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[ハッチを開くと、こちらに向かって手を振っている誰かの姿。
その足の向かう先を見遣れば、それがシュテルンである事は
すぐに理解出来て。>>1:144]
シュテルン!!
まーた後で!
[こちらもヘルメットを取り、負けじと大きく手を振って
笑顔で一旦の別れの挨拶を交したのである。]
……そういや、あれから結構経つけど
サシャは起きたかなぁ。
なんか俺の行き先の事を言いかけてたから、何か
あったかな…ちっと様子聞きに行ってみるか。
作業も途中だったし、うわー俺怒られるんじゃねえの。
[恐る恐る白騎士を動かし、先程作業を行っていた場所まで
向かってみれば既に作業は終わっており、大仰に天を仰いた。]
/*
敵さんに続々仲間が出来ておりますね…(震え
しかもずんぐりと増えているのが深海帝国サイドという
白騎士涙目仕様。
しかしここは気合・努力・貧乏で切り抜ける所ですよね。
[そこでサシャは戻っていないのかと作業員に尋ねてみた所、
特設工業区画に居ると聞いたので道順を教わり、
一声だけでも掛けておこうかと向かう事に決めた。
白騎士を歩かせて行く先、見上げた空に浮かぶ機体の姿。>>9
そういえば、あれからウルズの姿も見かけない。]
もう、どっか行ってしまったんかな。
[サシャがもう作業に入っているという事は、
その後すぐに搬送してくれたという意味に繋がるから、
もう一言礼を言っておきたかったのだが、いずれまたその
機会も訪れよう。
賑やかとは少し違う雰囲気が漂う周囲の様子に
何があったのかと疑問を持ちながら歩を進めるが、まさか
恩ある彼女が騒動の中心にあったとは、幸せな頭には
思い浮かびもしなかった。]
―呉基地 港湾特設工業区画―
……。
[作業中のロボの姿には>>10半歩後退ったが、そこから聞こえる
サシャの声が別れ際のものとさして変わりない事を確認すると、
壁からそっと覗くように白騎士を待機させた。
その珍妙な姿が運んでいたのは、半壊した機体。
先の戦闘で傷付いた機体達である。
あのような広範囲で大きな戦闘には携わった事が無く、
その規模や影響するものにはあまりピンと来ていなかったのだが、
あの機体のパイロットは無事なのだろうか?
そんな思いばかりが廻りに廻る。
[だから]
[壁から覗き込むように顔を出している白騎士の姿は、
誰の目から見ても滑稽に映ることだろう。]
あ、いやー。
もう起きてて大丈夫なのかよ?
あの丸っこいのはどうしたんだ。
あれってサシャの機体じゃないのか?
[何かと問われたならば、まずは彼女の体調を案じ。
戦闘時も作業時も、あの丸に乗っていたのに今は違う機体に
乗っているのが少し気になって返した。]
騎士操縦者 バルタザールは、"アンデッド" リエヴル を投票先に選びました。
[それからしばらくは、どこかに行けと言われない限り
作業の手伝いなどなどを申し出てみたり、
北の大地からの輸送船がもうじき到着するかも知れない事を含め]
輸送船、この呉基地に向かって飛んでるらしいから、
クライナー・テラーと一緒に大阪に行くよりかは
しばらくこっちに滞在させてもらった方が良いかと思うんだけど。
[そういう滞在は許可されるものかしら?と首を傾げ
その点はどのようになっているのだろうかと暗に問うていた。**]
―呉基地 港湾特設工業区画―
はい、そーですよバル田さんですよ。
むしろお前はサボれって言いたいくらいなんだけどな。
[大慌てでサボりを否定するその姿>>79は、一見すると
何ともないように見えなくはなかった。
しかし宣伝混じりに告げられた体調を聞くと、>>80
白騎士はのそりと物陰から姿を現し偉そうに腕を
組んで見せるのだった。]
……そりゃそうだろうよ。
ウルズさんが連れて来てくれた時には意識がなかったんだし。
それっくらいのダメージ食らっていながら、なんで作業に
出てるのかわからん。
休んでろよ。
多分言っても無駄なんだろうけれど。
[クレイカっていうんだ、ソレ?と考えて。
勝手に頭の中では「呉に居る足がたくさんある生き物=呉烏賊」と
認識付けてしまったが、多分問題ないだろう。]
ふぅん…緩衝じゃなくって、衝撃を吸収してくれるんだ?
その技術があったら、こいつももうちょっと頑丈になるかもなあ。
[クレイカの性能はあまり聞いた事のないもので、流石
技術屋の仕事だと簡単の声と共にほんの少しの願望を寄せた。
しかし機体に問題は無くても、サシャには大有りに見える。]
んで、なるほどねぇ…そういう経緯。
しょうがないんじゃない?
いきなり飛び出して行ったと思ったらボロボロになって
意識失って帰って来たとか、誰が見たって無茶だよ。
あいつの馬力は認めるし、何が何でも!!って気持ちは
解らなくも無いから俺もきつく言えないけど、さ。
[丸い機体=糸川くんの不在は上からの命令と。>>80
彼女が何故あの時飛び出したのか、その理由は明確には知らずとも
飛び出したくなる気持ちは理解出来る様な気がした。]
もどかしいかも知れないけど、今はちょっとだけ我慢…かな。
[糸川くんの話をする時は、どことなく声音が低くなる。
今は納得出来なくても、少し落ち着いたら気持ちの整理もつく。
そうなったらまた乗れるのではないかと、根拠のない結論に
辿り着いた。]
[さて。
その後申し出た手伝いは、一応の「用心棒としての一時的な雇用」
という形で整えられ>>81、それならばと頷いた。
報酬が出ると聞けば、やはり慄いて膝から崩れ落ちそうには
なったが、それを拒めばサシャに何かしらの問題が降りかかると
断れなくなった。
今回の件で出会った人々はきっと神だ。
バルの頭の中ではそう結論付けられる事で全て片付いた。]
「半壊で済んだ機体のパイロット」は、そうか……
なら、良かった……のかなぁ。
[じゃあ、半壊で済んでいないパイロットは皆?
脱出が間に合った者も居ようが、多くは―――。]
なんか、俺何やってんだろう。
あん時と何も変わってないじゃん。
[ぽそりと呟いたそれ、回線の切り替え無しに
発せられたものだから、サシャの耳に届いたかも知れない。]
[後に、回収作業に当たっていた作業員が言うには。
黒蟻の死骸を抱える中、破壊された機体の残骸や欠片を
拾い上げては、ひとつひとつに頭を下げる白騎士の姿が
在ったという。*]
―戦場跡→呉基地―
えー?やだよ、用心棒が雇い主置いて先に帰るって
そんなの俺聞いた事ねえよ。
[サシャからは帰還しても良いと言われたが、>>122
今の言葉通りの拒否を示す。
蟻は居なくなったとしても、流星獣その他諸々が
出てこないとは限らない。
体調も万全でない、更に糸川くんを持っていないサシャを
放っておけるわけも無く。]
ま、あと少しなんだから最後までお付き合い致しますってな。
[大きなものはサシャが持ち上げ、白騎士は細かいもの、
それぞれの山を築き終える頃には空も薄暗くなりかけていて、
一度大きく跳躍して拾い損ねはないかと広い戦場跡を見下ろすと]
――――…!?
[どこから飛んで来たのか、誰のものとも思えない声が
頭の中にわぁんと鳴った。>>124
通信状況を見る、サシャと作業員連絡用以外はオフだ。
ならば、これは。]
なんで…よりにもよって。
[降下の途中でクレイカ越しに垣間見えたものは船の形。
声に不自然な場所に存在する船となれば最早それが
何者かなどと考えなくても解るもので。]
/*
今必死で深海凄艦(違います)のデータ漁っていたけれど
また新しいちまこいタイプなのですね、把握!
しかも増える。
となるとしょっぱなの装備出してみるか、フォームアップで
一掃するか…でも、巻き込んだという戦闘後に
メーザーカノンみたいなのでばすーっと撃ったら
吊るし上げられますよね、絶対。
ならやっぱりホーミングの魔弾タスラムか(違います)
[しかし上空から見ていたせいか、縮尺が合わないような…?
その為に、槍を引き抜いてもそのまま下突きの体勢に入らず
一時着地した、が]
ちっさ!!なんだよこんなのちょっと突いたら一撃……
あれ?
[小さいから小回りが利くという寸法なのだろうか。>>133
クレイカの蹴りはいとも簡単に避けられてしまい、視点を
逃げた方向に合わせた所で不可解な現象を目の当たりにする。]
今、こっちに逃げたはずなのに
あれ?そっちに居る、ってなんだよこれ!!?
[振り返る毎に手漕ぎ船はその数を明らかに増やしている。
ネズミ算という名前の計算がこのようなものだったと
全く関係ない事を頭の中に浮かべ、どう対処したものか考えた挙句]
―――サシャ、これどこから出て来た!?
何か本体みたいなの叩いたら全滅するとか、そんなのじゃ!
[一隻が二隻、二隻が四隻、四隻が八隻。
船の声が正確な判断を妨げるのではないかと思われる程に大きく、雑に響く。
増える速度も尋常でなく、打つべき対処を考える暇も無い。
また、大元を叩けば良いのではという考えは
まずどれがその大元なのかが解らなくなった以上、打ち捨てるしか
なくなってしまった。]
全体攻撃出来るならなんとかなるんだけど……
同時に……
あ!
[思い出した。背中の厚み。]
呉の埠頭って!?
なんだよ、そんな前からくっついてたのか…それじゃあ
どれが親玉かなんて考える事自体無駄だな。
[ぴちゃり、ずるり]
水――――!?
[足元に流れる水の量はみるみる内に増えて行き、
僅かながら水音を立てるようになっていた。
これ以上増えるなら叫び声をあげてしまう、それはサシャをも
巻き込んだ敗走へと繋がる事となる。それだけは、いけない。
一歩、また一歩と後退して水を回避しながら]
サシャ!出来るだけそいつらをまとめられるか!?
[追加された装備は自動追尾型。その数はおよそ50と多くは無いが
大きな集まりを作り、その中に打ち込めば誘爆の衝撃で
一掃する事は可能なはず。]
今からSILHOUETTE最新装備を見せてやる。
[本調子でない彼女には危険な役回りを頼んでしまったが、
操縦技術とクレイカの性能ならば大きな負担は回避されると
信じて、敵機識別信号を白騎士へと入力して行く。]
――――…解った!
イカに乗る騎士って、なんか絵にならないなー!!
[まだ烏賊と認識しているクレイカに駆け寄って、
抱え上げてもらう。>>153
冗談で悪態を付きはしても、これはとても有難い。
自動追尾の機能を有しているといっても、索敵の為に一度
宙を舞う動きを取る為に少しばかりのタイムロスが発生する。
上方からの攻撃ならばその動作も無い。
誰も巻き込まないように、認識させた信号はひとつだけ―――]
よし、あのちっこいのはおしゃべりな癖に
単純な動作しかして来ないのな。
サシャ。
今から5つカウントする、0になったら……頼む!
[再度信号を確認、そして足元のクレイカの調子。
大丈夫、彼女に大きな損傷は無い。損傷など受けさせてたまるか。
背中のバックパックを開くスイッチに拳を向け、機会を見る。]
5……4……3…
2 1……
0!!!
三途の川で浮かんで来い!!
[頭上高く掲げた拳を勢い良く操縦桿横のボタンへと叩き付ける。
同時に白騎士の背面が左右に開き、バラバラと三角錐状の針が
撒き散らされていく。
それらは読み通り、滞空時間を要する事無く手漕ぎ船達の
集まるその一点へと突き刺さり、中には船体を貫くものも見えた。]
3・2・1……
[刺さってしまえば後は爆破を待つのみ。
攻撃に気づいた船達が離れる為に広がりを見せかけた所で
針が次々と連鎖反応を起こしながら爆発して行った。]
全弾射出、反応は――――
[着地と同時に上がった水飛沫と、眼下に広がる水>>163に
僅かに声を詰まらせたが、次々と増えていた船が増殖を
止めているのを見ると]
増えて、ない。
[つまり、何かしら影響を及ぼす中枢を破壊したという事になる。
そういえば声も消えている。
未だに動ける機体、爆発の影響が少なかった機体は
懸命に槍を振り回しては、出来る限り小さくするようにと
その身を削って行った。]
何から何まで世話になって、悪いなあっ!
[水はすぐ近くに迫る、でも大丈夫だ。
彼女とクレイカの腕と性能を信じる事、今はそれだけ頭に置けば良い。
水を避ける方にも意識が向いている為に、索敵まで気が
回っていない分、サシャが補ってくれた。
そのおかげで数刻の後には細かな破片が、右に左にと
夜風に揺れていた。>>169]
コレ掬う、ジンロボ用虫取り網なんてものがクレモトにあるなら
やってもいいけどな……。
明日の朝には水も引いているだろうし、今日の所はこのままで
帰っても良いと思う、うん。
[侵略防衛手当ての為の回収作業に入るには、若干遅い時間。
それに水の上となるとこのままの体勢で作業を行わなければ
ならない為、少々の無理難題を出した上で帰還する言葉には
しっかりと同意した。]
[しかし、ジンロボ用虫取り網などクレモトの自由な発想ならば
結構…あるのかも知れない。]
それより俺、腹減った…帰ったら何か買おう、本気で買う。
[それがもしかしたら叶わなくなるかも知れない呉基地の現状、
今だに輸送船は到着していないので周囲の状況も知らずに]
そうだ、サシャ。
お前…好物って何?
[思えば、クレイカの耐久重量はどのくらいだったか?
例え運搬作業をそつなくこなすとは言えども、やや重装の白騎士を
載せたままの跳躍、そして着地はかなりの負担をかけるのでは。
そうなれば、サシャ自身にも衝撃はあった?
戻ったらしっかり休ませよう。
用心棒としての仕事を少しミスした事も謝ろう。
好物を聞いたのは、見舞いと差し入れのつもり。せめてこれくらい
するのは許されて欲しいものだ。**]
騎士操縦者 バルタザールが「時間を進める」を選択しました。
騎士操縦者 バルタザールは、町工場の サシャ を能力(占う)の対象に選びました。
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