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― 回想・初めての授業4 ―
なお、理解の助けとなるために毎回の授業で10問4拓の小テストを行う。10点満点だが、1問不正解するごとに、0.5点減点する。
「わからない」ことを理解していることもまた一つの実力だからな。
この小テストは7点で合格。基本的に全部合格になるまで最終試験の受験資格はない。
最終試験前日まで付き合うが、なるべくなら一発で通るよう願っている。
― 回想・初めての授業5 ―
ぶじ進級おめでとう。
私はついぞ5年生にはなれなかったからな。
この授業からは実際に銃に使用される技術についての講義を行う。
無知は一歩間違えれば自らどころか、同僚や市民を殺める刃となる。
これからの授業は、知らないことから来る過ちに蓋をし、閃きの元となる知識を身に着けることを重点に置くことになる。
5年生は、火器について……
― 回想・初めての授業6 ―
6年生は、魔器についての授業を重点的に行う。
実技での事故をなくす為に、命に関わるものだと考えて真剣に授業を受けてもらいたい。
数年に1度、授業が原因で退学せざるを得ぬ学生が出ること、そしてそれが自分になるかもしれないことを改めて、肝に銘じておいてくれ。
― 回想・初めての授業7 ―
科学が選択授業となる7年生、8年生では、現在の科学技術の動向についての話をする。
君たちは進路として、科学技術に携わる軍人としての道を選んだ。
それ故、軍人としての進路で、技術と軍のあり方について選択をする日がやってくるだろう。
その時の判断材料として、自分の為に学問の理解をさらに深めて欲しいと思う。
― 回想・初めての授業8 ―
8年生は、魔器についての……
く、すまん、な。
ついつい、皆の顔を見ていると、おかしくてな。
まさか、こうやって皆に授業を行う日が来るとは…
[進路変更、能力不足、もろもろの事情でふるいに落とされる士官の卵たち…。
カサンドラもその中の1人。
2留して5年生に進級できずに退学した。
つまり―― 今の8年生は、2回目の4年生の1年間のクラスメートであった]
― 教官室・再び ―
まさか武術技術で3回目の5年進級に失敗した私が、ここで教鞭とって、試験監督をすることになるとは。
[同時に同じ試験が別々の教室で行われる場合は、担当以外が試験監督として付き添う規則。
午後に自分の担当があり、採点の必要が発生していないが故に、新任ということもあり雑用を任されたのであった]
[時間だ、と小さく首を振って、担当の教室へと向かった。
問題用紙の入った封筒はまだ封切られていない。
>>8>>9の問題に生徒らがどのような表情を見せるのだろうか**]
/*
みんな、最初は学生が「ちこくちこくぅ」すると思っただろう!
残念だな! おやまさんだよ!
(テンションおかしい)
/*
悩む。
全員そろうまでは喉自粛するか、明日ほぼあがれないのだからがんがんいこうぜするか。
まぁ、2000ptまでは使ってよかろうか
― 回想・嘗ての同級生達との再会 ―
ふ、元気そうで何よりだ、ディーク。
そう、授業ではレイヴンウッドで頼む。
諸々の事情は『お察しください』というやつだ。
答え合わせは、一年後にな。
[前任であり、自らの恩師でもあるモーリッツ・レイヴンウッドと同家名。
そして、学籍を置いていたときの名前は『カサンドラ・ベルツリー』であった。
四年あれば変わるものも多いけれど…]
こちらこそ、お手柔らかに。
[微笑みを浮かべる候補生に、自然と笑みが毀れ…]
[それから十一ヶ月。
休暇中の酒の席で、何度か嘗ての同級生たちにとって、指輪について尋ねられた。
中には、年齢の離れた親子のいいところのモーリッツ先生との懇意ではないのかという噂もあったが――その全てに、カサンドラは意味深げに藁って、『答え合わせは来春に』といい続けてきた。
了]
― 回想・小テストが終わった後に ―
[>>53>>54>>55
翌日。掲示板に、再試験者の掲示がされ、ダーフィトも当然ながら不合格に入っており、追試対象者だった]
[そして、その問いの答は、皆の目にはっきりわかる形で出現する。
即ち、問題の改訂である。
1問正解するごとに1点、10問で10点満点。1問不正解だと-0.5点。
つまり、10問回答して2問間違えれば7点合格、9問回答して1問間違えれば7.5点合格、7問回答して全てあっていれば7点合格、という形式であることが明記され……]
[ダーフィトが再試を受けに教官室に現れた時、カサンドラは笑みを浮かべ、歓迎した]
実によい質問であり、回答だった。
ルールに疑問を思い浮かべるには、ある種の資質がいてな。
さらにその場で質問するものはそれなりにいるが、実際どうなるか試してみようというのもなかなかいない。
こちらも不記に気付けてよかった。感謝する。
[かえってこんな候補生がいることに喜んだのだった]
あ、モーリッツ先生からクッキーが届いているんだ。
よかったら追試がてら食べていくといい。
[カサンドラの教官室には、前任のモーリッツ先生んちから送られてくるお菓子やお茶があって、それを再試にやってきた候補生に振舞っていたのだった。
了]
― 8年生の科学 最終試験 ―
[この授業は受けるのが一学年・選択したものたちだけなので、試験官も担当教官が行う]
[階段教室の教卓の前に立つと、担当教官は豆といわれても仕方がない]
さて、新学期に予告していた最終試験をこれから始める。
持込物は十分か?
この試験を乗り越えられるかな…。
私は最後レポートで許したモーリッツ先生のように甘くはない。
[本はNGだが、紙5枚分のメモの持ち込みを許可していた上での試験である]
[トランクを教卓に置き、中を開ける。
入っているのは、10つある箱と回答用紙]
これから、10の魔器に関する物品を見せる。
見てもらった上で、その名称と用途を記してもらいたい。
カンニングは見つけたら即座に赤紙(追試カード)を送る。
あと……
[二人の寮長を見比べて]
試験問題の物品のの検分は禁止しない。その際、筆記用具と回答用紙は席に置いて前に下りてくること。
勢いあまって取り合って壊さないように。
魔器の扱いがなっていないということで、大減点するからな。
[階段教室の最前列に、10個の物品を並べる。
真鍮で出来た部品や、水晶で出来た複雑な構造の容器。
魔力の抽出に使う機器や、魔力の検出に使用する器械。
今も最先端で使用される、様々な道具や、本来ならあるべき弾効果の記載を外された魔法弾。
スケッチなどではない現物が試験会場に並べられた]
― 回想・ダーフィトとのお茶の時間 ―
>>124
白紙が正解、というのも極端だが。
自らがわからない、ということを明確にしたほうが、闇雲に正解を選ぶよりも知識をつける上ではプラスになる、ということだな。
この場合、四択問題だからトライというよりも運任せになってしまうしな。
ん?
[クッキーの目を輝かせる候補生に、あまり困ってなさそうな顔で頭を掻いた]
追試が得かどうかは心の持ちよう次第。
いつもお茶と菓子があるかはわからない。本日はたまたまだ、ぞ。
……むう。
追試が追試になっていないな、これは。まあ、よいか。
[ダーフィトの回答が当たり前のように満点で。
しかし放課後どのように時間を過ごすのかは候補生の自由である。
そういう回答も、ありだろう、とカサンドラは特に気にすることはなかった**]
― 試験時間前・廊下 ―
[>>192
カッちゃん、と呼ばれて振り返る。お前か、という顔が上に上がる。
背の差は劇的にひろがるばかりだ]
ジェフロイ。
だから、学校では「せんせい」と。
一年になるのに懲りないなあ。
[眉毛をハの字にして嗜めるも。
しかしその呼び名は嫌いではない]
[シンプルだが精密なデザインの意匠の銀の指輪。
抱くのは不純物(藍)が混じった小さな輝石。
そこに視線が向いていることを察しては]
ふ。
[男避け。実際そうなのかどうなのか。ジェフロイの予想を受け取り、笑う]
これを気にするくらいなら、試験の心配はいらないな。
ジェフロイこそ、試験中に眠って残り5分で起きるということがないようにな。
安心しろ、なかなか試験の監督は楽しいぞ。
前から見ていると挙動不審な学生の挙動を観察するのがなかなかツボでな。
残念ながら、候補生の利便と己の睡眠時間の充実は計れなさそうだ。
[廊下で別れる時、ひら、と手を振った。
彼と階段教室で合うのはもう少し後の話である。]
/*
プロローグ開始時間を勘違いしていたwwwww
日曜1時だと思ってたwwwwwwww
まあ、いいや。ログ薄くなるだけだしな!!
もっと遠慮せずねつ造、というか、8年生盛ってればよかったぜ! まぁこれからまた機会あるさ!
/*
意識もうろうとしながらログを見ていてwwwwww
>>452 の破壊力に死亡wwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwww
― 廊下での立ち話 ―
>>400
むう。
[確かに、ジェフロイ本人の自供どおり、授業中に愛称で呼ばれたことなどなかった]
努力は、認める。だが…
[あまり学生と教官が親しくしていたら、余計な誤解を生む… とはいいたいのだが。
仏のモーリッツ先生に対しての、鬼のカサンドラな扱いを考えれば、それも無用な心配のような気もしなくもなかった]
競う相手がいることはよいことだ。
まさか二人が寮長になるとは思っていなかったなぁ。
[品行方正とはちょっと外れた二人の失敗を知っているだけに、忍び笑いをもらす]
泣くなら今のうちがよいだろ?
8年生になって泣くハメになっては目も当てられまい。
[後輩よ、頑張れ]
― それは二人の背が並んでいた頃の話 ―
[やはりこの学校、女子はそれなりに目を引く存在であった。
女子寮は今でこそ女性の仕官候補生が増えたから存在するものの……数年前は、やはり下宿に住まう女性が主だった。
だから、カサンドラは2年生を留年してしまったことに頭をかかえながら、制服を着たまま、宿場街を放心状態でうろしていたが…]
ああ、
新入生?
――ようこそ、士官学校へ。
ところで、君は珈琲と茶、どちらが好きなのか?
[それでも、目を未来に奪われた後輩候補は、尊い。
だから、笑顔で、彼を寮までつれてゆき、たまたま同室だったギリギリ同級生に引き合わせたりもしたのだった。
回想・了]
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