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ジャケット、とか…脱いだらダメなのか?ちょっと、それは。
[ポケットに必要なものをつめているかもしれないから、強くは押さないけど。そういえばお菓子を詰め込んでいるんだったか、あれはもう食べられないのではないだろうか。少なくともミヒャエルはあまり食べたくない]
[扉の中は少し暗い、と思ったら魔法なのかふわりと火が灯った。ふわりふわりと、順に火が伸びていき…最後に、部屋の真ん中に置かれた台の上のジランドールに火が入る]
……。あそこ、かな?
[ここまでやって、違ったら逆に笑えるかもしれない。石の床にブーツの音が反響する。近付いて覗き込んだ先には、たしかに鍵があった。手を伸ばしかけて、一緒に覗き込んでいる彼の顔を見る]
これだよな?これ取ったら、すぐに帰れるのかな……
[あっちに戻ると、停戦は結んだとはいえ彼は長年争ってきた隣の国の軍人だ。ここに来る直前、ミヒャエル達は彼の国のやつらに襲撃されたし……大丈夫なのだろうか。というか彼の存在ひとつで戦況をひっくり返しかねないのだけれど、でも今までそんなやつが戦いに出てきた記憶はない]
……大丈夫だよな?うん…うん。
[確かめるように、何度か頷いて。やっと手を伸ばし、鍵に触れた**]
/*
やっと!鍵を、とった!!!
かんのこさんの帰ってくる時間がエグいよね…ほんとお疲れ様…体調気をつけてね?
[大丈夫!と力強い肯定に、小さく笑みが洩れる。
根拠があるのかは分からないが、きっと大丈夫だ。異世界を渡るという大変そうな役割の鍵は、その仕事に対して案外小さなものだった。そろりと持ち上げるけれど何も変わらない――触れただけではダメらしい。鍵のかたちはしているけれど、この鍵をどこで使えというのだろう。
彼の中の吾様に聞くと、どこでもいい、ということだけど。どこでもってなんだ。いまひとつ騙されているような気が捨てきれないけれど、そのまま目の前の空間に向かって、鍵を指す仕草を試してみる]
……あ。
[なんか刺さった。多分これでいいのだろう。
『どこに行きたいかを考えながら使えばいい、そこに繋がる』と言われたけれど……最初にこちらに来た場所?でも襲撃を受けただけで特に行きたいという訳でもない。彼のいた砦…も、申し訳ないけど行きたいとはいえないし、おまけに彼自身も自分の国に特に拘りはないようだ。
ミヒャエルのいた部隊のいるであろう場所の近く?それとも]
――うん。あそこ、かな
……あ。
[なんか刺さった。多分これでいいのだろう。
『どこに行きたいかを考えながら使えばいい、そこに繋がる』と言われたけれど……最初にこちらに来た場所?でも襲撃を受けただけで特に行きたいという訳でもない。彼のいた砦…も、申し訳ないけど行きたいとはいえないし、おまけに彼自身も自分の国に特に拘りはないようだ。
ミヒャエルのいた部隊のいるであろう場所の近く?それとも]
――うん。あそこ、かな
[ある場所を頭に思い浮かべて頷くと、鍵を持つのとは逆の手を差し出した。どういう形で鍵の力が働くのか分からないから。彼一人取り残されたらいけないし。けして心配だからじゃない]
[そして鍵は力を発揮した。
現れたドア?を潜って辿りついたのは――ミヒャエルの家の近くの森の中。彼に聞かれたなら、そう答えるだろう]
……たぶん…君の封印に関わったのは、うちの先祖みたいだし…だったら、君のことについて、記録が残ってるなら、うちが一番高いかな、と。
[そう説明する。
本来なら、元の部隊の本拠地近くがいいのだろう。けれど直接彼を連れて行くのは不安が残る。軍事利用なんて、させずにすむならその方がいいのだ。
ミヒャエルの実家は軍の本拠地とも首都とも少し離れた場所にある。元は貴族。今となっては関係ないが、広い屋敷は元々領地だった場所に建ち、建てかえることもなく未だそこにある。調べものをするにも彼を匿うにも都合がいい]
連れて行くけど……その前に、水浴びでもする?着替えは俺のだから少し小さいけど、持って来るよ。
[実家近くの森の中、小さい頃さんざん遊んだ場所へと連れて行こう**]
/*
とりあえず実家に行ったよ!
ぶっちゃけさ…番発言をされて、一番ダメージ食らうのはここだよね、って…
よし頑張って〆よう!あと一日半くらい?*抱えられつつ、ぎゅむー*
[一人突然に戻った実家ではずいぶん驚かれたけれど、今は人を待たせているからと説明は後に回した。出てきたのが母一人だったことが大きい、ここに姉がいれば絶対に洗いざらい話し終わるまで解放されないだろう。
服の中からできるだけ大きめの、多少サイズ違いでも着られそうなものを見繕いつつ自分もさっさと着替える。彼ほどではないが、やっぱり汚れていない訳じゃないから。
ライフルとSAAは戸棚の中に仕舞って鍵をかけ、準備完了。]
[歩き馴染んだ道を泉へと急ぐ。急かす気はないけど、水は冷たいだろう。木々の間から見えてきた泉の中に彼の頭を見つけて近付きかけ、一度足を止める。
これは、どっちだ。それ次第で近寄って大丈夫かが変わる。
というか、水浴びを見られるのはどうなのか。
悩んでいる間に相手の方から近付いてきたから、大丈夫なのだろう。しかも吾様の方だった]
え、名前?ミヒャエル、だよ。
ふふ、そうだね。今までお互い、聞きもしなかったね。
[言われて初めて思い出した。あんまり困らなかったせいだろう。吾様は自分は人の名を聞いたくせに自分が名乗ろうとはしないから、こっちから彼らの名をねだろうか]
[そうしてやっとお互いの名を知り合った。予想通りサイズ違いで袖の短いシャツとズボンを履いた状態は、少し間抜けだ。吾様は気付いていないようだけど、彼の中の彼――『ヒース』、は、気付いているだろうか。無意味にニコニコしてしまう。
少し間抜けな状態で、ものすごく真面目な顔をした吾様が手を差し出してきた。思わず出した手の平の上に指輪が置かれる]
は……はぁ?!あ、え?
[プロポーズ紛いの言葉と手の中の指輪の存在に、慌てすぎて手の中の指輪を落としそうになって必死でキャッチする。
それだけ焦っているというのに吾様は、相変わらずのペースで守護の加護付きと説明してくれた。しかも前にも友人に贈ったことがあるというのだからこの野郎。]
――?
??
[なんだろう。嵌めた瞬間に不思議な感覚がして、指輪と吾様…ヒースと呼んだ方がいいのだろうか。ヒース呼びだとどちらを呼んでいるのか分からないし、もう吾様は吾様でいいか。吾様の顔をマジマジと見つめるけれど、指輪の説明はあるのだろうか]
加護?っていうか…俺と吾様、なんか繋がった?みたいな、感覚なんだけど。
[ただの加護とは思えない指輪を突きつけて、相当問い詰めたのだけど吾様は口割らなかった。この野郎。まぁ返す気はないからいいとしよう。
でも仕返しに間近い吾様の唇にキスしてやったら、せっかく着替えた服のまま泉に転がり落ちていった。ざまぁみろ]
[ダブルで騒ぐヒース達を多めに持ってきたタオルで包んで家まで二人歩く。
――実際ミヒャエルは知らないのだが、指輪を継いだことのある父と母、それに結婚して母から指輪を受け継いだ姉すらも、遠い遠い昔の化け物の話を知っているだなんて想像もしなかった。
それからミヒャエルの指に嵌る指輪は、長い時の中でゆっくりと端が欠け削れていってしまったエールリヒのものと、元々の意匠は同じであると。
しかも大昔の吾様が、いつか共に居たい者が現れたら贈る>>108だなんて言ったその指輪を嵌めていたものだから。俺、男なんだけどという呟きは、一族で一番豪傑の姉に鼻で笑われた。
そうしてすっかり舗装された外堀は最早覆しようがなく――]
わかった。もう分かったよ逃げられないってのは。でもな。
――俺が納得するまで口説いてくれるなら、いいよ。
[そんな台詞によって、ついに幕を下ろすことになる**]
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ちなみにエールリヒの家は代々女性が強い。
ミヒャエルは小さい頃から姉にこき使われていたので料理とか家事は一通りできるという設定がありました。
先祖の侍女さんの血が濃い。侍女さんは料理下手。旦那になる騎士さんのほうが料理上手。
/*
会話になってない!
(抱きついて唇寄せつつ寸止め)
もっと。違う言葉でも聞きたい。
…これで納得してないと言い張る。
/*
まぁ、甘えたいだけだから…それで全然オッケーだったりする。>態度で示す
吾様は吾様らしいなぁって思いながらちゅーしよう。
この吾様が慣れることがあるんだろうか。とても可愛いし、慣れたとこも見てみたい。
/*
あ、それは小物と一緒になって騒ぐやつ。吾様表にいたらヒースと話せないはずなのに、何故かシンクロして。
吾様は吾様呼び、小物のほうをヒース呼びで落ち着こう
/*
うん。あと30分くらい。
村建てと企画ありがとうございました、楽しかったです!
かんのこさん最近忙しそうだったしいっぱい一緒いれて幸せだった!設定の話したりとか楽しかった。
うん、やりたいことは一通りできたかな?
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