人狼物語−薔薇の下国


489 グラムワーグ・サーガ4

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空賊殿下 ダーフィト

 
  軍の2/3の速度で河川上空を北進。
  目的地は、ミロワール湖だ。


[天使たちの攻撃重点である《シャドウ・パレス》が軍と共に移動したのでは、そこまで前線を押し上げることになる。それでは、撤退戦ではなく、殲滅戦だ。

そう説明せずとも、皆の顔を見れば、「貧乏くじをひいた」と思っていないのは明らかだった。

「マチスが造った新しい土産>>3:217もありますしな」と子爵が愉しげに言う。]


  よし、
  《ホーネット》は逃げ遅れている部隊を援護。
  兵に原隊復帰の手だてがないようならここへ運べ。


[天使の下に残してはゆかん、との決意に、おう!と声が重なった。*]

(94) 2017/11/08(Wed) 23:07:36

【念】 空賊殿下 ダーフィト

 
  マチス、  
 

(!5) 2017/11/08(Wed) 23:19:32

【念】 空賊殿下 ダーフィト

[応えがあった。
だがやはり、いつものマチスの雰囲気ではない。]


  おれは《シャドウ・パレス》にいる。
  ひとまず、そう聞けば安心だろうと思ってな。
 

(!7) 2017/11/08(Wed) 23:40:09

【念】 空賊殿下 ダーフィト

[良かった、と返ってきたマチスの声には安堵の色が乗るが、浮ついた気配はない。
マチスが次に口を開く前から、悪い予感は限界まで募っていたけれど、]


   ── …


[いざ、確定すると、呼吸をするのも忘れそうになる。]

(!11) 2017/11/09(Thu) 00:12:57

空賊殿下 ダーフィト

− 《シャドウ・パレス》 −

[指輪に触れてマチスと通信していたダーフィトが不意に俯く。

艦長代理であり、ほとんどお目付役と呼んでもいい子爵が、ダーフィトを背中に庇いながら、
「少し、お休みくだされ、殿下」と囁いた。]


  …15分、 それで戻る。

                ワァズ。


[ズルリと身を滑らせる海蛇を伴って、ダーフィトは船室への扉を潜り、しばし姿を消した。*]

(111) 2017/11/09(Thu) 00:14:16

【念】 空賊殿下 ダーフィト

 
   いないのか…


[ぽつり。]


   もう、あの人に頼れないし、 
        褒めてももらえないんだ、  なあ

 

(!12) 2017/11/09(Thu) 00:26:17

【念】 空賊殿下 ダーフィト

 
  それでも、 なすべきことをしなきゃいけないって、 辛いな。


[元帥杖とか任命書とか、そんな形あるものを残して、
あの人はいなくなった。]


   マチス ──  おまえの、 答えは?
 
 

(!13) 2017/11/09(Thu) 00:45:39

空賊殿下 ダーフィト、メモを貼った。

2017/11/09(Thu) 00:53:45

【念】 空賊殿下 ダーフィト

 
  了解。 始めよう。


[マチスの声から不安が消えることはないのかもしれない。
それでも、進まねばならないことを、彼は理解している。]


  おまえが、笑って、好きなだけ宇宙船談義ができる日のために。
  おれもありったけの力を貸す。
 

(!16) 2017/11/09(Thu) 07:30:17

【念】 空賊殿下 ダーフィト

 
  マチス、

        次の手、 早急に、打つぞ。
 

(!17) 2017/11/09(Thu) 07:32:22

【念】 空賊殿下 ダーフィト

 
  皆の動揺はもっともだ。
  指揮官クラスの天使を倒しても意味がなかったという失望がある。
  
  この先を戦うのに必要なのは「勝てる」という希望、
  具体的な作戦の提示だ。

  開拓者パイオニアたる、おまえが示すのであれば、それは布陣や兵数ではなく、
  「これまでになく天使に有効な武器の提供」になると思っている。

  おまえにしかできないことで、皆の心を掴め。
 

(!18) 2017/11/09(Thu) 07:33:42

【念】 空賊殿下 ダーフィト

 
  とりあえず、そういう武器がもうすぐ出来上がると言っとくだけでも、その場は掌握できるだろ、
  おまえのこれまでの実績からくる信用に、元帥のお墨付きまであるんだからな。


[正直ばかりが美徳じゃない、と嘯いて]


  天使の弱点について、ひとつ考えていることがある。
  これから、実地で試してみて、使えそうならすぐおまえに知らせる。
  おまえも、思いついたことがあれば教えてくれ。


[まだ戦場にいる、と言外に伝えた。]

(!19) 2017/11/09(Thu) 07:39:18

空賊殿下 ダーフィト

− 《シャドウ・パレス》 −

[約束の時間を違えることなく甲板へと戻ったダーフィトは、全身黒尽くめの美女を伴っていた。

ウェーブのかかった長い黒髪にショートヴェール。
幾重ものレースで膨らんだゴシックなスカートはアシンメトリー。
前面はガーターペルトが見えるほど短いが、背面は床につく長さである。
喪に服す色でありながら、扇情的なまでに美麗であった。
唇と双眸のみが紅く、その奥には歯車が静かに回転している。
ワァズである。

子爵は、二人が纏う同じ金属臭にあえて言及せずにおいた。]

(135) 2017/11/09(Thu) 20:26:21

空賊殿下 ダーフィト

[ダーフィトは甲板中央に立つと、左手の銃剣を空へ向けて、青い気弾を一発撃つ。
弔銃であった。]


  総員、 持ち場を離れず聞け。

  デューラー臨時元帥閣下が侵入者によって暗殺された。
  交戦中につき、黙祷は各自の心の中で捧げよ。
 

(136) 2017/11/09(Thu) 20:27:05

空賊殿下 ダーフィト

 
  ( 今頃、あなたは、
   ご令息の迎えを受けておられるはずだ。 

   老巧な笑顔が思い浮かぶ。 )
 

(137) 2017/11/09(Thu) 20:27:55

空賊殿下 ダーフィト

 
  ( あなたは少年の憧れるものを備えていた。 
    あなた自身、いつまでも少年の心を持っていた。

    あなたは今も ── いつまでも、
    おれの憧れだと、誇れる男だ。)
 

(138) 2017/11/09(Thu) 20:28:24

空賊殿下 ダーフィト

 
  遺命により、全権は、マチスが引き継ぐ。


[クレメンスとは面識のない船員たちにとっては、その訃報よりも、知己であるマチスが総司令官に就任したということの方が、大事件であった。
熱を孕んだ低いどよめきが走る。]


  あいつの花道を、飾ってやるぞ。


[艦内のいたるところで、男たちの拳が突き上げられた。]

(139) 2017/11/09(Thu) 20:29:29

空賊殿下 ダーフィト

[ほどなく、見張りから、「追っ手あり!」との報告がもたらされる。>>134
ダーフィトは船尾楼に移動した。]


  ワァズ。


[呼べば、黒衣のオートマタは前に進み出て、天使の群れを見据える。
 
 
          ── 静かに、音が広がり始めた。]

(140) 2017/11/09(Thu) 20:31:02

空賊殿下 ダーフィト

[歌っていた。

 否 ── オートマタは先に間近で聞いた天使の声を模して、体内で音を生み出していた。

それは、船乗りを急流に誘い込むローレライにも似た、妖の声。
忍びやかに、天使の群れへ伝いよる。*]

(141) 2017/11/09(Thu) 20:34:04

空賊殿下 ダーフィト、メモを貼った。

2017/11/09(Thu) 20:39:50

空賊殿下 ダーフィト

[空を映す川面を白く染め変えて、天使の群れが迫る。
その中心にいるのが、異様な戦車を御すマレンマだった。]


  自分が殺した人間が、天使になって追ってくるっていうのは、
  どう考えても悪夢だね。


[望遠鏡のレンズの向こうにある顔は、神々しいまでに無垢で、愛に満たされているかに見えた。
かくも穢れないものに対し、暴力をもって相対することを怯む気持ちは確かにあったが、
彼らがその純粋さでもって遂行したことを忘れはしない。
失われた仲間に対する弔旗はいまだマストにある。]

(145) 2017/11/09(Thu) 21:55:38

空賊殿下 ダーフィト

 
   ── 迎撃せよ!


[充分に引きつけるまで耐えた、《ホーネット》が、大砲が、格納庫の扉からはフライハイトの魔導機銃までもが、天使の群れに弾幕をはる。*]

(146) 2017/11/09(Thu) 21:56:30

【念】 空賊殿下 ダーフィト

− 私室内/少し前 −

[アデルに対するマチスの評価を興味深く聞く。]


  やっぱり、おまえの観察や分析は的確だよな。
  その能力、戦いにも活かせるぞ。

  指揮が下手だなんて思い込みだ。
 

(!23) 2017/11/09(Thu) 22:43:48

【念】 空賊殿下 ダーフィト

[無理はするなと伝わる声に、ひとつ笑みの気配が零れる。]


  新司令官殿に、ひとつ、頼みがあるんだが。


    ── カルカリアス号、
       動けるようにしといてくれ。>>2:201*
 

[必ず帰る、そして、おまえを援護するとの宣言だった。]

(!24) 2017/11/09(Thu) 22:47:20

空賊殿下 ダーフィト

− 《シャドウ・パレス》 −

[オートマタの奏でる音は、揺らぎ、移ろい、
時に、人の聴域を超えて放たれる。

それは、密やかな目的のもとに行われていた。

天使らの命令系統を狂わせる音の領域を探っているのみならず、
誰が味方かを誤認させる同士討ちの音や、
強制的に光に還元させる音を求めて。
そんなものがあれば、下級天使は数の如何に関わらず、もはや敵ではなくなる。]

(166) 2017/11/09(Thu) 23:11:15

【念】 空賊殿下 ダーフィト

− 現在 −

  マチス、
  やはり、天使に「音」は通用する。

  ワァズに、天使の声を真似させたら、誘導できた。

  工場生産品みたいな下級天使らには、命令の是非を判断する能力はない。
  彼らの活動を停止させるための音をつくり出すことができれば、下級天使は無力化できるはずだ。


[音のデータが必要と言われれば、ワァズを抱擁することで、その発する音を指輪に伝え、マチスに転送しよう。]
  

  この先は、おまえの領域だ。 頼むぞ。
 

(!27) 2017/11/09(Thu) 23:12:35

空賊殿下 ダーフィト

[けれど、いくつもの声域を重ねた多重詠唱は、オートマタの再現能力の上をゆく。

清らかな波動が、艦を揺らすことなく、戦意を押し流した。所構わず兵員たちが頽れ始める。
物理攻撃を軽減する魔障壁も、精神攻撃には効果が薄い。]


   …く、  

  
[首に手をやり、服に隠れた新しい傷をあえて破る。
その痛みで意識を保つ。]


   幽霊船にされてたまるかよ!
 

(167) 2017/11/09(Thu) 23:15:03

空賊殿下 ダーフィト

 
  おまえら、隣のヤツに昔年の恨み晴らしていいぞッ
  私闘を許す!


[部下たちへと乱暴な声をかけ、殴り合って目を覚ませと示唆する。
耐えられない者も多くいたが、体力のある幾人かは、術の効果から抜け出せたと思う。]


  あいにくと、この艦の連中は”善き人々”じゃなくてな。
 

(168) 2017/11/09(Thu) 23:16:37

空賊殿下 ダーフィト

 
  ── ワァズ!


[やはり殴って目を覚まさせた子爵に艦長代行に託すと、自らは空へ飛び出す。
ワァズは、女の顔に鳥の身体をもつ魔獣に変じていた。

天使らを引きつけんと、二丁のガンソードが火を噴く。*]

(169) 2017/11/09(Thu) 23:19:34

【念】 空賊殿下 ダーフィト

 
  こっちもやり返された。 眠い!


[ごく短い報告を投げたが、精神魔法を使われたと伝わると思っている。]

(!28) 2017/11/09(Thu) 23:24:54

空賊殿下 ダーフィト

− 川の上空 −

[飛来する光の槍をガンソードのブレードで叩き落とす。
が、続けざまに別の一本が、機械の羽根を散し、強化戦闘服を裂く。

ボロボロにされながら、深手を負っていないのは、
ダーフィトを乗せた魔獣が、乱戦の中で、すり抜けられる場所を瞬時に見極めて飛び込むからだ。

 そして、女の顔をした魔獣は声なく歌い続けていた。

天使の群れのわずかな乱れ。>>179
それを見出すや、ダーフィトは弾丸を叩きこむ。]

(188) 2017/11/10(Fri) 00:18:25

空賊殿下 ダーフィト

[と、西の方から飛来する部隊があった。
マチスが寄越した援軍だ。>>165]


  嬉しいね、 


[決して、気を抜いたワケではないけれど、
その時、南に光輝く流星が落ちて、視界を白く染めた。*>>175]

(190) 2017/11/10(Fri) 00:21:06

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