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これは芝を生やして良いのかしら、良いのよね、きっと。
まさかの人犬なのよwwwwwwwwwwwww
[あるいみ とっても らしいの きました]
― 王宮内・廊下 ―
シンシャ……南の御方なのねー。
[短い名乗り>>1に小さく呟いた後、にこり、と笑い]
各務さんは、『雲外鏡の各務さん』というのよ。
……ああ、でも、南には各務さんたちのようなものはいないのだったかしらー?
[こて、と首を傾いで紡ぐのは疑問。
南を訪れたのは、付喪神となる以前に幾度かあったか。
鏡の精霊としての記憶は、最近は蓋をしているせいもあって定かではなくなっていた]
― 王宮内・廊下 ―
そう、各務さん。
[繰り返される名に、こくりと一つ頷く。
雲外鏡、の部分に疑問を持たれているとは、さすがに気づいていなかったが]
ああ、やっぱり。
それじゃあ、すぐにわからないのも無理はないわねー。
[返される是の返事に、一人で納得した後]
各務さんは、妖よー。
付喪神の雲外鏡なのだわ。
[物凄くさらっと返した]
― 王宮内・廊下 ―
んん?
そうよー、付喪神は、想いを強く受けた品物が転じるものなのだわ。
各務さんも、元は鏡なのよ。
[投げかけられた問いかけ。>>14
一つ目には例によってさらり、と返し]
あら、人の姿の付喪神がいちゃいけない、って決まりはないわー?
人間だって、色んな姿をしているひとがいるじゃないのー。
[姿に対する疑問には、茶化すような答えを返す。
自身が特異存在である事は、説明する気皆無である。
こういう反応をしてくれる相手はかなり久しぶりな事もあり、悪戯心がかなり強くなっていた]
― 王宮内・廊下 ―
ええ、そうねぇ。
ここにいるこたちは、まだ大きな力や想いを蓄えていないから、そのままの姿で動いているのよ。
[他の器物、と言われて>>16、周囲を見回す。
かたかたことこと、動き回る古道具、と言った態の付喪神たちは、幾つかはまたどこかに駆け出して行ったようだった]
でもね、想いは募るものなのよ。
そして、募った想いは、大きな力になるのよ。
各務さんは、たくさんの想いを映して、取り込んで、この姿をしているのだわ。
[それが何に起因するか、にまでは触れぬものの、穏やかな口調でこう返して]
難しく考える事はないのだわ、南の若様。
各務さんは、こういうもの、なのよ。
メルるん……宰相辺りに聞いたら、きっとそう返してくるはずよ?
[くす、と笑いながら浮かべるのは、今頃は対外面を整えつつ、事態収拾に奔走しているであろう宰相の事。
なお、その苦労については、各務さんは全く考慮していない。
だって、今回は自分も巻き込まれているんだし]
……で。
南の若様は、その手でぱたぱたしている子を、どーしたいのかしら?
[こてり、と首を傾げつつ問いかける]
悪戯はするけど、それだけだから、あんまりいじめないで上げてほしいんだけどなー、各務さんは。
[その悪戯が問題なんだ、という突っ込みは。
どこからか入るか、否か。**]
― 王宮内・廊下 ―
[こちらの在り方の説明を受け入れ、理解したらしき様子>>28に、浮かぶのは柔らかな笑み。
鏡としての本質を捉えた思考>>29には、ほんの一瞬、驚いたように瞬いた]
……ふふ、他所の方でそこまで言い当てたのはあなたが初めてかしらー。
良い目をしているのだわ。
[楽しそうな口調でそう、呟いて。
返された問い>>30に、にっこり、と笑った]
なるほどなるほど。
まあ、ここのこたちは、付喪神が動き出すと、壊れたりどっか潜り込んじゃう前に仕舞っちゃおうとするわねー。
使っている道具がどうにかなったら困る、っていうのは、一応わかるのだわー。
[にこにことしたまま、さらりと言って]
でも、各務さん的には捕まえないでほしいのだわ。
こんな風に動ける機会は、滅多にないのですもの。
……塵塚ちゃんとか、暴れる度が過ぎるこはまあ、おいたする前に抑えないといけない事もあるけど。
[そのクラスまで行くとまた、別格なのだがそれはそれとして]
捕まえるのと捕まえないのと。
どちらが正しいかは、在り方によって変わる部分なのよ。
だから、南の若様が正しいと思う方が正解なのだわ。
……でも、各務さんもこのこたちも、簡単に捕まる気はないのよ?
[こてり、と首を傾げてさらりと言い放つ様子は、とてもとても、楽しげなものだった]
― 王宮内・廊下 ―
ふふ、そおねぇ。
各務さんは、各務さんになる前から、映し出すのが本質だったわー。
[それは、鏡の精霊だった頃からの事。
確かめるような問い>>44に、楽しげな口調で返した後。
どちらも正しい、という答え>>45に目を細めた]
……ちょっとだけ、似てるところがあるのかしらね、クゥに。
[一面的な否定をせず、双方を是とする答えに零れたのはこんな呟き]
ええ、そうしてくれるとありがたいのだわー。
悪戯はするけれど、付喪神もここの……『ユウレンのこ』なのよ。
やり過ぎる子はお仕置きされても仕方ないけれど、ね。
[古書が手放される>>46と、本当に嬉しそうにそう言って]
今回は色んな不可抗力で動き出してるだけだし。
状況が収束すれば、ちゃんと大人しくなるはずなのよ。
……まあ、問題は、その原因がよくわからないのと、解決策が各務さんにもさーっぱり、って所なのだけれどねー。
― 王宮内・廊下 ―
[首を傾げながらの二つの疑問>>61には、笑うだけで答える事はしなかった。
クゥ、というのが国王の幼い頃の愛称の一つである、と知ったらどんな顔をするか、興味がなくもないのだが、そこは抑えて]
なんでもかんでも受け入れすぎるから、心配なところもあるのだけれどねー。
……そこも含めて、自由なる風なのよ、ここは。
[そんな言葉をさらり、返して。
口にした事への答え>>63に、ひとつ、瞬いた]
あーらーらー。
妖精っぽいなー、っていう感覚はあったのだけれど。
西の森の御前の関係者さんだったのねー。
……それだと、黒いこが嫌がりそうねぇ。
[古くよりこの地に在る、魔精霊。
彼の存在が、他の土地からの干渉を嫌う性質を持っているのは知っているから、口を突くのはこんな呟き。
同時に、魔精霊が単独で動き出した理由も腑に落ちる]
(……あれでも一応、『護り手』ではあるからねぇ)
[そんな呟きは、心の奥底だけに落として]
教えてくれてありがとうなのだわ、南の若様。
……妖精さん由来の力となると、各務さんには手出しのしようがなさそうだし。
今回は、のんびりする事にするのだわ。
[いや、のんびりしなくていいから、という突っ込みを入れられそうなものは、生憎いなかったが。
ともあれ、各務さんは座っていた欄干からとんっ、と降りて]
それじゃあ、各務さんはお散歩続けるのだわ。
あ、もし暴れている付喪神を抑えたら、道具倉庫辺りで休ませてくれるはずだから。
そこに連れて行くといいのよ。
[小さなものなら、その場で放しても問題ないが、化け傘やらなんやらクラスになるとそうも行かないから。
一応、収集場所がある事だけは告げておいた]
― 王宮内・廊下 ―
[黒いこ、については問われたとしても説明する気はあんまりなかった。
あちらの方が古い存在であるため、各務さんもその全容を把握できているわけではないし、何より、現状では直接会う方が手っ取り早い、というのもあったから]
うん、その辺りは、西の森の子……確か、タクちゃんだったかしら。
あの子に会えたら聞いてみるのだわ。
[伝え聞きを重ねるよりはその方が早いだろう、と思いつつこう言って。
回収場所を伝えた事への礼の言葉>>72にはふる、と軽く首を横に振る]
ふふ。
若様も各務さんの知りたかった事を教えてくれたから、そこはお相子なのよー。
それじゃあ、またねぇ。
[にっこり笑ってこういうと、また、音もなく走り出す。
周囲にいた付喪神たちが、きゃーあきゃーあ、とその後について動き出した。**]
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