人狼物語−薔薇の下国


515 豪華客船の共存試験

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  ユーリエ


 [ "荷物の一部"を抱えたまま、椅子から立った。

  結われた白髪を揺らして、細い肩から別の鞄をさげる。
  …大きくはあれど、あまり物は、入っていない。

  此です、と 主を見上げる。 ]
 

(31) 2019/01/12(Sat) 14:23:21

  ユーリエ


  わたしの物は、これで大丈夫です。
  あまり 多いと、…ソマリ様の分が持てませんし。

 [ もうひとつ、…流石に抱えるのは難しいけれど、
  片腕に抱えた鞄の他に、持つことにした。
  主の荷物に埋もれるのも
  "こう"し始めてからの何時ものこと。

  バランスを取って、部屋の時計を見上げた。
  ─── 多分、"インテリア"のひとつだ。

  出航時間から逆算しつつ、扉までちぃさな足音。 ] 
 

(32) 2019/01/12(Sat) 14:23:49

  ユーリエ


  …… あの、やっぱり
  わたしは お見送りだけで、
  良いのではないでしょうか。

 [ 自分と、主の、理想郷 とは言われても。
  同列に置かれることに、
  彼の船の話を聞いてから首を傾げ続けていて。

  主伝いの知人も見たことがある故、
  ……相手が居ないと言う訳でも、無い様な。

  今でも主の"ひとり旅"という感覚が抜けないまま、
  一旦荷物を置いて扉を開き、
  先に通るのを 待った** ]
 

(33) 2019/01/12(Sat) 14:25:13

【独】   ユーリエ

<font color=gray>

てす。

</font>

(-12) 2019/01/12(Sat) 20:44:47

【独】   ユーリエ



     なるほどこうか。

 

(-13) 2019/01/12(Sat) 20:46:09

  ユーリエ


  [ ─── 何時かの、はなし、
    頭の上からおんなのひとの声が聞こえ、 ]

  「 坊ちゃん"の"従者だって聞いたけれど、── 」
  「 未だこの歳の子を連れてくるなんて思わなかったわ 」
  「 ご主人に怒られたりしないかしら? 」

 [ 広すぎるバスルームの、
  …世間も知らない売り物風情にだってわかる、
  高そうで 湯の張られたバスタブに突っ込まれて、

  ( あたたかい、より先に、
       痛い!が出てきたのだ。
     湯の熱さが肌を刺すなんて思ってもいなかった! ) ]

 

(59) 2019/01/12(Sat) 20:48:26

  ユーリエ


 [ 多分、その頃は、未だ、
  髪だって今ほど伸びてはいなかっただろうし、
  長さだって不揃いで、
  美しいなんて形容詞とも遠かった。


    その時、こどもの髪を洗っていたのは、
    数人居る"使用人"のうちの、ひとり。
    きっと、"一番偉いひと"。 ]
 

(60) 2019/01/12(Sat) 20:49:04

  ユーリエ


 [ その時は、一瞬、
  "引っ張られる"と思ったから、
  バスルームの中でちぃさく "鳴いた"。

  しまった、と 当時のこどもは思ったけれど、
  ……それ以上に使用人の方が驚いた様で、
  謝られた 記憶はある。

      謝られた理由は、わからない、 ]
 

(61) 2019/01/12(Sat) 20:50:02

  ユーリエ


   「 ── ひとりで何でも出来るんですよ、あの子は。 」
   「 私たちが要らないぐらいに、 」

 [ …そう言った"先輩"の声を疑ったのは、
  揃いのメイド服を着て部屋に招かれた瞬間。
  
  初めてのお仕事、同時に今でも続くお仕事は、
  多分、主のお部屋の片付け。

  更に言うならば、家のことを知った後でも、
  他に仕える相手も居ない以上、
  こどもにとっての"ソマリ様"は、
  当時から 彼 だけ。 ]
 

(62) 2019/01/12(Sat) 20:51:38

  ユーリエ


 [ あの時から何度"片付け"をしたのか!
  ちら、と部屋を一瞥した後、 ]

  ─── ですけれど、そもそも、
  こんなに荷物を 持って行かなくても
  良いのでは…?

 [ きっと背に投げるだけで終わりそうなお返事。

  主を通したあと、また 荷物を抱いて、
  スカートを翻らせ、その背を追う。
  今メイド服で無いのは、
  …無論、お出かけなのだから、という理由だ。

  今日の脳内議題は"人に酔う方法"。
  運転できない車に乗る最中、
  考え事は、尽きることはない 筈。 ]
 

(63) 2019/01/12(Sat) 20:52:41

  ユーリエ


 [ ………只、どうあっても
  何時かのこどもにも、自分にも、
  外の知識は足りないものだったから、

  幾ら、道中も変わらず口数が無いに等しいとはいえど、 ]

 ─── 港 ───

  ──── あの大きな船が、
        ソマリ様の言っていたものですか?

 [ 港に到着し、車から出る前、

  表情は変わらないとはいえ、
  窓の向こうを凝視してしまったのは、
  仕方の無いこと、だと 思う。 ]
 

(64) 2019/01/12(Sat) 20:53:39

  ユーリエ



 「 ねえ、"   "
  あのこ、ご主人に逆らったから
  "うみ"に落とされちゃったんですって。」

 「 また来たの、
   今度は誰が買われていくのかしら? 」

 「 それにしたってひどい話よね!
     だって、誰かが買われたとしても、
       きっと あのこの"かわり"なのよ! 」

 

(102) 2019/01/13(Sun) 01:48:57

  ユーリエ




 [ 適当に飾られた
  "少女"同士の、"売り物"同士の、内緒話。
  身元も知らない、どうして買われるのかもわからない、

  おんなじようなこどもたちの、* ]


 

(103) 2019/01/13(Sun) 01:49:21

  ユーリエ


 [ ─── 想像していた"海"は。
  もっとずぅっと暗い空の元で、
  "理想郷"等とは結び付いてもいなかった。

  きっと聞いたこともあっただろう。

  そう、家に招かれて未だ直ぐの時、
  片付けの後、スペースの空いたテーブル越し、
  辞書を開いて、紅を 向け、

  ( ……… 当時、文字が読めないぐらいの話はした。
    必要じゃあなかったのだ。"送っていた生活"では。 ) ]
 

(104) 2019/01/13(Sun) 01:50:18

  ユーリエ




  「 落ちたら 死んで、しまうのですか? 」

 [ ─── 無知な生徒の質問にしては、物騒な 、 ]


 

(105) 2019/01/13(Sun) 01:51:00

  ユーリエ


 [ ─── と、
  窓の向こう、扉の向こうへ、向かわせるよう
  背を、押されたから。

  仕事をしないと、と 買われたものは思う。
  
  …とはいえ扉は運転手の仕事だった故、
  すこぅし 迷いを見せ、
  荷物を抱えて、港に出る。


         ふたつの、白髪が揺れ、 ]
 

(106) 2019/01/13(Sun) 01:51:55

  ユーリエ


     うみ……。

 [ "しおかぜ"とか、其れだけじゃあなくて、
  名前だけ知っている世界のものを紅に映し、

  ─── それでも感動らしい感動を見せないのは、
  あまり見ていて楽しいものでも無い気がするので。

  遠くに見える蒼を眺めた後、
  ( もしかしたら、昨日食べた魚も居るかもしれない。
    …言わずともその程度は思った、きっと。 ) ]
 

(107) 2019/01/13(Sun) 01:52:37

  ユーリエ


  ─── でも、荷物を 置かないと
        船は あちらですので、…ですよね?

 [ 怖い、とか、きれい、とか、

  例えば時折、主の隣に立つ彼女のように、
  おんならしいことを言うべきなのだろうか。
  …言わない"従者"なのは、もうしょうがない、けれど。

  然しそれでも "するべきこと"は、どうしたって其れだから。
  ぽつ と、乗船を促した。

  別に、そう、
  自分の世界を広めるための"ふたりたび"では無い。 ]
 

(108) 2019/01/13(Sun) 01:53:13

  ユーリエ


 [ "うみ"に名残惜しさも見せないまま、船の方を示す。

  チケットを持っていたのは主の方だったし、
  荷物を抱えている自分じゃあ
  手間取るのが目に見えていた ので、
  
  …手続きは お願いすることになりそうだった** ]
 

(109) 2019/01/13(Sun) 01:53:59

  ユーリエ


 ( 落ちなさい、と言われれば、
  跡形もなく消えなさい、と言われれば、

  きっとその通りにするのだと思います。)
 

(136) 2019/01/13(Sun) 11:58:38

  ユーリエ


 [ 主の 数歩後、
  荷物が理由で足取りはやや重く、

  タラップを昇って 後から出てきた、"感想"* ]
 

(137) 2019/01/13(Sun) 11:59:09

  ユーリエ


 ─── 部屋 ───

  ……猫じゃ 無いん、ですね。

 [ 豪華客船どころか、船の中すら知らなかった。
  "スイート"らしい室内を見回して、
  主の鞄を端に揃えて……置いたのだけれど、

  嗚呼、何時ものこと!
  主が持ってきた諸々を出す光景は直ぐ見ることになる。

  ……散らばった物を拾い上げながら。
  果たしてこれらのうちすべて使うことはあるのだろうか。
  最低限の荷物だけ持ってきた自分と つい比較する。

  犬の置物と、誰が居るのか、写真をちらと見遣り、
  "感想"をひとつ投げ、何時も通りのお仕事。 ]
 

(138) 2019/01/13(Sun) 12:00:25

  ユーリエ


 [ ひとつ、ふたつ、拾って。

  置物の類はテーブルの上に並べて、
  衣類はハンガーにかけて、
  …此れだって数年経てば慣れたものだった。
  
  ……自分が仕事をもらう時までどうやっていたのか、
  すこぅし不思議ではある。

  "従者"であることは勿論、
  抑も、"自分"である故、
  昔を問うことなど、きっと 無いけれど。 ]
 

(139) 2019/01/13(Sun) 12:01:13

  ユーリエ


 [ 只、柔らかな絨毯に、
  まるでどうでも良いものみたいに転がったちぃさな箱。
  何気なく中身を見てしまった 時は。

  流石の"従者"も、─── すこぅし驚いた、と、思う。 ]
 

(140) 2019/01/13(Sun) 12:01:48

  ユーリエ


  ─── ソマリ様 これは、
  ちゃんと 持っておかないと いけないのでは…?

 [ ぱたん!と勢いよく閉じて、
  "ゆびわ"の入ったちぃさな箱を、差し出した。
  ( …多分主は未だ部屋を飾っている途中だった。 )

  見てよかったのか、程度には弁えていた。
  自分には、

   ─── 何時かの "自分たち"には

  縁のないものではあった、だからこそ。 ]
 

(141) 2019/01/13(Sun) 12:02:48

  ユーリエ


 [ 両手に乗せた箱が取られたのは、
  想像していたより、ほんのすこぅし、
  ずれたタイミングだった。

  反応を紅は終始見ていて、だから、
  ……あんまり重要そうな物じゃあないんだな、
  程度は 察した。

  空いた両手を 一瞬 見下ろし、 ]
 

(193) 2019/01/13(Sun) 18:45:02

  ユーリエ


  ………きんこじ じゃあ、ありませんよ?
  小さすぎます。

 [ 主に聞いた"縛る輪"は、頭のサイズだった筈。
  指を立てるジェスチャーは
  見たまま、真似をしてみるけれど、

  比喩を飲み込むまでには時間がかかるのだ。

  テーブルに仕舞われた其れを、
  確かに"ある"って、顔で、紅で、見詰め。 ]
 

(194) 2019/01/13(Sun) 18:46:07

  ユーリエ


  ─── "けっこん"、は。
  幸せなことだと、聞いたので。

  …帰ったらお返事しないと。

 [ 口数の少ないこども だけれど、
  経験からの言葉は、ちぃさな舌に よく、乗る。 ]
 

(195) 2019/01/13(Sun) 18:46:30

  ユーリエ



  「 お金持ちに見染められたいの! 」

 [ "おんなじ"こどもたちのうち、ひとり。
  "幸せ"を語ったあのこ。

  いまどうしているのか、知らない。 ]


      「 ねえ、"   " あなたは? 」

      [ ……確か 首を振ったきり、何も答えなかった。 ]



 

(196) 2019/01/13(Sun) 18:48:06

  ユーリエ


  わたしのものは 良いので、

  ……お休みになられるか、気晴らし、でも
            して頂いて問題ありません。

 [ 数着残った"従者"の服へと紅は移り、
  提案だけして片付けの続き。

  付き人ではあれど 付いていったところで
  護衛ができる訳でもなく、
  …抑も、護衛を求められている訳でもないので
  折角の豪華客船、何処かへ行かれては? と。

  ─── このお金を"きんこじ"の彼女に
  使わないのでしょうか。とも。
  すべて買い与えられた服に対して思うけれど、
  自分が言うことでもないのかもしれない。 ]
 

(197) 2019/01/13(Sun) 18:49:30

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