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[ユーリエの下へと降り立った時には既に『虚無』は氷漬けにされていた>>+84。
ミリアム達の技があってこそ為されたものと言うのはメレディスでも見て取れる]
……まだいけるかい?
[傍に寄れば普段よりも強い冷気が届き、体温が下がっていることが知れた。
その状態から、今の拘束でだいぶ力を使ったのではないかと、こちらを見上げるユーリエ>>+85に問いかける。
その問いに是と答えるかのように、ユーリエからは提案>>+86が返ってきた]
君ごとって……正気か!?
[キアラが飛び込んだ時でも、無茶を、と思ったのに。
この娘は何を言うんだ、とメレディスは驚いた表情になる。
キアラは種族の特性上、丈夫さが備わっていただろうが、ユーリエはそうではない。
故にその提案には制止をかける心算だったのだが]
────………
[ユーリエの瞳から伝わるのは、あの日約束をした時と同じ強い意志。
それをメレディスは正面から受け止めた]
……ったく、言い出したら絶対にやるよね、君は。
ううん、君ならやり遂げられる。
やってみよう。
[かつての約束を果たしてくれたように。
また、やり遂げてくれると信じて是を返した]
───……少し、準備に時間がかかるよ。
さっきとは比にならない力を籠めるから。
[詰まりはメレディスも全力を注ぐと。
そう宣言してカードホルダーから大アルカナを引き抜いた*]
/*
タロット当て嵌め出来たけど、全員ver.をやるか、絆石ver.をやるかで悩む。
全員ver.だと陽光が「太陽」じゃなかったりと微妙に、うーん、ってなったりするのでねー。
意味で寄せたのと人のイメージで寄せたのと混ざっちゃうのも悩みどころの一つ。
イメージがすっきり纏まるのは絆石ver.の方か…。
/*
ちなみに絆石ver.がこれ。
陽光:「太陽」
月闇:「月」
影輝:「星」
天聖:「女教皇」
神子:「愚者」→「世界」(始まりと終わり)
/*
んでもって全員ver.がこれ。
陽光:「隠者」
シルキー:「力」
トーマス:「太陽」
月闇:「愚者」
キアラ:「正義」
ミリアム:「女帝」
影輝:「節制」
オズワルド:「皇帝」
クラリッサ:「魔術師」
天聖:「女教皇」
メレディス:「星」
ユーリエ:「戦車」
神子:「世界」
コスモ:「月」
マリア:「運命の輪」
[胸元で重なる絆石>>+95。
重なる煌きもまたその強さを増して、煌きを受け取るように自分の右手をユーリエの右手に重ねた。
重ねた手を解き、瞑目するユーリエの横で引き抜いたタロットを一枚ずつ宙へと固定して行く]
大いなる可能性集いし今
澱みを滅するは新たなる光の誕生を促し
負の感情は裁かれ正なるへと変化す
穢れは無限なる封により聖められ
瘴気は均され安定を創造す
世界の要たる者の下にて新たなる時代を創り成さん
[「愚者」を頂点に置き、「太陽」と「月」で上三角を作り。
「世界」を下点に置き、「星」と「女教皇」で下三角を作る。
重ね合わせたその形は六芒星]
──── Divine hexagram
[完成した術は天聖の光を纏い、タロット一枚一枚が強い力を帯びる]
ユーリエ!!
[準備が出来たと言わんばかりに名を呼び、ユーリエと『虚無』が直線状に並ぶようにタロットの陣を配置した]
Burst shot!!
[タロットの陣に右手を翳し、合図を出すとタロットそのものが高速で射出され、ユーリエを巻き込むようにして『虚無』目掛けて疾駆する。
ユーリエが放つ一撃の威力も上げるため、タロットを纏うユーリエにも加速の術が付与された*]
/*
尚、生命と精神は、”混沌”をどう入れるかで悩みすぎてしまったので省きました。
これ全員ver.で組もうとしたら多分背後がしぬ(
[キアラ達の援護>>+98により術は完成し、放つと同時にユーリエの身体が氷に覆われる>>+105。
加速付与により氷の弾丸と化したユーリエを見送る間も無くメレディスは片膝を突いた。
全てを出し尽くしたために身体が重い]
─── 任せたよ、ユーリエ。
[ここから先はメレディスには出来ないこと。
ユーリエだからこそ為せる、浄化の御業]
[『虚無』の中へと飛び込んだユーリエの姿は視認出来ない。
今はただ、彼女が成し遂げることを信じ待つのみ]
[罅割れた氷から『虚無』の姿が見えた。
最初は飛び込んだユーリエを取り込もうとしているのか、激しく蠢いていたのだが]
───── !
[その動きが徐々に緩慢になっていく。
ユーリエが絆石の輝きを解き放つのに呼応して、メレディスの胸元でも絆石が淡く光を点した]
[やがて、『虚無』の身体が崩れ始め、崩落した部分が色を無くし掻き消えて行く。
その崩落から覗いた氷もまた剥がれ落ちていき]
──── ユーリエ!
[ユーリエの姿を見止めるや、メレディスは重い身体を叱咤し立ち上がり、彼女の下へと駆けた*]
[駆けるうちに一際大きく歌が響き、癒しの力を運ぶ風が通り抜けていく>>*7。
それにより重かった身体はいくらか持ち直し、『虚無』の残滓が運ばれて行く中を駆け抜けた]
大丈夫か!?
[駆け寄った先のユーリエの肌がいつもより青い。
そこに異変を感じ取ったのも束の間、ユーリエからの訴え>>+117を聞いて、思わずきょとんとした]
は………?
─── はは、そこまでだったのか。
[疲労よりも何よりも訴えられた、これまで聞くことのなかった言葉を耳にしてつい笑ってしまう。
そこまでして成し遂げてくれたことに感謝を抱き、そっとユーリエに手を伸ばした]
……お疲れ様。
[倒れ伏すユーリエの傍に座り込み、彼女の身体を抱え上げて膝の上に座らせ。
自分の体温で温めんと抱き締めた。
こつ、と額も合わせておく]
本当に冷えてるなぁ。
[苦笑めいた声が零れ落ちる*]
[それから、彼だけに届く声で]
…ありがとう。
[自分に託してくれた事、信じてくれた事も含めて。
言い尽せない感謝を、一つ紡いだ]
[少し膨れての反論>>+121には、「そっか」と相槌を打って。
瞳を閉じるユーリエ>>+122の腕の覆い切れない部分を手で軽く擦ってやる]
あぁ、もうくたくただよ。
ゆっくり休みたいね。
[労いの言葉に、「ん」と短く返事をした]
[意識に届けられた感謝の言葉には柔らかく笑んで]
どう致しまして?
─── 僕からも、ありがとう。
[危険を冒して成してくれたことに対し、感謝を伝え返した]
そうだ、このまま運んであげようか?
[体温が戻ったとしても、自分よりも疲労は濃いだろうからと。
にっこりと笑んでユーリエに問いかける*]
バレた?
[じと目>>+132と共に向けられた言葉に悪びれなく返す。
体温の上昇ではなく顔に赤みが差すのが楽しいのは事実。
けれど、ユーリエがそうして反応出来ることに安堵を覚えているのもまた事実だった。
体温さえ戻れば大丈夫だと、そう思うことが出来る]
んー、確かに冷えては来てるけど…。
まだ大丈夫かな。
[問う声>>+133に自分の身体を確かめて、戻る分には問題無いと判断する。
動けばまた熱も戻るだろうと考えてのこと]
じゃあエスコートさせてもらうとしましょうかね。
[胸元に頭を寄せてくるのを、可愛いなぁ、と思いながら、運ぶために一度体勢を変える。
所謂姫抱きでユーリエを抱え、立ち上がらんとする辺りで澄んだ鳴き声>>132が響いてきた]
ぅわ、 …コスモ?
[討伐の間、歌い続けてくれていた竜の一鳴きに驚いて、視線をそちらへと向ける。
鳴き声に呼応するように現れた、光孕む風が周囲を舞うと、そこから神子の声>>133が響いてきた。
その声はとても穏やかで、最初で最難関の大仕事を終えたのだと、改めて実感する]
─── 帰る、って約束したからね。
約束は守らなきゃ。
[行こうか、とユーリエに告げた後、キアラやミリアムにも声をかけ、光の集う門へと触れた*]
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