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なんかこの告白の間に挟まるのはもったいない気がしたんだけど、つい嘴突っ込みたくなったよね。
そしてさらに灰で挟まる。
良かったな。愚かな飼い主と離れられそうで。
せっかくだ。そのリサとかいう女には天界に捕らえられている悪魔でも紹介しておこうか。
甘言にそそのかされて身を滅ぼしていくさまを見るのも楽しかろう。
― 昔の話 ―
[かつて、天界に夜の生き物が一匹、捕えられた。
常であれば、ただ消滅せしめられるだろうそれは、いかなる意思が働いたものか、神の手にゆだねられた。
御使いへと作り替えられた魔は過去を消滅させられ魂を浄化されたが、力と性質は変容しながらも元の形を残しているという。
あるいは、本来の闇も未だ巧妙に潜んでいる、とも。
鮮血の民の祖が一匹消えて、光の徒が一羽増えたというお話。]*
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こちらの世界に長く居過ぎた影響で、身体を構成する天界の物質の力が薄れ、封印が緩んで本来の中身が赤の方に漏れだしているというお話。
赤と秘話の意識はリンクしていなくて、今は別人格がそれぞれでしゃべっている感じ。
肉体の方はそこのところよく理解してないけれど、このまま天界に帰るとなんかやばい、とは感じてる。
闇側の方も、このまま帰ると今度は確実に消されちゃうので、肉体がんばれ、と密やかに応援してる。
とかなんとかいう自分向け状況整理であった。
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これはどっちかが突撃しないと泥沼になる展開か。(not物理)
そしてディークには突っ込む気は無さそうなので、がんばれクラリッサ。
(完全にでぱがめもーど)
(我々のヤジがなんかをこじらせてるような気もしなくもないが。
すまんな!ほっとけないんだよ!)
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平手打ちきましたわーー!!
良いわーーーー!!
ああでも、もうちょっと心をザクっと、ぐさっと、どすっといってくれてもよかったのよ?
でも良いわーーーーーー!!!
[ジークムントが力の制御を忘れて掴んだ場所には、痣ができるだろう。
だが、感じたのは肉体よりもジークムントの心の慟哭だった。]
安心しろ、
おまえが厭だということを、無理強いしたりはしない。
[もう一方の手で、銀の髪を梳いてやる。]
もう来られなくなる…、
天界が、ゆるさない…か。
[ジークムントの泣訴から、この異状は、天界が呼び戻しにかかっているせいだろう、と推察した。]
[髪の間をタイガの指が通れば、手首を握る力はふっと緩んだ。
安心しろという言葉が、これほど強く響いたことはない。]
良かった―――
[熱で潤んだような瞳でタイガを見上げる。
その左目が、微かに赤い。]
禁忌、は …
[首を横に振ろうとして、視線を背けたまま毛布に半ば顔を隠した。
天使の精神は、虚言を操ることを受け付けない。]
私は、 自らの意思では天界を出られない身だ …
[やがて、観念したように告白した。]
私は、天界以外の気を受けてはいけないのだと、
受けてしまえば、私が穢れるからと、
天界を出ないよう、禁を受けていた。
けれども私は外に出てしまった。
あなたが、喚んでくれたから―――あなたに、会いたくて…
なのに、こんな気持ちになっては、
こんな、… …
…天界に帰れば、私は、きっと浄化されてしまう。
あなたのことも、何もかも忘れさせられてしまう。
[それは嫌だからとゆるく首を振ってから、唇を噛んだ。]
そういえば、鳥頭の彼は召喚酔いとやらは治ったようだけれども、私の肉体の方は暫くかかりそうだよ。
[自分のことを他人事のように言ったが、今はそんなに間違っていない]
さきほど古代種の彼も不調と聞こえたが、今はどうだろうね。
[血の色をにじませた目でジークムントが見つめてくる。
その唇は、優しい罪を告白した。]
天の理はわかった。
それでも、おまえが天を拒むというなら ──
[タイガとの間に正規の召喚契約を結んでしまえば、他者の介入を排除することができるはずだ。
けれど、今、それを申し出るのは、弱みにつけこむようなもの。
望むところにあらず。]
ここにいられる方法を、ふたりで見つけよう。
[真摯な想いで指を絡めて、額と額をくっつけた。]
[タイガの言葉は優しく温かい。
揺るぎなく、誠実で、力強い抱擁にも似ている。
だが、親密に触れてくる彼を、突き飛ばすように離した。
その勢いに、自分で驚いてうろたえる。]
す、すまない…。
違うんだ。 …その、
体が熱くなって、動けなくなってから、ずっと、
どうしても、 あなたを、 食べたくて …
そんな風に触れられると、もう耐えられなくなりそうで、
だから、
もう暫く、このまま静かに
して、…いれ、ば …
[言いよどんで口ごもる。]
妙にこのあたりが重いようだけれども、
カスパル?かな?
まさかおまえも召喚師にフラれたというのではないだろうね。
おや?
鳥頭は悪口だったかな? 異世界の言語は難しい。
[嘘です。]
それともカラス頭の方が良かったかい?
泣いた烏がもう笑うとも言うからね。
雀の踊りは百まで。馬鹿は死んでも治らない…
そうか。完治していたなら良かった。
[強い拒絶に弾かれて、ジークムント自身が困惑している様子に、そっと寝台の脇に控える。]
食べれば、どうなる?
[煽るつもりはないけれど、ジークムントの渇望を否定するつもりもなかった。
天使が異界に在るためにはマナが必要だと聞いている。消耗していれば、より多くの補給を必要とするのは当然だ。]
マナを取り続けることで、天界からマークされやすくなるのか?
そうでないなら、我慢は逆効果だろう。
おれは、おまえに元のような輝きを取り戻してほしい。
食餌を、とりたまえ。
[それが、自分の寿命を減らすことになろうと、莞爾として受け入れよう。]
理由もなく悲しいとなると手の打ちようもない。
なにか悪いものでも食べたのではないのかな。
安心していい。誰もフラれていないから。
だからその分くらいは泣くのを止めていい。
[鬱陶しいから、とため息つく気配。]
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