れてる服装だが荷物の量から見て行商人だろうか? 別に放っておいても良かったのだが、だいぶ疲れている様子に思わず声をかける。]
あんた…、大丈夫か?
もしレジーナの宿に行くんならついでだ、少し手伝ってやるぜ?
[彼が商人なら大事な商品が入ってるんだろうから、勝手に荷物を掴むようなマネはしない。あくまでも判断は彼自身に任せる。
アルビンがいつ頃から村に出入りしていたのかは知らないが、時々帰ってきてはレジーナの所で食事をしたりする都合上。若い行商人が月に一度出入りしている話は聞いた事があった。しかし、目の前の青年がそうだとはまだ知らないまま。
もしアルビンが拒まなければ手伝って、宿に行くならば共に。そうじゃなければ途中で別れてレジーナの店の扉をくぐった。]
― レジーナの宿屋 ―
レジーナ飯っ…て、おおお!?
[昔から馴染んだ扉を開け、空いた席を探して店内を見渡す。
と、そこにひどく懐かしい顔を見つけてしまった。]
おま…ニコラスじゃね? ニコラスだよなぁあ?
すっげえ久しぶりぃぃぃ!!
[自分もしょっちゅう村を留守にするくせに、生きてたんかよ、連絡よこせよ! などと言いながら昔は良く悪戯をしかけた兄貴分のような男に近づいていく。
18年も経っていたが、面差しは旅立つ前とそんなに変わらないように見えた。]
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