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― カルカリアス艦橋 ―
意外と、何事もなく済むかもしれませんょ。
歴史書を紐解けば、殆ど玉座にいなかった皇帝などもおりますから。
[騒ぎになる>>126 の部分には、澄ました顔で応えておく。
けれども確かに、本来の世界にいない時間があるのなら、後のことが怖い。
影響を最小限に止めるためにも、早急にあの木を破壊しなくてはならない。]
方位、射角算出完了。
いけます。
[蠢く大樹が射程に入り、攻撃の準備が整ったと告げる。
皇帝の下命を待つ、息吞むような緊張が艦橋に走ったその時、]
……はい?
[どこかで見た顔が、視界を埋め尽くした。]
………陛下。
[呼びかける声は常よりもだいぶ低い。
なんなら、氷点下だ。]
またなにかやらかしたんですか?
[人のせいにしたい。
自分を困惑させるのは、たいていが皇帝の専売特許だ。
ならばひとつ、文句でもつけておこう。]
[大量の自分の間に、見知ったウルケルの主従が混ざっている。
あれが偽物であっても本物出会っても、頭が痛い。
見なかったことにしている間に、伸び来た枝がカルカリアスの短い水平翼に巻き付いた。
強く引き寄せられて、船体が傾く。]
陛下、御命令を。
[咄嗟に手近な場所に掴まりながら促す。
偽物たちは実力行使をしてこないようだ。
観察の後にそう判断して、自ら主砲発射の釦に手を伸ばす。]
[絡みつく枝もろとも大樹を吹き飛ばすべく、主砲の発射ボタンに触れた指を、上から押し包むように止める手があった。]
『君は、それでいいのか?』
[記憶の中に、大切なものとしてしまわれていた声を耳にして、驚愕に動きを止める。
チコリの花の香りが、ふわりと漂った。]
『ここでなら、私もまだ少しはいても許されるようだ。』
『できることなら、散らさずにいてほしい。』
[停止した思考に言葉が沁みて、
二度と会えないはずの、ファミル・アンディーヴ女史の顔を見つめていた。*]
/*
中身含めて、ここにいない方を引っ張り出すのはどうかと思ったのですが(カナンの時もそうだったけど
私は陛下と違ってロマンチストなんです、というなにかの主張です。
/*
シェットラントもこんばんは。
ウルケルの軍人さんたちは、あれは幻影だろうと私も思っているので、本物だったらびっくりします。
そして多分、来ちゃったんだ、っていう同情の眼差しをするかと。
/*
そういえばそろそろ合計何点になったのか、と電卓を持ち出してみたら、神がいた。
けっこう皆さん高目だけれども、まだ半分いっていないんですね。
/*
ダーフィトも攻撃おつかれさまです。
マチスと思いきやワァズちゃんだったのか…。
そしてこれも良い出目。これで合計123ですか。
/*
あっ、そうか。ワァズちゃんしゃべらないか。
混ざっちゃうふたり。
シメオンはおやすみなさい。
私もそろそろ寝る準備などしましょう。
/*
……ハーレム。
(-196℃くらいの眼差し)
そんなに私がいたら、陛下が凍死してしまいます。
でも、まあ、…良い出目ですね。
(めそらし)
/*
さて、私もベッドに入りましょう。
明日で村閉じですね。
少し昼間にも動けるといいのですが…**
[凛として美しいその人の顔を、息を止めて見つめていた。
少しでも動けば消えてしまうのではないか。
そう思わせるような儚さがあった。
そのままでいたら、息を忘れて倒れていたかもしれない。
危うい停滞を破るのは、いつだって太陽だ。]
[背中に熱を感じ、詰めていた息を吐き出し、吸う。>>166
鼓動が重なり、絆の印が重なる。
互いの影を補い合い、真円となる、片翼の太陽と月の紋。]
……あの方は、ただの一言も、
ご自身の為の言葉などおっしゃいませんでした。
[だから、これはただの幻なのだ。
自分の未練に付け込まれただけなのだ。
苦い認識を飲み込みながら、太陽と共にボタンを押す。
吐き出される轟音と揺れに幻影は消え、
絡みつく枝を引きちぎって砲弾は本体に達し、炸裂した。
17(20x1)]
[着弾した周囲の枝が萎れていくのを確認したのち、体を回す。
己を呼び戻した相手を見て、微笑んだ。]
私は、あなただけの翼です。
トール ―――
[新たに誓うがごとき言葉を紡ぐ。
その笑顔は、柔らかでしたたかなもの。]
あなたのための、
ただひとりの翼です。
[服の下で紫の光が弾ける。
ひしめいていた無数のルートヴィヒたちと、ウルケルの盟友たちが足元から薄れて消えていった。]
/*
何とか判定間に合った感。
17+結晶分11の28で提出です。
カナンが結晶持ってたら振ったんですけどね。
/*
今回は出目がおおむね高かったですね。
ざっと眺めて平均値15くらいじゃないかと戦慄するわけですが。
もしょもしょと村建て文章でも用意してきましょう。
/*
いっそダブルスコアになったらおもしろいんじゃないか、と思っていた時もありました。
オーバーした分は、きっと世界に良いことがありますよ。
/*
帰る!
帰りますよ、トール。
帰り着いた先がタクマ・ナギの船とかいうことになると、大変な未来が見えますが。
/*
タクマ・ナギが無駄に窮地に陥る!
最高ですね。
(扶翼は誰かで鬱憤を晴らしたいようだ。)
(でも実際にそうなったら、自分も火消しに忙殺される。知ってる。)
/*
村建て発言は11時頃に落とす予定です。
その後は皆さんで帰るロールしていただければと。
ネタバレするならば、木のあった位置にお帰りの扉が開きます。
もちろん、そこを通らずに別の扉から帰るのもありかと。
/*
不意に名前が出てきょどるヤコブがいます。
えっ、お、俺でいいの?!
[きょどる]
[でもめっちゃ嬉しそうな顔になる]
[でもって、ばかって言うやつがばかなんだからな!と主張しだす]
/*
お疲れ様でした、と村建て〆発言を投げておきますね。
>>-240
生まれ変わって来い!
言いましたね。言った言った。
くっそ、おまえが勝手に死ぬのがいけないんだからな。
ばーかばーか!
……なんでもいいから帰ってこいよ。いつまでだって待ってててやるから。
ええ。
帰りましょう、トール。
[船体を軋ませながら、《カルカリアス》の巨体が方向を変える。
元の居場所に帰るならば、この艦ともお別れだろう。
だが、共に戦ったことは忘れまい。
他の、繋がっていたものたちのことも、ずっと。]
敵本体の沈黙、確認しました。
これより私たちは帰還の途に就きます。
みなさんの道行きに、幸ありますことを。
[途切れぬうちに、祈りの声を乗せる。]
私たちが不在の間、帝都がどうなっているか心配です。
御姉上が騒ぎ出していなければいいのですが。
[懸念の種をひとつ口にするが、口元は笑っている。
共に戻るならば、どんな問題も些細なことだろう。
太陽と月が手を携えて、照らせぬものなど無い。]
……あなたを独占できたのが、
今回の、最も有意義な体験でした。
[小声で言って、何でもなかったような顔を装う。
ふと、チコリコーヒーの香りが鼻腔をくすぐった気がした。*]
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