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―大広間―
[声>>151にビクリと肩を震わせてみれば、申し訳なさそうに相手を見て、控えめに口を開きました。]
も、申し訳ございません!
ただ、あの、お耳に入れさせて頂いたほうが良いかと思いましたことが……お薬の、ことなんですけれど。
[そう前置きし、相手が話に興味尾持つようであれば、薬剤師の女の子に聞いたんですけど、と、彼女に聞いたことを話す。]
[薬の総量が足りていないこと。補充分はすべて、あのクロイツという軍人に渡したということ。現在誰にも彼からそういった話を受けている者が居ないということ……まぁ、これは私の推測なのですけれども。]
少将様にお話するべきか迷ったのですが、その、私も人に聞いただけですし、それに、私風情のお話を聞いていただけるかも自信が無かったので……。
お、奥様からお話ししていただければ、少将様からの信頼も篤いご様子でしたし、その……。
も、申し訳ございません!
私から話を聞いたということはどうかご内密に……た、ただの誤解かも知れませんので!
[そう、一息に告げるでしょう。]
―大広間―
[震える彼女>>155を前に、思います。
本当に素直な方。あまり町の方々から人気のある方ではありませんでしたが、この方の私には無いこの素直さが、私は少し、好きで……心のどこかで、羨ましいとすら感じておりました。]
[けれどこの場において、この反応は期待外れ。これでは、あまり、起爆剤としての役割は期待できないかも知れません。]
申し訳ございません、奥様。
私もどうにかして差し上げたいのは山々なのですが……私はもう、薬を持っておりませんの。
もしかしたらクロイツさんも、奥様にお薬を差し上げるご予定なのかも知れませんし……。
では、……失礼します。
[引き留められなければ私はそのまま、会釈の後に立ち去るでしょう。]
[こちらもこちらで、早く今日の獲物を定めなければならないのです。]
―大広間―
[期待した通りの言葉>>158に、私はぱっと、顔を輝かせてみせる。]
あ、ありがとうございます! やっぱり、奥様を頼って良かった……!
望みのものなど、ございません。
私はただ、神に仕える身として、当然のことをしたまでです……。
[そう微笑み、引き留められなければ、深く深く礼をしてその場を丁寧に辞すでしょう。]
[私は私で、今日中に、獲物を定めなければなりません。]
/*
そういえば気付いた、武器が無い。
やっぱり、多少重くてもスコップくらい持ってくるんだった。遭難時の必需品。
いや待て、待つんだコンスたん……!
私にはまだ、火があるじゃないか……!!!
……2dにして炎上エンドが見える村とか何それ怖い。
―大広間→地下への階段―
[尊大な言葉>>160にも、心底有難そうに礼を言いその場を辞します。]
[歩きながら、私は、これから狙いに行く方のことを考えました。
どうせ一気に多人数を相手取らなければならないのなら、それは軍人や男性より、か弱い女子供である方がやりやすい。
丁度おあつらえ向きの少女が、地下で、都合のいいことに病に伏せているとエレオノーレから聞きました。]
[私は1歩、また1歩と地下へ向かって歩んで行きます。
どんな少女なのでしょう。可愛らしい子でしょうか。優しい子でしょうか。いっそ、とびきり憎たらしい子であれば良い。そうとさえ思います。]
[周囲に人が居るようでしたら、適当に人払いをするか、あるいは連れ出して……。]
[そこで気が付きました。私は今、武器と呼べるものを持たないこと。素手で、その子を殺めるしかないこと。]
[ちなみに殺めなくても奪えればいいのでは、とも思いましたが、生き延びて騒がれては元も子もないのです。
やるからには、申し訳ないですけれど、死んで頂こうと考えておりました。]
―地下への階段―
[私は周囲に人の居ないことを確認し、そっと、自分の持っているものの確認を始めました。現状では誰も信用できないので、自分の持ち物は常に持ち歩くことにしております。]
[毛布2枚に、燃料類と火種の入った鞄。缶詰を詰め込んだリュックサック。
使いようによってはいくらでも武器になるのでしょうが、どちらを選んでも、あまり穏やかに済みそうにはありません。精々実用に耐えそうなのは、缶詰ジャック程度でしょうか。放火に至っては、こちらも焼け死ぬ危険があります。]
[……いや、ひとりだけ死んで行くくらいなら、それもアリかも知れませんね。]
[そんな物騒なことを考えながら、私は小さくため息を漏らしました。]
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>>165避難所炎上エンドへの布石。
あー、死ぬ前に入口が開いたら発火する仕掛けとか作って、そして誰も居なくなったエンドも素敵かもしれない(悦
……嫌なシスターだなぁ、おい。
/*
―大広間―
[さて、準備は……心の準備は、整った。
さぁ、殺しに行きましょう。そう思って、私が座り込んでいた階段から立ち上がった、瞬間。]
……え……!?
[今までに感じたことのない、猛烈な寒気に襲われました。
寒いというより……痛い。見ると指先が紫色に変色しており、体がガクガクと酷く震えていることに、意識してようやく気が付きました。]
何で、なん、で……。
だってまだ、今日、は……。
[そして気付くのです。
私が昨日からずっと、太陽を見ていないことに。時計を、見ていないことに。]
……まさか……もう……?
[言い知れぬ恐怖が、私を襲ったのです。]
―地下への階段―
!?
[後ろからした人の気配に、ビクリと振り返りました。大慌てで、開いていたリュックサックの口を閉めます。]
ま、マレンマさん……!?
いらしてたんですか……。ご無事で何よりです。
[そう、当たり障りのない挨拶をしました。]
―地下への階段―
[そんなことを言いながら、私は頭の冷たい部分で思うのです。
あれ、今、この場に……。]
[この人しか、居ないわ。]
[私は持っていた、缶詰の入っていた方のリュックサックを、振り上げました。]
―大広間―
[私は忘れていました。こういう陽の光の届かない場所では特に、体内時計が狂いやすいということを。
私は気付かぬうちに丸1日浪費し、このまま……。]
[ゾッとしました。私には、私には生きる義務がある。私の為に死んだパパの、ママのために、私は、どんなことをしても生きなければ、パパとママの命が、無駄になってしまう……!]
そんなの……嫌ぁ……!
[あふれた涙は、頬で静かに凍り、零れ落ちることはありませんでした。]
[パパも、ママも、お父様も、みんな、こんな絶望と恐怖の中で、死んで行ったのでしょうか?
……私の、為に?]
やだ、やだやだやだ、怖いよパパ、助けてママ、お父様、どこに居るのぉ……。
[泣きながら救いを求める私に……本当は私に、救われる権利なんて、無いのに。
それでも私を守ってくれた全ての人達に、私は助けを求めるのです。]
[何を言っているのか、もう、自分でも分かりませんでした。
ただただ、怖かった。それだけでした。]
―地下への階段―
ごめんなさい、マレンマさん。
私には生きる義務がある……義務があるの。義務なのよ。ごめんなさい。
いつも私に笑いかけてくれて、とても、嬉しかった。
ありがとう、マレンマさん。
私、ちゃんと、あなたの分も義務を背負って生きるわ。
だから。
……私には生きる、義務があるの。
[こちらを見る一対の瞳>>199をしっかり見据えながら、私はもう1度、リュックサックを振り下ろそうとします。
誰にも止められなければ、彼が抵抗しなければ、そのまま、彼が動かなくなるまで、何度も、何度もそうするでしょう。]
/*
―地下への階段―
ごめんなさい、ママ。いい子になります。おうちのお手伝いもちゃんとやるし、お部屋のお掃除をしないで友達のおうちに遊びに行ったりしません。
ごめんなさいパパ、もっとちゃんとママの言うこと聞きます。お勉強もいっぱいして、学校でイタズラももうしません。
ごめんなさい牧師様、お父様、迷惑ばっかりかけてごめんなさい。もっといい子になります。お父様に心配かけないくらいしっかりしたいい子になります。
だから、だから……。
怖いよぉ……お願い、私をひとりにしないで……!
ふ、ぅ……うぇ〜〜〜〜〜ん……!!!
[私は悪い子でした。3人もの人間が、自分の命を犠牲にしてまで私に望んだことを……欠片も、果たせなかった。]
[私は子供のように泣きじゃくり、やがて、泣き疲れ……そのまま呼吸を、やめたのです。]
……さっきの独り言、場所も希望もミスった。
―地下への階段―
!?
[差し出された薬>>205に、一瞬、思考が止まりました。
リュクを振り下ろそうとしていた腕が、ピタリと止まります。]
なん、で……。
あなた、ここで死ななくても、薬が全て無くなってしまえば、いずれ死んでしまうんですよ?
分かって、いるんですか?
[半ば呆然と、そう問いました。]
/*
死亡ロルが出来上がったので、ここからはまったり☆タイム。
最悪死んでも問題ない。
でも、マレンマさんが人食いに絡めてやりたいことあるぽいので、それまでは生きる予定。
あくまで、予定。
―地下への階段―
[自分の手に押し付けられた錠剤>>208と目の前の青年の顔を見比べ、私は錠剤を握りしめました。
ここでようやく、自分に向いている厳しい視線>>206にも意識が行きます。]
……あなたが何を考えておいでなのか、私には、分かりません……。
分からないことは、怖い。でも……。
この薬が今私には必要で、あなたに私が必要らしいと……それだけは、分かりました。
[言い、私は錠剤を、口に含んだのです。
それが契約のサインだとでも言いたげに。]
―地下への階段―
[笑顔の青年>>212を怪訝に思いつつも、直後聞いた『人食い』の単語にギクリと致しました。]
[知っている? いや、まさか、そんな。
10年前の、それもごく内々に処理されたあの事件を知っている人だなんて、お父様と一部の軍人さん以外……!]
[そしてその後に続く『襲われた』の言葉に、私は心底驚きました。]
[私以外にも……居る?
人の命で、命を繋いだ人間が……?]
/*
ふだん……ひたすら犠牲者側に徹する私が……。
初めて試みた加害者側……。
……パパ、ママ、お父様……。
私、悪い仲間に捕まりました……っ!(くぅっ
―地下室への階段―
(仲間……?>>221)
[ということは、この方々も……?
いえ、先ほど『襲われた』と仰っておりましたし、そういう訳では無さそうです。それに軍人さんの方は、人食いについて、良く、ご存じないようでした。]
[それにしても……人食い。私はそう呼ばれるものになってしまったのですね。改めて、笑えて来ました。]
[なりたくてなったんじゃない。最初は死ぬほど気持ち悪かった。それでも。
愛しいものは、美味しいのです。これだけが雪に閉ざされた死の世界でも、変わらぬひとつの事実。]
[そんなことを考えていると、また、声がかかりました>>223。]
……そうですね……。
それに少し、眠くなって来てしまいましたし……。
[繋がったのは、今日の命だけ。明日以降、3日分。私はまた……誰かを、犠牲に命を繋ぐのです。]
[私は促されるまま、大広間への道を歩むでしょう。]
/*
なお、殴ったことに関しては、絶対に謝らないスタイルのコンスたん。
私は悪くないもん、弱いやつが悪いんだもん!
―地下への階段→大広間―
[歩きながら、考えるのです。
仲間と言った彼ら。あの2人で全員としても、全員が生き延びるには、残り3人分が3日分、計9錠の薬が必要になります。]
[私の知る限り、あの軍人さんの所持数が3錠。マレンマさんのものが2錠。3人分減って、チームでの総量が2錠。不足分は7錠。]
[そして各々の持ち分から、今日分がもう失われていると仮定して、この避難所にある薬の総量は……。]
……足りない。
[その声は誰にも届かぬまま泡のように消え、ただ不安だけは、私の胸のうちに留まるのでございました。]
[最低でもこの3人から1人、見捨てられる者が出る計算なのです。]
―地下への階段→大広間―
[思考に沈んだ脳を、問いかけ>>229が呼び起こしました。]
[制圧……上には、フランツさんも、いらっしゃるのですけれど。]
ええ、もちろん。
ご協力致しますわ。
[笑顔でそう、答えました。]
[だって、フランツさんはきっと、……美味しいもの。]
/*
なお、コンスたんの設定変更。
普通に人肉うまうまJKになりました。ヒャッハー!
世紀末レベルが3上がった!
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