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[移動先であり、飛び掛かってきた黒炎に包まれた狼を横薙ぎに戈の刃が狼を二つに別ち、そのまま続いてやってきた狼の突進を盾で身を退きながら受け、叩きつける]
これぐらいならどうにかなるな。
[消滅していった二匹の狼を見届けて、大丈夫?というようにみるエルナトに、軽くうなずき返して]
あのデカブツの前にもう少し減らさないとな。
[あちこち黒い炎が揺らめく平原を見渡した*]
― 転移前のこと ―
[傍にいた腐れ縁>>43の言葉に]
疑問はわかるが答えまではわからん。
[なんてきっぱりというが]
でもよ、封じの森っていったら、禁忌の地だろ。そんな場所にいる訳ありのことを詳しくしっちまうと、否応もなくもっとめんどくさいことに巻き込まれる可能性もあるからな。
だから、言わない。っていう事情なのかもな。
[あくまで自分の考えとして、言わないだろうという理由も、そしていちいち問いを向けない理由についてもいうのであった*]
[そうして手近な奴を見つけたエルトナが先に仕掛けたわけだが]
いや、まだ終わっていないからな。
[がんばったよ!というアピールするエルトナだが、それに対して苦笑気味にいう。
いや、確かに虫の息になっちゃいるけどな?うん]
ちゃんと最後まで倒しなさい。
[といっても、えー。と不満げな気分屋なエルナト様子。褒めるのが先らしい。といってもこの状況で余裕があるというのもあるのだろう。周囲では他の級友らが狼を倒していっているからこその時間である。思わず嘆息していたところに降り注ぐ気配>>63
身を逸らすようにしながら、その方向を見上げて]
ちっ。ほら、ソルベに手間かけちまっただろ。
[見事に氷の鏃が生き残りを貫くのを見届けた後、ちょっとだけ不機嫌になった主を見て、そっと目も顔も逸らすエルトナであった]
[逃れれないお説教を感じて顔を逸らすのをやめて愛想を振ることにしたエルナトなのだが]
今はそんなことしてる場合じゃないだろ。
[ぺちっと軽く尖った頭をもつエルナトの鱗を叩くと、空を飛んでる腐れ縁――を乗せてる騎竜に手を振った*]
― 魔獣の領域 ―
[オクタヴィアス同級たちとともに敵を駆逐していき、数が減ってきたところで大気を震わせる声>>78>>79が響く。]
問答無用ってのはここの主の趣向か。
[知恵があり言語を解する獣というのに驚きはあるが、やることは今の延長上だ。と割り切ることとしつつ、こちらへと降りてくるゾフィヤ>>85を一度待ちながら、エルナトに飛び乗るようにして騎竜する。]
よう、ゾフィヤ、怪我はないようだな。
さっきはありがとうな、……ソルベ。
[なんて軽く挨拶と礼をしながら手首を返すようにして戈を軽く回しながら遠望する]
正面はハンス先輩とヤコブ。上はカレル。援護はプルファーがしてくれるようだな。
[切っ先として飛び出し上空で機を見るカレル>>93に足を止めさせようとハンスら>>88
更にその両方の負担を減らそうとしているヤコブ>>100
オクタヴィアス>>82同様に力を分け与えようとするプルファー>>103]
左右から脚でも狙うぞ。ずらせ。
[合わせろとは言わずにずらせ。といって、エルナトの首筋をぽんと叩く。
流石にふざけてはいけない空気を呼んだエルナトは、翼爪を大地に突き立てながら器用な四足歩行でゾフィヤへの返事は聞かぬままこちらからみて巨狼の左側を目指して疾走していく。]
(いいんだよ、こっち向いてればな)
[先にいけば迎撃するために確実にこちらのほうを狙う。後にいったやつは安全だ。
戈で引っかけ切り裂くように、横倒しにしたまま突っ切るような動きに、巨狼は身軽に身体をずらし足が浮く。]
おらよっ!
[そのまま蹴り飛ばすように放たれる足の爪に合わせて溜めていた力を振るい戈の刃をぶつける一瞬の衝撃に身をもっていかれそうになるが、落竜するのを防ぐ挙動はエルトナに任せていた。
弾かれた身体の方向にぐるりと旋回するようにしながらつかず離れずの位置をエルトナはとり、再度の機会をうかがうように身をかがめた。*]
もう一回だ。
[ゾフィヤの追撃>>115によるソルベの氷雪のブレスと妨害するように放たれたハンスからの援護>>112を受けて、流れには乗っておくものだと機をそこに見出し、もう一度肉薄するように斜めに駆け抜けるようにエルナトの機動に合わせて戈を振るい再度巨狼へと斬りつける。そうして牽制と攻撃を繰り返すような動きをとるうちに、上空には風の力が駆け巡っていた>>119
跳躍する巨狼、続けてカレルからの声>>120に応じてエルナトにつけた手綱を引いて下がらせる。
巻き起こる竜巻、流石にこの中で突撃するような真似はする気はなく、その行く末を構えを解かぬまま見つめ、ずしんと音をたてて倒れる巨狼を油断なく見つめていた*]
完全に試練って感じか。
…頼むだのなんだのといわれても、状況の理解すらできていないんだけどな。
[どうやら終わったらしい。聞こえる声や一礼>>125を受けて、皮肉気な言葉を口にして嘆息。
構えていた戈を下ろし、労うようにエルナトの首筋を撫でて臨戦態勢を解除する。]
大丈夫だ。いい攻撃だった。
[一番危ない役目を担ったのに心配をくれるカレル>>139に苦笑しつつも、短く無事を伝えた。]
[何はともあれ、休みをとりながら級友らを一瞥するように視線を向ける。
揃いも揃って代々騎竜師を輩出したものたち、あとはその素質から騎竜師となった先輩。彼らと比べるとなんとも自分は中途半端だ。誰が悪いわけではないが、いっそ貴族でないなり歴代で続いてくれればよかったという思いはある。
最後に腐れ縁へと向ける。
あいつとは最初の出会いが悪かった。その後の修正もしないままだ。
竜が好きだが逃げ出したり>>0:42突っかかってきたりとがあったわけだし、自分の対応の仕方にも問題はあっただろう。]
― 回想 ―
[それは入学して少ししてぐらいのことか]
なんのために騎竜師になろうとしたのか知らんが、やる気あるのか?
[成績が振るわなかったり、逃げ道を探していたりする腐れ縁>>0:42
それまで相手から声をかけられることはあってから応じること。あるいは事務的に必要なこと以外で話しかけたのはこれが初めてだったかもしれない。
馬鹿にした。という態度でいえばそうである。
竜が好きなのは知っているがそれ以外に何かあるのだろうか?なんていう疑問もあったのだ。
ただそんな言葉に触発されたのかまではわからないが、ムキになって努力する姿も見えたので、定期的に>>0:51煽ったり、勝手なことをいう>>131ような関係は未だに続いているのであった**]
[守り人であったらしい狼の言葉とかも聞きながら休憩中]
がんばったな。でもダメなものはダメ。
[褒める点と反省点を分けてエルトナにいっていた。
えー!!と都合の悪いことは忘れてもらっていいことだけアピールしようとする。そんな調子のいいエルトナとの休憩時間を過ごした。
そうして次の階層に続く門へと向かう。巨狼には軽く一礼をした後に、転移の感覚に身を任せた。]
― 天翼の領域 ―
[転移されてそうそうに手荒い歓迎はなかった。浮遊する岩場が存在する空間。
不機嫌そうに空を見るエルトナ、空から向けられる圧は竜から少し遅れてこちらも実感する。オクタヴィアスとは訳知り合いということだけは理解するが]
今更だ。
ここにきて問答無用じゃなかったことなんて一つもないからな。
さっきは言葉が通じなかった。今回は話が通じなかった。それだけだ。
[壊れたものは叩いて直す。なんていうやつだろうか。なんて内心で呟きながら、力ない表情のオクタヴィアス>>142に答える。
六翼の竜に有翼の戦士たちを見据える。*]
― 天翼の領域 ―
[徒党を組んでいるように見える有翼戦士のところへと一気に突っ込むローシェンを乗せたエルトナ。
散開するように槍を構えた有翼戦士たち。ひらひらと機動力を生かして回り込もうとするのだろうが、迎撃するように矢を番える有翼戦士に放たれた矢を横回転するようにして捌き、尖った頭を突き立てた。ガッと鈍い音をたて軽鎧ごと突き潰す。確かな実体を感じとったあと、両側に回り込んだ槍持ち二体に対して手綱を引いて]
エル!後ろは任せるぞ。
[言葉に答えるように、旋回して右手側の槍持ちと相対する。
それを逃さぬように背後をとった槍持ちも迫る中、突き出される槍に振り下ろす戈とがぶつかり合う。ガキン!と金属音を響き渡る。]
[そのまま一瞬競り合うように長柄同士がぶつかり合うが、ぼこりと音をたて翼が膨らむのに合わせて一瞬力を抜いた。
低い呻くような音が響き、翼の後ろ側が管のように開き、放たれる炎にまかれ、背後から迫った有翼天使は消え去り、その反動で右方向に旋回するようにずれた得物。対応が素早かったのは当然騎乗主だ]
じゃあな。
[突くよりも斬ることに特化した戈はすれ違うようにしながら実体のあるその体を横薙ぎに切り裂いていった*]
[一塊を叩きつぶした後、その高度を維持しながら周りを見渡す。各々のやりかたで力を尽くしながらも幻影のように実体のない存在もやはりいるようだと見た中で、ゾフィヤとソルベ>>215の姿。氷雪のブレスがきかなかったようで立ち尽くしている。]
あいつ、何やってんだ!
[少しだけ荒々しくエルナトの首筋を叩くと、翼が膨れ上がり、背後へと一瞬火を噴出させて加速して、ゾフィヤの上空の塊に突っ込んだ*]
[狙いが下を向いていたからだろう、隙だらけだったところに加速したエルナトが突っ込む。]
おらよっ!!
[気合の一心。荒げた声とともに身体をひねり、返すことで反動をつけた斬撃で有翼戦士の胴に刃を突き立てて引っかけると、そのまま絡めとると、迎撃しようと構えていたもの達に引っかけた有翼戦士を盾代わりのようにしてぶつける。
味方の槍が最後の致命傷となる有翼戦士をそのまま押し付けて押し込み、浮遊する岩場に叩きつけた。]
[そうして引っかけるように突きたてていた戈を引き抜くと、くるりと舞うように旋回するようにして、一度周囲の警戒をした後に、ゾフィヤの位置まで高度を下げる。]
無事……だな。
[固有名詞を今回は言わなかったが、ゾフィヤとソルベを見て]
何腑抜けてるんだ?
普段ならいいが実戦なんだぞ。
[淡々と腐れ縁へというと、視線を逸らすようにして、征魔天角を名乗る竜へと向けた*]
[ゾフィヤはどういう返事をくれたか。
そんなやり取りを途中で遮るように響き渡る咆哮>>234。
ここにきてからすぐに感じていた圧力が更に増したように思える。]
あんなのに好き勝手されたらかなわんな。
[まだ先の巨狼はこちらを試しがてらという様子はあったが、こちらは本当に話すら通じないように見える。揺りかごが揺れてる。などと概念的なことをいわれてもいまいちわかりはしないが、目の前のことを対処することに躊躇はなかった]
こっちはこっちで常識外れなようだしな。
[紡がれる呪が自身たちに力>>235をくれる。]
そっちは任せたぞ!
[オクタヴィアスへと声をかけて、一度身体の変化を感じ取るように戈を振るう]
挽回する気があるなら、いくぞ。
[ゾフィヤへと帯同するように声をかけて、あちらへと指をさして示す。上空では既に先陣をきっているカレル>>239やハンス>>236、ヤコブもいただろうか、自らもエルトナを駆り上空へと飛び立ち]
片側の翼だけでいいさ、機動力がそがれればな。
[わざわざ両翼叩く必要はない。片方が動かなくなればただばたつくだけだ。
『趣味』の狩りのように思考を口にして]
何してくるかわからんからな。
片方が攻めて、片方が守る。いいな。
[どちらかが攻撃をするときはどちらかが守る。警戒するのが一名いることが不意な攻撃を防がんとするつもりで、ゾフィヤへというのであった**]
― 天翼の領域 ―
いやに素直だな。…何がまずかったのかわかってるならいい。
[気をいれていないならば別だが、実際、今はそれどころではない。
ゾフィヤの葛藤>>274を知らぬまま、返事にもらった声の力>>275をして、挽回にいくのも問題ないだろうと思えた]
便利だな。
[傍らという近く。オクタヴィアスが寄せられなかった有翼戦士を、ゾフィヤとソルベの攻撃>>276を邪魔させないように斬り払いつつ呟く。
もとより自分もエルトナも遠距離攻撃は得手としていない。というかほとんどない。
できることとできないことがあるから、邪魔とまでは思わないぐらいに成長はしていた。]
にしても空間そのものを制圧するようなアレは凶悪だな。
[ハンスがものともせずにその重量を生かして突っ込めているが、それでも広範囲に影響を及ぼす攻撃は脅威だし、近づくのも苦労する。
だが同時に、自らならばどうにかできるという自信もあった。]
[六翼の竜は乱気流を巻き起こす横で、その右手から繰り出すように身体をうねらせてた爪撃を守勢として動いていたエルトナの頭で阻むように受け止める。
厄介とみたのは左の翼を狙うものたちなのだろう。斬り払うようにして一度弾き飛ばされるように竜ごとぐらつかせ、ゾフィヤとソルベと距離が生まれ]
あっちはあっちでやってるからな頭でも狙ってくれ。
[自分とは違い遠距離から攻撃をくわえられる彼女ならば大きな危険を冒さなくてもできるだろう。
最初はゾフィヤと二人でやる場合のことを考えていたが、他も合わせてくれているならば話はまた別だ。
意識が逸らすものがいれば、そうすれば左翼への攻撃が集中しやすくなる。のもあるが、そのまま弾かれるように一瞬彼らは戦域から離脱するようにエルトナとともに飛翔した*]
[なんで自分が選ばれたのか。自分より前の世代の人間は選ばれなかったのか。
それは騎乗してみたらわかるというものだ。
ぼこりと翼が膨らむ。あたかもブレスを吐く前兆のようだが、エルトナは他とは違う。
翼の後ろからごおごおと火が噴出されて。
加速する。何もかも置き去りにするような速さ。
震えるほど速く、飛び切り危険だ。
下手なものが跨いだら竜からしたらそれこそ乗せて殺してしまうだろう。
だからこそ乗り手を選んだ。選ばれた側からしたらそれこそ徹底的に鍛えたといえる。]
危地を越えた先にこそ誉れ在り。
空から見下ろすだけのやつにはわからんだろうな。
[一度離れるように飛翔した後に勢いよく旋回する。
その頃には再度ブーストをするようにして、炎が翼より噴き出る。
滾る血潮を冷徹に抑えつけて、身を低くして、呼吸を吐き出す。騎竜師としての備わった力があろうとも、肺の中に空気をいれていたら、中身事吐き出してしまうのを防ぐためだ。]
[目を細める。肌をうつ風が強くて視界が狭い。
ゾフィヤとソルベが眼前>>292に吹雪を浴びせる。プルファーの援護を受けて集中攻撃を浴びせる同輩たち>>293。
そんな中で、風や気流のエネルギーを受けて起こす奇妙な破壊的な振動音が響くだろう。それは同輩たちにとっては何度か聞いたことのある音だっただろう。灼星の号を頂くに至った経緯だ。危険を示す合図だ。]
[乗っている人間を別とすれば、蒼白い星にとって乱気流などなんら障害にならなかった。
迎撃するように振るわれる爪。]
(な め ん な !!)
[声を発する余力すらないが、乗る以外のことができないなんて、矜持に関わる。
迎撃するのに合わせて突き出された爪を戈が受け止めて勢いそのままに弾き飛ばす。
阻めるものは何もない。そんな思考の間隙すら許さぬ勢いを乗せて、征魔天角を名乗る六翼の竜の胴体に頑丈な頭を叩きつけた。
その勢いは止まらずに落下を続け、浮遊する岩場へと激突するまで続いた。]
ごほっ…ごほっ…
[乗っていたものは別として。といっていたように肌はところどころ加速と乱気流のおかげで裂かれ、呼吸を欲するように咳をつく。
天から見下ろしていたものを浮遊している足場とはいえ、地へと叩き落したエルトナはご機嫌に叩きつけた頭を起こして翼を広げてぐるるー!と鳴くのであった**]
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