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またテスト
Uisce
《水の精霊さんよう》
Shín lámh ó domhain laistigh den talamh
《いつまでも引きこもりやらずに、出てこいよ》
An bhfuil cead chun teacht ar a gach cúinne, agus freastal ar, agus freastal ar
《その辺一帯、水を湧かせてやってくれ》
Domhan bheannaigh sé
《地の精霊も邪見にせずに》
Tóg an láimh, a stiúradh, a chodladh ach go maith
《一緒に遊んでやってくれ》
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あんまり正規で学んでない設定だったから
こういう意訳をなぐり殺したみたいな文面なんだけど
マジで海外ラップの翻訳文やよね
[あーこれはあかんやつです。間違いなく殺す気マンマンです。
間違いなく駄目です、詰んだ、逃げられない。
なんでかその一歩がものすごーく威圧感たっぷり>>463で、背後の喧騒をちらと一瞥したのみ。
今、簡単に使えるものと言えば。
酸と、炎と、それだけか。もっと準備しておけば良かった……が、
使う事も考えれば、ここまでがギリギリだった、ともいえる。
そそーっと宝石を漁る指に触れたのは、炎を込めたルビー。魔力を通す時間を稼がねば。]
…………ちょ、ちょーーっと、待った!
騎士団様の中に、ソマリアランつーのが居るだろ、
あいつとっとと逃がしてやれよな。
[友達なんです風で見逃してくれる雰囲気でもないが、虚を突ければそれでよい。]
え、……なん、
あ、
な、……
[にゃー、と鳴いた猫の声が遠い。
はくはくと口を動かしたが、出る言葉が無い。
細く吸った空気がとても冷たくて、仕方なく。
気づけば、この間合いだけは詰めるな、と考えていた階段をつかつかと昇って、騎士の目の前に立っていた。]
あ、あんた何やってたんだよ!!
兄さんって、あんた、あんたたちみんな騎士なんじゃねえのかよ?!
騎士って、誰か、ま、守る為に居るんだろ?!
なんだ?
あんだけ居て、魔女も居て、それで、
誰一人あいつのこと守れなかったっつーの?
は、
[そりゃあ、なんて。]
[猫が爪を立てるのも、気づかない。
やっぱりあの時に、ぶん殴ってでも連れ出せばよかった。それを邪魔したのは?
他でもないこの男。
だから騎士なんて、守る為に戦うなんて言ってるやつらなんて、信用できない!]
くそったれ、くそったれ、
これだから、お前らみたいなッ、
自分の命が、のこしたやつらにどれだけ呪いになるか、
……………〜〜〜ッ
[言っても仕方がない事だった。
それを言えば、単身、あそこまでたどり着いておいて、
我が身かわいさに逃げたのは己である。]
[わが身が大事だ。保身に走って何が悪い。
こうしたあらゆるいたみを遺していくより、よっぽどマシだ。]
っは、
あんたも、 ……つらいんじゃ、ないの、か、よ、
なら、わかる、だろ、
とっとと、降伏、しろ、
あんた、死んで、やなひ、と、 いる、
[そうして、猫が、懐から飛び出した。
ファミルを掴む腕に向けて、その爪で抵抗せんとして。]
一人で残されたらなぁ、
苦しいんだよ、さみしいんだよ、いたい、つらい、
お前の大事なやつにそんな想いさせてまで、死にたいなら、
大事な人なんて全て捨ててから騎士ごっこしろよ、大間抜け!
[途中からは、もはや目の前の騎士と言うよりも、その切欠になった男に向いていた。>>525
父は騎士の真似事をして、母はその仲間の真似事をして、
そして一族で滅んだ、愚かな村。
誰かの為に戦うなんて、バカげてる。
誰かのためにこそ、生きなければ。
この騎士は、遺された苦しみを理解したのではないのか?
それでどうして、自分も似たような事ができるのか。
憎い、難い、
ここで去るつもりはない。
先に掴んだルビーを握り、抜かれた剣の切っ先を見つめて、魔力を通す。]
Dóiteáin, lasair,
《炎、》
An blown suas, chun freastal ar thart, sa teas!
《今すぐここを地獄に変えろ!》
[猫が飛びのいて、ファミルの後ろに回った直後。
ぐるり、と炎の精が現れた。
火の粉を散らし、舞い、言いつけどおり、その一帯を炎の渦に変えようと。]
商人 ファミルは、騎士 シュテルン を投票先に選びました。
商人 ファミルは、記された一葉 を投票先に選びました。
投票を委任します。
商人 ファミルは、記された一葉 に投票を委任しました。
商人 ファミルは、騎士 シェットラント を能力(占う)の対象に選びました。
それで、そんなことで、
奪われた方が納得できるわけねぇだろうが!!!
[片手で、短剣を抜いて構える。
けれど間合いが違う、練度が違う。
戦う事を主として生きる騎士の剣は、容易く胸を貫いた。]
― そうして、商人が死んだ後。 ―
[ファミル、本来の名をファミリアと名乗るハーフエルフは、多少の情はあれども基本的に薄情で、守銭奴で、イヤミで狭量な男であった。
誰かの預言>>0:293通り、「誰にも悼まれずに死ぬ」のである。
だから、猫が看取った。
精霊が看取った。
最後まで傍を離れなかった猫は、商人の、最後まで離さなかった形見の宝石と、短剣を、そのちまっとした両手で持って、シェットラントへ向けて、頭を下げた。]
『 ウチのダンナさんが、ごめいわくをおかけしたにゃー 』
『 わるいけど、これはもってくにゃ 』
『 ボクらケット・シーは、森にいくにゃ。
キシダンにトーコーしてセンソーホーキだにゃー。 』
[突然二足歩行で喋った猫に、驚いたかもしれない。*]
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