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[キール、という呼び名に首を傾げるも、神殿でシルキーがクロードに対して浅からぬ信を匂わせていたのを思い出し、やはり二人の間には自分の知らない過去があるようだと推察する。]
なるほど、
“妹”から婚姻の話を打ち明けられた兄の心境か。
「あいつのために」──君がそう言うならば応じるとも。
[半身を引いて構えをとろうとしたところへ、剣を放られて、片手で受け止める。
ずっしりとした鋼の重さを感じた。]
この手の剣は扱ったことがないんだ、
作法に外れても文句はなしで頼む。
[向けられたクロードの切っ先に、渡された剣の先端を鞘のまま触れ合わせ、決闘受諾の合図とする。]
始めよう。
ここで斃れる男ではないと示すために。
[そのまま継ぎ足で深く踏み込み、クロードの胸へ突きの強襲を挑んだ。]
/*
ピーピング勢w
ぼちぼち夕飯の支度が進んでいるので、まったり進行になるよと報告しておきますね。
[鋭い突きはクロードの胸元へ。
クロードの左腕の様子が少しばかり気にかかったが、しっかりと確認する前に彼の身体は半身に移行していた。
布地を引っ掛ける軽い手応え。
そして、こちらの剣の上を滑って迫る刃が横薙ぎに閃いた。]
──お ッ
[引いても斬られる、とっさにそう判じ、自分の武器を手元からクロードの刃ごと跳ね上げ、螺旋の動きで絡めて逃がすまいとする。
そうして抉じ開けた隙間の下を潜って反対側へ抜けるべく。
だが、この動きはどうあってもクロードに背を晒すことになるから、密着の手前で左肘の当て身を彼の右脇腹に叩き込まんと意図した。]
/*
どっちの剣を借りたのかなーとおれも思ってたよ。
カナンの動きが読み取れなかったら、実地で見せるから言ってな>ハニー
格闘ウズウズするw
よし、リアル酒タイムだ。**
[剣を跳ね上げれば重い手応え。手首が痺れる。
それでも、刃の下を擦り抜けざまに当て身を打ちこめば、クロードが踏鞴を踏むのがわかった。
その隙に、さっきまで彼が立っていた位置に収まる。
「なんで」とクロードは叫びながら踏み込み、追撃を振り下ろした。
技量と感情の託されたその刃が、迎え撃たんとしたカナンの手から武器を叩き落とす。]
──っ!
[「なにも、知らないくせにっ」と浴びせられる声。]
然り。
おれは知る限りできる限りで最善を尽くした。
彼女が巫女姫でなくともおれの想いは変わらない。
知ってほしいのなら、伝える努力をしたまえ。
武によってではなく!
[借物の剣を叩き伏せたクロードの振り下ろされた刃を足で踏み抑えんとしながら言い返した。]
[クロードの武器を制した、と思った瞬間に刃はクロードの手を離れる。
だが、それはカナンの説得が通じたせいではなかった。
体重を乗せたショルダータックルが二人の距離をゼロにする。]
君も不器用な男だな。
だが、確かに言葉では尽くせぬこともあるか──
[方法論の主張がそもそも噛み合わない相手をそう把握し、抱え止めるように腕を回したが勢いを殺すことはできず、背中から橋に叩き付けられた。]
─うッ!
[マウントを取られ、左手で顔や喉を庇いながら、右手でクロードの左肩を掴んで横ざまに崩さんと手を伸ばす。]
君に「殺されるな」と忠告したのは、こんな無茶をさせるためではないのだがね。
このわからず屋の頑固者め!
君が異国を、取り残されるのを怖がるのは、知りたいと言いつつ相手を懐に入れず退けてきたことの裏返しなんじゃないのか。
思い切れば──世界は変わるものを。
おれは君と同じ人間だ。 彼女への想いとて!
それすらも認めないか!
[膝のしなりを利用して、苦鳴に竦むクロードの身体を巻き込むように転がした。
そのまま、カナンの身体は勢いを落さず橋の外へと乗り出す。]
──っ!
[すかさず手を伸ばし、クロードの手に縋った。
肩関節にギシリと重みがぶら下がる。
カナンの体重を支えるクロードの方は、その比ではあるまいが。
足の遥か下方に滔々と流れ去る水。]
──…、 君の、 判断は。
[苦しい笑みを刻んで、問いを投げた。]
/*
これベッドでやると危ないから実演はなしだー、と言いつつ。
そろそろ時間も時間だから次で決着つく状況に持ち込んでみたぞ。
[見下ろす視線と目が会う。
結ばれた手が冷えて感じられた。苦しいのだろうと思う。
だが、苦痛の色は見せないまま、クロードは問いを投げかける。]
君に死んでほしいと願ったことはない。
彼女も悲しむ。
[外の世界に、とクロードの唇を洩れた言葉に目を見開く。
初めて──彼の視線が転じられたと感じて。]
道は、 …
[言葉のさなか、ズ、と高度が下がった。
さすがに保たせすぎた、と左手を伸ばして欄干を掴もうとするも指先は空を切る。
そして、クロードもろとも、落ちた。]
[クロードに抱き寄せられる形で川に呑まれる。
白い気泡と耳を聾する水圧と。
意識を飛ばさずに済んだのはクロードが身を呈して衝撃を減じてくれたからだろう。
そして、託された覚悟と。
流されかかるクロードのベルトを掴んで引きつける。]
かはっ…!
[早い流れに揉まれながら水面に顔を出すと、拳銃を握った右手を差し上げて、空に向かって発砲した。
腹心に居場所を知らせるべく。]
ありがとう、
溺れ掛かってシメオンに引っ張り上げられるのは二度目だな。
今度も絆が繋がったりしないかな。
[クロードの額にピタと額をあわせてみたりしながら、重い身体を河原に這い上がらせた。]
馬鹿でもこのままでは風邪を引く。
[濡れた服を剥がそうとして、キールの名ほ聞けば、あ、と軽く手を外した。]
[タオルを、と言う前にシメオンは走ってくれた。
実に以心伝心、優秀な腹心だと思う。
シルキーが姿を現せば、カナンは足元をフラつかせながらも立ち上がって迎えた。]
おいでとは気づかず。
今日は随分と軽装ですね。
[そんなカナンを見て、シルキーは安心したようだ。
その視線はもうひとりの決闘者へと移される。
カナンは春の正午の日差しが温めた石に腰掛けて、シルキーがクロードに添うのを見守った。
確かにこれはクロードが挑んでくるだけの反応だ、と小さく失笑しつつ。]
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寝る人は無理せずー
ご参加ありがとうございました。
話し足りなかった分は、あとでコミュの後夜祭トピックへどうぞ!
/*
各方面ニヨニヨと見守りつつ。
おれは演説もしなくてよさげだし、
シメオンの持って来てくれたタオルにくるまってぬふぬふしとくぜ。
2時過ぎたので、後は任せたー
ナミュールの前途を言祝ぎつつ。
またどこかで死合おうナ。**
[四季の舞台に四元素を集わせ、豊かな
カナンはここで彼女の声を聞くのは初めてだが、これからは幾度も機会があろう。
民衆と声をあわせるカナンはナミュール風の服に身を包み、ただ、目立つ純白のマントを風に孕ませる。]
弥栄。とこしえなれ。
[見上げる空に大きな虹が現われた。
遠くへ。海へ。空へ。広い世界へ。**]
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