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[昨夜、八重の部屋に戻ると緊張の糸が切れたのか
ぐっすりと意識が闇に落ちていたらしい。
あの管理人は体調が悪くても構わず働きだしそうだから、早起きして朝御飯は自分で先に用意をしようと思っていたというのに、うっかり寝過ごしてしまった。]
あぁっ! もうこんな時間……
え? 管理人さんが見当たらない……?
い、いきましょう! 見に行きましょう!
[起き上がれない程体調が悪化しているのかも。
ひょっとしたら熱とか出ているのかもしれない。
他にも幾人か人はいただろうか、管理人室の扉をドンドンと叩いて]
管理人さんっ!
大丈夫ですか!? 管理人さん!
[しかし返事はなく、扉に鍵がかかっている様子もない。]
兵卒 フレデリカは、ランダム を能力(襲う)の対象に選びました。
[デジャヴュを感じた。
浮かび上がる嘗ての記憶を必死になって頭から追い払う。]
さがって……、さがってください。
[上官の指示を自分も繰り返す。
が、その声に身は無い。
体力値:25(200x1) /(14-1)
そしてユーリエさんはお疲れすぎている気がするのです、よ。]
[ローズマリーの問いかけ>>17に一瞬躊躇うものの、
隠せる事でも隠していいようなことでもない。
普段の挨拶すら忘れて本題のみ告げる。]
……、管理人さん、が、部屋でお亡くなりになっていま、した。
ただいま、調査中ですので。
いましばし、待機をおねがいします。
[様子のおかしい自分を慮ってか、
この状態では寧ろ足手まといになると判断されたか。
ファミル少尉の指示>>15に頷いて、
食堂へ移動する人がいれば共に。
しかし食堂にいた面々をフレデリカ一人で引きとめることは出来ず。
宿泊所外へ出ていく人達を見て慌てて伝言板に行き先を書き込んで追いかけていく。]
[時間的に展望台、炭鉱、大浴場と廻るのが精いっぱいだろうか。
島の地図と太陽の位置を確認して、おそらくこちら、と
海岸沿いに東へ走る。]
[展望台。ここまで走って息を切らせていたが
この階段は流石に慎重に登らざるを得ない。
残念ながら人の姿は見えず、肩を落とし
さて次の場所へ向かおうと踵を返した時。]
あれは……?
[深い森の木々の中に、異質なものをみつけて、目を細める。]
おうち?
[あんな所に、一件だけ民家が?
首を傾げつつも、旧炭鉱へと歩みを進めた。]
[ここから先は、民間人だけでの立ち入りは禁止されている区域。
旧炭鉱に辿りついたはいいが、フレデリカは途方に暮れてしまった。]
入口が、ふさがれている……?
うぅん……。
[あっちへきょろきょろこっちへきょろきょろ。
どこも瓦礫ばかりで、入れそうな場所が見当たらない。]
だ、だれかいませんかぁ?
[中から音が反響してくるようなきはするのだが、
微かすぎて波の音か風の音かもしれない。
それどころか、ここに立ち止まり続けたら生き埋めになってしまいそうだ。
帰ったら報告をするとして、先へ進むことにした。]
[大浴場跡には最近誰かが踏み入ったような形跡があった。
しかし、今はもぬけの殻。
どうやら入れ違ってしまったらしい。
自分はつくづくタイミングが悪い。溜息を吐いた。
ぐるりと見渡すと、まるで営業途中に突然何かがあったかのように
タオルや牛乳瓶が散乱している。
気味悪さに早々に引き返そう、と踵を返すと
カツ、と何かに躓きそうになった。
しゃがみ込んで、タイルの隙間に挟まっている錆付いた小さな鍵を拾いあげる。
ぱちくり、暫く見つめるとハンカチに包んでポケットに仕舞った。]
[宿泊所の玄関ホールには、丁度ゾフィヤ准尉も居て、ユーリエの身体を支えていた>>147。
ローレルも憔悴しきっている様に見えるが、きっと准尉が応接室までは運んでくれるだろう。
救急セット――ガーゼや絆創膏、消毒液、酔い止め程度の簡素なものだが――を手に応接室へ駆け戻った。]
はいッ!
……ユーリエさん、少々失礼しますね。
[傷口を消毒するべく、服の裾を少しだけ失礼して。
フレデリカに医療の専門知識は無く、これは下手に動かさない方が良いだろうと判断。
ユーリエの言う通り>>152にそっと頭の下にタオルを敷いて。]
ローレルさんも怪我、してますよね?
消毒しておきましょう。
兵卒 フレデリカは、 ユーリエ を投票先に選びました。
[ユーリエは息も絶え絶えといった具合で、
話をするのも辛そうだ。
一瞬、黙って――と注意しようとも思ったが。
二人の会話の邪魔をする程野暮にもなれずにそっと見守ることにして
ゾフィヤ准尉とバルタザール二尉を待った。]
[ゾフィヤ准尉がバルタザール二尉と共に戻ってくれば、ユーリエの傍から離れて中尉が診やすいよう場所を譲る。
応急処置に問題は無かったようで>>171、ほっと胸を撫で下ろした。しかし、安心しても居られない。
中尉の表情や声音が、そう物語っている。]
小さな怪我でも油断禁物、ですよっ!
[上がる悲鳴>>179に常より少しだけ厳しい口調で。
消毒した傷口にガーゼをあてて、テープで固定をしておいた。
ローレルから今日の話>>179を聞けば思わず眉間に皺を寄せる。]
自分も旧炭鉱まで見に行きました……
けど、その時には瓦礫で入口がふさがっていて。
あの中に居たのですか……?
[息を飲んで、……吐き出した。]
本当に、こうして戻られて、よかった、です。
― 夢の中 ―
おっかぁ、お話さしてけろー。
[真っ暗な部屋の中、枕元にともるちいさな灯りでぼうっと人の顔が浮かび上がっている。
母の顔だ。
娘が母にせがむのは、親が子に聴かせる寝物語。
なかなか寝付かないものだから、今日はここまでね、なんて言われて頬をふくらませる様も、よくある母子の光景。]
『昨日ばどこまで話したっけね?』
おっかねぇ鬼さ島のみんなくっちまうとこ!
『あぁ、したっけ、鬼退治さね』
退治! みんなでやっつけんね!
[夢の中の会話は朧。
この話はなんてお話だったっけ?
思い出せない。
でも、母の顔が悲しげに歪んだ事だけは、覚えていた**]
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