情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[降り注ぐ日差しは確かに夏のもので。
しかし窯前の暑さに比べればどうというほどでもない。
火照った身体を吹き抜ける風は爽やかで心地良かった。
一人ずっと厨房に籠っていては、心も凝り固まってしまう。
――天気も良いし、このまま散歩にでも行こうか。]
しーっ、静かに…
[人差し指を口に当てて笑む。]
おかえり、アル。久し振りだね。
いや、何をしてるというほどでもないのだけど…
…よく寝ているから、邪魔したら悪いかな、って。
[囁き声で思わずそう答えたけれど、後半はどうにも歯切れが悪い。
近頃は互いの仕事故に顔を合わせる機会がめっきり減ったが――
――昔のことを思えば、彼相手に誤魔化しが効くとは思えず。
何か追及されれば、白状してしまうかもしれない。]
/*
表情の選択を少し間違えただろうか←
いや、実際問題、これは慣れるまで難しい…!
表情差分と睨めっこして、一番それらしい表情を探す作業が長い件(
そしてチップに表情がある分、ト書きでそこの描写をサボりがちになることに気付いてしまった。
これは気を付けてないと、自分だけ違う表情を思い浮かべながらロルしてる現象が起こりかねない…w
あ、灰の中身発言はこれで行きます←
灰でロルするときは、真面目な顔を使うよ!よ!
[広場から時を告げる鐘の音が聞こえてくる。
――あぁ、そうだ。パンの一次発酵と、約束…]
アル、僕は仕込みがあるからそろそろ戻らないと。
どこか寄るところは?
特にないなら、店でゆっくりしていきなよ。
…村に人が少ない時期だから、多分貸し切り状態だ。
[そう言って少し苦笑して。]
/*
そろそろカタリナが店に着く頃かな。
乳製品を頼んでるんだ。
待たせたら悪いから、歩きながら話そう。
[道端に咲いた一輪の花 ―オットーにはその名はわからないけれど― を摘み、パメラの髪にそっと挿す悪戯。
微睡む二人から視線を外して、広場への道をアルビンに示した。]
…と書きかけて、確認して良かったwww
危ない危ない…w
お、おはよう、パメラ!
えーっと、その、いや別に、何という訳じゃなくって…
ほら、天気がいいから散歩に出て、それで、君たちが寝てたものだから…
[起こすでもなしに、ただ寝顔を見つめていたなどと言えるはずもなく。
まさか目を覚ますとは思いもしなかったから、突然のことに意味のわからない言い訳を並べ立ててみる。
…聞かれもしないのに。]
そ、そろそろカタリナが店に着く頃かな。
乳製品を頼んでるんだ。
待たせたら悪いから、戻らなくちゃ…
仕込んでた生地も発酵し過ぎたら使い物にならないし。
…じゃ、じゃあ!アルは、また後で!
[赤面しているパメラは、何か言葉を返してくれただろうか。
声をかけられれば反応しただろうが、
いずれにせよ、動揺し過ぎて会話どころではなくなってしまった。
慌てて踵を返すと、アルビンに形ばかりの挨拶をして逃げるようにその場を立ち去った。]**
―広場へと続く道―
[木苺の入った籠を手に、いそいそと木陰を離れる。
一瞬振り返った時の、アルビンの表情には気付かなかった。]
[足早に広場へと向かいながら考える。
――パメラの、態度の違いについて。
アルビンとは歳も近い。同じようにしてこの村で遊び過ごしてきた。そう変わらないと思いつつ、
…それでも。違うものは違うのだ。
ゲルトや僕にはしない表情を、パメラは彼に向けているような気がして。
そう、だって昔から、]
兄さんと呼ぶのだって…
[思わず声に出してしまって、はっと口を塞ぐ。
――全く、何を考えているのだろう、僕は。]
―広場―
[慌てて店へと足を進めれば、ちょうどカタリナが広場に到着した頃で、]
リナ、重いのにすまない…
……あ。
[一緒に歩いているのは…シスター・フリーデルか?
自分でも、表情が強張っていくのを感じる。
――彼女は少し苦手だ。
別に悪い人というわけでもないのだけど。
教会で働く姿は、楚々として好感さえ持てる。
ただ…村の外からやって来たこの女性は、どこか村人達にはない雰囲気を纏っていて。
それが何故なのかがわからなくて、余計に落ち着かない。]
いや、本当は、気付いているのかもしれない。
――この、落ち着かない気持ちの理由に。
彼女の持つ空気は、とある女性にとてもよく似ていて。
…そう。父さんが村を出ていった切欠の人。
探しに行った先で、その女性と暮らす父親を見かけた。
悲しみに暮れる母親の背を見て育ったからこそ思う。
街には出ない。もうあんな想いはさせたくない、と。
[カタリナが何やら楽しげにフリーデルと会話するのを見て、こんな表情ではいけないなと思い直す。
夏至祭が間近に迫った今、浮かない顔をする者は目立つのだ。]
やぁ、重いのにわざわざありがとう、リナ。
…フリーデルさんも、手伝ってもらっちゃって。
[ぎこちなかったかもしれないけど、それでも笑みを浮かべて。]
後は僕が持ちますよ。
ほら、リナも。大丈夫、力仕事は慣れているからね。
良かったら、店で少し休んで行くといいよ。
今から木苺のシフォンを作るから…
[ベンチに置かれたチーズを代わりに持ち上げて、店へと二人を促した。]
[大丈夫だと告げたにも係わらず、難しい顔をしたままのカタリナに内心首を傾げる。
…フリーデルに対する態度を悟られてしまったとは思いもせず。
木苺の話題を出せば曇った表情も晴れ、少しほっとする。
この子には笑顔が似合う。]
あぁ、木苺はパメラが摘みに行ってくれたんだ。
夏至祭用のジャムを作ろうと思って。
ふふふ、さっき散歩に出たら、ゲルトとパメラが木陰で昼寝をしていてね…
そしたら帰って来たアルに会って…
[店に向かいながら、他愛ない話に花を咲かせる。
話かけられれば、フリーデルとも会話をしただろう。]
―パン屋―
[店に戻り、カタリナとフリーデルを席へ案内する。]
今からシフォンケーキを作るから、ちょっと時間がかかってしまうけど…
飲み物を用意するよ。 …何にする?
少ししたら、アルとパメラも来ると思うから。
まぁ自宅だと思って、暫く寛いで過ごして欲しい。
[夏至祭に備えて、ドリンク類はそれなりに用意してある。
余程珍しいものでない限り、二人が飲みたいと言ったものを提供することができるだろう。]
[二人が飲みたいものを考えている間、手早くエプロンを付けて厨房に入る。
一次発酵させておいた生地は綺麗に膨らんでいた。]
…よし。
[掌で優しく空気を抜き、スケッパーで生地を切り分けていく。
それを濡れ布巾で覆って、ベンチタイムの10分。
その時間に、二人の注文したドリンクを用意した。]
[休ませた生地を成型して作るのは、どんな食事にもよく合う丸パン。
シンプルな、しかしだからこそ難しいパンでもある。
天板に並べて二次発酵に40分。]
さぁて、その間に…
[卵を割って、メレンゲを立てて。
木苺を洗ってざっくりと刻めば、甘酸っぱい香りが辺りに広がった。
そうして出来上がったシフォンケーキの生地をオーブンに入れると、今度はジャム作りに取りかかる。
木苺を煮詰めながら、並行して生クリームを泡立てて。
それぞれの作業自体は待ち時間が長いものの、休んでいる間はないのだった。]
/*
すーぱーそろーるである。
もうね、安定だよね(
特に意味はありません、パン屋ロルしたかってんw
書いてて自分でシフォンケーキ食べたくなってしまって、なんという…なんという…
みんなを店に招いてしまったけど、もう一人の人大丈夫かな。
普通に店に来てくれれば、一度に全員に絡めるよ!って←
/*
ジムゾン来たーw
待ってました!
ジムは正午さんが好きとのことで、ハードルが高くて選べなかったCOをここでしておく(
いや、参加者の中にオットーファンがいるかもしれないけどね!
しかしオットー使いたかった人がいたらほんとすみませんw
そしてこの子、せっかく冷静そうな表情差分揃ってるのに、
あえて眉下がりばかり選択する弱気RP←
本編で冷たい顔たくさんしようと思ってさ…ギャップだよギャップ…(何
[しかしその神父と思しき人物の言葉と視線から伝わるものは非常に明確で、]
あ…す、すみません。
どうぞこちらに。
旅のお方ですか?
飲み物やパン…何か希望があればお出ししますよ。
[手にしているのは旅行鞄であろうと。
席へと案内しながら、荷物を預かるなど手を貸そうとした。]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新