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― →出店ブース ―
うん、それに。
見つけてもらえないとさ、かくれんぼって、寂しいしね。
[冗談めかした口調でさらりと言って、移動する。
瞬間、視線がどこか遠くへ向いたがすぐに進行方向へと戻った]
……ほんと、ちゃんと食べとかないと身、もたないよなー。
[なんて呟きつつ、とりあえず手軽に食べられるので、とホットドッグとコーヒーを買い求め。
空いている席がなさそうなら、一度ドッグに戻るかな、なんて思いつつ周囲を見回した。*]
……ん。
[見回した所に聞こえた声>>52に振り返る。
そこにいたのは、予想通りの人物の姿]
そりゃあ、勿論。
だって、休まなかったら、何としてでも休ませるでしょー?
それこそ、物理も併用して。
[けらっと笑って返す言葉は、本人的には冗談交じり。*]
まあ、指揮権を任されたからにはそーでしょーけど。
[返された真面目な言葉>>57は、さすがだなあ、と思いながら受け取るものの]
…………でもそれって、先輩にも当てはまりますよね。
[続いた言葉には、にぱ、という書き文字の浮かびそうなえがおで突っ込んだ]
……ま、それはそれとして。
馬に蹴られる趣味はありませんし、お邪魔虫は撤収しますかね。
[ミリアムとのやり取りに、軽い口調でさらりと言う。
ここで中てられる趣味はないし、何より、うっかりしているとまた包囲網に捕まるかも知れないから]
俺は、他に座るとこ探しますんで、また後でー。
[どこまで軽くこう言うと、返事が来るより先に歩き出していた。*]
/*
[さらりとにげましたね]
[いや、あっちの回想書くのに集中したいんや……!]
[まあ、こっちは桟敷の主だというのもあるしな!]
[存在が忘れられるのは想定内、だからさっさと逃げた、というのはきっと言わずもがな。
なので、そこらは全く気にしていなかった……のだが]
…………。
[撤収する背に向けられた言葉、最後の呼びかけ>>64に、笑顔が引き攣ったのは赦されろ。
なんて思いつつ、距離を開けて]
……ったーく。
その呼び方は使うな、って何度言っても聞きゃーしねーし。
[『レディ』と言う呼び名、そこに込められているものは知る由もない。
知ったら知ったで、対処に困るのは間違いないから、知らなくていいのかもしれないが。
青年に取ってその呼ばれ方は、今はいない存在にも繋がるものだから、あまり使われたくない……というのは。
諸事情あって、口に出来ずにいるのだけれど]
[最初に『レディ』呼びをされた時──ちょっとした伝説とでも言うべき、『歓迎会』の後の顔合わせの時。
そもそも、一連の流れでふつっといった後だった事もあり、非常に沸点が低くなっていた。
正規配属される直前まで、力の暴発を防ぐための感情制御の訓練を受けていたはずなのにそれすら吹っ飛んだのだから、結構キテたんだなあ、とは後でしみじみと思い返した事、というのは余談として。
ともかく、呼ばれた直後の反応は、非常にわかり易いものだった。
『よろしくするのは、構いません。構いませんけど……』
『……その呼び方、使うなあああああ!!!!』
と、全力で怒鳴ると同時に拳が出た。
ぶち切れると文字通り手が出る、という認識は多分この頃からあって、それが『グライフ』に電磁ナックルが装備されている遠因となっているという説もある。これまた余談だが]
……まあ。
単なるいじり……と思っときゃ、いいのかも知んないけど。
[たまにそう思えないのが困り物で。
そうじゃなかったら、理由が同じだったらちょっとなあ、というのもあって。
とりあえず、呼ばれると笑ってないえがおで返すのが常となっているのだが]
でも、絶対理由あっても言わねーよなー……。
[そんな所もわかっているから、頭が痛い、と。
愚痴は言葉にせずに、飲み込んだ。*]
……お?
[とりあえず、ちょうど空いていたベンチを確保して熱量補給に勤しんでいたら、端末に情報が届いた]
あー……あのまま、バトルフィールドの方に行った、か……んじゃ、このまま予定通りいくとしますかね。
[早めに確保できるならそれがいいはず、と。
急いで熱量補給を終えて]
……の、前に。
あっちに何か引っかかってたりしないか、確かめてみるか……。
[小さく呟き、端末を起動して]
[起動させたままの『Chronus Drive』と端末を介してリンクする。
直接の接続は色々危ないから、やるな、と言われているから、というのは置いといて]
……っ!
『Ich bemerke, daß sich ein Muster einschrieb, als eine Geschichte.
Ich übergebe Verfolgungsjagdinformationen einem Raumzeit-Meister zu jeder Zeit.』
って、えーと、つまり。
[端末に表示された文字列は、『Chronus Drive』の探査範囲──つまり、機動兵器ドッグからバトルフィールド近辺で精神生命体の波形を感知した、という情報と、追跡情報を随時送る、という内容で]
とりあえず、行きゃあ随時追っかけられる、と。
そーいう事なら……!
[行くに迷う必要はない、と走り出す。
表示に記された単語──『Raumzeit-Meister』というそれの意味は、ちょっとだけ気になったけれど]
細かい事は、後回し、っと!
[今は、横に蹴っ飛ばしておいた。**]
/*
いや、うん。
ここで出たら全力わらうわ……! と思うとやらかすのがラ神だけど!
わかった、わかったよ……過去話洗い浚い吐くよ……もう、それをやれと言われてるとしか思えん……!
/*
ちなみに、>>88の原文。
『履歴より登録されたパターンを検出。
追跡情報を時空の主に随時転送。』
引っかかってるのは、『時空の主』の部分なのだよ。
っと、そうそう。
[走る途中、ちょっと足を止めて、カーク宛にメールを飛ばす。
『『Chronus Drive』が、くま君を捕捉。
追っかけます』
急いでいる事もあり、内容は簡潔なそれを送るとまた走る。
時折、子供たちや軍オタの面々に呼び止められる事もあったが]
ただいま極秘任務中につき、ちょっとごめんねー!
[軽い口調でそう言って、向かうのはバトルフィールド]
― バトルフィールド ―
……さて、と。
[そんな訳でやって来たバトルフィールドは、一見すると静まり返っていた。
ドッグ側の入り口から入って周囲を見回すが、くまぐるみは見えない。
けれど]
……ん、波形はあの辺りから、と。
[『Chronus Drive』から送られる位置情報は確かにこの場所の一角を示しているから。
その場所へ向けて、ゆっくりと歩き出した]
― バトルフィールド ―
[『Chronus Drive』から送られてくる情報を追って歩けば、やがて目に入るのは空を見上げる姿。>>96
多分、今なら強硬策もとれるかな、と思うけれど、それじゃ多分解決にならないかな、とも思うから。
近くまで行った所で、声をかけた]
くーま君。
そろそろさ、かくれんぼと鬼ごっこ、終わりにしない?
[答えがあろうとなかろうと構いはしない。
とにかく今は、思いを伝えて、それを受け取ってほしいから、と言葉を紡いでいく]
くま君がなんで逃げてるのか、何をしたいのか、俺にはわかんないけどさ。
何かあったならあったなりに、やっぱり、それ、話して欲しいんだよね。
俺たちにとって、君は大事な友達だし、だから力になりたいって思ってあれこれやって来たわけだし。
……なのに、何にも言われないで、いきなりいなくなられたら、やっぱりきついよ?
[諭すような口調で告げるのは、以前、違う所に対して抱いていたものと]
それに、さ。
……何も言わないで逃げるのって、きついだろ?
[以前、自分自身が抱えていたもの]
……俺もね、前に同じような事やった。
自分の力とか、それが周りにどう思われてるかとか。
そういうのがとにかく怖くて、逃げ回った。
[何気ない口調で語るのは、自分の存在が引き起こした爆発事件の後の事。
自分の力が、人間の存在を消してしまった事を目の当たりにして。
何もかもが怖くなって、とにかく逃げ回った時の記憶]
……でも、その内にさ、きつくなって来た。
ひとりで抱え込んでるのが、辛くなっちゃったんだよねー。
それで、色々に押し潰されそうになったんだけど……見つけてもらって、話、聴いてもらって。
そしたら、ちょっとラクになった。
まあ……その時の色々は、まだ抱えてるし。
今でも、きついっちゃ、きついんだけどさ。
少なくとも、形のない、よくわかんないものをこわいって思って逃げ回るよりは、ずっといいんだって……今は、そう思ってる。
だから、さ。
[さて、どう言おうか、と。
そんな事を考えながら、一歩、距離を詰めて]
……みんな、ちゃんと、君の話は聞いてくれるから。
絶対、間違いないから。
だから、話してくれないかな?
一体、何がこわくて、君はそれをどうしたいのか。
その方が、ひとりで寂しい思いしながら逃げ回るよりはずっとラクだし。
俺もみんなも、君がひとりで抱え込んでるのを見てるよりは、ずっと安心できるんだ。
[言いながら、もう一歩、近づいて手を差し伸べる]
それに、ね。
……見つけてもらうまでがかくれんぼで、捕まるまでが鬼ごっこ、なんだよ。
[にっこり笑ってこう告げて。
手が届いたなら、柔らかな頭をぽふり、と撫でる]
……でも、見つかって、捕まったら負け、もうおしまい、じゃなくて。
そこから、次の遊びを始められる。
……ずっとひとりで隠れてたり、逃げてたらそれ、できないだろ?
だから、一度、戻っておいで。
みんな、心配してるから。
[物言いは、冗談めかしているけれど。
声音にこもるのは、本気で案じている、とわかる響き。*]
うん、そーだね。
今でも、いろいろ、こわいまんまだ。
[見上げながらコワイ? と問う言葉>>106に否定は返さない]
そりゃ心配してるよ、いきなりいなくなるんだから。
[へしょり、と座り込むのに合わせて膝を突いて。
ぽつぽつと零れ落ちる言葉>>107に、ひとつ、瞬いた]
……んー……結局、くま君は帰りたいんだよね?
[少し考えて、投げかけたのは、直球の疑問]
いろいろ考えて、ぐるぐるしてきたら。
取りあえず、一番やりたい事をやればいいんじゃないかな。
……それに、こわい、って言って、閉じこもっちゃう方がみんな、困るよ?
だから……。
[言いつつ、またくまぐるみの頭をぽふっ、と撫でて]
あれこれ悩むより、自分のやりたい事をやっちゃえばいいんだよ。
だって、君の道は君にしか決められないんだから。
君がやりたい、って思ってそれを通すんなら、ここにいるみんなはそれに手を貸してくれるから。
……だから、大丈夫。
絶対。
[きっぱり言い切る言葉に、根拠なんてないけれど。
でも、それを惜しむような者はここにはいない、とも思うから。
声音に迷いは欠片もない。*]
ん、そっか。
[カエリたい、と頷く様子ににこり、と笑って頭を撫でる。
大丈夫、という断言に対し、じっと見上げながら向けられた問いにも、笑みを崩す事はなく]
ああ……大丈夫。
君が、ちゃんと帰れるように、みんなが力を合わせるから。
……勿論、俺もね。
絶対、邪魔なんかさせない。
……そらと、そこにあるものを護るのは、俺の。
一番大事な、誓いでもあるから、ね。
[その誓いを交わした人は、もういないけれど。
それは決して消えないものだから、宣するに躊躇いは、ない。*]
/*
一体誰なんですか、それ。
→レディ呼びをした元祖さんです
→なお、色気は一切、ない!(言わずもがな
[レディ呼びに苦笑いが浮かんだのは赦されろ、という所。
けれど、それに感情を波立たせる事がなかった……のは、突如現れた羊のせい、という事にしておこう、と思った]
……やーれやれ。
どうにか、落ちついた……かな?
[妙に愛らしいような、微笑ましいようなそれを見送った後、空を見上げる]
……忘れて、ないよ。
[小さく小さく、紡ぐ言葉は今は遠い人へと向いたもの]
だから、俺は。
……ちゃんと、やり通すから。
心配、しないで。
[とーさん、と。
最後の部分は、声に出さずに呟いた。*]
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