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[もう選べない、そう言い切る視線は何処までも冷たく、反論しようとするこちらの意思まで凍りつかせるようで]
…ぐっ…ぁ…
[腹を踏みつけられて息が止まる、風が、止まる。
それでも睨もうとする視線は、揺らいですでに効果はないだろう。
指が鳴ると共に纏わり付くかに降りる銀、唇は動くけれど声は成せず。
拘束が解けたのに気付き身を捩っても、しっかりと押さえつける足は逃れることを許さない。
或いは、もう逃れられないと察していたのかもしれないが]
やめ、ろ…
[拒絶が銀に届くはずもなく、やがて銀は男に舞い降りて、その内側へと溶け込むように「浸食」していく。
その体を、そして、精神を。
それでも、苦しげに顔を歪め、抵抗をしようとする姿は、「貴人」にどう映っただろうか]
[腹の上から重さが消えて、「貴人」が離れたのを知る。
だが、もはやそんな事はどうでもよかった。
苦しい、浸食に抗おうとすればするほど、精神が侵されて行くようで。
自我を手放すまいと、それでも耐えようとして、唐突に、気付く
受け入れてしまえば、自分は保っていられる、と。
それは、銀が摩り替えていった感情なのかもしれないが]
[やがて、波が去る。受けていた傷はいつの間にか癒えていた。
ゆるり、開く瞳は琥珀ではなく、金色の]
「はじめまして?」
[そう問いかける『同胞』に、笑みを一つ、落として]
はじめ、まして?
[それだけを、返した*]
/*
と言うわけで、目の色を金色にしました。
あと、な、こいつ(融合体ジェフ君)
……【飛ぶよ】?(えええっ
うん、これがジェフ君のまだ発現してない「異能」でした。
念動の発展系、というか、空中浮遊能力やね。
翼生やす気はないけど、それっぽいのあった方がいいかしr
うちの人間キャラ初の、飛ぶ異能者、です。
核除去されても、これは残る、よ?(
/*
『融合体』としては、それまで持っていた能力の強化系と、外見変化は爪が尖る程度、かなぁ。目の色と。
今まで使うのを躊躇していた「異能」を躊躇いなく使う、そんな感じで。
[先程まで『敵』だった相手は、こちらへの態度を変えることはなかっただろう。
勢いをつけて起き上がって、体の状態を確認するのは、「人」だった頃と変わらず…或いは、より軽い表情で]
あんま、外見変化しなかったなぁ。
どんな力が付いたかは、ま、追々確かめるさ。
んで、あんたはどうする?
[『同胞』となった「貴人」に問い掛け一つ。
如何様な返事が返ろうと、その場で分かれる旨を告げる]
ん?俺?
まだ「為りたて」だから、さ…ちっとその辺でなんか取り込んでくるわ。
ついでに、まだ居るだろ……俺と一緒に来た奴らが、さ。
[落とす言葉は既に『融合体』としての意識を持ったもの。
「貴人」と離れ、軽く空を見上げ、とん、と地面を蹴る。
ふわり、翼も持たぬその体が浮遊する]
さて、何処に行くかねぇ……
[空中で、酷く楽しげに笑いながら、ゆるりと辺りを見回した**]
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