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(デフォがフィオンさんで真顔)
キリングされるのは好きだがするのはなー…となる死にたがり陣営がこちら(皆さんのメモ見ながら
そしてそろそろランダ当たりたいんだが第三陣営の皆さんで全避け状態なのわらってる(しろめ
とりあえずフィオンさんに会うという急務をだな…(然し行かない(ぇ
[王宮内外問わず、白雪にしては冷たさのない白を落とさせながら。
俺はいつもの白鷹を肩に、別の鳥に触れていた。]
…扨、どうなるやら。
ほら行っておいで、風の便りだ。
[王宮外から中へと歩きながら、買ったものを片手に飛ばした鳥は、鷹よりずっと飼い馴らしやすく性格気性も厳しくない鳩だ。(※要するに伝書鳩)
今、改めて王城を見上げる。
あの、初めてこの国を見た時に感じた “暁の国” らしい輝かしさはない。
翳りを帯びた黄昏にさえ映るのだ。]
噂は進むに従って成長する。
…先人が説いた通りと言うべき、か。
[尤も、噂が拡がるのはそれ相応の状況があって、だが。]
[人の心と国の栄華は斯くも移ろいやすい。
それは残念な事に “身を以って” 知っている。]
あぁ、流石に。
……いつまでも、傍観の体ではいれないか。
“蝙蝠は狩られてしまうものだから” 。
[鳥が囀る空の風は、異様に重く感じられた。
今日は別段曇天という訳でもないのに、気持ちが軽くなどなる訳がない。]
喪うものを持たない。
それはこれほどに気楽で強く、 ……──
[ただ、唇のみが続きを綴ったならば。
靴音を鳴らして、王宮内へと足を踏み入れた。]*
[何とも呑気な鳴き声一つ。
(鳩に内面戦争は分からない。)
その書簡にあったのは、彼が知りたい内容そのものではなかった筈だ。
『ヴィンス・ロロンドの養子、
出生国消失の為、仔細は調査難航中。
現在、関わる周辺の者を洗い出しているが、
国内から出る様子はなく、店の売り子、
または宮中の人間が凡その会話対象である。』
鳩が平和の使者だなどと、とんだ冗談だと言わんばかりの使い方であるのは間違いない。
嘘は書いていないのだ、これでも。
(知っていて言わない事は、扨、嘘たるか。)]
[仲がいい、か、苦手、かがここまで綺麗に振り切れやすい人も珍しいだろう。
─ 回想/秘鳥は囀るか ─
参謀様をまずまず普通(に接する事ができる)と評する人が少ないのは、その独特も過ぎる見方のせいだと、その考えを知っていたら思っただろうが。>>1:280
生憎俺に彼の頭が覗ける訳ではなかった。]
ラバル様がその事を御存知なのか、
私が先王様に揶揄われたのか、
そもそも何かの策であるのか、
その点は、…不明ですが。
[零した王自身が真面目に受け取っておらず、揶揄うつもりで言った可能性も否めないは確かだ。
彼の反応を見るに報されていないのだろう。]
[だとすれば、少なからず緊急性に欠く事であったのは疑いようもない、と思いながら。
その元々が、金山の位置を調べ上げた地図である事は俺の知るところではなかったのだ。
移ろった話題の内に態々紛れ込ませるように言う言葉は、ただ、先王を褒め讃えるだけの意味ではないのだ。
「公文書を書いている素振りを見なかった。」
それの言葉をどう解釈するかなんてものは知った事でもなければ尋ねる訳でもない。
首を傾げられたのに倣って僅かに傾けるが、それは一瞬間の事だ。
そもそも、彼を食えない人だと解釈しているものだから、尋ねたとしてその意図を知れると思えないのだ。
次期王の行き先なんて漂う風には関わらぬ事、と無関心なのが、自由に見える所以だろうか。]
人の上に立つ身ではないからですよ、
気儘であれるとは持たない事です。
私はレグザ様のようには、
…全くと、人望がございませんから。
[「それでも、ありがとうございます」、と、述べられた称賛の言葉には笑みを深めて返した。>>1:281
お互いに宮中の者であるのは間違ってはいないのだが、俺にとっては違っていたのだ。
(王や王子の臣下にはないからこそ。)
だからこそ、あのような忠告の仕方であったのだ。
ただ、去り際残した言葉が、彼に衝撃を与えたとも知らず、羽撃きの音を引き連れれば部屋を辞した。>>284]*
[それは宮中の何処を歩いている時だっただろうか。
鳩は自分の元ではなく、呼ぶまでは国内を自由に翔んでいるだろうから気にもしていなかったのだが。
動物は人間の感情、 ──特に、悪意に関して聡いという。
王宮内に溢れるその嫌な雰囲気を感じたのだろう、突然羽を拡げると騒がしく羽撃いて空中へと飛び上がる。]
っあ、おい、 ベルフィ!
[先王への餞別を託しに行くなら、白鷹も連れて行こうと思っての事だったが、どうにも仇となったらしい。
それがどう映るかは兎角として、通りかかる者はいただろうか。]**
[片手には餞けの花を、もう片手は空いてはいたが元より力も疾さも秀れた生き物。
あっという間に手元を離れてしまった。]
あ、あー… …やっぱり軽率だったかー…。
外に飛んでいくとは… んんん…。
[哀しいかな、俺は人間だから窓から飛び出して追う訳にはいかない。
それが、聡明な青年と思って過去に礼儀を欠いた第二王子の、その目に止まった事は知らないまま。>>158
(それが白雪だと分かってしまったら、彼は俺が未だこの国にいると思うだろうと。
そうして、もし、また話を聞きたいばかりに探されたりしようものなら敵わないと思っていたのだ、あまり嬉しい現状ではない。)
ただ、暗くなるまでは暫く飛ばせておくかと、諦めにも似たため息を吐いて向きを変えた。
もし、もしもの話。
王子が長く外にいる事でもあれば、 “彼女” は、その腕にでも止まろうとしたかもしれない。]
[そんな事を思っていたところで、普段会う事のない姿を見かけた。
(意外だ、と言ったら失礼だろう。
たかだか諜報者と一介の鷹匠が王宮内を彷徨く程度とは比べるべくもなく多忙な身の上であるのだろうから。)]
…… オルブライト外務長官?
[彼は今、周辺諸国に国が乗っ取られないよう、持ち得る限りの能力で以ってその対策に当たっている最中だったか。
扨、何処から彼の目に入っていたかもいつから居たのかも、俺は知らないが。
その場で一礼すれば、彼は一介の鷹匠にどんな顔をしただろう。]*
[俺が、
(況して、
彼女達に会う事があったのはいつだっただろう。]
… 扨、御嬢さん。
どうしたってそんなにこの国が嫌いか?
好きかと訊かれれば確かに是ではないが。
[何を言っているのかと言わんばかりの表情をされたかもしれない。
寧ろ、警戒を見せられたかもしれないが。]
あぁすまない、趣味で諜報をしている者だ。
だから…… 不穏は知っているのさ。
[そんな事を、飄々とした口振りと笑顔の表情で。
(全くの、冷やかも過ぎる目で。)
言ってのければ、瞬きを一度挟む。]
[その瞬間に、冷やかな彩は消え失せて、言うのだ。]
良ければ、故国の話でも聞いてくれないか。
あぁ、自ずと俺の正体も知れるだろう。
[それでも、協力するともしないとも口にはしない。]
[矢張り、俺はここに於いても、縛られない鳥か風かであろうとしていたのだ。
風が吹けば気儘に流れ、気が向けば流れに抗おうと、 …そう、思うのは変わらないのだ。
(生涯、俺が真に仕え、真に敬うのは一人きりなのだ。
だから、俺が “此方側” に流れたのは偶然よりは必然で、何より当然の事であったとも言えた。)]
両王子何方を支える気もない、ってだけだ。
そもそもこの国の行く末に興味がない。
だから、全て終わった後は、
……2人で好きに取り合ってくれ。
俺はここを郷に据える気はないからさ。
[実に、持たぬままでいる気なのもあって、あっさりとしていた。]*
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うわぁぁぁ▂▅▇█▓▒░('ω')░▒▓█▇▅▂ ぁぁぁああ齟齬ったぁぁぁ
自分1人のロルしかも一連投分内だけで齟齬ってるようにしか自分でも読めないんだけど赤の文章うわぁぁあああああ(
(死
[俺の方は名前と肩書きは勿論、頭に入っている。
“人については” 色々と情報もあるが、それでも会った事のない人は当然の如く存在する。
だから、名前を覚えていない、という反応はある意味不思議でもなんでもなかった。>>206]
はは、私如きの名でしたら、
忘れてしまわれても仕方のない事です。
…はい、諜報者の一角、ソマリです。
ですが、本日は一介の鷹匠として。
先王様に餞けをと、思ったものですから。
[名を忘れた、という言葉に機嫌を損ねるでもなく、俺はそう言って返す。
その手にあったのは、一見ただの金細工。
花を見繕い、束ねたものに隠れるようにそれを持っていた。]
[そして、ふ、と、思い付きを口にした。]
よければ、先王の餞けに。
付き合ってはいただけませんか。
[その、餞けに差し出すつもりの、小さな装飾と花束を彼にも見易くなるだろう、顔の横に手ごと上げて、僅か左右に振ってみせた。
…油断していた、とも言えよう。
あの国が滅んで、悠に10年は経っていたものだから、「いくら外務長官でも」、と。
見せれば出自が薄らと浮き彫りになる事を、俺は考えていなかった。
(不幸中の幸いは、白雪が逃げていた事だろう。
あの国において白鷹は、王侯貴族しか所有してはいけないと決まっていたのだから。)]*
[引っかかったのは微弱も極まる細い糸。
(これが蜘蛛の糸であったなら、引っかかった哀れな鳥と嗤われるもまた、俺は気になどしなかっただろう。)]
いいや? 立ち聞きなんて人聞きの悪い。
ただ、風の気紛れが声を運んだものだから。
[実のところ、2人が話しているのを知っていて来ているのだから、人聞きの悪いと言ったところで盗み聞いたに相違ない。
淡々、返される言葉に否定を載せる事はしなかった。>>*13
俺が自己紹介するでもなく、知らないように見えたなら、彼女が勝手に言ってくれていただろうが。]
いや、この際だ、違う名を教えておこうか。
…そうだな、 “
そう呼んでくれて構わない。
[
実質的に、ジュードの名と綴りは何ら変わらない。
そうして嘘にも真実にもなる言葉を言葉に乗せる。
そこまでを述べたなら、冷やかな彩は嘘かの如くに跡形なく消えた。]
平穏、な。 あぁ、極自然な願いだろう。
少なくとも、俺はそれに兎角言わないさ。
[平穏を求めるのは生き物の本能だ。>>*14
最も原始的、根本的な願いと思うものだから、否定する訳もなく。]
[望郷を思い起こすかの如く、語り始める。]
… 此処から馬でも十数日。
一年の殆どが寒冷な気候の山岳地帯がある。
そこが今、どうなっているのかは知らないが、
俺が敬愛した国は、
疾くに歴史という過去の産物の中に失せた。
俺は、その国の、
王子であって、王子でない者、だ。
[「隣国に消されたのだ」、とは縁起でもないから言わないが。]
その国は何かと加工が得意でな。
作物は僅かな間しか実らないような、
そんな極寒地ではあったが、あぁ、
皆、とても逞しく生きていたよ。
[亡くなった国を再興するつもりもなければ、王として君臨するのも真っ平御免と思っているのは伝わっただろうか。]
[冗談めかして、彼女の言葉に笑って返す。>>*15]
ローレルも願いの叶う生き方ができるよう、
暗雲や濃霧が払えるなら力添えくらいは。
…… 風の向こうから、ならしてもいい。
何せ、 “俺も人間なのでね” 。
[飄々、気儘故の、回り諄い言い方だった。
彼女の身を案じているのは、それとなく伝わった…かもしれない。
(俺としては伝わってほしくはないが。)]**
[向けられる笑みはぎこちなかった。
それが、まさか俺の名を忘れていた事による申し訳なさ故だとは気付かない。
(それは通り名に過ぎないのだ。)
先王の元へ来ないかと誘ってみたものの、矢張り多忙な身の上なのだろう。
謝罪まで口にされたならば、寧ろ申し訳ないのは此方の方だ。>>228
(敬愛した王を弔う時間すら、彼には与えられないのだから。)]
いえ… 浅慮でした。
オルブライト様は外交を担う身、
最も多忙であろう時期に失礼を、 ……、
[配慮を欠いて申し訳ないと、
(上部だけでそう繕って、)
深く一礼すれば、彼が既に目にした装飾は花束の奥へ隠れていってしまっただろう。]
[遊ぶ風にしては悪意の随分篭った風は、芝居染みた動作を一つ。]
… どうか、されましたか?
[首を傾げて問いかけたところで、濁されてしまったか。>>229
ただ、その敬語を欠いた口調に感じるものがあった。
何が、とは分からないでも、想像するに難くはなく。
それでも、前を辞そうとするように横を通り過ぎる時に、言葉を落としたのだ。
(確認したい意思が働いてしまったのは、凡そ、浅慮だったのだろう。)]*
[遊ぶ風にしては悪意の随分篭った風は、芝居染みた動作を一つ。]
… どうか、されましたか?
[首を傾げて問いかけたところで、濁されてしまったか。>>229
ただ、その敬語を欠いた口調に感じるものがあった。
何が、とは分からないでも、想像するに難くはなく。
それでも、前を辞そうとするように横を通り過ぎる時に、言葉を落としたのだ。
(確認したい意思が働いてしまったのは、凡そ、浅慮だったのだろう。)]**
[通り過がる、その刹那。]
…成る程、貴公は俺の正体を知るか。
[溢れたのは、飄々の欠片もない低い声の。]**
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