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― 北西ベランダ ―
[9号室からベランダへ出て、11号室まで確認したけれど、やはり白枝はいない。
ならば北東側か?
少し考えた後、助走をつけて北東のベランダへと移ることにした。
再び廊下へ出てしまったら、近くへ行ってしまったら、きっと加勢したくなってしまうから。
船は激しく揺れて不安定だけれど、今は自分の舞台だ。
ひとっ飛びで行ける、はずだ。]
…………えぇいっ!!
[助走をつけ、手摺も踏み台にするように蹴った。
少年の身体が海の上を舞う。
どさり、向こう側のベランダへ身体が落ちる。
勢い余り、そのまま窓の前へと転がり。
白枝はこちらに気づいただろうか?
もしも即座に攻撃されるなら、迎撃の準備など出来ているはずもない為、まともに氷槍を浴びることになるだろう**]
― →北東ベランダへ ―
/*
てか僕はそろそろイメソンを変えるべきだろうと小一時間
しかしイメソン考えるの苦手マンなのでどうしたものかと
初期がポップンだしポップンから引っ張ってくるかなぁ……
/*
ジェフロイさんの今後次第ではfragmentsとか持ってこようかと思ってたけど
これおもきし失恋ソングやったわ
最後の恋とか言うとるやん
恋さえなければすごいそれっぽいんやけど
(まだ薔薇の域に入ってないと思ってるマン)
― 北東ベランダ ―
白枝さんっ!!
[体を起こし、12号室の中へ視線を移せば、本を構える彼女の姿>>203
攻撃してくるのだろうか?
けれど呪を唱えている様子はなく。]
……先程は、いきなりジェムを奪おうとして申し訳ありません。
でも……僕はやっぱり、貴女にその願いを叶えて欲しくは、ない。
[諦めさせなければ。
彼女の意思で諦めさせなければ、彼女はまた試練を受けてしまうのではないか。]
[誰かの運命を吸う。マイナスの運命を与える。その対象がなんであれ、そのために恩恵を使い続けたら。
誰かへ与えた不幸が、いつか自分へ返ってしまうのではないだろうか?]
僕は……貴女と戦いに来たのではないのです。
だからお願いです……逃げないでください。
[そう言ってベランダの窓を開き、彼女へ歩み寄ろうとしたとき、]
……僕は、愚かです。
誰がどんなに、僕のせいじゃないと言ってくれたところで。
僕が誘惑に負けて莉紗を売った事実は決して消えない。
そしてね……悔しいんですよ。
そのために貴女の寿命を減らしてしまったこと。
そのことに、気付けなかったこと。
きっと、ほんとうは、
……10年前に、受け止めなければ、いけなかったのに。
ずっとずっと本当のことを黙って、貴女をそこまで追い詰めてしまったことが。
[ああ、また、罪が増えた。
――いや、気づけていなかっただけか。]
[一番言わなければならない言葉は、まだ胸の奥にしまったまま。]
[少年は、彼女と三歩分くらいの距離まで歩み寄ったところで、足を止めた。
そのまま、じっと動かずに。]
…………。
[語られるのは、彼女の契約者のこと。
他者へマイナスの運命を与える恩恵、そして寿命を減らしたと思われる契約者は、彼女にとって良いものなのだろうか。
――まあ、人のことはいえないけれど。]
僕の契約者は……
……白枝さんも覚えているかな。
莉紗が持っていた、リュカちゃん人形です。
あの人形に魂が宿ったもの。
彼女も、莉紗への想いがとても強いのです。
そして、僕をとても憎んでいます。
けれど、彼女が僕へ与えた恩恵と僕の望みは一致していたから……だから、協力しているんです。
彼女はね、莉紗の姉である貴女にもとても思い入れが強いのです。
……最善の方法を取らないと許さないと、そう言われましたよ。
[小さく笑う。
つくづく、不思議だ。
死を願われているのに、憎まれているのに、嫌な気はしなかった。]
[そして今胸に浮かべている言葉についても、彼女は何も言ってくる気配は、ない。]
……白枝さん。
僕は、貴女に対して攻撃しません。
ですが、何度でも、試練を降りてくださいと言います。
このまま同じく魔女となったら、貴女が願いを叶えることを妨害するでしょう。
それでも、貴女は……
[今、僕に攻撃をするつもりはないのか。
ある意味、攻撃を誘うような言葉を並べて、彼女の反応を待った。]
/*
うーむ。
僕が一番言いたい言葉は、攻撃を受けてからでないと意味がないんだよなー。
どうにかして攻撃を誘えないものか。
[少年は避けようともせずに。
彼女の氷槍のうち4(10x1)本に貫かれ、槍の勢いのままに後方へと飛ばされる。]
ぃぎ、 ぁ っ…… !!
[けれど氷を引き抜こうとするでもなく、ジェムで回復しようとするでもなく。
刺さった状態のまま、痛みで倒れそうになりながらも、両足で踏ん張り、少年は円月輪を床に突き立てた。]
……
[歪んだ空間から現れた影の手。
それは真っ直ぐに彼女へと向かう。
何本もの
もしかしたら、追撃は間に合ってしまうかもしれないけれど。]
[吸収しようとするものは、彼女の生命力――
[たとえこの身に厄を溜めることになっても、それでも、自分は。
槍は右肩と左上、右脚と左腿を貫き、感覚は次第に麻痺してくる。
けれど、死にさえしなければ、負に取り込まれさえしなければ、
きっと、まだチャンスは残っている。]
ぁ、…………。
[流れ込んでくる、気が遠くなりそうなほどの悪意。
そうか、やっぱりこれが。
ごほ、と逆流してくる赤いものを唇から零しながら。
四肢を貫かれ負の気を吸い込んだ少年は、その場に倒れた。]
…………、
しろえさん、 ……聞いて。
[痛みの感覚すらない。目が、見えない。
少しでも気を抜けば、意識をどこかにやってしまいそうだ。
それだけはだめだ。
それだけはだめだ。
必死に意識を繋ぎ止めながら、白枝へ呼びかける。]
僕は…………、生きて いきます。
自分の過ちで、莉紗を 死なせて、しまった こと。
全て 受け止めて、生きて……いきます。
[初めて。
“生きたい”“生きていていいのか”ではなく、
生きる、とはっきり告げて。]
[すぅ、と息を吸い込む。
言葉が途切れてしまわないように。
そうして、少しずつ吐き出すようにして、音に出す。]
白枝さん。
他の何を持ってしても、莉紗の代わりにはなれないかもしれない。
僕が言うべき言葉じゃないこともわかってる。
だけど、
どうか、僕と――
――僕達と一緒に、生きてほしいのです。
[残りの生を、莉紗の運命を歪めるためでなく、自分や家族、白枝を取り巻く人達と一緒に過ごして欲しいと、
願った。]
……よか、った。
[見えない視界で。
少年は、声のする方へと指先を伸ばす。
彼女は、今度こそ、てのひらの白へ、触れさせてくれただろうか。]
[触れたか触れられなかったか。
ふ、と、意識が抜け落ちる。
消えていないから、脱落はしていないけれど。
もう、何も、する力が、残って**]
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