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朱雀神 ギィ が見物人として参加しました。
朱雀神 ギィは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
……やれ。
祝祭前の掃除は無事に済んだと思っていたのだがな。
[祝祭に合わせるように帰還した所に齎されたのは、天より零れた仙花探索の報]
指揮を執るのは玄の、か。
……確かに、私や蒼のでは差支えもする、か。
[呟きと共に零れ落ちるのは嘆息。
無論、主な理由は仙花の階下への危惧なのだろうが。
祝祭前に四罪、四凶と呼ばれるものたちの痕跡を辿り、妖魔討伐に赴いていた己を天上宮に繋ぎ止める意図もあろう事は察しが付く]
元より、荒事絡まぬならば私が出る必要も無き事。
それに……。
[小さく呟き、ふと、視線を空に転ずる。
瞳に宿るのは、思案の色]
……地上に降りる、か。
なれば、いとし子を向かわせるか。
玄のも、否やは言うまい。
[己が眷属にしていとし子たる者を地上へ向かう任へと就ける。
そこにある意図は、恐らく言わずとも察しが付くだろう、と思うが故に。
ゆるり、意識を向けるのは、共に帰還した己が眷属。**]
そうだ。
……玄のが降りるのであれば、私は天帝の許に控えねばならぬ。
故に、お前に行ってもらいたい。
[戸惑い帯びて響く声、それに返す声音は軽やかなもの]
お前であれば、勝手知ったる場所もあろう。
……行っておいで。
……報告?
[礼の後、僅かに砕けた口調で告げられた言葉に僅か、首が傾ぐ]
確かに、あり得ぬ事象だとは思っていたが……なるほど、妖の所業、と見れば腑に落ちるな。
[花仙に護られし場所から仙花の苗を浚うなど、自然の風とは思い難かったのだが。
何者かの意思が介入しているというならば、合点も行く]
……わかった。
玄のが降りるならば、天帝の護りは残る我らが務め。
気を向けておくとしよう。
[静かな口調でそう告げた後、ふ、とひとつ息を吐いて]
しかし、短い時間によくぞそこまで調べたものだな?
[情報収集とそこからの分析、決して容易いものではなかろうに、と思いながら問えば、それが役目、と笑みが返る。
それに、なるほど、と呟いた後]
……ああ、そうだ。
此度の降臨、私の名代として我がいとし子……守護者一族が当主、カスパルを向かわせる。
あれは地上に縁ある子、探索の役には立とう。
[ふと、思い出したように、眷属の参加を伝えておいた。*]
[破顔しながらもれた言葉には、く、と低い笑い声を落とすのみで何も言う事はなく]
……確かに、そのような機会がある、というのも考え物だが。
あれは、良く舞うぞ。
[冗談かめかした言葉に返すのは、こちらも軽い言葉。
仙花が落ちたとなれば、寄せられるものもいるはず。
荒事が全く必要ないとはこちらも思ってはいなかった]
……わかった、こちらも何かあれば報せよう。
[水鏡の話に頷きを返す。
実際に伝えるのは、他者の役目になるような気がしなくもないが、それはさておいて]
ああ……そうだな。
次は、祝宴にて。
地上の土産話を楽しみにしておく。
[礼に礼を返して告げたのは、自身は地上に降りる事の殆どないが故の、偽りなき思い。*]
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