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動きすぎですか?
そうですね。たぶんね。
いやあ、前回の動きが単調だった分、今回はっちゃけてるんですよ。
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あれ。シロウもこっちに来てるのん?
そうだよねえ。そう言ってたよねえ。
ああ、書き直しか。加筆でなんとかなるか。
― 南方 ―
[距離を詰めようという目論見は外れ、小型戦艦を旗艦とする敵艦隊は速力を上げて北へ抜けていく。
こちらも北へと舵を切って追撃、さらに本隊との挟撃に持ち込む───という意図の前を、二隻の巡洋艦が遮った。
先ほどから妙に動きのいい二艦だ。無視して進めば損害を被ると判断して一旦目標を変える。]
北へ前進しつつ、迎え撃て。
[命令に応じて全艦から砲弾が放たれたが、直前でクロスするように動いた相手の動きに付いていけず、海面を叩くにとどまる。]
ああいうのを無茶な機動と言うのです。
[ザイヴァルの艦橋で艦長相手に扶翼官は何故か胸を張っていたが、戦況はそんな暇などなかった。
降り注ぐ副砲弾のいくつかが命中し、マストや舷側を削っていく。]
進路変更、0-4-5から0-2-0へ。
[北東向きに伸び上がるような弧を描き、迫りくる二艦を包囲せんと動く。
稼働全砲門を放って相手を捉えようとするが、目論見は困難を極めた。]
[肉薄する敵艦から主砲が放たれる。
回避行動で航跡を乱した2番艦に向けて、相手の水雷艇が突進してきていた。
2番艦もまた副砲で水雷艇を迎撃しながら、艦の体勢を立て直そうとする]//
[動きの速い二隻のほかに、もう一隻の巡洋艦が進路前方を遊弋していた。>>335
ナハティガルだ、と識別されれば、扶翼官は首を振る。]
…釣れすぎた。
[あるいは、針を外すタイミングを逸したか。
いずれにしても、本隊と対峙する艦が一艦でも減ったと思えば良しとする。
───代わりに、戦艦含む3隻ほどに追いついていないのだが、そこは本隊の勇戦に期待しよう。]
["不沈艦"からの妨害にいくらか船足が乱れたのも、水雷艇の肉薄を許す原因となっていた。
だがその"不沈艦"も第三艦隊の攻撃を受けて進路を変える。
正直なところ、ありがたい、と友軍に感謝の念を捧げた。]*
― 回想:9年前/帝都 ―
[どうやらトールはここで無茶をするつもりはないらしい。
止血をどうするか、まで考えて構えていた身体から力が抜ける。
と同時に、そんな無茶も受ける気だった自分に驚愕した。]
……絆の象、ですか?
[いささか疲れた気持ちを取り繕いながら、首をひねる。
程なくしてペンを手に取ると、紙の上にさらりと滑らせた。]
こういうのは、どうですか?
[示してみせたのは、翼の生えた太陽の図柄。
胸に感じた熱さをそのまま絵にしたら、こうなったのだ。]
― 現代 ―
なかなか船の釣りもうまくいかないものですね。
[ぼやく口調で声を飛ばす。]
例の小型戦艦がそちらへ向かっています。
すぐに追いつくつもりですが、気を付けてください。
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今、灰を書くと、愚痴しか出ない気がする。(眠くていろいろ垂れ流すの危険
次回は12:30更新にしよう……!と決意したいけど、そうすると参加できない人もいそうだよね。
いっそ立会い不要の2時更新とか。
(それは連日強制的に2時まで続くので危険な予感)
― 南方 ―
[包囲しようとした相手の動きは、やはり機敏で自由自在だった。
一隻が帰還の鼻先をすり抜けて旋回し、もう一隻は砲撃を受けながらも振り切って、2番艦の目の前に鋭い軌跡を刻み付けていった。]
片方へと集中させましょうか。
二隻にうろうろされると厄介です。
[2番艦以下、3隻に南側の艦──ヴァイへの集中攻撃を命じ、旗艦は相手の連携を崩すべく北側の艦──ヴァイスメーヴェへと挑みかかった。]
[旗艦のみ戦列を離れ、近づいてきたヴァイスメーヴェとの接近戦を試みた。
すれ違うように進みながら相手の後ろを追うように舵を切っていく。相手が乗ってきたならば、2艦で巴を描くような軌道になるだろう。
『後部被弾、火災発生!』
『一番副砲被弾!』
飛んでくる砲弾に艦体が悲鳴を上げるが、構わず四つに組んでの格闘戦を誘う。]++
[残る三艦はもう一隻への包囲を狭めんと、北西から西向きへと弧を描きながら砲撃を続ける。
今はその先頭となった2番艦に、敵水雷艇が群がった。
16の水雷艇が散開したタイミングで、旗艦ザイヴァルは支援要請の信号弾を上げている。
応じて現れたのは、もともと第二艦隊所属であった8機の複葉機だった。
全機、爆弾無しのガトリングガンのみの装備である。
これらの複葉機が、水雷艇へ接近しては掃射を浴びせていく。
船を沈める威力は無いが、狙いは乗員だった。
身軽に翼を閃かせながら攻撃を繰り返す。]
[この複葉機の支援が2番艦に届かなかったのが第一の不幸だろう。
新たに現れた4隻の水雷艇への対応に手を取られるうちに、後方の水雷艇に接近する隙を与えてしまう。
背後より近づいた水雷艇は2番艦の船尾付近に攻撃を敢行する。
撃ち当てられた水雷が炸裂した───その場所が石炭庫であったのが不幸の第二。
爆発で起きた火災は、海水の流入よりも早く船尾を包み、やがてボイラーにまで延焼して轟と天高く爆炎を噴き上げた。]++
[この時上がった黒煙を隠れ蓑に、飛び出した船がある。
旗艦から3番艦まで、寄り添うように並走していた水雷艇である。>>269
2番艦が炎と煙を吐きながら沈んでいくのを背にして、もうもうと立ち込める煙の中を相手水雷艦の包囲を抜けて、一路ヴァイへと駆ける。
バディを沈められた怒りが、小さな船から立ち昇るようだった。]//
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キリングの相手方に、自分だけで〆られてしまうのは申し訳ないと言うかもったいないと言うか、
ヤ ラ セ ロ
…って感じ?
[きゅるるんな眼差し]
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なのでいろいろ努力してみました。
ところで、ヴァイスメーヴェの方は沈めてもいいのでしょうか?
(北に行くのに邪魔だなあ、の眼差し)
(ひどい人ですねあなた)
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でも頑張ったけどあれNPCだよね、いうたら。
(だって旗艦はヴァイスメーヴェの方が近かったんだもん。)
― 南海域 ―
[ヴァイへと突進した水雷艇は、速度を上げすぎたあまりに回避行動を取るのが遅れた。
自らが起こした爆発に、斜め前から頭を突っ込む形になってもろともに吹き飛ばされ、船首をほぼ失って停止する。
残る3番艦、4番艦の巡洋艦は、推力を失った艦をそれ以上攻撃するのを止め、水雷艇を振り払いながら旗艦の援護へと向かった。
今は一刻も早く北の戦場に向かうべき時である。
残る1艦を停止させるか振り切れるようになれば、すぐにでも北へと舵を切るだろう]**
― 南海域 ―
[ヴァイがその快足を止めたころ、二つの艦が形作る巴は示し合わせたようにゆるくほどかれる。
一方は北へ、一方は南へ。
砲撃の間隔も間遠になり、距離も次第に開いて
やがては完全に離れていった。
満身創痍のザイヴァルの艦橋で、扶翼官は遠くなる二つの艦を見つめる。]
……見事なものですね。
[忌々しい、と感心する、の中間ほどの口調で呟く。
完全にしてやられたと思う。
相手は足止めの役割を見事に果たし、
こちらは巡洋艦1隻と、貴重な時間を失った。
引き際も良く心得ているのが、また心憎い。]
[艦列を整えながら、第二艦隊は北へと速度を上げる。
その途上、一度だけザイヴァルの主砲が響いた。
それは、沈んだ者への弔歌であり、
優れた敵手への賞賛であり、
命を救う作業に向かう艦へのエールでもあった。]**
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