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ヨーロッパオオヤマネコちょうかわいい(ぽわわ〜ん
学名はリンクスリンクスです。くぁわいい(ぽわわ〜ん
尻尾長かったら完璧なのに。
[雄叫びがいかづちの烈しさで大気と館を揺らした]
[立ち上がり追おうとした山猫の四肢は吹き寄せる闘気にぐらり よろめき、
何度か地を掻く動きを最後、
力萎えて頽れる]
…
[漆黒に金の鬣を戴いた狼の神と交錯した視線は
急速に赩から錆色へと彩度を落とし、
やがて力無く輪郭を明滅させて元の人型へ溶け戻った]
[弛緩する体を芝の上に投げ出して、喘ぐ。
頭痛も少し軽くなっていた]
……、
[何か言おうとする口も動かない。
上げかけた頭をへたりと落として、瞼を閉じた]
[静かな声へ少し髪を揺らし]
弱きは 罪
[もっと自分に力があったなら。
愛した人達を すべてを まもれたかもしれない]
……ちからを
[与えられた言葉が零れおちないように、記憶の匣の中へかき寄せた*]
[そういえば
あんた『一本』 って言ってたじゃないか。どこがだ。
そんなことをちらっと思ったりも。
ここまで、と言われながら続けようとした自分の事はこの際、棚に上げ]
[何かに体を持ち上げられれば、その従者の手を掴んで請う]
すみません
かえる。 ここから へやまで
みち案内を 頼
[このままお連れします、という声はほとんど聞いておらず。
その前に湯を使うべきか、こんな蜘蛛の巣やら草まみれの格好で帰って、コンラートが心配する… 等
担架で運ばれる揺れに吐きそうになりながら考えていた]
― コンラートの部屋近く ―
おろせ
[見覚えのある廊下に景色が変わる頃、ぐってり閉じていた瞼は近付く絆の気配に開かれた]
じぶんで かえる。
[起き上がらんと担架からころがり落ちそうになれば、従者達も慌てて床へ降ろす。
ぐらぐら、ふらふら、立ち上がって、胸元の書状を確かめれば
壁に指先をつけて歩き出した]
[扉を開けて、
最初の言葉はきっと]
ちゃんと着けた
[無残だった到着までの過程は省いて事実だけ。
預かった返書を差し出そうとしながら**]
[それから、白き蝶の君を抱き寄せて、
酷く疲れた声で囁く]
渇いた
…欲しい、コンラート すこしだけ いい?
― 記憶の瓦礫 ―
くろぐろと 毀れた世界の 水の底
堆く積まれた瓦礫の山
それらは全て記憶と心の残骸
ひとつずつ 欠片をあつめて
新たに積み上げていた
永久に解き終えないパズルのような
ここにあったはずの豊かな世界
〔血の きょうだい〕
痛みをともなう記憶を拾い上げた
これもだいじなもの
顔の前に透かし見ると
斬り離された首が宙を飛ぶイメージ
月のひかり 走る馬車
どうか どうか遠くへ── と
[血臭に噎せぶ館から走り去る馬車>>0:77
悪鬼は怒り狂った。旧く貴い血を受け継ぐ貴族の息女を欲して。
『娘をどこへ逃がした』
捕えられた父親へ与えられたのは苛烈な責苦。
無残に引きちぎられていきながらも強固に口を閉ざした父親を、悪鬼は嗤った。どこまで耐えられるものか。
息女アイリスの行く先を知られるのは時間の問題。
屈せずとも、もはや生きのびる可能性を失った彼の、際限なく引き延ばされる苦痛。
そうしてディークは血親の命に抗った。
首を断って殺した。主家の当主を。自ら望んで。
高潔で、才知に長け、おおらかで優しかった男。
自らの父とも思い慕った人。
それでもまだこの時は、守れるはずの ひとを想って**]
― /記憶の瓦礫 ―
ただいま。
[誇らしげな笑みを見れば、
疲れて汚れた顔に嬉しそうな色が乗る]
とおった?テスト
しきたり聞かれなかった
いぬは優しかった
[掠れた声は常より饒舌に。
膝から崩れそうな体、重みをコンラートに半ば以上預けている姿勢になっていたけど]
[もっとも、そんな矜持も抱き寄せられればすぐに崩れる。
思いが溢れて、偽物の呼吸しかしていない筈の胸が苦しくて、息が詰まりそうだ。
疲労の色濃い仔を抱き締め返し、幼い仕草で頷く。]
……いいよ
僕を全部あげる
[囁く声は低く擦れて]
ん…
コンラート
[頷く蝶を抱いたまま、縺れ込むように長椅子へ。
高級な椅子の脚が軋んで体が沈む]
だ、め …って言って
──練習、は
[この欲を制御することが出来るか、わからなかったけれど]
[狭い長椅子の上、脚を絡めるように密着して、
腰を深く引き寄せる。
ぬくもりを。
細い繊手を掴み、口元へ寄せる]
そばに、いられる?
[尋ねた言葉>>784に重ねて問い、
淡い花弁のように色付いた爪に口接けを落とした。
チラと舌先を伸ばし、爪と指の狭間へ這わせ、指先を食む。
そのまま関節までを口中に含むと細くしなやかな指へ、甘く牙を立てた]
……──、
[とろりと眼差しが潤む]
いい――練習なんて
[熱に浮かされた声、
もつれる細い指が襟を掴んで、汚れた男の上着を脱ぎ落とそうと胸を肩を滑る]
今日はしなくていい……
君が 自力で勝ち取った お祝い だもの
[絡めた足、下肢を深く深く捕られられた。
焦る手を取られ、濡れたものに包まれる、
食まれる、喰われてしまう。]
ぁ、 は ぁ……っ
[ぞくりと背筋に電流が走る。
穿たれた指先から吸い出されていく血、
吐息は濡れて熱く、
なよやかな肢体は、男の体の下で蕩けて]
[この子が答えを欲している……と、
震えを堪えて声を絞り出す、
自信と安心、それらを得て未来を描けるようになるのなら。]
ああ――きっと だいじょうぶ
[僅かな傷なのに、じんじんと熱い。]
[口腔に広がり溶ける赤い蜜。
血を啜り、傷を穿っては舐めて癒し、また牙を立てる。
戯れのようで狂おしい愛撫]
…っは、
[深く咥えた指に舌を絡めて吸いながら、組み伏した蝶を見下ろした。
鼓動を探すようにその胸元へ片手を這わす。
だいじょうぶ。そう聞くだけで表情が歪んだ。
愛しむ形に]
…… ふ、 ぅ
[胸を這う手に、甘い疼きを感じ、ひくりと身震いする。
偽りの鼓動刻む心臓が、先を欲して躍る。
熱に浮かされた瞳が、男の僅かな表情の変化を捉えれば、
欲しい、と声を出さずに強請る。]
したいと 思ってた
[唇はコンラートのそれへ重なる。
濡れた吐息を奪い、柔らかなそれを優しく貪って]
…
[苦しくなる前に一度顔を離し、瞬いた]
― コンラートの部屋 ―
[立っていられずに長椅子に転がって。
視界の端のテーブルに、二人分の茶器が置かれているのが見えた]
…
[自分のように、誰か他の仔もまたコンラートの元を訪れたのだとわかる。
潤んだ赤錆が瞬いた]
…試験、した?
[この吸血鬼はどうやって血兄弟を験したのだろうと、控えめな興味を覗かせる]
[どのような反応であれ。
胸へ当てた手は不器用に白い白いシャツを寛げる。
艶かしく濡れた細い指がそれよりも器用に汚れた上着を落とし、ボタンが外れていけば。
空気に晒されて冷えるのを惜しむように、素肌同士を触れ合わせた]
あのいぬも、きょうだいの養い親 してるのかな
…少しだけ思い出したんだ
俺の──
[聞いて欲しい、と呟いて
裏腹に再び口接けで塞ぐ。
唇のあわいを破って、あたたかい裡へ滑り込んだ]
[欲しいものは過たず与えられた]
ん 、
[男の弾力のある唇が己のそれを塞ぎ、やさしく息を盗んでゆく。
強欲な花は忘我のうちに色づいて開きながら、もっと甘い蜜が欲しくて、]
……… ぁふ
[ひとときでさえ離れてゆくをもどかしく、切なげに喘いだ]
[声が上擦るのは、愛しい男の手がたどたどしく素肌を暴いて晒していくから。
それと競うように、食まれた痕の残る指で、男の鍛えられた肩から汚れた上着を滑り落としていく。
互いを隔てるものがなくなって、体温の低い素肌の胸を触れ合わせれば、やっと、と歓喜の吐息が洩れる。
猫のごとく擦り寄って、ひたりと相手の身体の窪みに収まり重ねあう。]
思い出した …… なにを
[呟きを耳にし、仰のいた唇は、接吻で塞がれた。
唇のあわいから滑り込む、なめらかな彼の一部]
[舌を歯列へ這わせる。
奥から一つ一つの突起を辿って、牙を探り当てると擦り付けるように強く舌を押し当てた]
ッ
[ピリ、と痺れるような陶酔が走って指が震える。
流れるあかは自分には味気ないもの、
請うように柔らかな舌を絡めとり、そこへ血を擦り付けて、]
──ふ、
[引き寄せた舌へ深々と噛み付いた。
どく、と溢れ出す美酒]
ん はァ
[血と血を混ぜ合わせながらふかく、ふかく。
奪われ、奪い、互いを食い荒らす口吻に溺れた]
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