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[勉強を教えているわけではないが、質問にあっさり分からないと返され>>198、苦笑が漏れる。]
こら、考えることをやめるな。
それに、頭は悪くないだろう。
……単に興味が薄い方面には食指を動かさないだけで。
[薬も名前はあまり覚えてくれなかったものの、効能、扱い方などは教えたまま吸収してくれた。
さて、どう議論しようかと考える。
生徒が考えていることなど、思いも寄らない。
とりあえず、カレルの身に起こったことを尋ねようとして、いつになく真剣な眼差し>>199とぶつかり、戸惑う。
カレル?
そう呼び掛けようとして、彼の口から出た言葉に目を見開いた。]
[普段、あまり口を開かない彼から怒濤のように言葉が溢れてくる。>>199 >>200
それを一つ一つ拾い上げて]
お前が俺を大切に思ってくれるのは嬉しい。
今の状況で確約することはできないが、最大限努力すると約束しよう。
だから、お前も約束してくれ。
死んでもいいと、軽々しく口にするんじゃない。まずは自分の身の安全を第一に動け。
許される限り、側にいるから。
[孤独になりたくないと叫ぶ子供に言い含めるように。
彼に自分の言葉は届いているだろうか?
不安定な面があるから、心配だ。
勿論自分とて死にたいわけでもないが、もし万が一何かあった時、彼を誰に託せばいいだろう。
指が濡れ、彼が涙を流しているのがわかる。
拭えないのが酷くもどかしかった。]
[カレルの明るい金髪を漉きながら、イドに情報収集を命じる。
途中、彼のイドが羽ばたき去る音が聞こえたが、膝の上の彼が起き上がる気配はない。>>226
やはり消耗が激しいのだろうか。
あまりに起きないようなら血を飲ませるべきか。
そう決めてから、現状について考察していく。
アレが引き起こした事態だと言うのなら、何を望んでいるのだろうか。
人のままであろうアレと、伝説上は強靭な肉体を持ち不老不死とされる吸血種11人。
まさか心から慕われているとは思っていないだろう。自分など反抗をやめていないのだし。
一斉にとまではいかなくても、吸血種何人かが徒党を組んで反逆したらアレとてひとたまりもないだろう事は想像に易いし、その可能性を考えないほど暗愚とは思わない。]
反乱は起きないと確信できる何か、もしくは押さえ込める切り札を持っているのか?
[未だ元凶であろう彼に動きがないのが不安だ。]
ああ、そういや……。
[吸血種となった自分に薬は必要ない。別に自分のために作り続けていたわけではないが、今この場にいるもので薬を必要とする者はいないだろう。
いるとすれば、]
そういえば、べリアンはどうしたんだ?
[因子持ちでない彼が吸血種になったとは考えにくく。
いくら苦手と言っても、吸血種の只中に置いておくのは忍びない。
そう考えてできるだけ安全な場所に誘導しようとイドに探させるが、彼の気配は関知できない。]
予め、逃がした、か。
/*いつまでお一人様でいようか……というかキャラを練れば練るほどエロから遠くなるってどういう事。
いっそ誰か無理やり襲って(ry
[カレルを起こさぬよう、ゆっくりとソファの背もたれに体重を預け、天井を見上げる。
染み一つない。けれど、確実にここでも血は流された。
カレルのお陰で渇きが落ち着いた今、情報を整理するには持ってこいだが、イドから入ってくる情報を分析しても、これ以上の進展は今は望めなさそうだ。
大きなため息を静かな団欒室に落ちた。そしてぽつりと、]
血を、飲みたくないな……。
[正確に言えば“誰かを傷つけてまで血は飲みたくない”。
本当は、5年前のあの日に死んでおけばよかったのだ。
こうなったと気づいた瞬間を幸いに、絶望のまま炎の中に飛び込めば良かった。
けれど、許される限り側にいると約束してしまったから……。]
[どれほどそうしていただろうか。
膝が濡れている事に気付く。そっと覗きこめば]
……カレル、涎を垂らすな。
[文句を言いながらも、特に起こそうという意思はない。
微かな声で目を開けてしまったとしても、もう少し休んでいていいと言うだろう。
眠りに落ちているだろうその身を抱え上げ、狂乱の時間が過ぎ去った1階に戻る。
カレルを彼の部屋に寝かせ、何かあるなら呼べと枕元に手紙を置き、
そうして、静かに彼の部屋を出る。]
さて、どうするかな。
[血と涎がついた服を着替えたかったが、
口を漱ぎたいという欲求が勝る。
口に含んだ彼の血が、自分を誘うようで。
その誘惑に流されそうになる自分を振り払いたかった。
水を飲むために厨房へと向かえばジェフロイとディークに会えたか。>>270 >>271]
―団欒室→厨房近く―
おはよう、二人とも。
大丈夫か?
[話しているかもしれない二人に、何が大丈夫かを明言せぬまま、近づく。
もしかしたら、血と涎がついた服に二人は驚くかもしれない。]
[そんな事をつらつらと考えながら、他の可能性を模索する。
アレの趣味は何だろう、たとえば。
そこまで考えて]
もしくは、
残酷なゲームとか……?
.
[ジェフロイの慟哭にそっと目を伏せた。>>316
彼の気持ちは痛いほど分かる。
何か回避する方法がないかと、団欒室からずっと模索しているのに、
答えは霧の中だ。]
少なくとも、今すぐ出せる答えを俺は持っていない。
文献を当たれば、多少分かるかもしれないが、書庫に吸血種の文献などあっただろうか。調べてみる価値はあるが、アレがそんなヒントを与えるようなものを置いておくだろうか。
[少し考え込むが、答えは芳しくない。ただ、もしかしたら書庫に詳しい誰かはその本の在り処を知っているかもしれない。
が、ここで手をこまねいていても仕方ないとばかりにジェフロイに尋ねる。]
因みに、先ほどの代用品で、どれほど持つか、検討は付くか?
大体で良い。個人差もあるだろうから。
現実的に手に入れられる数なら、それで飢えをしのぐ間に他の代用品を探していくしかないだろうな。ただ、それが厳しいとなると……。
[そう尋ねれば何か答えはあっただろうか。]
最大限の努力はする。
済まない、今はこれしか言えない。
取り敢えず、書庫に行ってくる。
何かあったら知らせてくれ。
後、そうだ。狩りをした場合はどれくらい持つか、
他にも分かったことがあったら教えてくれ。
俺も伝える。
[そう言って、書庫へ向かおうとしただろうか。引き止められればまだ相談を続けようとしただろう。]
―厨房→書庫?―
頼んだ。
[ジェフロイにそう短く告げて、席を立った。書庫に行く道すがら、自分たちの部屋が視界に入る。
カレルはもう起きただろうか。]
……イド、伝言を。
[少しでも動けるようなら血を摂るように。
俺の部屋の冷蔵庫に実験用に冷凍保存しておいた血液がある。
今日使うつもりだったから解凍してある。必要なら飲め、と。
もしそれで、渇きがそれなりに癒せるなら代用品としての価値はある。
ついでに、吸血種に増血剤が効くのなら、大分楽になるが、どうだろう。
そんな事を考えながら書庫に向かえば、本を読むレトの姿が目に入っただろうか。>>342 先ほどこの身を襲った行為を思い出したが>>91、逃げるわけにもいかず。
集中しているようなのでこちらからは声を掛けないまま、
書架に残されている文献を読み漁った。
もし、話しかけられれば答えるだろう。**]
―書庫―
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