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「テオ、来る者拒まず、去る者追わず。だぞ。」
…じゃあ、最後に一言だけ。
「なんだ?」
――病人拾いすぎ!!
[こういう話をしている時、自分が後々、子供をゲオルグと連れ帰って来るとは、誰が予想できただろう。別に、船長の方針に不満があるわけではない。
助けられるものは助けよう。求められたら尚更。
そういう人だから、今まで引っ付いてきたのだ。だから、テオドールはその方針が嫌いだったわけではない。ただ、こんなにカッカする理由があるとしたら、一つ。
子供を海賊船に乗せて安全なはずがない、という、一種の不安。
尤も、行き場がないことは重々承知していたつもりだけれど。]
「まあ、テオ。
お前はカルシウムでもとって落ち着け。
お前だって同じだっただろ?」
――――――。
[同じだから、だとは言わなかった。
同じような子供が増えませんように、と思ってしまう。
アースガルドは別だけど。その辺は本当に恨みがましい。
罪があるとかないとか、知ったことか、と成長した今でも同じような態度だ。]
「あ、飴食べるか?」
…結構です。
[抗議の勢いを完全にそがれてしまって。
険しい表情のまま、テオドールは船長室を出て行った。*]
/*
テオドールがめっちゃ気難しい人になってる
王家なら民草のこと考えろよ、とは思うけど、三男で末っ子だから継承権がなあ
― 記録 ―
【データの呼び出しを行っています...】
ああ!船医!もっと優しくしてくれ!
デリケートなんだぞ、そこは!
「なら、義手を取り換える必要がないようにして―――くれ!」
いだーーーーーい!!!
[半ば強引にもぎ取られるようにして取られた義手が接合部から離れる痛みに、テオドールの上げた悲鳴が医務室に響いた。]
「義手の中身は?」
出した…。
「指輪も取ってるな。少し待ってろ。」
死ぬ…死んじゃう…痛い…。
[そんなことで死なん、と冷たく言った船医に、テオドールが文句を垂れる。
船医は「どんな育ち方したんだ。」とブツブツ言いながら、テオドールの義手の取り換えを行う。]
「テオ、お前なあ。
どうやったらあんなボロボロの義手が完成するんだ。」
……?
[首を傾げたテオドールに、船医はもういい、と言って、テオドールの腕に装着していた新しい義手から手を離す。]
「ほら、出来たぞ。」
おお、Tak!!
[もっと丁寧に礼が言えないのか、と文句を零す船医に笑いながらもう一度礼を言って、医務室を出る。ぐるぐると肩を回して、具合を確認。
指輪を左手にはめ直しながら、両脚のエネルギー銃を確認する。]
[二丁の愛銃。名前をアールヴァクとアルスヴィズという。
サンストーンをエネルギー源に、弾を作って、それを放つというシンプルなものだ。とはいえ、サンストーンのエネルギーも無限ではない。定期的に炎の中に放り込んで、熱エネルギーのチャージをするのだが、この男。たまにそれを忘れる。
正確には、残弾数を見誤って、「まだ大丈夫かな。」とチャージをしなかったりするのだ。あまりチャージしすぎると、サンストーンがたまに機能を失うから、貴重なソレにオーバーチャージしないようにしなくてはならない。
だから、足りなくなったとき。
義手からエネルギーをチャージすることがある。それで義手が機能を失っては元も子もないのだが、その場の命がかかっているので致し方なし。
しかし、その話は船医には口が裂けても言えまい。*]
― 記?※録 ―
【記録?◆損%$みら××ます...】
なぜですか、父上!
どうしておれが!こんなのおかしい!
母上!そう思うでしょう!?
兄上も!姉上だって!そう思うでしょう、ねえ!
[誰も何も言わない。
ただ、付き人がさあ、とテ?の背中を押す。]
どうして!どうしてなにも言ってくれないんだ!
父上!母上!兄上!姉上!
なんで、なんでおれだけ…!!!
「…テ?を連れて行ってくれ。頼んだぞ。」
「必ず。」
なんで―――――!
[未だにわからないままだ。
どうして、おれだけが救われたのか。
どうして、おれだけが行かされたのか。]
― 記?※録 ―
【記録?◆損%$みら××ます...】
なぜですか、父上!
どうしておれが!こんなのおかしい!
母上!そう思うでしょう!?
兄上も!姉上だって!そう思うでしょう、ねえ!
[誰も何も言わない。
ただ、付き人がさあ、とテ?の背中を押す。]
どうして!どうしてなにも言ってくれないんだ!
父上!母上!兄上!姉上!
なんで、なんでおれだけ…!!!
「…テ?を連れて行ってくれ。頼んだぞ。」
「必ず。」
なんで―――――!
[未だにわからないままだ。
どうして、おれだけが救われたのか。
どうして、おれだけが生かされたのか。]
(おれはまだ、“
おれじゃあ、×にもどれない…!おれじゃあ、×を救えない…!
助かるのはぜったい、ぜったいぜったい兄上や姉上なのに…!)
[みんなが生きて、とテ?の背中を押した。
サンストーンをエネルギー源にした銃を二丁渡されて。
決して身分を明かしてはならないと誓わされた。
テ?は、その命の代わりに、あの場所に左腕を置いて来て。
一緒に逃げて来た付き人は、海賊船にテ?を乗せて、追手の中に消えて逝った。]
――――!
「あなたは必ず、立派な“
―――あぁぁああぁぁああああああっ!
[おれに×は救えない。
“
[今は逃げなさい――――。*]
/*
誰かテオの初期設定聞いてくれない?
あのね、王族としてどことなく偉そうでね、最後は自分が勝てばいいカーズ様みたいな人だったの。
…カーズ様だったの!なんで!
え、何が起こってるの?????(困惑)
…ん?
[ノーラに作ってもらったラーメンが終盤に差し掛かった頃、テオドールはふと顔を上げた。数秒、明後日の方向を見ていたかと思うと、器に残っていた麺やトッピング、スープの一滴まで腹におさめると、ごちそうさま、と口にする。]
[器を返しながらそう言い残して、食堂を出ると、珍しく喫煙所に入って、葉巻を一本だけ。
そこから機関部に戻って、無線部でテオドールを捕まえられなかった操機長からの報告を確認する。]
どこもおかしいところはないか?
――エディが見てった?その後確認はしたのか?
…した?ならいい。
[書類を片手に、操機長や当番から話を聞いて、チェックをしている。
すると、船内放送>>490が機関部にも流れた。]
―――身に着けられる大事なものをって、もう死亡フラグじゃないか?
[どう思う?と近くの機関部員に言うが、困ったように彼は肩を竦めただけだった。テオドールはまあいいか、と船長の言葉に引き続き耳を傾ける。]
……みんな。
[船長の放送が終わると>>491、テオドールは静かに全員を呼ぶ。]
貴方たちにエンジンを任せる。
ワタシは侵入の中に混じるが、どうか無事に帰って来ると思っていてくれ。
[にた、と笑ったテオドールに、エンジンの面々も笑顔を見せる。
テオドールが操機長、機関長となっていったのは、小さな組織のいざという時の統率力の高さ。自然と人がついてくるカリスマ性。時々、頭が固いのが玉に瑕。]
「機関長!帰って来てくれなきゃ困る!」
ああ、帰れなくちゃあワタシも困る!
[そうしてエンジンのみんなで笑い合って。
じゃあ、またあとで。とテオドールは機関室から私室へと移動する。]
[――またあとで。全部終わったあとで、の意。]
― →私室 ―
[――ラグナロクの話が本当ならば、必ず見つけなくては。
そして、手に入れるのだ。]
―――アースガルドには消えてもらう。
[その中に女がいても、子供がいても。
例えどんな境遇だったとしても。]
…民草に嗤われるな…。
[一人の部屋で、ぽつりと零す。炎の中にサンストーンを入れてエネルギーのチャージをしながら、静かに笑った。―嗤った。]
[全部終わったとき、真っ赤な手で
[テオドールは、身体の成長に伴い、髭が生えるようになって以降は、ずっと髭面である。
―――曰く。これは権威の象徴である―――。
もっとも、誰にも言ったことはないけれど。かっこいいだろ、と誤魔化し続けた。]
/*
メモ
― 現行・私室 ―
[チャージの終わったサンストーンを銃にはめなおして、両脚のホルスターに直す。引き出しにしまったシグネットリングを一度取り出して――それからもう一度、引き出しにしまった。帰って来るから、わざわざ持ち出す必要もあるまい。また、王家の家紋も証も、常に左手におさまっている。
――義手を残弾数のチャージに使うのは、王家のレッドサンストーンは“民以外のために使うべからず”とされているからだ。]
[バイザーの耳当て部分をいじって、以前に受信したメッセージ>>232を開く。
もう随分と経ってしまった。この民はまだ生きているのだろうか。まだ、待っているのだろうか。]
[太陽の護人さま]
[私たちの女神が泣いています。]
[これから、涙を拭くハンカチを取りに行くところだ。
最初にナプキンを取るのはワタシでなくていい。他の誰であっても構わない。
―だけど、差し出されたハンカチは。
それだけは、ワタシの―ワタシたちのものだ。]
[誰であろうと、何者であろうと。
これは誰にも渡さない。――渡してなるものか。]
――待っていてくれ、みんな。
[きっとまた、元通りに暮らせる。
ワタシは、
[ワタシしか、×を救える者がいない。*]
/*
ところでテオの義手は左だけなんだが、まあいいか、とここまできてしまった。たぶん二丁拳銃のチャージの下りのせいかな、と思うのでごめんね
/*
60回って全然負けてるつもりなかったんだけど、ガートルード80回だし、ドロシー63回だしで負けていた(何と戦っていたのか)
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