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「あんまり長引かせると気付かれるわよ!!」
うるせ、もう見つかってるだろ!
こんなご大層な設備があるなら、カメラだって
そこら中にあるだろうしな!
[ギィィィン!!]
[ほんの少しずつではあるが、シャッターに食らい付く
時間が長くなっている。
しかしバルの言う通り、既に破壊行為は察知されており
ビルの屋上から白騎士を狙う人影>>124が在る。
シャッターに夢中になっている為に、そちらまで気は
回っておらず]
「あ、あ、あ、今の声!サッちゃんじゃないの!?」
『サシャ!!良かった……無事か!え、壁?
は、そ、そうだ!!何も無理してシャッター壊さなくても
良かったんだ!』
[社長の声ともう一つの声がヘルメットを通じて響き出す。
サシャの無事を喜ぶのは少し後にしようと槍を構え直す。
壁を削れば少し外観が悪くなってしまうだろうが、
それは致し方あるまい。]
待っててな、すぐ……
[サシャの携帯端末へ、大きな爆発音が届いたのはそのすぐ後。]
[槍の切っ先をシャッターから壁に向け直して繰り出すのと、
上空から降ってきた弾頭が白騎士に炸裂したのが同じ時だった。]
[煙に巻かれ、何が起こったかは見え辛くなっているにしても、
重く大きなものが地面に落ちる音だけは屋上に居ても
聞く事は叶っただろう。]
/*
あっ!!削った扱いになってたか!!そういえば
確かにそう見えなくも無い。
これでよしこれでよし…
すみません、フォローありがとうございます…!
う……。
何、何が…
「大丈夫!?」
右頭部、右腕、損傷…だめだ、右腕の装甲が落ちてる。
コクピットが胸部で良かった…。
「…左腕は?」
いける。
ってかお前、あんまり心配してないだろ。
[コクピット内へもその衝撃は大きく伝わり、
アラート音に損傷箇所を報せる表示にと内部は非常に
賑やかな様相を見せていた。]
「だって、おじさんの白騎士だもの。
おばさんやあんたを守る為の、騎士だったんだもの。
そう簡単に崩れ落ちてたまるもんですか。」
[追撃があるかも知れない。
減らず口は後に回し、急ぎサシャへの連絡を繋ぎ]
『空いた?』
[槍の切っ先が壁に触れたような感触はあったが、
それが確かな穴となったかどうかは分からなくて。]
[追撃が来る、と。サシャが叫んでいる。>>134
避けたらどうなる?サシャと傍に居る人々なんてひとたまりも無い]
「フォームアップ承認。」
SILHOUETTE、シューティングモード!
[なら、残った左腕で…“撃つ”しかないではないか。
承認と機能切り替えの後、煙の中から現れたのは見慣れた
白では無く、黒い鎧に赤の装飾を施された騎士。
全体の輪郭は大きく変わっていないが、一箇所だけ。
左腕がそのままレーザーカノンの体を為していた。]
[白い鎧が蓄積していた光と、直接動力に接続して扱う砲撃の為
長時間の運用は不可能だが、射撃専用のプログラムに
切り替わるので「狙う」行動に関してはこちらの方が都合が良い。]
『サシャ、伏せてて!!』
[続き放たれた弾頭はもう間近まで迫っている。>>131
だったら、全部ひとまとめにして焼ききろう。
黒騎士はしゃがみ込み、左腕を掲げ
とにかく視界に入った弾頭目掛け、それでも屋上への影響を
避ける為、斜め上にレーザーを撃つ。]
[出力MAXの、後先の事を全く考えない砲撃は
大阪の空に光と爆風を噴き上がらせた。]
やったか!?
「それやめて!フラグ!」
[屋上にいた人影に視界を持って行っても、もう
何の反応もない。>>137
真上ではなく斜め上へ撃ち放ったので、恐らくは
危害が及んだわけではないと思いたい。]
……撃ち漏らしは。
[足元を見る。未だに爆風の影響か
そこかしこで色々なものが揺れているが、爆撃を
受けた気配は見られない。]
は。
動ける、まだ大丈夫!!
[機体の色を白に戻し、改めて動力系統を確認すると
ほぼ攻撃は不可能、移動するのが精一杯という所まで
エネルギーは減っていた。
サシャには>>146一先ずそのように返し、
剥がれ落ちた装甲を拾い上げて彼女の後を追う。]
[そういえば、このサシャと共に居た人物は誰なのか。
一緒に逃げていたようなので、歩ける者はそのように。
それが難しい者はバックパックの空き部分に
収まってもらって駐機場へ向かう。]
『サシャ、後できちぃぃぃぃぃぃんと
何があったのか話してもらうからな……』
「あ、私も紹介してね。」
[また、屋上からこちらを狙った人影の事も。
煙に巻かれていたせいもあり、一体誰なのかを
確認するまでには至っていなかった。
まさかそれが、一時はサシャを助けてくれた
ウルズその人だとは、このめでたい男には
理解できようはずが無かった。]
―大通り―
[かたやボロボロの白い騎士、
かたや宣伝体勢万全の烏賊(まだ烏賊だと思っている)が並んで
歩く大通り。
流石に追撃があったら、今度はこの機体のみで庇うしか
無かったが、あの砲撃が効いたのだろうか。
幸いな事にその後追って来るものは何も無く。]
え、いや。いいって別にー。
それよりも、サシャが無事に戻って来てほんと良かった。
万が一の事があったら、俺クレモトの爺さんに
なんて言って詫びればいいのか…。
「首を差し出すしかないわね。」
[酷く責任を感じているらしい彼女の言葉>>151には
一旦首を横に振る。珍しく社長もそれに口出しはしない。]
ん?寄り道?
それじゃあ、どこか一息つける所に出たら
それ…外そうか。
[まず最初にそこに気が付けなかったのは失態だった。
彼女の手を戒めている手枷をまず外さなければ。
しかし、一体何がどうなってこのような目に遭わなければ
ならなかったのか、理解に苦しむ。
彼女の話に何か不満でもあったのだろうか?]
「酷い事するわね、こんな小さな女の子に手枷なんて。」
[内部の通信で本当に良かった。
実際に胸を撫で下ろしながら、見えて来た目的地らしき場所を
ズームアップすると]
―交番―
こ、交番。
[これは一番お世話になってはならない類の場所ではないか。
しかし、サシャの性格を考えると尤もかと大人しく従っていた。]
不法侵入と、発砲……?何やってんの、あんた達。
[なるほど、その結果があのシャッター。
そこまでは理解が追いついたが、なら何故サシャが
手枷を付けられなければならないのか、それはまた誰が
やったのかが気に掛かる。]
「あんたも器物損壊辺り引っ掛かるかも知れないわね。
でも許可したのは私だし、仕方ない。」
[サシャがビル破壊の罪を被ろうとしている事を知れば、
流石に黙っているわけにはいかず。
白騎士の現状を含めて口を挟む心積もりであった。**]
騎士操縦者 バルタザールは、特務曹長 ウルズ を能力(占う)の対象に選びました。
騎士操縦者 バルタザールが「時間を進める」を選択しました。
―交番にて―
[途中までは特に説明をする必要は無かった。
強いて言うなれば、社長と連絡を行っていた事くらいか。
話を途中まで聞いていると、明らかに不自然な部分が
見えて眉を潜める。]
(セキュリティに対する脅威って、そんだけであの閉鎖?)
[かと言って、サシャが嘘をついているようにも見えなくて。
彼女の嘘の部分は、やはり一番最後。>>163
一応黙ってはいたが、どうしても納得がいかない部分が
あったので]
……えーっと。
[やはり、口を挟む事にした。
彼女が視線で何かを訴えているようだが、>>164
それはどうしても無理なのだ、色々と。]
表に置いてある白騎士…あぁ、俺の機体なんですけど。
そっちの損傷箇所と程度を見てもらったらご理解頂けるかと
思います。
後、ビルの裏口シャッターの表面に、何かで突いたような
傷跡があるはずです。
んで、ビルの壁を破壊した破片などが内側に飛んでるのも
確認してもらえたら。
それ、俺がやりました。
[彼女が何か重要な役目を担ってあのビルを訪れたのは確かな事で。
もし何かしらの罪を問われるようになってしまえば、
その話も無に帰すかも知れない。
それは、いけない。
ありとあらゆる事象から、何としても彼女を守らなければ。]
[……いや、事実を言っているだけなのだから、守るも
何もなかったかも知れないが。]
[後は屋上から狙われた事、狙撃したのが誰なのかは
分かっていない事を馬鹿正直に告げておいた。]
[ところが]
……はぁ?
[話をややこしくした事もあり、これは一晩泊まりかと
覚悟していたのだが、実際には後日という話になったらしい。
サシャがビルに関係する名前を告げた時から>>165
空気が変わったなと感じてはいたが、どうも何事か
先にあったようだ。]
……カツ丼食えるかと思ったんだけど。
[勘違いするな、それは幻想だ。]
―交番前大通り―
なんだよ。
[さて、うやむやの内に追い出されてしまった二人。
余計な口出しをした事に関して、何か言われるだろうかと
思っていれば案の定。>>170]
だって本当の事よ?
つーか足止めされるような事になったら、企画…
大変なんだろ?多分。
そういうものから守るのも、騎士の役目。
……なんてな。
[余計に話が拗れてしまわなければ良いが、とは
口にしなかったが、礼を言われると何かこうくすぐったい。
視線を上に下に、右に左にと忙しなく動かしていると]
ん……?
[携帯端末にメールの着信音、しかし普段設定してある
音とは違う…緊急時のもの。]
んなっ……何!?
[続いて市街地に高く響く警報。>>169
何が起こっているのかは分からない、が。]
何か、来るのか。
[ただただそれだけが確実なのだとは理解出来た。
メールの中身はまだ確認していない、空を見上げ
注意深く様子を見ている。]
よし、任せろ。
[サシャの頼みに大きくひとつ頷いて、一旦空から
視線を降ろす。
万が一何かが来たら?左腕で槍を持って、構えるしかない。
それでもしっかり守ってみせよう。
彼女が傷付かないように。
彼女の祖父が悲しまないように。]
騎士操縦者 バルタザールは、支援屋 アリーセ を能力(占う)の対象に選びました。
騎士操縦者 バルタザールは、特務曹長 ウルズ を投票先に選びました。
サシャ、二十文字以内で言ってくれ。
何がどうなってる。
[視線を巡らせながら携帯端末を開けば、避難についての
案内、時間帯などなどが表示されていたが、サシャが
行き着いた原因については操作が遅れて未だ辿れず。
しかし、ヘリの羽音が聞こえ始めれば
嫌でも察してしまう、最悪の非常事態。]
いや、そうじゃなくて…サシャはどうしたい?
多分とんでもない事になろうとしてるんだろ。
[そうは言っても、バル自体がそわそわと落ち着かない様子で
機体を揺らしている。]
[きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん……]
[集音機能を高めに設定していたせいで、
コクピット内がびりびりと震えた。>>191]
……サ、サシャ。
[人が争う理由?色々ある。細か過ぎてほんと
挙げ切れないくらい、沢山。
しかし解決する方法はいつだってどこだって一つ。
そう簡単にいくものではないにしても、だ。]
出来る事ならまだあるだろ。
今日はそれやったでしょ?
今だって。
そりゃあやったところでホイホイと丸く収まるかどうかは
あいつら次第って所もあるけどさ…。
誰もやろうとしない事を、サシャはやってんの。
一人立つ、って事は大事だぞ?
だから言ってやろうじゃないか、そんな事してる
場合じゃないって。
こんな遠い所じゃなしに、間近くでさ?
どう?
[命の保障が無くても、まだ左腕が残っている。
最悪でもサシャだけは庇いきると、背中の槍に手を掛けた。]
/*
こういう系の説得は好きだけれど、的外れに
なっている可能性がジーワジーワ。
とにかく対話に行こうぜ!!といいたいのでした。
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