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「護りたいもの?
家以外に何を護ると言うのだ。
我らが護るべきは……」
……兄上、我々が護るべきものは家だけではありません。
我らラヴァンディエ家は統治する者。
民を護らずして何を護ると言うのですか。
[兄の物言いに私は大きな溜息を吐いた。
やはり兄は利己的なことしか考えていない。
それを改めて知って、落胆の色は消せなかった]
…それにね、兄上。
私、アリーセに会ったよ。
貴方が私から奪ったアリーセに。
[口調を過去のものへと戻して、私は兄へ語りかけた。
それを聞いた兄の表情が瞠目した状態で固まる。
それに構わず、私は言葉を続けた]
あの子、重そうな枷をつけたまま、それでも生きようとしてた。
自由が無い状態でも、悲観せず気丈にしてた。
私、あの子が自由に飛べる場所を護りたいの。
あの子が大切な人と一緒に居られる場所を護りたいの。
それが、あの時何も出来なかった私が今出来ることだと思うから。
私の手で為したいことなの。
兄上、貴方としてじゃなく、
「…ファミーユ、貴様……私が、どんな思いで……っ…!」
[
感情の揺れが身体に負担をかけてしまったようだ。
ほんの少し、気の毒にも思えたけれど、これだけは曲げるわけには行かない]
………養生ください。
貴方がやりたいことは、完治した後にも行えるでしょう?
それは今すぐやるべきことでもない。
「……っく……ちが、う…。
…いま…やらな、ければ……!」
……地盤固めは確かに貴族の中では重要でしょう。
でも、他人を自分に仕立ててまでやることではありません。
他人が行ったことは他人の功績にしかなりません。
私が兄として指揮に立った時だって、皆、私だからついてきたといってくれました。
兄上、貴方の名前についてきたのではありません。
自分で行わなければ、意味が無いのです。
私は、貴方にはなり得ません。
それは先の出兵で理解しました。
だから今後、貴方の名で私が立つことはありません。
諦めてください。
それが貴方のためでもあります。
[そう言い切った後も、兄は苦しげにしながらこちらを睨むだけだった。
負担が大きすぎて声も紡げないのだろう。
そんな兄に、私は手を差し伸べなかった。
差し伸べる価値を見出せなかったから]
お身体に障るようですし、そろそろ失礼します。
どうか、お大事に。
[突き放すような、定型文とも言える言葉を最後に、私は兄に背を向け部屋を辞した**]
/*
高威力爆撃機が来たぞー!![レト限定]
キアラこんばんは、大丈夫?
>>-1278ジーク殿
はーい、お待ちしてます。
/*
>>-1283リーゼロッテ
うん、次からはファミーユだよー。
で、高威力爆撃機ってのは>>-1282ってことです(
>>-1284キアラ
ありゃま、大丈夫かな。
ダメそうなら無理は無しだよ?
/*
アリーセお帰り。
>>-1290ジーク殿
ラヴァンディエ家って書いてるwww
部屋隣同士もあり得るwwww
うんや、自宅療養のつもりだった。
別荘療養だと追い出された気分になるとかなんとか(
プライド高いから、あの人。
んじゃあ別棟に部屋があるってことでww
[私が部屋を出た後、兄は胸を押さえながら深呼吸していた。
扉を開いたジーク殿>>276がそのまま出て行くと思いきや扉を閉めた様子に、兄は苦しさに訝しさも込めて瞳を細める。
冷たく告げられる言葉に、何か言い返そうとしたようだが、それはジーク殿の行動>>277によって遮られた]
「──────っ!」
[長大な剣を突きつけられ、兄は息を飲む。
脅し>>278と共に向けられる、死の可能性。
自分の命運を知らぬ兄は、それに言い知れぬ恐怖を抱いたようだった]
[部屋を出た後、直ぐに出てこないジーク殿に疑問を抱いたが、私は彼が出てくるまで廊下で待っていた。
部屋の中での会話は、声を荒げない限りは外へは漏れ出て来ない。
だから、彼らが何を話しているか、何も聞こえては居なかった。
少ししてジーク殿が出てくると、彼は私に声をかけてくる>>279]
えぇ。
[帰ると言う彼の微笑を受けて、私も笑みを返して頷いた。
私の部屋は兄とは屋敷を挟んで正反対の棟にある。
客室等もそちらにあるため、私は彼と共に別棟へと戻って行った*]
/*
>>-1315ジーク殿
いやだってほらあれは声が掠れて敬称が出なかっただけというかそのな
いや確かに呼び捨てしたいって思ってあれやったけど!!(
くそぅお返ししてくる(ぶくぶく
― とある日 ―
[ようやく
……へ?
[笑みと共に投げられた問い>>295に、私は間抜けた声を出してしまった]
え、いや、その。
だって、ジーク殿は、私より年上なのだから、敬称は───
〜〜〜〜〜〜〜っ。
[敬称抜きで呼んだ時のことを出されると思わず口篭る。
あの時は声が出なかっただけと言うのもあるが、私の中に敬称を抜いて呼びたいと思う願望が無いわけでは無くて。
それを見透かされたような気がして、何だか気恥ずかしくなって分かりやすく紅くなってしまった]
と、取らなきゃ、ダメ?
[敬称をつけることで自分の気持ちに一線置くようにしている部分があったから、すんなり取るには至れず躊躇いが残って。
私は彼を上目遣いで見上げながら窺ってみた*]
/*
破壊力なんて作り出せないよ!><
ウェルシュはこんばんは。
忙しそうやねぇ…。[撫でた]
― とある日 ―
─────!
[問い返されて>>317、反射的に思い切り首を横に振った。
一拍の後、自分が為した行動に気付いて、また紅くなるわけだが]
…嫌じゃ、ない、のだけど。
その……えと。
[嫌じゃない、それはその通りだ。
呼べない理由はそんなに強固なものでもない。
後は自分の気の持ちようなだけ]
/*
げっ、キアラ大丈夫か。
真っ黒ってことは基盤逝ってねーかそれ…。
過去の記憶が蘇る(ぶるぶる
無理せんよーに!
って落とそうと思ったら霧ったがな!
この時間は止めい!
/*
挨拶は間に合いそうに無いのでSNSの感想にてー(
>>-1363アリーセ
春はともかく夏って何w
/*
>>-1370ジーク
やっとwww
ホントにやっとだよww
(笑)も付くよwwww
こちらこそありがとうでした!
今度はもっとしっかりがっつり恋愛ロールふっかけたいなぁ←
― とある日 ―
[小さな声でも彼にはきちんと届いたようで。
笑みと共に柔らかい声>>345が私へと届いた。
次いで呼ばれる、普段はあまり口にされない私の名前。
その声と頬に触れる指先に、鼓動が一つ、高く、鳴った]
ジーク ───……
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