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[――……もしかしたら、明日も。明後日も。
こうしていられるのかもしれない、と。
恐る恐る信じ始めたそれは、あの日に砕けてしまって。
再び諦念の海に身を浸す。
灰色の部屋の中で。
自分が、悍ましく厭わしいものに変わりながら。
外の世界を眺めていた。
――……飛び去った鳥の残した空虚を、
あまやかな日々の残滓を]
身を灼きながら輝く星に、手が届くことはなくて。
毀れゆくそれを止められはしなかった。
流れ落ちた星を追って。
てのひらですくい、胸に抱きしめて。
(………だいすき)
(だいすきだよ、める)
(愛してる)
――……やさしく頬を寄せる。**
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眠すぎて寝ていた(風呂で
あかん……
バトルロールと死に際は別パターンの下書きがあったものの、下書きは基本的には半分使えりゃいいので、あっさり捨ててぼこすか打ってました。
不信なお菓子をばらまいて、めるを待ち伏せるのをやりたかった!
もう口をきけないめるをだっこして、
ずっとずっと話しかけながら死んでいくバージョンも!!
/*
ベリアンがデートネタ拾ってくれておる〜〜ありがとう!
軽口叩いておいてよかった〜〜!!
そしてシェットとフレデリカがかわいくてわぁん
シェットがおにーちゃんしてると、ほっこほこになるのお……
― ??? ―
[―――目を開けて。ぼんやりと辺りを見まわした。
ここは、どこなんだろう。
宙に浮いていた寄る辺ない感覚が、
徐々に集まり、焦点を結んで。
――求めていた重さが、
両腕の中にあることが、感じ取れた]
………メル。
[ゆっくりと背を撫でて、頬に唇を寄せる*]
厨房です厨房です
……そんなにベリー入れて膨らむのか、シフォン。
[目の前にはてきぱきと調理を進めるカークとシロウがいて。
>>+13 >>+157 シフォンケーキについての会話に、つい口を開く]
――……あれ?
[ふと自らの両手を見下ろすと。
右手には剥いててろんとしたエビが、左手にはパン粉の袋が]
…………、やあ。久しぶり。
エビフライは俺が作るみたいだが。
[あと何作るの?ととりあず聞いてみる]
― 遠い日 ―
[――……悪夢を見て、
彼の傍に身を寄せて眠る。
くり返し距離を詰める日々に変化が起きたのは。
いつ頃の事、だったのだろう。
ある日突然、では、なかったと思う。
ふと気づいたら、とても近くに彼が居た。
―ー……互いの境目が、わからなくなるほどに]
[膝と膝をくっつけ、向かい合って座り。
悪夢に滲んだ額を、頬を、優しく撫でる彼の手に。
そっと唇を押しあてる]
………、………。
[繋いだ両の手が、ひどく熱くて。
騒ぐ鼓動に目を伏せ、気遣わしげに向けられる瞳を、覗き込んだ]
……………。
[どちらからともなく、唇が合わさって。
揺れる瞳がゆるやかに潤む]
――……メル。ねえ、どうしよう。
俺、お前の事が、…………。
――……好き、みたい。
[触れあうだけの口付けの合間に、溜息みたいに囁いた]
[身を寄せ合う生活の中で、触れ合う時間が増えていく。
互いの心にある、越えがたいはずの一線を。
いつ越えてしまっていたのかはわからない。
越えた心は身体を引き寄せて。
伸ばす手が熱を帯びる。
(――……結婚する相手としか、そういう事はしない)
律義で堅い彼は、そう口にした。
……そう言う彼の手だって、同じくらいの熱を孕んでいて。
その指は、切なげに絡められている、のに]
(そういう事って、どういう事?)
(―――………)
(教えて、メル)
[問うたびに彼はまるで、
意地悪をされたような顔をした。
彼の言う"そういう事"が、彼の中でどのような事になっているのか。
それが聞きたかっただけなのだけど]
[濡れた額を、彼の額にくっつけながら。
ひどくあたたかな気持ちになって、唇をひらく]
―――……結婚しようか、メル。
俺と、結婚してください。
[ふわふわと口にすると、彼は困ったように眉を顰めた。
良く考えろ、とか。
男と一生添い遂げるつもりか、とか。
……そんなようなことを、言われたと思う]
……うん。良く考えた。
添い遂げるなら、メル以外は考えられない。
お前は……、俺とは、嫌……?
[こくりと頷いて、そう口にしてから。彼の意思を尋ねる。
……先ほど彼の口にした疑問を、そのまま彼に投げかけて]
[困り果てたような彼は、別の疑問をぶつけてくる。
結婚する相手としかそういう事はしない、と言われてからの言葉。
そんなにしたいのか、と思われても仕方がない。
……つい、苦笑が漏れる]
……うん。したい。お前とはなんでも。
具体的にどうなのかっていうのは、全然わからないけど。
ここまではいいとか、ここからはダメとか。
……お前とはそういうの、なしにしたい。
[――それから、と。言葉を続ける]
メルは、家族って言葉を聞くと、とても優しそうな目をする。
俺も、メルの家族になって、優しい目で見られたい。
……お前が大事に思う家族っていうのに、なってみたい。
[きっとそれは、自分が思う"家族"とは、違っているのだろう。
そんなに素敵なものならば、なってみたい。
……あこがれのように、いつしか、そう思っていた]
[――……懇願は、聞き届けられて。
お互いがお互いのものになった。
自分はとっくに、彼のものだった気がするが。
彼の言う儀式に従い、互いの瞳に似た石を贈りあって。
互いの指に美しく輝くのを眺めあう。
見るたびに、なんだかくすぐったくて、笑みが漏れた。
自分が彼のものである証拠]
[――……あんな幸福が長く続くだなんて、
どうして思ったのだろう。
彼は、きっとそう思ってはいなかっただろう。
自分だけが、それが続くと信じていた。……信じかけていた。
でも、あの根拠のない、愚かしく無防備な幸せは。
ああいう形でなければならなかったのだ。
様々な事を悔やみながらも、――……そう思う]
(――……悔やむ?)
(――…どうして……?)
(だって、メルは。あの日―――……)
(もう、俺の事を―――……)
[嵐のような雑音、雨音のような。
濡れた土と樹の匂い。……焦げたなにかと、鉄の匂い。
様々な光景が混ざり込む。
温かいものが流れ落ち、粉々に崩れ落ちて。
自分は彼を失うのだ。――……また]
[――……ダーフィ。
やわらかい声がした。
振り向くと、ヒンメルが微笑んで、立っていた。
夕暮れ時の市街地。買い物を終えて帰る途中。
手に、彼の好きなものを抱えて]
(よかった)
(……めるが、――…いなくなったかと、思った)
[何故、あんな白昼夢を見たのだろう。
メルはこうして、目の前にいるのに]
[伸べた手に光るラブラドライト。約束の指輪。
彼の瞳の色。
世界で一番好きな色。
(――…ずっと一緒に居ようって)
(――…何があってもそばを離れないって、決めた)
その光を覗き込んで生きてゆけるなら、
それ以上の幸福はないと思った。
――……あの日からずっと、変わらずに]
[伸べた手に、応える手。
それだけで、他に何もいりはしなかった。
――……最後の呼吸と共に、その手を取って。
夕闇に世界が落ちていく**]
― ねこうさ喫茶厨房 ―
[>>+188 ぼけっとしていると、エビフライのみならず、
怒涛の勢いでオーダーが入る]
……お久しぶりです。って、多かないですか。
何からやろう……。揚げ物は後回しかなあ。
[ビーフシチューとクリームシチューを作るべく、
もりもりと玉ねぎや人参、芋の皮を剥き、ざくざくと切ってゆく]
……披露宴の準備。
あの二人、ついに結婚するんですねえ。
え、俺らもですか?結婚してだいぶ経ってますが、いいのかな。
でもうーん、ケーキは欲しい。
[大鍋を二つ火にかけ、両方にバターと玉ねぎを投入する。
弱火で炒め、たまに混ぜてやりながら、あがる湯気に目を細める]
[>>+277 カークがあげる声に、軽く手をあげる]
……久しぶり、カーク。
そっか、あまし膨らまなくていいから、何入れても大丈夫なのか。
[ふむふむ、と頷きつつ、飴色になった玉葱の様子を見計らいつつ、
がつがつと切った肉、野菜を鍋にぶち込んで、ぐるぐると掻き混ぜる。
家庭料理なので、普通に炒めて煮ればよかろう的な]
いいね、菓子。こっち落ち着いたら、そっち手伝いたい。
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びっくん!<ソマリのお話
びくっとした。
お前にとっての鳥は、ディークなのか。
うったれーー二人ともがんばれーー!!
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うーん書いてるけど間に合わないよ―――;;
でもソマへのおへんじは焦って書きたくないな!
エピで書こう!
エピで見えるわかめの量といったら、すげーーーーだろうが(白目
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