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[炎の渦と化した火弾は双頭蛇を巻き込むような軌道で到達。
着弾と共に火柱が上がり、煙と水蒸気により一旦視界が遮られた]
どーなったか見えねー…
どぅわ!?
[距離を取りながら様子を窺っていたが、突然地面が大きく揺れる。
炎渦が通り水が蒸発し、硬くなった地面。
その表面が大きく罅割れ始め、開いた亀裂から双頭蛇の尾が跳ね上がってきた。
ベシン!と見事に顎を叩き上げられる]
っっっってぇ〜!!
そうか、コイツ、泥地帯だと潜るってことか…!
[一気に詰められた距離に泥地帯から草地に逃れようと地を蹴った。
叩かれたのが顎であるため少し頭がクラクラする。
左手で顎を押さえて、トン、トン、と何度か地を蹴り草地の上へ。
援護があればそれに合わせ、右手で握った銃の引鉄を引いた。
凝縮するのは水属性の力。
銃口から飛び出した3連弾の水弾は地面の亀裂から這い出ようとする双頭蛇から少し逸れてしまったが、乾いた地面に着弾したことで潤わせ、少し固めの泥が胴体を地面に埋めたままの双頭蛇を捕らえた]
よっしゃ、今のうちに総攻撃!!
[まだ少し目が回っていたが、身動きが取れずに居る双頭蛇の様子が確認出来たため、銃口を向けて何度か引鉄を引く。
時折スカりながらも精霊弾を撃ち込むと、濛々とした蒸気が再び辺りに立ち込めた]
どうだ……?
[徐々に晴れてくる蒸気のベール。
そこに居たのはあちこち焦げ痕や打撲などを負った双頭蛇の姿]
まだ倒れてねーーーーー!
[あの筋肉の鎧は伊達ではない。
4つの瞳でクレステッドの姿を捉えると、双頭蛇は先程より倍以上もある速度でクレステッドを追いかけ始めた。
当然、捕まりたくないのでクレステッドは全速力で逃げに入る]
[逃げれば追いつかれはしないが、攻撃することが出来なくなる。
どうしたものかと思案したその時、上空から鋭い鳴き声>>+89が響いてきた。
その声に双頭蛇の関心が上空へと向き、クレステッドを追いかける速度が著しく落ちる]
もういっちょ……喰らえ!!
[逃げの体勢から振り向いて、気を逸らした双頭蛇に銃口を向けた。
銃身に凝縮するのは風属性の力。
風弾が1つしか射出されなかったが、その一撃も確実に双頭蛇の生命力を削っていた**]
/*
スカが出ねぇぜ…!(ふるふる
こっちで外れない分、あっちで回答拒否が出たんだな。そうなんだな。
[風弾が当たると双頭蛇は再びクレステッドへと瞳を向ける。
散々攻撃されて頭にきているのか、シューシューと口から零れる音が一際大きくなったように思えた]
ばぁか、俺一人じゃねーの忘れたか。
[睨まれても逃げなかったのは、上空でヤクモが急降下して来た>>+96のが見えたため。
尾を狙ったブレスを受け、双頭蛇は奇声を上げてその場でのたくった。
焼ける尾を地面へと叩きつけるのは、泥で冷やそうとしているからだろうか。
叩きつけるごとに泥が四方へと弾けたが、それに構わずクレステッドは駆けた。
双頭蛇の口を狙えるその場所へ]
外が硬ぇなら……内ならどうだ!
[二つある口に向けて銃を構える。
銃身に凝縮するのは雷属性の力。
引鉄を引くと4つの雷弾が放たれ、双頭蛇の口へ2つずつ、光の速さで飛び込み───弾けた]
[筋肉に覆われないその場所へと走った雷弾は内から双頭蛇の全身を駆け巡り。
頭の天辺から尻尾の先まで雷撃が走った後、身体を硬直させて双頭蛇は泥地へと倒れる]
た、倒せたあああああああ!!
[我慢の限界だったらしい。
女性の目の前だったが、クレステッドは情けなく喚き声を上げていた]
だっ、大丈夫、大丈夫…。
[大丈夫そうではない声を出しながら、クレステッドはガートルードの呼びかけ>>+108に答える。
ふるふると身体が震えているのは今頃出て来た武者震いだ]
[地上に降りて来たガートルードにもう一度問いかけられると、情けないながらも笑みを浮かべることが出来た]
顎いてーわ。
まだちょっと頭揺れてる。
[へにゃりと眉を下げて紡ぐ言葉は偽り無いもの。
相手に心配をかけてしまうから、などと意固地になる性格ではなかった]
あ、そうだ。
ガートルード援護ありがとな。
動き鈍らせてくれたお陰で狙い外さずに済んだよ。
[術を放ってくれていた>>+107に礼を言う。
抱擁などの過剰行動が出ないのは、震えで上手く身体が動いてくれないからだ]
[身体が動くようになるまで少し休み、双頭蛇が倒れた場所へと近付いてみる]
……ん? これって…
[そこに双頭蛇の姿は無く、代わりに砕けた煌く石が落ちていた]
精霊石じゃねーか!
そうか、これがあの化け物作ってたんだな。
[故郷では稀少な精霊石。
欠片となってしまっているが、持ち帰ればそれなりの価値がつくもの]
[一通り精霊石の欠片を集めると適当な布に丁寧に包んでポケットへ]
一旦戻って休息するか?
流石に疲れたわー。
ディークも一回ゆっくり休んだ方が良いだろ?
[ディークとガートルードに声をかけ、この後についての相談。
走り回るし殴られるしでクレステッドはへとへとだった。
へとへと過ぎて左腕の浅い引っ掻き傷のことをすっかり忘れていたりする]
忘れてたああ〜……。
[認識した途端、左腕が痛くなってきた。
傷自体はそこまで酷いものではなく、放っておいても塞がるものなのだが]
だってそれどころじゃなかったしよ〜…。
[突っ込み>>+123にも情けない声。
集中力が高いとも言えるが、クレステッドのことなので間抜けさが際立つのだった。
その後は入江へと戻り、砂浜に寝そべってしばしの休憩]
おー、ゲルトぉー。
でっかくて頭二つある蛇がいたぞー。
[砂浜に寝転がったまま、聞こえた声>>*5に返す。
左腕は簡易ながら手当てがされており、ぐったりしている様子からどんなことが起きたかは容易に想像出来るだろう]
でさー、でかい奴、精霊石で出来てたらしい。
ぶっ倒したら欠片になっちまった。
[気になったことをもう一つ報告。
その精霊石が何を意味するかは未だ推測すら出来ていない]
んじゃ次は湖調べつつ丘だなー。
[どうせ通り道だし、と一括りにする。
ゲルト側の進展>>*6を聞けば、おー、と感嘆の声を上げた。
尚、名前だけ聞いても性別は分からないので特にこれと言った反応は無い]
え?
そーゆーことだったのかー、って思っただけさー。
お邪魔はしないから!!
[ディークのじと目に笑顔で返す]
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